加藤民男
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加藤 民男(かとう たみお、1933年1月11日[1] - 2012年4月4日)は、日本のフランス文学者。
人物
[編集]神奈川県出身[2]。1957年早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業、1962年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学後、早稲田大学文学部専任講師、助教授、1972年教授。1986年から1988年まで早稲田大学第二文学部長を務め、2003年定年退任、名誉教授の称号を得る。
専門は、スタンダール研究。
著書
[編集]- 『大革命以後 ロマン主義の精神』(小沢書店) 1981
- 『スタンダール『赤と黒』』(小沢書店) 1991
- 『コンスタン『アドルフ』 自我の魔に憑かれて』(小沢書店) 1997
- 『フランス文学 名作と主人公』(編、自由国民社) 2009
翻訳
[編集]- 『スタンダール論』(アルベール・チボーデ、河合亨共訳、冬樹社) 1968
- 『スタンダール論』(ジャン・プレヴォ、審美社) 1969
- 『シェリ』(コレット、二見書房、コレット著作集6) 1970
- 『文学から反文学へ』(クロード・モーリアック、新潮社) 1973
- 『現代批評の方法』(ジョルジュ・プーレ編、平岡篤頼, 井上登, 加藤尚史, 佐藤実枝, 清水茂[要曖昧さ回避], 弓削三男共訳、理想社) 1974
- 『砂漠のバラ』(アンリ・ド・モンテルラン、二見書房) 1977
- 『十九世紀フランス文学の展望』(ドミニック・ランセ、白水社、文庫クセジュ) 1980