BIG4 (テニス)
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基本情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 |
スイス スペイン セルビア イギリス | ||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 |
1981年8月8日(43歳) 1986年6月3日(38歳) 1987年5月22日(37歳) 1987年5月15日(37歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 185cm, 185cm, 188cm, 190cm | ||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 85kg, 85kg, 80kg, 84kg | ||||||||||||||||||||||||||||||
利き手 | 右 左 右 右 | ||||||||||||||||||||||||||||||
バックハンド | 片手 両手 両手 両手 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ツアー経歴 | |||||||||||||||||||||||||||||||
デビュー年 |
1998年 2001年 2003年 2005年 | ||||||||||||||||||||||||||||||
シングルス | 304勝 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ダブルス | 22勝 | ||||||||||||||||||||||||||||||
4大大会最高成績・シングルス | |||||||||||||||||||||||||||||||
全豪 | 優勝 (2004, 06-13, 15-20) | ||||||||||||||||||||||||||||||
全仏 | 優勝 (2005-2014, 16-20) | ||||||||||||||||||||||||||||||
全英 | 優勝 (2003-2019) | ||||||||||||||||||||||||||||||
全米 | 優勝 (2004-08, 10-13, 15, 17-19) | ||||||||||||||||||||||||||||||
優勝回数 | 60(豪15、仏15、英17、米13) | ||||||||||||||||||||||||||||||
4大大会最高成績・ダブルス | |||||||||||||||||||||||||||||||
全豪 | 3回戦 (2003-2005) | ||||||||||||||||||||||||||||||
全仏 | 2回戦 (2006) | ||||||||||||||||||||||||||||||
全英 | ベスト8 (2000) | ||||||||||||||||||||||||||||||
全米 | ベスト4 (2004) | ||||||||||||||||||||||||||||||
キャリア自己最高ランキング | |||||||||||||||||||||||||||||||
シングルス | 1位(2004年2月2日から現在まで) | ||||||||||||||||||||||||||||||
ダブルス | 24位(2003年6月9日) | ||||||||||||||||||||||||||||||
獲得メダル | |||||||||||||||||||||||||||||||
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2017年1月29日現在 |
BIG4(ビッグ・フォー、英語:Big Four )とは、男子プロテニスにおいて突出した成績を残している選手4人の総称。ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マリーを指す。
選手
- ロジャー・フェデラー(Roger Federer, 1981年8月8日 - )
スイス・バーゼル出身。身長185cm、体重85kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。
スペイン・マヨルカ島・マナコー出身。身長185cm、体重85kg、左利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
- ノバク・ジョコビッチ(Novak Đoković, 1987年5月22日 - )
セルビア・ベオグラード出身。身長188cm、体重80kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
スコットランド・ダンブレーン出身。身長190cm、体重84kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
概要
1990年代のピート・サンプラス/アンドレ・アガシの時代、2000年代のフェデラー/ナダル2強の時代の後を受けて、2012年以降男子テニスの上位を占めるフェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マリー4人の総称。
2011年ジョコビッチ、2012年マリーの台頭以降、それまで2強であったフェデラー、ナダルとともに、数多くの大会優勝を分け合う等4人がライバルとして上位を独占している。
2017年現在までに、全員が世界ランク1位を経験しており、フェデラー、ナダル、ジョコビッチの3人は四大大会及びマスターズ1000で、それぞれが歴代3傑に入る優勝回数を誇る。そして全員がオリンピックのメダルを獲得しており、マリーはシングルスでは史上唯一となるオリンピック連覇を記録している。
経歴
2008年以前
2000年代初頭、男子テニス界は世代交代の時期を迎えていた[1]。2003年にピート・サンプラスが引退。テニス界はレイトン・ヒューイット、アンディ・ロディック、マラト・サフィン、フアン・カルロス・フェレーロ、そしてロジャー・フェデラーなどの「ニューボールズ世代」と呼ばれる選手たちが活躍し始めていた。
2003年、ウィンブルドンでロジャー・フェデラーがマーク・フィリプーシスをストレートで下してBIG4のグランドスラム初優勝。2004年2月2日にフェデラーがロディックを抜き世界ランキング1位に到達。これ以降現在までBIG4が1位を独占し続ける。2005年全仏オープン準決勝でラファエル・ナダルと世界1位のロジャー・フェデラーの対戦となりナダルが勝利。7月25日にはナダルがレイトン・ヒューイットを抜き世界ランク2位に到達。以後2009年8月まで2位以内を維持する。2006年全仏オープン決勝戦でナダルとフェデラーが対戦。 1-6, 6-1, 6-4, 7-6 でナダルが優勝。
BIG4時代の幕開け(2008年-2010年)
2008年全豪オープンではジョコビッチが準決勝でフェデラーを破り、決勝ではジョー=ウィルフリード・ツォンガを倒しグランドスラム初優勝。ナダルはベスト4。北京五輪ではナダルが男子シングルスの金メダルを、ジョコビッチは銅メダルを獲得。フェデラーはベスト8。全米オープンではBIG4が初のベスト4を独占。その中でアンディ・マリーが初のグランドスラム決勝進出。フェデラーVSマリーとなった決勝は6-2, 7-5, 6-2 でフェデラーが勝利。対マリー戦の連敗を止めて大会5連覇。ナダル・ジョコビッチはベスト4。9月8日にはマリーがダビド・フェレール、ニコライ・ダビデンコを抜き世界ランク4位に到達。初のBIG4世界ランキング1位から4位独占となる。2010年ATPワールドツアー・ファイナルズに全員出場。ファイナルズ初のベスト4に全員進出する。
BIG4全盛期(2011-2013)
2011年全仏オープン・全米オープン、2012年全豪オープンではベスト4全員がBIG4になる。また2011年の4大大会決勝進出者は全員BIG4。初のマスターズ1000全大会制覇&4人全員が優勝を果たす。2012年も4大大会の決勝進出者が全員BIG4であり全豪ジョコビッチ、全仏ナダル、ウィンブルドンフェデラー、全米マリーとBIG4の4人全員がグランドスラムを制覇する。また、ロンドン五輪でもマリーが金メダル、フェデラーが銀メダルを獲得した。2013年はフェデラーが優勝できなかったもののマスターズ1000をすべてBIG4が制覇する。
新時代(2014年-2017年)
2014年、全豪オープンではスタニスラス・ワウリンカが決勝でナダルを倒し優勝。17大会4年半ぶりとなるBIG4以外での優勝となった。全米オープンではマリン・チリッチと錦織圭の決勝となり39大会ぶりにBIG4が決勝進出を果たせなかった。2015年全豪オープンでマリーが決勝に進出したことで2013年6月以来約1年7ヵ月ぶりに世界ランキング1位から4位をBIG4が独占することとなった。結果はジョコビッチが3-1でマリーを破り2年ぶり5度目のBIG4の40勝目の優勝を飾った。2015年全仏オープンで決勝でワウリンカがジョコビッチを3-1で下し、マラト・サフィン以来のBIG4以外でのグランドスラム複数優勝者となった。また、ナダルも全仏での2敗目を喫した。
2016年全仏オープンでは決勝でジョコビッチとマリーが対戦し、ジョコビッチが3-1で勝利。ジョコビッチは自身初の全仏優勝、また、キャリアグランドスラムを達成した。ウィンブルドンではマリーが3年ぶりの優勝。リオ五輪ではマリーが男子史上初の五輪連覇を果たした。全米オープンでは決勝でワウリンカがジョコビッチを3-1で下し、グランドスラム3勝目を挙げた。11月にはマリーが初めて世界ランク1位となった。これによりBIG4全員が世界ランク1位在位者となった。
2017年、全豪オープンでは怪我から復帰したフェデラーとナダルが決勝まで進出し、フェデラーが3-2で勝利。グランドスラム歴代最多18回目の優勝を果たした。全仏オープンでは、ナダルがラ・デシマ(スペイン語でV10)を達成。ウィンブルドンはフェデラー、全米オープンはナダルが優勝を果たし、2017年は全豪・ウィンブルドンをフェデラー、全仏・全米をナダルが制し復帰した二人が四大大会を分け合うこととなった。対照的にジョコビッチとマリーは怪我のため、シーズン後半はツアーから離脱することとなった。しかしマスターズ1000やツアーファイナルズではBIG4以外の優勝者が複数出るなど、少し時代の変化を感じさせるシーズンとなった。
BIG3時代(2018年-)
2018年、全豪オープンではフェデラーがチリッチに3-2で勝利しグランドスラム20勝目を達成。全仏オープンではナダルがドミニク・ティエムに3-0で勝利しウンデシマ(スペイン語でV11)を達成。ウィンブルドンでは準決勝で怪我から復帰してきたジョコビッチが2日間に亘るナダルとの大激闘を6-4, 3-6, 7-6, 3-6, 10-8で制して決勝進出。決勝ではケビン・アンダーソンをストレートで下してウィンブルドンを制した。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでジョコビッチが決勝でフェデラーを下したことでジョコビッチは男子シングルス史上初となるキャリア・ゴールデン・マスターズ(マスターズ9大会全制覇)を達成。全米オープンでもジョコビッチが勝ち上がり、決勝でフアン・マルティン・デル・ポトロを下し、グランドスラム通算14回目となる優勝を飾った。
2019年初めに股関節の故障に苦しむマリーが現役引退を示唆したこともあり、マリーを除いた3人をBIG3とする呼称が定着しだす。全豪オープンの決勝はジョコビッチとナダルの対戦となり、ジョコビッチが優勝した。全仏オープンではフェデラーとナダルが準決勝で対戦しナダルが勝利。ジョコビッチを破ったティエムとの決勝も制し、大会連覇でV12に。ウィンブルドンでも準決勝でフェデラーとナダルが対決。結果はフェデラーの勝利となり、ジョコビッチの待つ決勝に駒を進めた。迎えた決勝は7-6, 1-6, 7-6, 4-6でフルセットに突入すると、最終セットは12-12まで決着がつかず、本大会で初めて最終セットタイブレークに縺れ込んだ。結果は7-3でジョコビッチが勝利。4時間56分の激闘の末、大会連覇を果たした。全米オープンではナダルが新鋭ダニール・メドベージェフを下して優勝。
2020年は全豪オープンでジョコビッチが最多8度目の優勝を飾り、1位に返り咲く。その後は3月より新型コロナウイルス感染症流行の影響でツアーが約5か月中断に。この期間中にフェデラーが膝の再手術で今シーズンの離脱を発表。再開後もジョコビッチの勢いは続き、ウエスタン・アンド・サザン・オープンを制して「ダブルゴールデンマスターズ」を記録するように開幕から負けなしだったが、全米オープンは4回戦で線審にボールを当てて失格になるという異例の形で敗退[2]。この全米オープンはナダルが感染症の懸念から欠場し、マレーも早期敗退し、ドミニク・ティエムが4年ぶりにBIG4以外のグランドスラム優勝を果たした[3]。それでも直後のBNLイタリア国際はジョコビッチが制し、全仏オープンはナダルが決勝でジョコビッチを下して通算13度目の制覇を果たすとともに、同大会通算100勝目に到達した[4]。
4大大会決勝成績
個人成績
決勝進出回数 | 勝敗 | 決勝での勝率 | (内BIG4同士) | |
---|---|---|---|---|
フェデラー | 31回 | 20勝11敗 | 勝率65% | (7勝10敗) |
ナダル | 28回 | 20勝8敗 | 勝率71% | (11勝7敗) |
ジョコビッチ | 27回 | 17勝10敗 | 勝率63% | (13勝8敗) |
マリー | 11回 | 3勝8敗 | 勝率27% | (2勝8敗) |
- フェデラーは、2004年/2006年/2007年に4大大会3冠を達成したが、2004年全仏オープンは3回戦で「全仏3回優勝のクエルテン」、2006年/2007年は全仏オープン決勝で「ナダル」に敗れ、年間グランドスラムを逃している。
- ナダルは、2010年に4大大会3冠を達成したが、全豪オープン準々決勝で「マリー」相手に怪我で途中棄権し、年間グランドスラムを逃している。
- ジョコビッチは、2011年/2015年に4大大会3冠を達成したが、2011年全仏オープン準決勝で「フェデラー」、2015年全仏オープン決勝戦で「ワウリンカ」に敗れ、年間グランドスラムを逃している。しかし、その後2015年ウィンブルドンから2016年全仏オープンまで4連勝している。
BIG4同士の4大大会決勝対戦成績
フェデラー | ナダル | ジョコビッチ | マリー | 計 | |
---|---|---|---|---|---|
フェデラー | ― | 3勝6敗 | 1勝3敗 | 3勝0敗 | 7勝9敗 |
ナダル | 6勝3敗 | ― | 5勝4敗 | 0勝0敗 | 11勝7敗 |
ジョコビッチ | 3勝1敗 | 4勝5敗 | ― | 5勝2敗 | 12勝8敗 |
マリー | 0勝3敗 | 0勝0敗 | 2勝5敗 | ― | 2勝8敗 |
計 | ― | ― | ― | ― | 32勝32敗 |
(2019年全豪オープン終了時)
年 | 大会 | 優勝者 | 準優勝 | 試合結果 |
---|---|---|---|---|
2006年 | 全仏オープン | ラファエル・ナダル | ロジャー・フェデラー | 1-6, 6-1, 6-4, 7-6 |
2006年 | ウィンブルドン | ロジャー・フェデラー | ラファエル・ナダル | 6-0, 7-6, 6-7, 6-3 |
2007年 | 全仏オープン | ラファエル・ナダル | ロジャー・フェデラー | 6-3, 4-6, 6-3, 6-4 |
2007年 | ウィンブルドン | ロジャー・フェデラー | ラファエル・ナダル | 7-6, 4-6, 7-6, 2-6, 6-2 |
2007年 | 全米オープン | ロジャー・フェデラー | ノバク・ジョコビッチ | 7-6, 7-6, 6-4 |
2008年 | 全仏オープン | ラファエル・ナダル | ロジャー・フェデラー | 6-1, 6-3, 6-0 |
2008年 | ウィンブルドン | ラファエル・ナダル | ロジャー・フェデラー | 6-4, 6-4, 6-7, 6-7, 9-7 |
2008年 | 全米オープン | ロジャー・フェデラー | アンディ・マリー | 6-2, 7-5, 6-2 |
2009年 | 全豪オープン | ラファエル・ナダル | ロジャー・フェデラー | 7-5, 3-6, 7-6, 3-6, 6-2 |
2010年 | 全豪オープン | ロジャー・フェデラー | アンディ・マリー | 6-3, 6-4, 7-6 |
2010年 | 全米オープン | ラファエル・ナダル | ノバク・ジョコビッチ | 6-4, 5-7, 6-4, 6-2 |
2011年 | 全豪オープン | ノバク・ジョコビッチ | アンディ・マリー | 6-4, 6-2, 6-3 |
2011年 | 全仏オープン | ラファエル・ナダル | ロジャー・フェデラー | 7-5, 7-6, 5-7, 6-1 |
2011年 | ウィンブルドン | ノバク・ジョコビッチ | ラファエル・ナダル | 6-4, 6-1, 1-6, 6-3 |
2011年 | 全米オープン | ノバク・ジョコビッチ | ラファエル・ナダル | 6-2, 6-4, 6-7, 6-1 |
2012年 | 全豪オープン | ノバク・ジョコビッチ | ラファエル・ナダル | 5-7, 6-4, 6-2, 6-7, 7-5 |
2012年 | 全仏オープン | ラファエル・ナダル | ノバク・ジョコビッチ | 6-4, 6-3, 2-6, 7-5 |
2012年 | ウィンブルドン | ロジャー・フェデラー | アンディ・マリー | 4-6, 7-5, 6-3, 6-4 |
2012年 | 全米オープン | アンディ・マリー | ノバク・ジョコビッチ | 7-6, 7-5, 2-6, 3-6, 6-2 |
2013年 | 全豪オープン | ノバク・ジョコビッチ | アンディ・マリー | 6-7, 7-6, 6-3, 6-2 |
2013年 | ウィンブルドン | アンディ・マリー | ノバク・ジョコビッチ | 6-4, 7-5, 6-4 |
2013年 | 全米オープン | ラファエル・ナダル | ノバク・ジョコビッチ | 6-2, 3-6, 6-4, 6-1 |
2014年 | 全仏オープン | ラファエル・ナダル | ノバク・ジョコビッチ | 3-6, 7-5, 6-2, 6-4 |
2014年 | ウィンブルドン | ノバク・ジョコビッチ | ロジャー・フェデラー | 6-7, 6-4, 7-6, 5-7, 6-4 |
2015年 | 全豪オープン | ノバク・ジョコビッチ | アンディ・マリー | 7-6, 6-7, 6-3, 6-0 |
2015年 | ウィンブルドン | ノバク・ジョコビッチ | ロジャー・フェデラー | 7-6, 6-7, 6-4, 6-3 |
2015年 | 全米オープン | ノバク・ジョコビッチ | ロジャー・フェデラー | 6-4, 5-7, 6-4, 6-4 |
2016年 | 全豪オープン | ノバク・ジョコビッチ | アンディ・マリー | 6-1, 7-5, 7-6 |
2016年 | 全仏オープン | ノバク・ジョコビッチ | アンディ・マリー | 3-6, 6-1, 6-2, 6-4 |
2017年 | 全豪オープン | ロジャー・フェデラー | ラファエル・ナダル | 6-4, 3-6, 6-1, 3-6, 6-3 |
2019年 | 全豪オープン | ノバク・ジョコビッチ | ラファエル・ナダル | 6-3, 6-2, 6-3 |
2019年 | ウィンブルドン | ノバク・ジョコビッチ | ロジャー・フェデラー | 7-6, 1-6, 7-6, 4-6, 13-12 |
2020年 | 全仏オープン | ラファエル・ナダル | ノバク・ジョコビッチ | 6-0, 6-2, 7-5 |
4大大会等の詳細成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
BIG4合計の成績
大会 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
全豪オープン | LQ | 3RF | 3RF | 4RF | 4RF | WF | SFF | WF | WF | WD | WN | W F | WD | WD | WD | FN | WD | WD | WF | WF | WD | WD | |
全仏オープン | 1RF | 4RF | QFF | 1RF | 1RF | 3RF | WN | WN | WN | WN | WF | WN | WN | WN | WN | WN | FD | WD | WN | WN | WN | WN | |
ウィンブルドン | 1RF | 1RF | QFF | 1RF | WF | WF | WF | WF | WF | WN | WF | WN | WD | WF | WM | WD | WD | WM | WF | WD | WD | NH | |
全米オープン | LQ | 3RF | 4RF | 4RF | 4RF | WF | WF | WF | WF | WF | FF | WN | WD | WM | WN | SFFD | WD | FD | WN | WD | WN | 4RD |
全豪オープン
全豪オープン | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フェデラー | LQ | 3R | 3R | 4R | 4R | W | SF | W | W | SF | F | W | SF | SF | SF | SF | 3R | SF | W | W | 4R | SF | 102–15 |
ナダル | A | 3R | 4R | A | QF | SF | W | QF | QF | F | A | F | QF | 1R | F | QF | F | QF | 65–14 | ||||
ジョコビッチ | 1R | 1R | 4R | W | QF | QF | W | W | W | QF | W | W | 2R | 4R | W | W | 80-8 | ||||||
マリー | A | 1R | 4R | 1R | 4R | F | F | SF | F | QF | F | F | 4R | A | 1R | A | 48-13 |
全仏オープン
全仏オープン | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フェデラー | 1R | 4R | QF | 1R | 1R | 3R | SF | F | F | F | W | QF | F | SF | QF | 4R | QF | A | A | A | SF | A | 70–17 |
ナダル | A | A | W | W | W | W | 4R | W | W | W | W | W | QF | 3R | W | W | W | W | 100–2 | ||||
ジョコビッチ | 2R | QF | SF | SF | 3R | QF | SF | F | SF | F | F | W | QF | QF | SF | F | 74-15 | ||||||
マリー | A | 1R | A | 3R | QF | 4R | SF | QF | A | SF | SF | F | SF | A | A | 1R | 39–11 |
ウィンブルドン選手権
ウィンブルドン | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フェデラー | 1R | 1R | QF | 1R | W | W | W | W | W | F | W | QF | QF | W | 2R | F | F | SF | W | QF | F | NH | 101–13 |
ナダル | 3R | A | 2R | F | F | W | A | W | F | 2R | 1R | 4R | 2R | A | 4R | SF | SF | 53-12 | |||||
ジョコビッチ | 3R | 4R | SF | 2R | QF | SF | W | SF | F | W | W | 3R | QF | W | W | 72-10 | |||||||
マリー | 3R | 4R | A | QF | SF | SF | SF | F | W | QF | SF | W | QF | A | A | 57–10 |
全米オープン
全米オープン | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フェデラー | LQ | 3R | 4R | 4R | 4R | W | W | W | W | W | F | SF | SF | QF | 4R | SF | F | A | QF | 4R | QF | A | 89–14 |
ナダル | 2R | 2R | 3R | QF | 4R | SF | SF | W | F | A | W | A | 3R | 4R | W | SF | W | A | 64–11 | ||||
ジョコビッチ | 3R | 3R | F | SF | SF | F | W | F | F | SF | W | F | A | W | 4R | 4R | 72-11 | ||||||
マリー | 2R | 4R | 3R | F | 4R | 3R | SF | W | QF | QF | 4R | QF | A | 2R | A | 2R | 46-13 |
詳細はテニス四大国際大会・男子シングルス優勝者一覧を参照。
テニス4大大会男子シングルス優勝記録 | ||
---|---|---|
順位 | 回数 | 選手名 |
1位 | 24勝 | ノバク・ジョコビッチ * |
2位 | 22勝 | ラファエル・ナダル |
3位 | 20勝 | ロジャー・フェデラー |
4位 | 14勝 | ピート・サンプラス |
5位 | 12勝 | ロイ・エマーソン |
6位タイ | 11勝 | ロッド・レーバー | ビョルン・ボルグ |
8位 | 10勝 | ビル・チルデン |
9位タイ | 8勝 | マックス・デキュジス | アンリ・コシェ | フレッド・ペリー | ケン・ローズウォール | ジミー・コナーズ | イワン・レンドル | アンドレ・アガシ |
*は現役選手 | ||
オリンピック
大会 | 2000 | 2004 | 2008 | 2012 | 2016 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|---|
フェデラー | 4th | 2R | QF | S | A | |
ナダル | A | G | A | 4th | ||
ジョコビッチ | A | B | 4th | 1R | ||
マリー | 1R | G | G |
ATPファイナルズ
大会 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フェデラー | SF | W | W | F | W | W | RR | SF | W | W | F | SF | F | F | DNQ | SF | SF | SF | |
ナダル | Did Not Qualify | A | SF | SF | A | RR | F | RR | A | F | A | SF | A | RR | A | RR | |||
ジョコビッチ | Did Not Qualify | RR | W | RR | SF | RR | W | W | W | W | F | DNQ | F | RR | |||||
マリー | Did Not Qualify | SF | RR | SF | RR | SF | A | RR | RR | W | DNQ |
マスターズ1000のBIG4合計成績
大会 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ATPツアー・マスターズ1000 | ||||||||||||||||||||||
インディアンウェルズ | A | Q1 | 1RF | 3RF | 2RF | WF | WF | WF | WN | WD | WN | SFN | WD | WF | WN | WD | WD | WD | WF | FF | FF | NH |
マイアミ | 1RF | 2RF | QFF | FF | QFF | 4RN | WF | WF | WD | FN | WM | SFN | WD | WD | WM | WD | WD | WD | WF | 2RFD | WF | NH |
モンテカルロ | 1RF | 1RF | QFF | 2RF | 3RN | A | WN | WN | WN | WN | WN | WN | WN | WN | WD | FF | WD | WN | WN | WN | SFN | NH |
ハンブルク | A | 1RF | 1RF | WF | 3RNF | WF | WF | 2RMD | WF | WN | ATP500 | |||||||||||
マドリード (クレー) | ハード | WF | WN | WD | WF | WN | WN | WM | WD | WN | QFN | WD | NH | |||||||||
ローマ | A | 1RF | 3RF | 1RF | FF | 2RF | WN | WN | WN | WD | WN | WN | WD | WN | WN | WD | WD | WM | FD | WN | WN | |
カナダ | A | 1RF | A | 1RF | SFF | WF | WN | WF | WD | WN | WM | WM | WD | WD | WN | FF | WM | WD | FF | WN | WN | NH |
シンシナティ | A | 1RF | A | 1RF | 2RF | 1RFN | WF | QFNM | WF | WM | WF | WF | WM | WF | WN | WF | WF | FM | QFN | WD | SFD | WD |
マドリード (ハード) | A | 2RF | 2RF | QFF | SFF | 2RN | WN | WF | FF | WM | クレー | |||||||||||
上海 | NH | FN | WM | WM | WD | WD | WF | WD | WM | WF | WD | QFDF | NH | |||||||||
パリ | A | 1RF | 2RF | QFF | QFF | A | 3RD | 3RM | FN | QFNF | WD | SFF | WF | 3RM | WD | WD | WD | WM | QFN | FD | WD |
- ハンブルク・マスターズは2009年からATP500シリーズに降格。
デビスカップ
大会 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020-21 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
デビスカップ | QFF | 1RF | QFF | 1RF | SFF | WN | 1RFN | 1RFN | PODFM | WN | WN | WD | WN | 1RF | FD | WF | WM | SFM | SFD | SFN | WN |
生涯賞金額ランキング
|
(2020年1月20日現在)[5]
世界ランキング
世界ランキング1位推移(2004年以降)
在位年度 | 在位月 | 在位者 |
---|---|---|
2004年 | 1月1日 - 2月1日 | ロディック |
(同上) | 2月2日 - 12月31日 | フェデラー |
2005年 | 1月1日 - 12月31日 | フェデラー |
2006年 | 1月1日 - 12月31日 | フェデラー |
2007年 | 1月1日 - 12月31日 | フェデラー |
2008年 | 1月1日 - 8月17日 | フェデラー |
(同上) | 8月18日 - 12月31日 | ナダル |
2009年 | 1月1日 - 7月5日 | ナダル |
(同上) | 7月6日 - 12月31日 | フェデラー |
2010年 | 1月1日 - 6月6日 | フェデラー |
(同上) | 6月7日 - 12月31日 | ナダル |
2011年 | 1月1日 - 7月3日 | ナダル |
(同上) | 7月4日 - 12月31日 | ジョコビッチ |
2012年 | 1月1日 - 7月8日 | ジョコビッチ |
(同上) | 7月9日 - 11月4日 | フェデラー |
(同上) | 11月5日 - 12月31日 | ジョコビッチ |
2013年 | 1月1日 - 10月5日 | ジョコビッチ |
(同上) | 10月6日 - 12月31日 | ナダル |
2014年 | 1月1日 - 7月6日 | ナダル |
(同上) | 7月7日 - 12月31日 | ジョコビッチ |
2015年 | 1月1日 - 12月31日 | ジョコビッチ |
2016年 | 1月1日 - 11月6日 | ジョコビッチ |
(同上) | 11月7日 - 12月31日 | マリー |
2017年 | 1月1日 - 8月20日 | マリー |
(同上) | 8月21日 - 12月31日 | ナダル |
2018年 | 1月1日 - 2月18日 | ナダル |
(同上) | 2月19日 - 4月1日 | フェデラー |
(同上) | 4月2日 - 5月13日 | ナダル |
(同上) | 5月14日 - 5月20日 | フェデラー |
(同上) | 5月21日 - 6月17日 | ナダル |
(同上) | 6月18日 - 6月24日 | フェデラー |
(同上) | 6月25日 - 11月4日 | ナダル |
(同上) | 11月5日 - 12月31日 | ジョコビッチ |
2019年 | 1月1日 - 11月3日 | ジョコビッチ |
(同上) | 11月4日 - 12月31日 | ナダル |
2020年 | 1月1日 - 2月2日 | ナダル |
(同上) | 2月3日 - 現在 | ジョコビッチ |
年間最終世界ランキング
2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フェデラー | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 3 | 2 | 6 | 2 | 3 | 16 | 2 | 3 | 3 | 5 |
ナダル | 49 | 51 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 4 | 1 | 3 | 5 | 9 | 1 | 2 | 1 | 2 |
ジョコビッチ | 679 | 186 | 78 | 16 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 | 12 | 1 | 2 | 1 |
マリー | 540 | 411 | 63 | 17 | 11 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 6 | 2 | 1 | 17 | 240 | 125 | 121 |
年齢別ランキング
BIG4合計記録
4人全員
- グランドスラム過去58大会中53回優勝 (2019年全米オープンまで)
- グランドスラム過去58大会中57回決勝進出 (2019年全米オープンまで)
- 4人全員が全てのグランドスラムの決勝に進出
- マリーのみ全豪、全仏での優勝がない
- ウィンブルドン2003年から連覇 (17タイトル)
・全仏オープン2005年から15回中14回優勝(全仏オープン2019年まで)
- 4人全員がウィンブルドン選手権で2回以上優勝
- フェデラー8回、ジョコビッチ5回、ナダルとマリーが2回
- グランドスラム準決勝に4人全員進出4回 (2008年全米、2011年全仏、2011年全米、2012年全豪)
- マスターズ1000では現行制度となった2009年以降72大会中62回優勝
- グランドスラム、マスターズ1000、ATPファイナルズのすべての大会で優勝 (2011年)
- 年間最終世界ランキングトップ4を5年間独占 (2008-2012)
- 4人全員が世界ランキング1位を経験
- 2004年2月から世界ランキング1位を4人で独占
- 2005年7月から世界ランキング2位も独占
- 3位も2007年8月から2013年7月まで独占
- 4人全員BBCスポーツ・パーソナリティ賞、アーサー・アッシュ ヒューマニタリアン賞を受賞
- 4人全員グランドスラムベスト8に11回以上連続で進出
- 4人全員が9つのマスターズすべてベスト4以上に進出経験
- 4人全員デビスカップで優勝
- 生涯獲得賞金額トップ4独占
4人中3人
フェデラー・ナダル・ジョコビッチ
- 3人ともキャリアグランドスラム達成
- 3人とも世界ランキング1位に通算200週以上在位
- 3人ともグランドスラム勝利数250以上、TOP3独占
- すべてのグランドスラム決勝に2回以上進出、1回以上は連続進出。
- 世界ランキングトップ3独占5年連続8年 (2007-2011, 2014, 2018-2019)
- それぞれが年間でグランドスラム3冠
- それぞれがグランドスラム1大会3連覇
- それぞれがグランドスラム決勝で勝利 (全豪2018フェデラーbtチリッチ、全仏2018ナダルbtティエム、WB2018ジョコビッチbtアンダーソン+全米2018ジョコビッチbtデル・ポトロ)
- それぞれがグランドスラム1大会で全試合先にサービスを選択 (又はさせられ)、優勝
- それぞれが30歳以上でグランドスラム優勝
- それぞれがグランドスラム1大会7回以上優勝
- それぞれが年間11タイトル以上獲得
- それぞれがグランドスラムのオープン化以降の最多優勝記録を保持 (フェデラーWB、ナダル全仏、ジョコビッチ全豪)
- 全員がATP最優秀選手賞、ITFワールドチャンピオン、ローレウス世界スポーツ賞、ESPY最優秀選手賞を受賞。
- マスターズ1000で9大会中8大会優勝 (2012年)
- マスターズ1000で9大会中7大会優勝 (2007年、2014年)
- オープン化以降のグランドスラム歴代優勝回数トップ3を独占
- オープン化以降のマスターズ1000優勝回数・勝利数トップ3も独占
- それぞれが他の2人を1回以上グランドスラム決勝で勝利
- それぞれがマスターズ1000の9大会すべてに決勝進出経験
ナダル・ジョコビッチ・マリー
- グランドスラム、マスターズ1000、ATPファイナルズのすべての大会で優勝 (2013年)
フェデラー・ナダル・マリー
- 3人ともオリンピック金メダル獲得 (ただしフェデラーはダブルスのみ)
ジョコビッチ・マリー・フェデラー
- ATPファイナルズ過去13大会中11大会で優勝
- マスターズ1000で9大会すべて優勝 (2015年)
4人中2人
フェデラーとナダル
- 全仏オープン10連覇
- グランドスラム1大会で5連覇
- サーフェスの連続勝利記録を保持。ナダルはクレーで81連勝、フェデラーは芝で65連勝・ハードで56連勝 (クレー、芝、ハードそれぞれの連勝記録を止めたのは、フェデラーとナダル)
- オリンピック男子ダブルスで金メダル獲得 (フェデラーは北京オリンピックでスタニスラス・ワウリンカと、ナダルはリオデジャネイロオリンピックでマルク・ロペスと)
- ある年のグランドスラムを二人で分け合うこと4度 (2006 «F,N,F,F», 2007 «F,N,F,F», 2010 «F,N,N,N», 2017 «F,N,F,N»)
フェデラーとジョコビッチ
- 世界ランキング1位に通算250週以上在位
- グランドスラム準決勝に14回以上連続で進出経験
- 2004年ウィンブルドンからグランドスラムで2人とも準決勝に進めなかったのは2010年全仏のみ
- ハードコートのマスターズ1000で最多優勝
- 全豪オープン5回以上優勝
- ツアーファイナル5回以上優勝
- マスターズ1000で同一大会ストレート勝ちかつ全てサービスキープして優勝
- マスターズ1000インディアンウェルズで最多優勝。さらに2人とも同じ年に全豪とインディアンウェルズとマイアミ3大会連続優勝達成。過去にサンプラス、アガシの2人も1回達成してるが、2回以上達成してるのはこの2人のみ
ジョコビッチとナダル
- マスターズ1000全9大会連続優勝 (2013年モンテカルロから2014年マイアミまで)
ナダルとマリー
- オリンピック3大会連続金メダル獲得
- ウィンブルドン大会とオリンピックの二冠達成 )ナダルは2008年、マリーは2016年)
- グランドスラム18大会連続決勝進出 (2010年全豪から2014年全仏まで。しかしこの2人が決勝で対戦したことはない)
フェデラーとマリー
- 四大大会すべてで準優勝経験あり
その他記録
- (フェデラー/ナダル)は、2005年7月から2009年8月17日までATPツアーランキングの上位2位をこの2人で独占し、6シーズントップを占め続けたペアである(フェデラーは2004年2月から237週連続で1位に在位し、5歳下のナダルは2005年7月に2位になった後、2008年8月にフェデラーを抜いて1位になるまで160週連続で2位に在位)。過去このように長期間上位2位を完全に占め続けたペアは存在しない。
- (ジョコビッチ/ナダル)、(フェデラー/ジョコビッチ)、(ナダル/フェデラー)は、対戦数で歴代1位、2位、3位となるペアである。2019年12月11日現在、ジョコビッチ/ナダルは54回(ジョコビッチ28勝vsナダル26勝)[8]、 フェデラー/ジョコビッチは49回(フェデラー23勝vsジョコビッチ26勝)、ナダル/フェデラーは40回(ナダル24勝vsフェデラー16勝)である。なお歴代4位は、レンドル/マッケンローの36回、歴代5位は、ベッカー/エドベリの35回、歴代6位はサンプラス/アガシの34回である。
受賞歴
賞 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ATPアワード | ||||||||||||||
ATP最優秀選手賞 | F | F | F | F | N | F | N | D | D | N | D | D | M | |
スポーツマンシップ賞 | F | F | F | F | F | F | N | F | F | F | F | F | F | |
ファン投票 | F | F | F | F | F | F | F | F | F | F | F | F | F | |
アーサー・アッシュ ヒューマニタリアン賞 | F | N | D | F | M | |||||||||
ITFワールドチャンピオン | ||||||||||||||
男子シングルス | F | F | F | F | N | F | N | D | D | D | D | D | M | |
ESPY賞 | ||||||||||||||
ベスト・インターナショナル・アスリート | F | |||||||||||||
最優秀男子テニス選手 | F | F | F | F | F | F | N | D | D | N | ||||
BBCスポーツ・パーソナリティ賞 | ||||||||||||||
海外スポーツパーソナリティ賞 | F | F | F | N | D | |||||||||
レキップ チャンピオンオブ・チャンピオン賞 | ||||||||||||||
国際賞 | F | F | F | N | N | |||||||||
ガゼッタ・デロ・スポルト | ||||||||||||||
世界スポーツマン賞 | F | F | F | |||||||||||
ローレウス世界スポーツ賞 | ||||||||||||||
スポーツマン賞 | F | F | F | F | N | D | D | |||||||
ブレイクスルー賞 | N | M | ||||||||||||
カムバック賞 | N |
他の世代のBIG4
- 20年代頃 グランドスラム優勝シングルス20回・ダブルス19回
- 50年代から60年代頃。グランドスラム優勝38回、プロスラム優勝23回
- 70年代から80年代頃。グランドスラム優勝34回
- 80年代中頃から90年代頃。グランドスラム優勝34回
2019年全豪オープン終了時点で現BIG4はすでにグランドスラム優勝55回にグランドスラム準優勝35回と、他の世代と比べても傑出度が高いことが分かる。
BIG4 vs 他選手
- 現役選手でBIG4以外のグランドスラム優勝者
- フアン・マルティン・デル・ポトロ - 2009年全米
- スタン・ワウリンカ - 2014年全豪・2015年全仏・2016年全米
- マリン・チリッチ - 2014年全米
- ドミニク・ティーム - 2020年全米
- グランドスラムでBIG4全員に勝利経験のある選手
- グランドスラムでBIG4内3人に勝利経験のある選手
- アンディ・ロディック - フェデラーに未勝利
- フェルナンド・ベルダスコ- フェデラーに未勝利
- マリン・チリッチ - ジョコビッチに未勝利
- 1大会でBIG4内3人に勝利した選手
- ダビド・ナルバンディアン - 2007年マドリード・マスターズ - ナダル・ジョコビッチ・フェデラー
- ジョー=ウィルフリード・ツォンガ - 2014年ロジャーズ・カップ - ジョコビッチ・マリー・フェデラー
- グランドスラムの決勝戦まで進みながらBIG4に敗退し未だ優勝経験のない選手
- ダビド・フェレール - 自己最高世界ランキング3位、2019年引退
- 2013年 全仏決勝 - ナダル
- ミロシュ・ラオニッチ - 自己最高世界ランキング3位
- 2016年 ウィンブルドン決勝 - マリー
- ロビン・セーデリング - 自己最高世界ランキング4位、2015年引退
- 2009年 全仏決勝 - フェデラー
- 2010年 全仏決勝 - ナダル
- トマーシュ・ベルディハ - 自己最高世界ランキング4位、2019年引退
- 2010年 ウィンブルドン決勝 - ナダル
- ダニール・メドベージェフ - 自己最高世界ランキング4位
- 2019年 全米決勝 - ナダル
- フェルナンド・ゴンサレス - 自己最高世界ランキング5位、2012年引退
- 2007年 全豪決勝 - フェデラー
- ジョー=ウィルフリード・ツォンガ - 自己最高世界ランキング5位
- 2008年 全豪決勝 - ジョコビッチ (ジョコビッチのグランドスラム初優勝)
- ケビン・アンダーソン - 自己最高世界ランキング5位
- 2017年 全米決勝 - ナダル
- 2018年 ウィンブルドン決勝 - ジョコビッチ
- マルコス・バグダティス - 自己最高世界ランキング8位、2019年引退
- 2006年 全豪決勝 - フェデラー
- マーク・フィリプーシス - 自己最高世界ランキング8位、2006年引退
- 2003年 ウィンブルドン決勝 - フェデラー (フェデラーのグランドスラム初優勝)
- マリアノ・プエルタ - 自己最高世界ランキング9位、2009年引退
- 2005年 全仏決勝 - ナダル (ナダルのグランドスラム初優勝)
- BIG4以外に決勝で敗退し未だ優勝経験のない選手 (2005年以降)
- 錦織圭 - 自己最高世界ランキング4位
- 2014年 全米決勝 - チリッチ (チリッチのグランドスラム初優勝)
- アレクサンダー・ズベレフ - 自己最高世界ランキング4位
- 2020年 全米決勝 - ティーム (ティームのグランドスラム初優勝)
- BIG4全員に勝利経験がある選手
- アンディ・ロディック
- ニコライ・ダビデンコ
- イワン・リュビチッチ
- ダビド・ナルバンディアン
- スタン・ワウリンカ
- マリン・チリッチ
- フアン・マルティン・デル・ポトロ
- グリゴール・ディミトロフ
- 錦織圭
- トマーシュ・ベルディハ
- ロビン・セーデリング
- ドミニク・ティーム
- フェルナンド・ゴンサレス
- ジョー=ウィルフリード・ツォンガ
- ジル・シモン
- マリオ・アンチッチ
- アルノー・クレマン
- ニック・キリオス
太字は現役選手
BIG4以外のグランドスラム決勝記録
赤色は優勝。青色は準優勝。太字は決勝でBIG4に勝利した選手。
年 | 全豪オープン | 全仏オープン | ウィンブルドン | 全米オープン |
---|---|---|---|---|
2001年 | アンドレ・アガシ | グスタボ・クエルテン | ゴラン・イワニセビッチ | レイトン・ヒューイット |
2002年 | トーマス・ヨハンソン | アルベルト・コスタ | レイトン・ヒューイット | ピート・サンプラス |
2003年 | アンドレ・アガシ | フアン・カルロス・フェレーロ | マーク・フィリプーシス | アンディ・ロディック |
2004年 | マラト・サフィン | ガストン・ガウディオ | アンディ・ロディック | レイトン・ヒューイット |
2005年 | マラト・サフィン | マリアノ・プエルタ | アンディ・ロディック | アンドレ・アガシ |
2006年 | マルコス・バグダティス | アンディ・ロディック | ||
2007年 | フェルナンド・ゴンサレス | |||
2008年 | ジョー=ウィルフリード・ツォンガ | |||
2009年 | ロビン・セーデリング | アンディ・ロディック | フアン・マルティン・デル・ポトロ | |
2010年 | ロビン・セーデリング | トマーシュ・ベルディハ | ||
2011年 | ||||
2012年 | ||||
2013年 | ダビド・フェレール | |||
2014年 | スタン・ワウリンカ | マリン・チリッチ | ||
2015年 | スタン・ワウリンカ | |||
2016年 | ミロシュ・ラオニッチ | スタン・ワウリンカ | ||
2017年 | スタン・ワウリンカ | マリン・チリッチ | ケビン・アンダーソン | |
2018年 | マリン・チリッチ | ドミニク・ティーム | ケビン・アンダーソン | フアン・マルティン・デル・ポトロ |
2019年 | ドミニク・ティーム | ダニール・メドベージェフ | ||
2020年 | ドミニク・ティーム | 中止 | ドミニク・ティーム |
その他ビッグタイトル保持者
ATPファイナルズ
フェデラーが初優勝した2003年以降
- ダビド・ナルバンディアン - 2005年
- ニコライ・ダビデンコ - 2009年
- グリゴール・ディミトロフ - 2017年
- アレクサンダー・ズベレフ - 2018年
- ステファノス・チチパス - 2019年
脚注
- ^ “2000–2009 The Decade in Tennis”. Essential Tennis. 31 January 2013閲覧。
- ^ “ジョコビッチが失格、線審に意図せずボール打ち込む 全米OP”. www.afpbb.com. 2020年10月13日閲覧。
- ^ “ティエムが全米優勝、初のGS制覇 歴史的逆転劇でズベレフ破る”. www.afpbb.com. 2020年10月13日閲覧。
- ^ “全仏V13のナダル、四大大会では男子歴代最多タイの通算20勝目”. www.afpbb.com. 2020年10月13日閲覧。
- ^ “Career Prize Money”. protennislive.com. 2020年1月30日閲覧。
- ^ “Rankings Singles”. 男子プロテニス協会. 2020年10月14日閲覧。
- ^ “Rankings Former No.1s”. 男子プロテニス協会. 2020年10月14日閲覧。
- ^ 2016年1月10日ニュース記事参照 http://www.thetennisdaily.jp/sp/news_detail.asp?idx=114082
外部リンク
- ロジャー・フェデラー - ATPツアーのプロフィール
- ラファエル・ナダル - ATPツアーのプロフィール
- ノバク・ジョコビッチ - ATPツアーのプロフィール
- アンディ・マリー - ATPツアーのプロフィール