コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

るぴなす

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
るぴなす
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本(1971-1975)
中華民国の旗 台湾(1975-1983)
所有者 宮崎カーフェリー(初代法人)(1971-1972)
日本カーフェリー(1972-1975)
台湾カーフェリー(1975-1983)
運用者 宮崎カーフェリー(初代法人)(1971-1972)
日本カーフェリー(1972-1975)
台湾カーフェリー(1975-1983)
建造所 林兼造船下関造船所
姉妹船 はまゆう
改名 るぴなす(1971-1975)
花蓮(1975-1983)
経歴
起工 1971年
進水 1971年
竣工 1971年12月
就航 1971年12月
運航終了 1975年11月
最後 1983年9月9日、台風による荒天で座礁、全損
要目
総トン数 5,909 トン[1]
載貨重量 2,041 重量トン
全長 118.1 m[1]
20.4 m[1]
深さ 8.0 m[1]
満載喫水 5.7 m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 2基
推進器 2軸
最大出力 9,300馬力(連続)[1]
航海速力 18.0ノット[1]
旅客定員 978名[1]
車両搭載数 トラックおよびバス40台、乗用車111台[1]
テンプレートを表示

るぴなすは、宮崎カーフェリー(初代)、日本カーフェリーが運航していたフェリー

概要

[編集]

宮崎カーフェリーの第二船として林兼造船下関造船所で建造され、1971年12月に神戸 - 日向航路に就航した。

1975年11月、台湾カーフェリーに売却され[2]花蓮として就航した[3]

1983年9月9日昭和58年台風第9号(Ellen)による荒天で座礁、全損となった。

航路

[編集]

宮崎カーフェリー(→日本カーフェリー)

はまゆうと2隻で運航された。本船の就航により、日本カーフェリーから用船していたはいびすかすは返却された[4]

台湾カーフェリー

  • 基隆港 - 花蓮港[3]

設計

[編集]

はまゆうの同型船である。

船内

[編集]

船室

[編集]
  • 特等室(60名)
  • 一等室(214名)
  • 二等室(668名)
  • ドライバー室(36名)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i 世界の艦船(1972年8月号,p34)
  2. ^ 世界の艦船(1975年9月号,p144)
  3. ^ a b 茂川敏夫「故旧忘れ得べき 内外客船とぴっく&エピソード・さろん(4)」 - 旅客船 119号(日本旅客船協会 1977年)
  4. ^ 世界の艦船(1972年1月号,p96)