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無縁坂 (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「無縁坂」
グレープシングル
初出アルバム『コミュニケーション
B面 雲にらくがき
リリース
ジャンル フォーク
時間
レーベル ワーナー・パイオニア
作詞・作曲 さだまさし
チャート最高順位
  • 12位(オリコン
  • 1976年度年間29位(オリコン)
グレープ シングル 年表
朝刊
(1975年)
無縁坂
(1975年)
糸電話(レーズン)
1991年

線香花火
(さだまさし)
1976年

黄昏色に心をそめて
吉田正美と茶坊主
(1976年)
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無縁坂」(むえんざか)とはグレープの6枚目シングルA面曲。1975年11月25日火曜日)に発売。

さだまさしの作詞・作曲。ト短調東京都文京区湯島四丁目にある無縁坂における年老いたに対する息子の想いを歌った楽曲。日本テレビのドラマ『ひまわりの詩』主題歌。ヴォーカル担当のさだまさしが後にセルフ・カヴァーして自身のアルバム「帰郷」に収録している。

カップリング曲「雲にらくがき」も『ひまわりの詩』の挿入歌として使用されている。

舞台である文京区・無縁坂

解説

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グレープ3枚目のアルバム『コミュニケーション』の収録曲6曲(「無縁坂」「哀しきマリオネット」「縁切寺」「雲にらくがき」「19才」「フレディもしくは三教街」)をさだは一晩で書き上げたが、その中でも最初に出来た作品である[1]。さだによれば、この作品の歌詞は元々レポート用紙10枚程度の短編小説だったという[1]

このシングルは『精霊流し』に続くグレープのヒット曲となった。しかし、『朝刊』『追伸』のような曲も出していたにもかかわらず、世間的にヒットした楽曲が内容の重い『精霊流し』『無縁坂』であったことで、グレープの方向性を限定されてしまったことを感じたさだと吉田は音楽的に行き詰ったと感じ[2]、グレープの解散を決意。翌1976年の春にグレープは解散したため、本作がグレープとしては最後のシングルとなった。

収録曲

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  • 全作詞・作曲:さだまさし
  1. 無縁坂(3分50秒)
    • 編曲:さだまさし
  2. 雲にらくがき(2分45秒)
    • 編曲:グレープ

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 『NHK趣味百科 さだまさし音楽工房』テキスト(日本放送出版協会 1992年)P28
  2. ^ 『さだまさし全一冊』(TOKYO FM出版 1998年 ISBN 4-88745-033-8 P120-121