どぅんつくぱ〜音楽の時間〜
どぅんつくぱ 〜音楽の時間〜 | |
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ジャンル | 音楽番組 / バラエティ番組 |
総監督 | 佐藤正樹(総合演出) |
演出 | 住田崇 |
出演者 |
寺田心 西澤愛菜 西内まりや ほか |
オープニング | tofubeats「どぅんつくぱのテーマ」 |
製作 | |
チーフ・プロデューサー | 三浦淳 |
プロデューサー | 河本晃典、菊岡郁枝 |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2014年10月17日 - 12月12日 |
放送時間 | 金曜日 23:00 - 23:30 |
放送枠 | COOL TV |
放送分 | 30分 |
回数 | 9 |
公式サイト |
『どぅんつくぱ〜音楽の時間〜』(どぅんつくぱ おんがくのじかん)は、フジテレビ系列の『COOL TV』枠で2014年10月17日から 12月12日の毎週金曜日 23:00 - 23:30(JST)に放送されていた音楽バラエティ番組である。
概要
[編集]フジテレビ金曜夜の音楽番組[注釈 1]として2004年4月から2014年9月まで10年半放送されてきた『僕らの音楽』の後継番組で、放送枠を30分繰り上げて放送。
子役を含むMCは「王子様」「お姫様」「世話役お姉さん」の名称を付けている他、多数の着ぐるみ・人形キャラクターが登場し、歌のコーナーでは歌詞テロップの漢字にふりがなを振ってあるなど、子供番組仕立てではあるが、大人も「子供のような心で純粋に音を楽しむ」事をコンセプトとし、これまでの音楽番組に無かった世界観を目指して作られた[1]。
音楽の妖精が住む「ミュージックフェアリーワールド」という設定で、毎回2〜3組のゲストアーティストを迎え、MCとのトークやゲストアーティストによる最新曲をライブ形式で披露していた。
スタジオセットや番組ロゴ・イラスト等は1980年代風のデザインで、セット内や曲紹介時の一枚画には、フジテレビが河田町での地上アナログ放送時代に使用していたコールサイン「JOCX-TV[注釈 2]」を使用していた。2012年10月〜2014年3月に水曜未明(火曜深夜、フジテレビ・北海道文化放送で放送)に放送されていた「今夜はアリエナイト」のスタッフが多数参加しており、この番組で放送された曲がワンコーナーとしてそのまま使用されていた。
突然の番組終了
[編集]2014年12月12日放送分の番組終盤に放送された「スクリーンセーバー新垣さん」のコーナー内で、新垣がココロくんからの質問に答える形で、突然に番組終了が発表された。理由として「大人のさまざまな事情があります。番組は視聴者に愛されてもやむにやまれず終わる事もあります。みんな、わかってください」と語っている[2]。発表は急だったらしく、2014年12月に発売された各テレビ情報誌では2015年1月の番組表に『どぅんつくぱ』がそのまま記載されていた。
番組の最後および公式サイト・公式ツイッターにて、2015年1月から新たな音楽番組としてリニューアル予定と発表された[注釈 3]。事実上2014年内までの期間限定番組となり、2015年1月9日から『音楽の時間 〜MUSIC HOUR〜』を新たに開始する。スタッフは一部継続し、出演者は西内のみMC(案内役)として継続する。
上記のこともあってか、スタジオのセットは次番組『音楽の時間 〜MUSIC HOUR〜』の歌唱時のセットとして流用されていた時期があった。
なお『COOL TV』枠内で「放送回数9回」はワースト記録だが、以前の同時間帯『バラパラ』枠で2010年に放送された『JAPANロッケフェスティバル』の「10回」を下回るワースト記録ともなった。番組最高平均視聴率は第3回の5.8%、最低平均視聴率は第6回の2.0%、全9回の合計平均視聴率は3.8%であった(関東地区、ビデオリサーチ社調べ)。
出演者
[編集]- MC
- 音楽の妖精
- ロックの妖精「ロック田ベイビー」(声:ピエール瀧[注釈 4])
- クラシックの妖精「ストラディ・バリ子」(声:茅原実里)
- ジャズの妖精「ズージャーさん」(声:小野大輔)
- ヒップホップの妖精「DJでっくん」(声:折笠愛)
- 音楽の先生
- ベーシスト
主なコーナー
[編集]- トークコーナー
- ココロくん・アイナちゃん・音楽の妖精たちからの質問に対しゲストが答えるという形でトークを行う。
- 歌コーナー
- ゲストの新曲を披露。セットは番組オリジナルで、曲調によってセットも変わっている。また、音楽の妖精やココロくん・アイナちゃんもエキストラとして登場することもある。最後はアニメイラストの妖精が新譜などの宣伝をする。
- みんなとオマエラの歌
- 『今夜はアリエナイト』からの継続コーナー。『みんなのうた』(NHK)のパロディ。OPジングルはオリジナル番組が1970年代から1980年代まで使用したジングルをアレンジ。番組終了後の2016年より『FOD みんなとオマエラの歌』として単独番組となる。
- 週末が元気になる歌
- 『今夜はアリエナイト』からの継続コーナー[注釈 5]。特攻服に身を包んだ「北関東少年少女合唱団」が童謡を歌う[注釈 6]。なお、通常の放送は16:9のハイビジョン画質で行われているが、このコーナーのみ4:3のサイドカット、標準画質で放送される[注釈 7]。
- クイズ! 世界の楽器から
- お姉さんが視聴者相手に、世界各国の楽器の音を当てる三択クイズ[注釈 8]を出題する(かつて放送された『クイズ・ドレミファドン!』の「音感クイズ」と同じ)。タイトルは『世界の車窓から』(テレビ朝日)のパロディで、OPとBGMはオリジナル版をアレンジ[注釈 9]。
- スクリーンセーバー新垣さん
- 宇宙空間をバックに、合成によって頭部のみ映し出された新垣に対し、ココロくん・アイナちゃんが音楽に関する質問を行い、それに対し新垣が答えるコーナー。回答中はよくあるスクリーンセーバーの如く新垣の頭部が頻繁に動いたり分裂や合体を行う。
- ロック昔話~爆弾つき~
- ロック歌手・ロックバンドのメンバーに関するエピソードを昔話形式で紹介する。画面下部には導火線に火がついた爆弾が表示されており、爆発は「扱っている人が事故などによって死亡したり、不法行為を働いた」等の事柄を間接的に表現している。
- ズージャーナイト
- 『2014 FNS歌謡祭』タイアップ期間限定企画。お姉さん・ココロくん・アイナちゃんの代わりに、ズージャーとバリ子が同番組出演歌手相手にトークする。
- エンディングテーマ
- その日のゲストにちなんだ過去の名曲を、新垣伴奏のもと、ココロくん・アイナちゃんが歌う。
放送リスト
[編集]2014年 | ||||
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回 | 放送日 | ゲスト・披露曲 | コーナー・内容 | 備考 |
1 | 10月17日 | 関ジャニ∞「CloveR」 ナオト・インティライミ「LIFE」 |
「スクリーンセーバー新垣さん」Q:ドレミファソラシドは誰が考えたの? 週末が元気になる歌「気球にのってどこまでも」(北関東少年少女合唱団) 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:ジャスティン・ティンバーレイクって何がすごいの? エンディング曲「ミッドナイト・シャッフル」 |
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2 | 10月24日 | TM NETWORK「Alive」 剛力彩芽「くやしいけど大事な人」 ジャニーズWEST「ジパング・おおきに大作戦」 |
週末が元気になる歌「クラリネットをこわしちゃった」(北関東少年少女合唱団) ロック昔話「レッド・ツェッペリン」 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:一番好きなアイドルの曲は何ですか? エンディング曲「Get Wild」 |
エンディング曲の「Get Wild」は、 新垣隆×小室哲哉によるセッションで演奏された。 |
3 | 10月31日 | VAMPS「VAMPIRE'S LOVE」 秦基博「ひまわりの約束」 |
みんなとオマエラの歌「はたらきたくない」(富士山田高志) ロック昔話「ニルヴァーナ」 週末が元気になる歌「歌えバンバン」(北関東少年少女合唱団) 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:今90年代の曲を聴くと古く感じないのはなぜ? エンディング「TOKIO」 |
この日はハロウィンなので、 ココロくんとアイナちゃんの衣装やセットも ハロウィン風。 |
4 | 11月7日 | NMB48「らしくない」 一青窈「他人の関係」 スキマスイッチ「パラボラヴァ」 |
みんなとオマエラの歌「かっこいいカタカナ言葉つかいこなせる大人ってカッコイイ」 週末が元気になる歌「クラリネットをこわしちゃった(3番)」(北関東少年少女合唱団) クイズ! 世界の楽器から「トルン」 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:今話題のEDMって何? エンディング「じゃあね」 |
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5 | 11月14日 | KinKi Kids「鍵のない箱」 キング・クリームソーダ「祭り囃子でゲラゲラポー」 テイラー・スウィフト |
みんなとオマエラの歌「IRAIRAさせないで」(キミは大丈夫か?!BAND) ロック昔話「ガンズ・アンド・ローゼズ」 クイズ! 世界の楽器から「ガタム」 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:ラテンのリズムはどうしてウキウキするの? エンディング「愛されるより愛したい」 |
OP前でココロくん・アイナちゃん・バリ子が、 テイラー・スウィフトに会いに行き インタビューを行った。 |
6 | 11月21日 | 森山直太朗「五線譜を飛行機にして」 でんぱ組.inc「バリ3共和国」 |
週末が元気になる歌「未知という名の船に乗り」(北関東少年少女合唱団) ロック昔話「ザ・フー」 ズージャーナイト「EXILE TRIBE」 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:ラップのニュースクールとオールドスクールはどうちがうの? エンディング「若者たち」 |
エンディング曲の「若者たち」は、 森山直太朗とセッションした。 |
7 | 11月28日 | HY「あなたを想う風」 クリープハイプ「百八円の恋」 吉田山田「日々」 |
ズージャーナイト「三代目J Soul Brothers」 週末が元気になる歌「翼をください」(北関東少年少女合唱団) クイズ! 世界の楽器から「ディジュリドゥ」 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:クラシック初心者にオススメのクラシック曲は? エンディング「飾りじゃないのよ涙は」 |
吉田山田の歌唱では、 ココロくんとアイナちゃんがエキストラ出演。 |
8 | 12月5日 | モーニング娘。'14「LOVEマシーン〜TIKI BUN」 May J.「So Beautyful」 |
カッコよくアレンジしてみよう「アイアイ」 ロック昔話「クイーン」 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:モーニング娘。さんがミュージックシーンに影響を与えた事は? ほか 週末が元気になる歌「Happiness」(シェネル with 北関東少年少女合唱団) エンディング「Let it Go 〜ありのままで〜」 |
ココロくんとアイナちゃんはトナカイ、 お姉さんと新垣(EDのみ)は サンタクロースの扮装で登場。 「スクリーンセーバー」では モー娘。とズージャーも参加。 |
9 | 12月12日 | 広瀬香美「DEAR...again」 クリス・ハート「クリスマス・イヴ」 シェネル「silent night」 |
「恋人がサンタクロース」(西内まりや) 「ジングル・ベル」(寺田心、新垣隆、西澤愛菜) 「赤鼻のトナカイ Rap Ver.」(サンタ feat. SU (RIP SLYME)) 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:山下達郎の「クリスマス・イブ」はどうして売れ続けているの? カッコよくアレンジしてみよう「どんぐりころころ」 「スクリーンセーバー新垣さん」Q:どうして『どぅんつくぱ』は終わっちゃうの? |
クリスマススペシャル シェネルは2週連続出演。 エンディングは出演者全員で 「Happy Xmas (War Is Over)」を合唱。 |
スタッフ
[編集]- ナレーター:矢島正明、沢田敏子
- 構成:酒井健作、堀雅人、安部裕之
- アートディレクター:ニイルセン
- 妖精の人:友松正人、雪村香生里、丹野延一、中里太一、高橋ちひろ、有馬綾香
- イラスト:金子大悟
- 音楽:カンケ
- 振付:三浦亨
- TP/SW:斉藤伸介
- カメラ:上田容一郎
- VE:末永丈士
- 照明:和田智裕
- 音声:中村峰子
- PA:渡眞利泰樹
- 美術制作:三竹寛典
- セットデザイン:鈴木賢太
- 美術進行:内山高太郎
- 衣装:植村あゆか
- 大道具:瀬名波康之、藤沢和雄
- 電飾:浅野辰也、白鳥雄一
- アクリル:斎藤祐介
- アートフレーム:鈴木綱敏
- メイク・かつら:山田かつら
- 楽器:齋藤隆之介
- 編集:与那嶺涼、平原卓治
- MA:木村亮允
- TK:石原由季
- 音響効果:大平拓也
- 広報:福崎康裕
- 広告宣伝:熊谷知子
- 技術協力:fmt、放映サービス、共同テレビ、明光セレクト、サンフォニックス、4-Legs、IMAGICA
- 制作協力:ザ・スピングラス
- AP:後藤夏美
- ディレクター:太田秀司、金澤賢史
- プロデューサー:河本晃典、菊岡郁枝
- 演出:住田崇
- 総合演出:佐藤正樹
- チーフプロデューサー:三浦淳
- 制作:フジテレビバラエティ制作センター
- 制作著作:フジテレビ
ネット局
[編集]放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送曜日・放送時間 | 備考 |
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関東広域圏 | フジテレビ(CX) 制作局 |
フジテレビ系列 | 金曜日 23:00 - 23:30 | 同時ネット |
北海道 | 北海道文化放送(uhb) | |||
岩手県 | 岩手めんこいテレビ(mit) | |||
宮城県 | 仙台放送(OX) | |||
秋田県 | 秋田テレビ(AKT) | |||
山形県 | さくらんぼテレビ(SAY) | |||
福島県 | 福島テレビ(FTV) | |||
新潟県 | 新潟総合テレビ(NST) | |||
長野県 | 長野放送(NBS) | |||
静岡県 | テレビ静岡(SUT) | |||
富山県 | 富山テレビ(BBT) | |||
石川県 | 石川テレビ(ITC) | |||
福井県 | 福井テレビ(FTB) | |||
中京広域圏 | 東海テレビ(THK) | |||
近畿広域圏 | 関西テレビ(KTV) | |||
島根県・鳥取県 | 山陰中央テレビ(TSK) | |||
岡山県・香川県 | 岡山放送(OHK) | |||
広島県 | テレビ新広島(TSS) | |||
愛媛県 | テレビ愛媛(EBC) | |||
高知県 | 高知さんさんテレビ(KSS) | |||
福岡県 | テレビ西日本(TNC) | |||
佐賀県 | サガテレビ(sts) | |||
長崎県 | テレビ長崎(KTN) | |||
熊本県 | テレビ熊本(TKU) | |||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ(KTS) | |||
沖縄県 | 沖縄テレビ(OTV) |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 初期の2004年度のみ土曜日。
- ^ 地上デジタル放送後のフジテレビのコールサインはJOCX-DTV(デジタルテレビ放送では、いずれの放送局もコールサインにDが追加されている)。
- ^ リニューアル扱いであるためか、当日新聞などの番組表にも最終回マークは表記されていないが、公式サイト上では「放送終了」の旨が記載されている。
- ^ 第3回までエンディングクレジット表記は「???」となっていた。
- ^ 同番組では放送されていなかった新録を放送。
- ^ 曲の途中から始まったり、最後まで演奏されない事が多い。
- ^ 12月5日にシェネルがゲスト出演した際も、16:9ながら標準画質で放送された。
- ^ なお正解は必ずCである。
- ^ なお初放送回では、同時間に裏番組でオリジナル版が放送されていた。
出典
[編集]- ^ 西内まりやが、新音楽番組の“お姉さん役”に決定!斬新な世界観のもと作られる番組の展開に、乞うご期待!『どぅんつくぱ〜音楽の時間〜』 Archived 2014年10月6日, at the Wayback Machine. とれたてフジテレビ 2014年10月1日
- ^ フジ、『どぅんつくぱ』終了は「大人の事情」1月より新音楽番組 ORICON STYLE 2014年12月13日付。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]フジテレビ COOL TV金曜日 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
バナナマンの
決断までのカウントダウン 【30分繰り下げて改題】 |
どぅんつくぱ〜音楽の時間〜
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