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いやんばか〜ん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いやんばかんから転送)
「いやんばか〜ん」
初代 林家木久蔵シングル
初出アルバム『笑タイム キクキクラクゴ
A面 いやんばか〜ん
B面 木久蔵のナンチャッテ数え唄
リリース
録音 ミノルフォン
ジャンル 歌謡曲
作詞・作曲 初代 林家木久蔵
初代 林家木久蔵 シングル 年表
酔姫エレジー
(1975年)
いやんばか〜ん
(1978年)
とびだすな!!
(1979年)
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いやんばか〜ん」は、初代 林家木久蔵(現・林家木久扇)の2枚目のシングル。発売元はミノルフォン(現:徳間ジャパンコミュニケーションズ)、規格品番はKA-1114。

解説

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前作から約3年ぶりのシングル。表題曲のタイトルは、正確には末尾に4点リーダーがつく。ジャケット表面には、木久蔵自身の手によるイラストが使用されている。「セントルイス・ブルース」に、灯りの無い中での性行為をテーマにした歌詞をつけたもので、なかなかうまくいかない男性に対して女性がもどかしさを感じ、正しい方向へ導かせようとする。最後はハナマルキのCMパロディとして「おかあさ〜ん!」と叫ぶ。

レコード売上は10万枚以上[1][2]、または15万枚[3]のヒットを記録した。

2007年、息子の林家木久蔵と出した落語CD『キクキクラクゴ』に収録された。自身のCDには初収録。

笑点』の大喜利での回答で歌う事があり、木久扇になった後もトレードマークとなった。2005年11月20日放送分で初代木久蔵(当時)が代理司会を務めた際に、3問目でネタとして取り上げられた[4]他、その2ヶ月ほど前の「大喜利」で歌丸が回答で「いやんばか~ん」を披露したこともある[5]。『笑点』最後の出演となった2024年3月31日放送回でも、「大喜利」の最後に「いやんばか~ん」を歌った。

木久扇が「大喜利」でこの歌を歌い、踊り出すと観客が手拍子でのせるため、司会者(5代目三遊亭圓楽、桂歌丸、春風亭昇太)から座布団を没収される事が多かった[6]

木久扇は、「『笑点』のロサンゼルスでの大喜利収録の回答で、アメリカジャズの国だからと、「いやんばか~ん」と歌って答えたてみたらウケた事」とだと「いやんばか~ん」の制作の切っ掛けを語っている。

収録曲

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A面
B面


脚注

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出典

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  1. ^ 『輝けキクゾー交遊録』(「BOOK」データベースのデータ)
  2. ^ 木久扇78歳CDデビュー 目指せ紅白/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2024年11月11日). 2024年11月11日閲覧。
  3. ^ 『ラジオ深夜便』2024年9月号、NHK財団、79頁。
  4. ^ 笑点 1993回 笑点 公式(旧)サイトより 2016年 5月14日閲覧
  5. ^ 1983”. www.ntv.co.jp. 2024年11月11日閲覧。
  6. ^ 2026”. www.ntv.co.jp. 2024年11月11日閲覧。

関連項目

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