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こしき (掃海艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こしき
基本情報
建造所 日立造船神奈川工場
運用者  海上自衛隊
艦種 掃海艇
級名 かさど型掃海艇
艦歴
発注 1960年
起工 1961年3月20日
進水 1961年11月6日
就役 1962年1月29日
1974年4月1日(特務船に種別変更)
除籍 1981年3月18日
要目
基準排水量 330トン
満載排水量 350トン
全長 45.7m
最大幅 8.4m
深さ 3.9m
吃水 2.3m
機関 三菱YV10ZC15/201ディーゼル × 2基
出力 1,200仏馬力 (0.88 MW)
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
最大速力 13.5ノット
乗員 43名
兵装 Mk.10 20mm機銃 × 1門
レーダー OPS-4 水上
ソナー ZQS-1 機雷探知機
その他 掃海装備
53式普通掃海具一式
浮上式掃海電線一式
音響掃海具一式
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こしきローマ字JDS Koshiki, MSC-615YAS-63)は、海上自衛隊掃海艇かさど型掃海艇の12番艇。艇名は甑島列島に由来する。

艦歴

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「こしき」は、第1次防衛力整備計画に基づく昭和35年度計画掃海艇315号艇として、日立造船神奈川工場で1961年3月20日に起工され、1961年11月6日に進水、1962年1月29日に就役し、大湊地方隊に編入された。同年3月15日、大湊地方隊隷下に第36掃海隊が新編され「ほたか」とともに編入。同年7月1日、第36掃海隊が第2掃海隊群に編入。

1966年2月21日、第36掃海隊が大湊地方隊函館基地隊に編入。

1973年6月29日千葉県勝浦市沖にてパナマ籍貨物船「ゼノン」号と接触事故を起こし右舷中央部を大破、日立造船神奈川工場で修理を受けるが早々に特務船に変更され同年代艇の中でも早期に除籍された。

1974年4月1日、特務船に種別変更され、船籍番号がYAS-63に変更。

1981年3月18日、除籍。

参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目

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