べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜
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べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜 UNBOUND | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 森下佳子 |
演出 |
大原拓 深川貴志 小谷高義 新田真三 大嶋慧介 |
ナレーター | 綾瀬はるか |
音楽 | ジョン・グラム |
時代設定 | 江戸時代 |
製作 | |
制作統括 |
藤並英樹 石村将太 |
プロデューサー |
松田恭典 藤原敬久 積田有希 |
製作 | NHK |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2025年1月5日 - 12月(予定) |
放送時間 | 日曜 20:00 - 20:45 |
放送枠 | 大河ドラマ |
放送分 | 45分 |
公式サイト | |
番組年表 | |
前作 | 光る君へ |
次作 | 豊臣兄弟! |
『べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜』(べらぼう つたじゅうえいがのゆめばなし)は、2025年(令和7年)1月5日から放送されているNHK大河ドラマ第64作[1]。
宝暦から天保にかけて徳川家治・徳川家斉の治世の幕府及び江戸市中が舞台の物語で、主人公は蔦重(つたじゅう)こと蔦屋重三郎、脚本は森下佳子[1]。主演は横浜流星[1]。
制作
[編集]2023年4月27日に制作発表が行われた。主演を横浜流星が、脚本を森下佳子が担当し2024年夏にクランクイン予定であることが発表された。横浜は、NHKドラマおよび大河ドラマ初出演となる[1]。
本作は、大きな戦が全くなかった18世紀後半を舞台としており、この時代が描かれるのは大河史上初である[2]。
出演者発表は、第一弾が2023年10月5日に[3]、第二弾が2024年2月19日に[4]、第三弾が2月21日に[5]、第四弾が4月15日と4月16日に[6][7]、第五弾が4月30日に[8]、第六弾が6月10日に[9]、第七弾が7月15日に[10]、第八弾が8月27日に[11]、第九弾が9月19日に[12]、第十弾が9月27日に[13]、第十一弾が2025年1月11日に[14]行われた。
2024年6月7日、題字が発表された[15]。10月26日、音楽・指揮者の発表と、グローバルVer.のビジュアルならびに特報動画が公開された[16]。11月12日、「放送100年企画」と冠したメインビジュアルが公開された[17][18]。
2024年12月12日、劇中の語りをかつて吉原遊廓内に存在した九郎助稲荷という設定で綾瀬はるかが担当することが発表された[19]。
タイトルの『べらぼう』とは「たわけ者」「バカ者」、転じて「甚だしい」「桁外れな」という意味[20]。制作統括の藤並英樹は「蔦屋重三郎はきっと『べらぼう
国際放送での英語タイトルは、「とらわれない」「縛られない」などを意味する『UNBOUND(アンバウンド)』。なお、Unboundには「未製本」の意味もあり、出版に携わる蔦重を暗喩している[16]。
登場人物
[編集]吉原
[編集]蔦屋と駿河屋
[編集]- 蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)
- (柯理 → 蔦屋重三郎)
- 演:横浜流星(幼少期:高木波瑠[22])
- 主人公。茶屋「蔦屋」を事実上経営しつつ貸本業を営む青年。通称は蔦重(つたじゅう)・重三(じゅうざ)、別名は蔦唐丸(つたのからまる)[注釈 1]。
- 7歳の頃に両親に捨てられ駿河屋に拾われるが、他の孤児たちにいじめられる。その頃に寄り添ってくれた朝顔に恩義を感じており、彼女の死をきっかけに女郎たちを飢えさせないよう吉原に客を呼び戻そうと奔走するようになる。
- 駿河屋市右衛門(するがや いちえもん)
- 演:高橋克実
- 引手茶屋「駿河屋」の主人。重三郎の養父。
- 吉原の孤児を拾っては大人になるまで育て奉公に出すなどしている。
- ふじ
- 演:飯島直子
- 駿河屋の女将。重三郎の養母。
- 蔦屋次郎兵衛(つたや じろべえ)[注釈 2]
- 演:中村蒼
- 駿河屋市右衛門とふじの実子。重三郎の義兄。
- 蔦屋の主人だが駿河屋の跡取り息子だからか仕事熱心ではなく、蔦屋を重三郎に事実上経営させている。
- 唐丸(からまる)
- 演:渡邉斗翔
- 重三郎の仕事を手伝う少年。「蔦重!」などと蔦重へタメ口を遣っている。
- 明和の大火にて炎上中の大門へ一人で歩いているところを重三郎に保護される。親も自分の名も覚えていないので蔦屋に引き取られ、重三郎の幼名である「からまる(唐丸)」と命名される。
- 丁稚
- 演:石塚陸翔[23]
松葉屋
[編集]- 花の井(はなのい)
- (あざみ → 花の井)
- 演:小芝風花(幼少期:前田花[23])
- 重三郎の幼馴染。女郎屋「松葉屋」の呼出花魁。のちの五代目・瀬川[4]。
- 幼い頃は朝顔付きの禿であったため、朝顔を慕い続け、食事や薬を重三郎に届けさせるなど気にかける。
- 松葉屋半左衛門(まつばや はんざえもん)
- 演:正名僕蔵
- 松葉屋の主人。
- いね
- 演:水野美紀
- 松葉屋の女将。
- うつせみ
- 演:小野花梨
- 松葉屋の座敷持花魁。
- 松の井(まつのい)
- 演:久保田紗友
- 松葉屋の呼出花魁。
- とよしま
- 演:珠城りょう
- 松葉屋の番頭新造。
- まさ
- 演:山下容莉枝
- 松葉屋の遣り手[24]。
- さくら / あやめ
- 演:金子莉彩(さくら) / 吉田帆乃華(あやめ)
- 花の井付きの禿。
- はなぞの / はなさと
- 演:平尾菜々花(はなぞの) / 齋藤さくら(はなさと)
- 振袖新造[23]。
大文字屋
[編集]二文字屋(にもんじや)
[編集]- きく
- 演:かたせ梨乃
- 浄念河岸の女郎屋「二文字屋」の女将。
- 朝顔(あさがお)
- 演:愛希れいか
- 二文字屋の女郎。
- 元は松葉屋の花魁であったが、優しい性格が災いし、きつい客を引き受けたり食事を周囲に分け与えたりしていた結果、体を壊して二文字屋に行きつく。重三郎の見舞いを楽しみにしていたが、飢えと胸の病から亡くなり、身ぐるみを剝がされて他の死んだ女郎たち(演:吉高寧々 / 藤かんな / 与田りん[25])と共に投げ込み寺に打ち捨てられる。
- ちどり
- 演:中島瑠菜
- 二文字屋の女郎。
- 空腹にあえいでいた時に朝顔に弁当を譲られて食べ、その後まもなく朝顔が死去してしまったことを気に病み、重三郎と花の井に朝顔の死を伝える。
- 春風(はるかぜ) / 音羽(おとわ) / 歌浦(うたうら)
- 演:青山美郷 / 大田路 / 馬渡綾
- 二文字屋の女郎。
その他(吉原)
[編集]- 半次郎(はんじろう)
- 演:六平直政
- そば屋「つるべ蕎麦」の店主。
- りつ
- 演:安達祐実
- 女郎屋「大黒屋」の女将。
- 扇屋宇右衛門(おうぎや うえもん)
- 演:山路和弘
- 女郎屋「扇屋」の主人。
- 丁子屋長十郎 / 長崎屋小平治 / 桐屋伊助 / 伊勢屋九平治 / 玉屋庄兵衛 / 万字屋半四郎 / 泉屋与市 / 井筒屋孫兵衛 / 山口巴屋平助
- 演:島英臣(丁子屋) / 千葉清次郎(長崎屋) / キンタカオ(桐屋) / 会田泰弘(伊勢屋) / 岡山和之(玉屋) / 岡けんじ(万字屋) / 車邦秀(泉屋) / 佐藤政之(井筒屋) / 真木仁(山口巴屋)
- 吉原の大店の主人たち。
- 志津山(しづやま) / 亀菊(かめぎく) / 勝山(かつやま) / 常磐木(ときわぎ) / 玉川(たまかわ) / 嬉野(うれしの)
- 演:東野絢香(志津山) / 大塚萌香(亀菊) / 平館真生(勝山) / 椛島光(常磐木) / 木下晴香(玉川) / 染谷知里(嬉野)
- 『一目千本』にて花に見立てられた花魁たち。
江戸市中
[編集]出版人たち
[編集]- 鱗形屋孫兵衛(うろこがたや まごべえ)
- 演:片岡愛之助
- 地本問屋「鱗形屋」の主人。吉原細見の版元。
- 重三郎とは元から知り合いであり、吉原細見を充実させるための重三郎の案を飲むが、金は出さずに重三郎を利用しようとする。
- 長兵衛(ちょうべえ)
- 演:三浦獠太
- 鱗形屋孫兵衛の跡取り息子[11]。
- 藤八(とうはち)
- 演:徳井優
- 鱗形屋の番頭[11]。
- 小泉忠五郎(こいずみ ちゅうごろう)
- 演:芹澤興人
- 吉原細見の改めの担当者[8]。
- 徳兵衛(とくべえ)
- 演:山本圭祐
- 鱗形屋の手代。
- 西村屋与八(にしむらや よはち)
- 演:西村まさ彦
- 地本問屋「西村屋」の主人。
- 忠七(ちゅうしち)
- 演:斉木テツ
- 西村屋の手代。
- 鶴屋喜右衛門(つるや きえもん)
- 演:風間俊介
- 地本問屋「鶴屋」の主人。
絵師・文人・学者
[編集]- 平賀源内(ひらが げんない)
- (厠の男→平賀源内)
- 演:安田顕
- 山師にして炭売り。他にも本草学者、蘭学者、浄瑠璃作者、戯作者などさまざまな顔を持ち[注釈 3]、漱石香の宣伝文句を考えてヒットさせるなど多才な人物。重三郎と出会った当初は貧家銭内(ひんかぜにない)と名乗るが、正体は平賀源内。
- 重三郎が奉行所に岡場所の警動を依頼するも取り合ってもらえず、文句を言っていたのを偶然聞き、田沼意次に訴え出ることを提案する。重三郎に吉原細見の序の執筆を依頼されるが、男色家であるために一度は断る。しかし、重三郎と花の井の働きにより了承し、福内鬼外の名前で序を提供する。
- 小田新之助(おだ しんのすけ)
- 演:井之脇海
- 源内と共に行動する浪人。
- 平沢常富(ひらさわ つねまさ)
- 演:尾美としのり
- 吉原を客として訪れた武士。
- 源内の知り合いで、偽名で吉原に来ていた源内に「源内先生」と呼びかける。源内には「結構筆が立つ」と評される。
- 瀬川菊之丞(せがわ きくのじょう)
- 演:花柳寿楽[注釈 4]
- 歌舞伎の女形。源内の亡き恋人。
- 平秩東作(へづつ とうさく)
- 演:木村了
- 内藤新宿の煙草屋。源内の知り合い。
- 北尾重政(きたお しげまさ)
- 演:橋本淳
- 重三郎が『一目千本』の作画を依頼した絵師。
- 礒田湖龍斎(いそだ こりゅうさい)
- 演:鉄拳
- 重三郎が『雛形若菜初模様』の作画を依頼した絵師。
その他(江戸市中)
[編集]- 和泉屋三郎兵衛(いずみや さぶろべえ)[注釈 5]
- 演:田山涼成
- 花の井の馴染客。
- 田沼屋敷に出入りしており、田沼意次に会おうとする重三郎に利用される。
- 八五郎(はちごろう) / 熊吉(くまきち)
- 演:阿部亮平(八五郎) / 山根和馬(熊吉)
- 重三郎が名案を思いついたときに登場する江戸市中の人たちの代弁者。
- 湯屋の主人
- 演:ジェームス小野田
- 重三郎が『一目千本』の見本を配った湯屋の主人。
- 中丸屋佐兵衛 / 尾張屋彦次郎
- 呉服屋。
江戸幕府
[編集]徳川一族と関係者
[編集]- 徳川家治(とくがわ いえはる)
- 演:眞島秀和
- 江戸幕府第10代将軍。
- 知保の方(ちほのかた)
- 演:高梨臨
- 家治の側室。
- 高岳(たかおか)
- 演:冨永愛
- 大奥老女。
- 一橋治済(ひとつばし はるさだ)
- 演:生田斗真
- 家治の従兄弟。一橋家当主。
- 傀儡に凝っている。
- 豊千代(とよちよ)
- 治済の嫡男。
- 大崎(おおさき)
- 演:映美くらら
- 豊千代の乳母。
- 田安治察(たやす はるあき)
- 演:入江甚儀
- 家治の従兄弟。田安家当主。
- 田安賢丸(たやす まさまる)
- 演:寺田心
- 治察の弟。のちの松平定信。
- 徳川吉宗を尊敬し、その血筋であることを誇りとしている。武士は学問・武芸が第一という考えを持ち、生真面目な性格で治斉の冗談にもはっきりと反論する。
- 宝蓮院(ほうれんいん)
- 演:花總まり
- 治察の母。
- 種姫(たねひめ)
- 演:小田愛結
- 治察と賢丸の妹[26]。
- 清水重好(しみず しげよし)
- 演:落合モトキ
- 家治の弟。清水家当主。
幕閣とその関係者
[編集]- 田沼意次(たぬま おきつぐ)
- 演:渡辺謙
- 江戸幕府老中。
- 金銀の国外流出や米本位制による弊害を憂い、貨幣を南鐐二朱銀に統一するために鉱山事業に力を入れたり、幕府の改革を行おうとするも松平武元らに煙たがられている。
- 商人から賄賂を受け取る一方で町人の話も聞き届ける度量を持つ。不躾に岡場所の警動を訴え出てきた重三郎の話を聞いた上で吉原のために国益を損なわせることはできないと説き、まずは自ら客を呼ぶ工夫をすべきと指摘する。
- 田沼意知(たぬま おきとも)
- 演:宮沢氷魚
- 意次の嫡男。
- 屋敷の来客用に用意されていた料亭製の弁当を下女(演:景井ひな[27])にこっそり分け与えるなど心優しい一面を持つ。
- 松平武元(まつだいら たけちか)
- 演:石坂浩二
- 江戸幕府老中首座。
- 松平康福(まつだいら やすよし)
- 演:相島一之
- 江戸幕府老中。
- 松平輝高(まつだいら てるたか)
- 演:松下哲
- 江戸幕府老中。
- 稲葉正明(いなば まさあき)
- 演:木全隆浩
- 御用取次。
- 三浦庄司(みうら しょうじ)
- 演:原田泰造
- 田沼家用人。
その他の幕臣とその関係者
[編集]- 長谷川平蔵宣以(はせがわ へいぞう のぶため)
- 演:中村隼人
- 旗本。明和の大火の放火犯を検挙した火付盗賊改め・長谷川平蔵宣雄の息子。のちに鬼平と称される。
- 当主になって間もなく訪れた吉原で、花魁道中をしていた花の井に一目ぼれする。吉原のしきたりを何も知らない振る舞いから重三郎に「世間知らずの鴨」と見なされ、利用される。
- 磯八(いそはち) / 仙太(せんた)
- 演:山口祥行 / 岩男海史
- 長谷川平蔵の腰巾着。
その他
[編集]登場予定の人物
[編集]- 朱楽菅江(あけら かんこう)
- 演:浜中文一[14]
- 大田南畝(おおた なんぽ) / 四方赤良(よもの あから)
- 演:桐谷健太[14]
- 勝川春章(かつかわ しゅんしょう)
- 演:前野朋哉[11]
- かをり
- 演:稲垣来泉[28]
- 北尾政演(きたお まさのぶ) / 山東京伝(さんとう きょうでん)
- 演:古川雄大[14]
- 喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)
- 演:染谷将太[3]
- 倉橋格(くらはし いたる) / 恋川春町(こいかわ はるまち)
- 演:岡山天音[14]
- 佐野政言(さの まさこと)
- 演:矢本悠馬[10]
- 志げ(しげ)
- 演:山村紅葉[13]
- 杉田玄白(すぎた げんぱく)
- 演:山中聡[14]
- 須原屋市兵衛(すわらや いちべえ)
- 演:里見浩太朗[8]
- 誰袖(たがそで) /
- 演:福原遥[6]
- 田沼意致(たぬま おきむね)
- 演:宮尾俊太郎[11]
- 土山宗次郎(つちやま そうじろう)
- 演:栁俊太郎[14]
- てい
- 演:橋本愛[9]
- 唐来三和(とうらい さんな)
- 演:山口森広[14]
- 徳川家基(とくがわ いえもと)
- 演:奥智哉[10]
- 富本午之助(とみもと うまのすけ)
- 演:寛一郎[14]
- 留四郎(とめしろう)
- 演:水沢林太郎[8]
- 鳥山検校(とりやまけんぎょう)
- 演:市原隼人[11]
- 鳥山石燕(とりやま せきえん)
- 演:片岡鶴太郎[14]
- 松本秀持(まつもと ひでもち)
- 演:吉沢悠[10]
スタッフ
[編集]- 脚本:森下佳子
- 音楽:ジョン・グラム
- テーマ音楽「Glorious Edo」
- 語り:綾瀬はるか
- タイトルバック:TAKCOM
- 題字:石川九楊
- 制作統括:藤並英樹、石村将太
- プロデューサー:松田恭典、藤原敬久、積田有希
- 音楽プロデューサー:備耕庸
- 演出:大原拓、深川貴志、小谷高義[29]、新田真三[29]、大嶋慧介[29]
- 時代考証:山村竜也
- 版元考証:鈴木俊幸
- 戯作考証:棚橋正博
- 風俗考証:佐多芳彦
- 吉原風俗考証:山田順子
- 近世美術史考証:松嶋雅人
- 古文書考証:大石泰史
- 医事考証:若尾みき
- 建築考証:三浦正幸
- 江戸糸あやつり人形考証:両川船遊
- 浮世絵考証:浅野秀剛
- 所作指導:花柳寿楽
- 殺陣武術指導:鎌田栄治
- 馬術指導:田中光法
- 芸能指導:友吉鶴心
- 書道指導:金敷駸房
- 医事指導:刈谷育子
- 江戸ことば指導:柳亭左龍
- 廓ことば指導:園英子
- 秩父ことば指導:千葉誠太郎
- アクション指導:中村健人
- 料理指導・茶道指導:井関脩智
- 江戸糸あやつり人形指導:結城孫三郎
- 浮世絵指導:向井大祐・松原亜実
- 版本指導:早光照子
- インティマシーコーディネーター:浅田智穂
- 衣装デザイン:伊藤佐智子
- 九郎助稲荷メイクデザイン:UDA
紀行
[編集]放送
[編集]放送時間
[編集]- 本放送
- 総合:毎週日曜 20時 - 20時45分
- 先行放送
- 再放送
- 総合:毎週土曜 13時5分 - 13時50分
ダイジェスト
[編集]放送日程
[編集]放送回 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 紀行 | 地上波視聴率 |
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第 | 1回1月 5日 | ありがた山の寒(かん)がらす[注釈 7] | 大原拓 | 吉原神社(東京都台東区) 浄閑寺(東京都荒川区) |
12.6%[31] |
第 | 2回1月12日 | 吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』 | 大クスノキ(東京都文京区) 神田橋(東京都千代田区) |
12.0%[31] | |
第 | 3回1月19日 | 千客万来『一目千本』(ひとめ・せんぼん) | 西尾市岩瀬文庫(愛知県西尾市) | 11.7%[31] | |
第 | 4回1月26日 | 『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな) | 深川貴志 | 北の丸公園(田安門)(東京都千代田区) | 10.5%[31] |
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
ドラマ舞台地の対応と関連イベント
[編集]-
新吉原花園池(弁天池)跡
-
九郎助稲荷神社を合祀する
吉原神社 -
蔦重墓碑(浅草・正法寺)
【関連イベント】
- 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」展
- 2024年11月17 - 19日 / 日本橋プラザビルにおいてNHK公式となる「べらぼう展」が開催。スチル写真のテイザービジュアルやデジタルサイネージでのダイジェスト映像上映に加え、当会場では撮影に協力する中央区 (東京都)の関連団体による衣装展示や浮世絵重ね刷りの実演と体験などが行われた[32][リンク切れ][33]。
- 2024年12月24日 - 2025年2月24日 / NHK放送博物館にNHK主催[34]。
- 2025年1月26日 - 2026年1月12日 / 田沼意次所領であった静岡県牧之原市の市史料館で、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」展・静岡まきのはらを開催(企画展「田沼意次の新時代展」同時開催)[35]。
- 2024年12月23日 - 2025年1月24日 / 台東区役所のアートギャラリーにて、「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ パネル展in台東区」を開催[36]。
- べらぼうフェスティバル[37]
- 2025年1月11日 - 13日 / 渋谷スクランブル交差点に面したQFRONTにて、NHK公式の「べらぼうフェスティバル」が開催。吉原の通りをイメージした空間での衣装展示が行われた。なお、渋谷のでの開催では、隣接する渋谷蔦屋書店が、べらぼうの世界観や江戸の風情を感じるオリジナル商品の販売も実施[38]。
- 2025年1月24日 - 2月2日 / 同企画を高松駅のイベントスペースにて開催。
- 2025年2月15日 - 24日 / 同企画を福島県のこむこむ(福島市 子供の夢を育む施設 こむこむ館)にて開催。
- 2025年3月1日 - 2日 / 同企画をNHK横浜放送局(NHK横浜フェスタ会場)にて開催。
- 2025年3月2日 / 同企画をみなとみらい線日本大通り駅のイベントスペースにて開催。
- 2025年1月18日 - 2026年1月12日 / 蔦重が吉原で開業した貸本屋の耕書堂を模した観光案内所と土産物屋を開設[39]。
- 2025年2月1日 - 2026年1月12日 / 東京都立産業貿易センター台東館のうち台東区民会館の9階ホールを「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」として開設[40]。
- 2025年2月7日 - 28日 / 東京都立中央図書館で、「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ パネル展at都立中央図書館」を開催(企画展「情報、江戸を駆ける!蔦屋重三郎が生きた時代の出版文化」を同時期に並行開催)。
【展覧会】
ドラマ放送期間およびその前後に、ドラマの舞台地を始め全国各地で蔦屋重三郎や同時代の浮世絵、出版文化に関する展覧会が開かれている。
展覧会の例(都道府県コード順ではなく、開催日時順で掲載) | |||||
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都道府県 | 市町村 | 施設名 | 会期 | 内容 | 出典 |
福井県 | 福井市 | 越前ふくい美術館 | 2024年12月18日 - 2025年2月24日(予定) | 「蔦屋重三郎への道:浮世絵事始め」 | [41] |
東京都 | 台東区 | 台東区立中央図書館 郷土・資料調査室 | 2024年12月20日 - 2025年2月16日(予定) | 「吉原細見の世界3 後編」[注釈 8] | [42] |
港区 | 東京都立中央図書館 | 2025年1月24日 - 3月23日(予定) | 「情報、江戸を駆ける!蔦屋重三郎が生きた時代の出版文化」[注釈 9] | [41] | |
墨田区 | すみだ北斎美術館 | 2025年3月18日 - 5月25日(予定) | 「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」 | [41] | |
台東区 | 東京国立博物館 | 2025年4月22日 - 6月15日(予定) | 「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」 | [43] | |
神奈川県 | 藤沢市 | 藤沢市藤澤浮世絵館 | 2024年12月24日 - 2025年2月24日(予定) | 「藤沢と江戸の出版事情 ~蔦屋重三郎と絵師たち~」 | [41] |
静岡県 | 牧之原市 | 牧之原市史料館 | 2025年1月26日 - 2026年1月12日(予定) | 「田沼意次の新時代展」[注釈 10] | [35] |
千葉県 | 野田市 | 茂木本家美術館 | 2025年2月5日 - 3月23日(予定) | 「浮世絵黄金期 -蔦屋重三郎とその時代-」 | [41] |
岐阜県 | 恵那市 | 中山道広重美術館 | 2025年4月3日 - 6月15日(予定) | 「潜入! 江戸の浮世絵出版社」 | [41] |
-
べらぼう展 - 衣装展示(主要キャスト以外)
-
べらぼう展 - 浮世絵摺実演
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『べらぼう』の台本(台東区役所にて)
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べらぼうフェス(渋谷QFRONT) - 衣装展示
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べらぼうフェス - TSUTAYA SHIBUYA関連商品販売
-
江戸新吉原耕書堂
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耕書堂の模型(都立中央図書館にて)
関連商品
[編集]書籍
[編集]- 公式ガイドブック
-
- NHK大河ドラマ・ガイド べらぼう(NHK出版)
- 前編(2024年12月19日発売、ISBN 978-4149233987)
- NHK大河ドラマ歴史ハンドブック べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 蔦屋重三郎とその時代(NHK出版、2024年11月29日発売、ISBN 978-4149112053)
- NHK大河ドラマ・ガイド べらぼう(NHK出版)
- ノベライズ
-
- べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 一(2024年12月19日発売、ISBN 978-4140057506)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “2025年大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」主演・横浜流星さん!”. NHKドラマ. NHK (2023年4月27日). 2023年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月27日閲覧。
- ^ “横浜流星主演25年大河は2作連続“戦”なし 初の1700年代後半が舞台”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年4月28日) 2024年3月3日閲覧。
- ^ a b “2025年 大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」新キャスト発表!”. NHKドラマ (2023年10月5日). 2023年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
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参考文献
[編集]- 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 前編』NHK出版〈NHK大河ドラマ・ガイド〉、2024年12月19日。ISBN 978-4-14-923398-7。
外部リンク
[編集]- 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」 - NHK
- べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜(NHK_PR)
- べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜〈第64作〉 - NHK放送史
- 大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜」(2025年) (@berabou_nhk) - X(旧Twitter)
- 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」1/5放送開始 (@berabou_nhk) - Instagram
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