がしんたれ
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『がしんたれ』は、菊田一夫による小説、及びそれを原作とした舞台化・ドラマ化作品である。
概要
[編集]がしんたれ | ||
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著者 | 菊田一夫 | |
発行日 | 1959年 | |
発行元 | 光文社 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 並製本、文庫本 | |
ページ数 | 333ページ、文庫:461p | |
コード |
初版単行本、JP番号:59004065 JP番号:61005837(角川文庫) | |
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幼少時に養子にされて台湾で育ち、大阪・神戸で丁稚奉公をした菊田一夫の自伝的小説で、1958年から週刊朝日に連載され、1959年に光文社から単行本が刊行。「がしんたれ」とは大阪弁で意気地なしの意味。
1960年に芸術座で舞台化された他多数公演。芸術座では、菊田の少年時代を中山千夏が演じた[1]。
1963年にフジテレビでドラマ化され、1979年にも東海テレビでドラマ化された。
出版書誌
[編集]1958年5月から1959年3月「週刊朝日」で連載し、1959年4月に光文社で単行本刊行、1961年に角川文庫で再刊され、舞台・ドラマ化もあり多数重版したが1990年代には絶版になった。今日では高い古書値となっている。
舞台化脚本「がしんたれ 青春篇」は『菊田一夫戯曲選集』(全3巻、演劇出版社、1965.5~1967.5)の2巻目に収録されている。
TVドラマ
[編集]1963年版
[編集]がしんたれ | |
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原作 | 菊田一夫 |
脚本 | 浅川清道 |
演出 | 吉田央 |
出演者 | 池田秀一、永井智雄 |
製作 | |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1963年7月3日 - 12月25日 |
放送時間 | 30分 |
回数 | 26 |
1963年7月3日 - 12月25日にフジテレビにて放送された[2]。放送時間は水曜22:15 - 22:45。
キャスト
[編集]スタッフ
[編集]フジテレビ系 水曜22:15 - 22:45枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
がしんたれ
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南の島に雪が降る
(ドラマ版) |
1979年版
[編集]がしんたれ | |
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原作 | 菊田一夫 |
脚本 | 花登筺、村尾昭、浅川清道 |
演出 | 浜忠臣、矢崎一雄 |
出演者 | 中村玉緒、田中和洋、藤岡琢也 |
製作 | |
プロデューサー | 平松敏男、渡辺光矩、宇野博之 |
制作 | 東海テレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1979年10月1日 - 12月28日 |
放送時間 | 東海テレビ制作昼ドラマ |
放送分 | 13:30 - 14:00分 |
回数 | 65 |
1979年10月1日 - 12月28日に東海テレビの昼ドラマ枠(13:30 - 14:00)にて放送された[3]。
キャスト
[編集]スタッフ
[編集]東海テレビ制作 昼ドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
じょっぱり
(1979.1.22 - 1979.9.28) |
がしんたれ
(1979.10.1 - 1979.12.28) |
ぬかるみの女
(1980.1.7 - 1980.9.26) |
舞台化作品
[編集]1960年に芸術座で舞台化された。大阪の梅田コマ劇場で1961年8月に公演されている。1994年にも芸術座で舞台化されている。
作者の菊田は「がめつい奴」「がしんたれ」で、1961年の第11回芸術選奨文部科学大臣賞(演劇部門)を受賞した。
舞台劇「がしんたれ 青春篇」1960年
[編集]舞台劇「がしんたれ」1994年
[編集]脚注
[編集]- ^ 「千夏千記-私の人間食べ歩き」より
- ^ がしんたれ - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース - 1963年版テレビドラマ
- ^ がしんたれ - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース - 1979年版テレビドラマ
- ^ 舞台パンフレット がしんたれ(1961公演) 発行所:東宝事業部出版課(B5判)1961年発行 - Amazon.co.jp