アルベール・ティボーデ
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アルベール・ティボーデ | |
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1930年撮影 | |
現地語名 | Albert Thibaudet |
誕生 |
1874年4月1日 トゥールニュ |
死没 |
1936年4月16日(62歳) ジュネーヴ |
教育 | アンリ4世校 |
主な受賞歴 | Prix d'éloquence(1896年) |
影響を受けたもの
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ウィキポータル 文学 |
アルベール・ティボーデ(Albert Thibaudet、1874年4月1日 - 1936年4月16日)は、フランスの文芸評論家。姓はチボーデと表記されることが多い。
ソーヌ=エ=ロワール県トゥールニュ生まれ。アンリ・ベルクソンの弟子で、ルソーを研究し、ジュネーヴ大学で教え、ジュネーヴ学派の一人であった。戦間期のフランス文学に最も影響を与えた人物の一人。『新フランス評論』に長く寄稿した。
日本語訳
[編集]- 『批評の生理学』テイボオデ 石川湧訳 春秋社 1935年
- 『ボオドレエル論』アルベエル・チボオデ 笹森猛正訳 白水社 1939年(仏蘭西文芸思潮叢書)
- 『小説の美学』生島遼一訳 白水社 1940年(再版1955年ほか)、人文書院 1967年
- 『スタンダール伝』大岡昇平訳 青木書店 1942年
- 『ベルグソンの哲学』高橋広江訳 三田文学出版部 1943年
- 『フランス文学史』鈴木信太郎・辰野隆監訳 ダヴィッド社(上下) 1952年-1954年
- 『小説の読者』A.チボーデ 白井浩司訳 ダヴィッド社 1957年(現代小説作法)
- 『ギュスターヴ・フロベール論』A.チボーデ 戸田吉信訳 冬樹社 1966年
- 『批評の生理学』A.チボーデ 戸田吉信訳 冬樹社 1969年
- 『スタンダール論』A.チボーデ 河合亨、加藤民男共訳 冬樹社 1968年
- 『ポール・ヴァレリー』アルベール・チボーデ 森英樹訳 理想社 1970年
- 『内面の作家 ボードレール・フロマンタン・アミエル』A.チボーデ 梶野吉郎、金井裕、川端康夫訳 而立書房 1974年
- 『マラルメ論』アルベール・ティボーデ、田中淳一、立仙順朗訳、沖積舎 1991年