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しらとり台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しらとり台
町丁
地名の元になった神鳥前川神社
地図北緯35度32分07秒 東経139度30分50秒 / 北緯35.535214度 東経139.513953度 / 35.535214; 139.513953
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 青葉区
人口情報2024年(令和6年)5月31日現在[1]
 人口 7,614 人
 世帯数 3,759 世帯
面積[2]
  0.669 km²
人口密度 11381.17 人/km²
設置日 1967年(昭和42年)11月16日
郵便番号 227-0054[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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しらとり台(しらとりだい)は、神奈川県横浜市青葉区の地名。「丁目」の設定のない単独町名である。住居表示未実施区域。

地理

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神奈川県横浜市青葉区青葉台に隣接し、環状4号線の西側に広がる町域である。北で田奈町榎が丘、北東でつつじが丘、南東でさつきが丘恩田川を跨いだ南で緑区十日市場町、同じく恩田川を越えた西でいぶき野と接する。

最寄駅は、東急田園都市線青葉台駅田奈駅JR横浜線十日市場駅(緑区)である。都心渋谷)までは田園都市線で40分で、都心方面の通勤圏の至近距離という場所に住宅地が林立している。

かつては丘と雑木林だけの農村地区だったが、東急グループ主導の多摩田園都市開発構想によって当時の鉄道新線(田園都市線)沿線のニュータウン化が計画され、昭和40年代始めからは開発が進み、都心方面への通勤者のベッドタウンとして宅地化が進んだ。また、都心から至近距離ということもあって昭和末期のバブル期には地価が上昇した。しらとり台を東西に分けるかのように北から南に「しらとり川」が流れており、地形的には川を中心に河岸段丘を形成している。

環状4号線および国道246号に隣接したしらとり台は、小高い丘になっていると同時に戸建住宅が多く、住宅街を形成している。南部地区は恩田川の流域に面している。

河川

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  • 恩田川 - 地域西辺を南流している。
  • しらとり川 - 恩田川の支流として、しらとり台全体を通っている。

地価

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住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、しらとり台17番54の地点で29万4000円/m²[5]、しらとり台52番20の地点で26万5000円/m²[6]となっている。

歴史

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地名の由来

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1967年(昭和42年)の土地区画整理事業の施行に伴い、恩田町の一部から新設した町。古くは都筑郡恩田村であった。明治22年の市町村制施行の際、奈良村・長津田村と合併して田奈村大字恩田となり、昭和14年の横浜市へ編入の際、恩田町となる。1994年(平成6年)の行政区再編成に伴い、緑区から編入。町名は町内に祀っている神鳥前川神社の「神鳥」に由来し、古来から神鳥とされる白鳥を選び「しらとり台」と名付けた[7]。典型的な瑞祥地名

沿革

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町名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前(各町名ともその一部)
しらとり台 1967年(昭和42年)11月16日 恩田町の一部

世帯数と人口

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2024年(令和6年)5月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
しらとり台 3,759世帯 7,614人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[9]
7,034
2000年(平成12年)[10]
7,242
2005年(平成17年)[11]
7,611
2010年(平成22年)[12]
7,996
2015年(平成27年)[13]
8,004
2020年(令和2年)[14]
7,723

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[9]
3,051
2000年(平成12年)[10]
3,021
2005年(平成17年)[11]
3,238
2010年(平成22年)[12]
3,487
2015年(平成27年)[13]
3,563
2020年(令和2年)[14]
3,641

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[15]

番地 小学校 中学校
全域 横浜市立さつきが丘小学校 横浜市立谷本中学校

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[16]

町丁 事業所数 従業員数
しらとり台 180事業所 1,453人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[17]
181
2021年(令和3年)[16]
180

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[17]
1,634
2021年(令和3年)[16]
1,453

施設

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史跡

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交通

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鉄道

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当地内に鉄道は通っていないが、東京急行電鉄田園都市線青葉台駅田奈駅及びJR横浜線十日市場駅が利用される。

バス

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道路

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その他

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日本郵便

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警察

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町内の警察の管轄区域は以下の通りである[19]

番・番地等 警察署 交番・駐在所
全域 青葉警察署 青葉台駅前交番

脚注

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  1. ^ a b 令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年5月” (xlsx). 横浜市 (2024年6月7日). 2024年6月14日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2020年6月16日閲覧。
  3. ^ a b しらとり台の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 不動産情報ライブラリ 国土交通省地価公示(標準地) 横浜青葉-4”. 国土交通省. 2024年6月14日閲覧。
  6. ^ 不動産情報ライブラリ 国土交通省地価公示(標準地) 横浜青葉-33”. 国土交通省. 2024年6月14日閲覧。
  7. ^ しらとり台”. 横浜市. 2022年8月16日閲覧。
  8. ^ 市・区・町の沿革”. 横浜市. 2021年8月9日閲覧。 “(ファイル元のページ)
  9. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
  15. ^ 横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
  16. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  17. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  18. ^ 郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)
  19. ^ 交番案内/青葉警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2024年6月3日閲覧。

関連項目

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