ほのぼの
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『ほのぼの』 | ||||
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さだまさし の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | フリーフライト | |||
プロデュース |
石川鷹彦 さだまさし | |||
チャート最高順位 | ||||
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さだまさし アルバム 年表 | ||||
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『ほのぼの』は、シンガーソングライターさだまさしの1992年11月10日発表のソロ18枚目のオリジナル・アルバムである。
概要
[編集]1960年代から活躍している、アコースティックギタリストの石川鷹彦との初めての作品である。
石川のギターを最大限に生かすために、ほとんどの作品に使われている楽器は石川とさだのギターだけである。なお、このアルバムのオリジナル版では歌詩カードの解説がすべて、さだの直筆で書かれていた。
収録曲
[編集]- 夜間飛行 〜毛利衛飛行士の夢と笑顔に捧ぐ〜
- 薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク
- さだの幼少期にさだの父の事業の失敗が原因で引っ越した借家にさだ兄妹が彼らの母の為に持ち帰ったバラを、大人になったさだの視点から省みた追憶曲。
- さだはこのバラを、コンサートトークや多くのエッセイ集、果ては彼の小説処女作『精霊流し』にも登場させている。
- 警戒水位
- 都会にやってきた地方出身者の抱く「孤独」や「郷愁」について歌い上げた作品。
- 残照
- 恋人と別れた男性の、彼女と別れた後に自分や彼女の持つ様々な「自分」に気が付いていく過程を表した作品。
- 最後に残った彼女との幸せな日々の思い出は、まさに心を照らし続ける「想い」の残り火である。
- 邂逅
- 生前、父を拒んだ娘が、父の遺品のカメラと母という共通の大切な道具と被写体を通して、ようやく父の「心」と「想い」に出逢い、父を理解することができる過程を歌った作品。
- あなた三昧
- 相手のことを心から想う女性の心理を表した作品。シングルでも発売されているが、このアルバムに収録されているものとはアレンジが異なる。
- 涙のコード・バトラー(MC)
- さだと石川鷹彦の曲演奏間のやりとりを収録した一場面。
- 好敵手
- 未来
- 人生を先の見えない深い霧の中にたとえて、そこで重要なことは自分がどれだけ希望を信じ、大切な人を想ってゆけるかであるということを表した作品。
- 本当は泣きたいのに
- 聖域(サンクチュアリ) 〜こすぎじゅんいちに捧ぐ〜
- 1992年に他界した音楽評論家こすぎじゅんいちへの鎮魂曲。
- さだはライナーノートで「一人一人が持つ心の『聖域』について、あえて『逆鱗に触れる』ことになるが、それでも『愛』や『生命』、『時の流れ』について唄っていくと再定義した作品でもある」と語っている。
- ほのぼの'S Blues
作詩・作曲・編曲
[編集]- 下記以外の全曲とも作詩[1]・作曲:さだまさし、編曲:石川鷹彦
- 「ほのぼの'S Blues」作詩:さだまさし、作曲・編曲:石川鷹彦
主な参加ミュージシャン
[編集]- ギター/シンセサイザー:石川鷹彦
- ストリングス:篠崎正嗣Strings
脚注
[編集]- ^ さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。