コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

う・わ・さ・に・な・り・た・い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『う・わ・さ・に・な・り・た・い』
EPOスタジオ・アルバム
リリース
録音 CBSソニー六本木スタジオ
RVCスタジオ
ジャンル ニューミュージック
シティ・ポップ
テクノ・ポップ
時間
レーベル RCARVC
プロデュース 宮田茂樹[2]
チャート最高順位
EPO アルバム 年表
JOEPO〜1981KHz
1981年
う・わ・さ・に・な・り・た・い
(1982年)
VITAMIN E・P・O
1983年
う・わ・さ・に・な・り・た・い』収録のシングル
  1. Girl in me
    リリース: 1982年5月21日
テンプレートを表示

う・わ・さ・に・な・り・た・い』は、EPOの3枚目のオリジナル・アルバム1982年5月21日に発売された。発売元はRCARVC

概要

[編集]

今作と同時発売のシングル「Girl in me」(アメリカR&BシンガーRay Parker Jr.が制作)[4]を含む3枚目のアルバム。本作もプロデュースは宮田茂樹が担当している。

カバーや異国情緒を感じさせる楽曲、テクノ・サウンド、バラードなどバラエティに富んだ楽曲が並び、初期EPOの代表作と評されるアルバムとなっている[注 1]。編曲にはデビューから携わる清水信之のほか、ギタリスト大村憲司シュガー・ベイブの元メンバー村松邦男を新たに起用している。コーラスには大貫妙子安部恭弘が参加している。

EPO本人は本作の制作エピソードを「個人的にはとても好きなアルバム。大学を中退、音楽活動にのびのびと専念しはじめた頃の作品。誰とも、うわさにはならなかったけど。アーティストはアルバムの3枚目で、未来があるかないかが決まると、誰かに言われた。」と話している[5]

アートワーク

[編集]

ジャケットのタイトル表記は、赤い口紅で走り書きしたような文字で "Rumor" と書かれている。

収録曲

[編集]

LP/CT

[編集]
Side A
全作詞・作曲: EPO (特記以外)。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.Girl in me[注 2](日本語詞:epo / 作曲:Ray Parker Jr.)EPO (特記以外)EPO (特記以外)清水信之
2.真夏の青写真EPO (特記以外)-清水信之
3.ある日の貴方へEPO (特記以外)EPO (特記以外)清水信之
4.Secret AgentEPO (特記以外)EPO (特記以外)村松邦男・清水信之
5.雨のめぐり逢いEPO (特記以外)EPO (特記以外)清水信之
合計時間:
Side B
全作詞・作曲: EPO (特記以外)。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.うわさになりたい[注 3]EPO (特記以外)EPO (特記以外)大村憲司
2.夜の寝息EPO (特記以外)EPO (特記以外)清水信之
3.On SundaysEPO (特記以外)EPO (特記以外)大村憲司
4.ワンダーランドEPO (特記以外)EPO (特記以外)大村憲司
5.安眠妨害EPO (特記以外)EPO (特記以外)大村憲司
6.JOEPO~DOWN TOWN[注 4](「DOWN TOWN」作詞:伊藤銀次 / 作曲:山下達郎)EPO (特記以外)EPO (特記以外)「JOEPO」: JOEPO BAND
「DOWN TOWN」: 清水信之
合計時間:

CD/Blu-spec CD2

[編集]

(収録時間はタワーレコードのサイトより引用)[1]

全作詞・作曲: EPO (特記以外)。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.「Girl in me」EPO (特記以外)EPO (特記以外)清水信之
2.「真夏の青写真」EPO (特記以外)EPO (特記以外)清水信之
3.「ある日の貴方へ」EPO (特記以外)EPO (特記以外)清水信之
4.「Secret Agent」EPO (特記以外)EPO (特記以外)村松邦男・清水信之
5.「雨のめぐり逢い」EPO (特記以外)EPO (特記以外)清水信之
6.「うわさになりたい」EPO (特記以外)EPO (特記以外)大村憲司
7.「夜の寝息」EPO (特記以外)EPO (特記以外)清水信之
8.「On Sundays」EPO (特記以外)EPO (特記以外)大村憲司
9.「ワンダーランド」EPO (特記以外)EPO (特記以外)大村憲司
10.「安眠妨害」EPO (特記以外)EPO (特記以外)大村憲司
11.「JOEPO~DOWN TOWN」EPO (特記以外)EPO (特記以外)JOEPO BAND・清水信之
合計時間:

参加ミュージシャン

[編集]

(アルバムのライナーノーツより)

発売履歴

[編集]
発売日 レーベル 規格 規格品番 備考
1982年5月21日[2] RCA / RVC LPレコード RHL-8805
1982年5月21日[6] カセット RHT-8805
1984年12月16日[7] CD RHCD-14 初CD化
1986年8月15日[8] R32H-1030 再発盤
1994年10月21日 BMGビクター BVCR-8003 Q盤 音パレード
1999年6月23日[9] BMGジャパン BVCK-38007 RCA CD名盤選書
2007年4月25日[10] Sony Music BVCK-17004 紙ジャケット
2015年4月8日[11] Blu-spec CD2 MHC7-30026 タワーレコード限定
2020年9月9日[12] 音楽配信

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 音楽評論家・菅岳彦によるアルバムのライナーノーツのレビューより。
  2. ^ イギリスのR&Bシンガー、マキシン・ナイチンゲール「(Bringing Out)The Girl In Me」のカバー曲。
  3. ^ アルバムのタイトル曲だが、こちらの表記は文字の間に"・"が入らない。
  4. ^ デビュー・シングル「DOWN TOWN」の別バージョン。ミニ・アルバム『JOEPO〜1981KHz』の1曲目に収録されている曲の一部がイントロに用いられている。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m EPO/う・わ・さ・に・な・り・た・い<タワーレコード限定>”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2022年9月9日閲覧。
  2. ^ a b う・わ・さ・に・な・り・た・い = Rumor (1982, Vinyl)”. Discogs. 2022年9月2日閲覧。
  3. ^ オリコン 2006, p. 103
  4. ^ Maxine Nightingale – (Bringing Out) The Girl In Me|Reieases”. Discogs. 2022年9月2日閲覧。
  5. ^ EPOオフィシャルサイト eponica.netより。
  6. ^ Epo – う・わ・さ・に・な・り・た・い (1982, Cassette)”. Discogs. 2022年9月2日閲覧。
  7. ^ Epo – う・わ・さ・に・な・り・た・い (1984, CD)”. Discogs. 2022年9月2日閲覧。
  8. ^ Epo – う・わ・さ・に・な・り・た・い (1986, CD)”. Discogs. 2022年9月2日閲覧。
  9. ^ う・わ・さ・に・な・り・た・い EPO”. ORICON NEWS. oricon ME. 2022年9月2日閲覧。
  10. ^ う・わ・さ・に・な・り・た・い”. Sony Music Shop. 2022年9月2日閲覧。
  11. ^ う・わ・さ・に・な・り・た・い”. Sony Music Shop. 2022年9月2日閲覧。
  12. ^ EPO、1980年~1984年、RCA/RVC 期の名盤6作品が、本日9月9日より世界配信スタート!”. MUSIC GUIDE 情報局. ページワン. 2022年9月2日閲覧。

参考資料

[編集]
  • オリコン『ALBUM CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1970-2005』オリコン・マーケティング・プロモーション、2006年4月。ISBN 978-4-87131-077-2 

外部リンク

[編集]