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情報7daysニュースキャスター

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情報7days ニュースキャスター
ジャンル 報道情報ワイドショー
出演者 安住紳一郎(TBSアナウンサー)
ビートたけし
三雲孝江
渡辺えり
齋藤孝
松本あゆ美 ほか
オープニング コーニッシュ「Look hard」
エンディング 同上
製作
プロデューサー 吉橋隆雄 / 足立信一郎(制作P)
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2008年10月4日 - 現在
放送時間土曜日 22:00 - 23:24
放送分84分
回数50
公式サイト

特記事項:
放送回数は2009年10月24日放送分まで。
テンプレートを表示

情報7days ニュースキャスター』(じょうほうセブン・デイズ - )は、TBS系列で、2008年10月4日より、毎週土曜日の22:00 - 23:24(JST)に生放送されている報道ワイドショー情報番組である。通称は「ニュースキャスター[1]」で、略称は「Nキャス」(エヌキャス)、「NC」。

番組タイトルにある“情報7days”は、前番組『ブロードキャスター』の1コーナーだった「7days」からの引用。

概要

1991年4月13日から17年半続いた『ブロードキャスター[2]』(以下、ブロキャス)が2008年9月20日をもって終了し、それに替わるTBSの土曜夜の情報番組としてスタート。

メインキャスターには、TBSの看板アナウンサーである安住紳一郎を起用し、ビートたけしがフリージャーナリストという肩書きで起用された。なお、安住の役割は司会進行だけでなく、JNNニュースの担当(『ブロキャス』時代は別のアナウンサー・記者が担当)とビートたけしの毒舌(暴走)トークのストッパー役である。

前番組の『ブロキャス』が終了することが決まった当初は、後枠を本番組ではなく、バラエティ番組に衣替えすることも検討されていたが、出演者を最小限に抑えつつ、結果は『ブロキャス』の情報路線を引き継ぐことになった。しかし内容自体は真面目なものの、主にビートたけしによるネタ的なトークや話題も随所に見られるため、バラエティ的な要素の混じった情報番組という一風変わった雰囲気を持つ番組となっている。

毎週安定した視聴率を獲得し、『ブロキャス』を終了に追い込まれた裏番組エンタの神様』を逆に2010年3月で終了に追い込んだ。

ブロキャスとの相違点

  • 番組自体がブロキャスの情報路線と真面目なものを引き継いでいるが、ブロキャスに無かったネタ的なトークや話題も随所に見られバラエティ的な要素を含んでいる。
  • キャスターとフリージャーナリストの2人の司会体制となっている(ブロキャス時代は司会とアシスタント)。
  • レギュラーコメンテーターの出演者が2〜3人になっている(ブロキャス時代は4人)。
  • ブロキャス時代にはなかったオープニングトークコーナーとエンディングコーナーが設置されている。
  • JNNニュースコーナーの読み上げをキャスターの安住が行っている(ブロキャス時代は担当のアナウンサーか記者が読み上げていた)。
  • 芸能コーナーの内容がブロキャス時代よりも多くなっており2部構成になっている。
  • 天気予報コーナーの内容がブロキャス時代よりも多くなっており天気担当キャスターが出演し中継形式で放送されている(天気画面は番組仕様となっており全国の大まかな予報をしたボードが備え付けられている。ブロキャス時代は、アシスタントが天気の概要(晴れなら太陽のマークといった内容)だけが画面に出て、予想気温や週間天気は口頭でのみ伝えられていた)。
  • ブロキャス時代にあったスポーツコーナー(「超どスポ!」など)がない。よってスポーツニュースは大きな話題がない限り深夜の『S☆1』に任せたものと思われる。
  • 特集などのCM入り前の字幕に「NEXT○○」と次の内容が分かりやすい様に記している(ブロキャス時代は番組タイトルロゴしか字幕が記されていない)。 
  • EDのスタッフロールの字幕がカクミン(モリサワ)の斜体になっている。
  • ブロキャス時代に行われた「ひきつづき『ブロードキャスター』をごらんください」のようなテロップの表示は行われていない。
  • 特別編成のため前倒しの拡大放送が行われることがある(ブロキャス時代は初期は2時間枠だったが後に85分枠に短縮。また特別編成のため放送時間が短縮することもあった)。

出演者

フリージャーナリスト(編集長)
アナウンサー
コメンテーター

※上記3人以外にも、話題ごとに専門家が登場する。

渡辺えり不在時の代役
ビートたけし不在時の代役
天気予報

番組の進行・主なコーナー

オープニング

  • コンピュータグラフィックで、草原(春季は桜の木になったり、冬季は雪原に変わったりする)に大きなカレンダー[3]が登場し、その放送日の日付に「N」のロゴが突き刺さり、タイトルが現れる。
  • テーマ曲の「Lock Hard」は通常のものの他に若干アレンジが異なるバージョンが流れることがある。
  • 繰り上げスタート時は、ピアノアレンジ版(通常放送時、提供バックの後半に流れるもの)をBGMに、画面右上に番組ロゴが表示されてスタートする。22時ジャストになると、上記のオープニングが通常通り流される。

ビートたけしのオープニングトーク

  • 1週間の様々な出来事やニュースの中で、たけし自身が気になった出来事から安住とトークを展開していく。また、その出来事をテーマにかつて日本テレビ系列の『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で行っていた「たけしメモ」(「こんな○○はイヤだ」のほか、「○○のここが素晴らしい」といったほめ殺し企画など)のような企画を行うことが定番になっている。ただし、内容が生放送にかかわらず不謹慎なものや下ネタ、後からクレームになりかねない発言が多く、安住に突っ込まれる。(特にカツラ疑惑のある芸能人をほのめかす発言)
  • 初期の頃には、たけしが「番組のポスターに間違いがある」などと勝手にフリップを持ち込んで安住に持ち込むが「安住の写真が原口あきまさ」であったり、『みのもんたの朝ズバッ!』の巨大ボードの使いまわしなどがオチで、安住が「毎週ここまで準備するとはあきれますよ」と言うのが定番になっていた。
  • 他には、たけしが「番組への苦情の葉書が届いている」と、葉書を拡大したボードを持ってきてそれを読み上げるが、その苦情は全てたけしが書いたものだった、というネタもあった。
  • 特別編成時でもこのコーナーは22時を回ってから行っている。

ニュース7days

  • この番組の核となるコーナー。放送日を含めた1週間の出来事やニュースを振り返るコーナー。JNN各局で取り上げた時間数を元に放送される。
  • なお、オープニング同様、たけしが勝手にフリップ(写真)を持ち込んで笑いを取るために安住に突っ込まれるのが定番になっていたが、最近はあまりにも内容が過激になったため、たけしの勝手なフリップ持込は無くなった。しかし、ここ最近は勝手にフリップや写真を持ってきて、「朝ズバッ!から持ってきた」「朝ズバッ!のところに捨ててあった」などと言って、あたかも「朝ズバッ!」のフリップであるかのように装うことが多い。

ニュースキャスター(Nキャス)特集

  • 22時台と23時台に1本ずつ分けて番組独自の特集が放送される。

ビートたけし編集長 Presents「週間実は…!」

  • 『ブロキャス』の「お父さんのためのワイドショー講座」に当たる芸能ニュースコーナー。タイトルは週刊誌「週刊実話」のパロディ。
  • その日に放送する芸能ニュースの中から1本(まれに2本)をピックアップして「事情通」を名乗る人物(=扮装をしたビートたけし)が登場し、顔を隠した上で裏話(といいつつ明らかにネタ)を暴露する。
  • しかし最近はほとんど顔を隠さないため(確信犯的にすりガラスの位置がずれるなど)、事情通の正体がたけしであることがあからさまになっている。初期の頃はそのニュースに関係した内容をしゃべっていたが、最近は何も知らないのに「事情通」を名乗り、本筋とずれた話をするというネタに固定されている。また、たけしが欠席した放送では事情通は登場しない。

たけしの三面記事新聞

  • 巨大ボードを使い、その週の芸能ニュースに関連した話題を肴に、たけしがトークを展開する。最近は芸能ニュースとはほぼ関係なく、『ビートたけしのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)よろしく村田英雄具志堅用高ガッツ石松、果てはケーシー高峰などの迷言集を紹介したりしている。尚初期のころはオープニングトーク同様「生放送ではブラックなネタ」も多かった。[4]
  • 回転ボードを回す際、たけしが頭をぶつけることがほぼお約束になっている。その後、初期はたらいがたけしの頭上に落ちてきたが、現在はその週の話題になったもの(例「ブッシュ大統領に投げた靴」「門松」「バレンタインデーのチョコ」「ワールドベースボールクラシックの公式球」)をモチーフにしたハリボテ(美術品)が落ちてくる。
    • なお、このハリボテはほとんど所ジョージの自宅兼・事務所の「世田谷ベース」にあり、たけしも「所、持って行くぞ!」と呼び掛けている。所によると「あのおじさん(たけし)が毎週うちに遊びに来るときにTBSから必ず持ってくるので誰か止めてほしい」「サイズが大きいからもっと(ハリボテの)サイズを小さくしてほしい」(2009年8月1日放送分より)とのこと。その話を受けてか、同日放送分は「金正日総書記が乗ったクルーザー」をモチーフにした小型のハリボテになった。なおこのハリボテの一部は、たけし・所の共同制作雑誌「FAMOSO」で使用されているほか、フランスでのたけしの展覧会にも一部アレンジされて使用している。
  • また、意味もなくハリボテが壊れたり、落下物担当のスタッフもメイクをして登場したりするなど、だんだん手の込んだ内容になっている。
  • なお、ゲストにたけしの元弟子である宮崎県知事の東国原英夫がゲスト出演した際は、「知事、こちらに来て」とたけしがわざわざハリボテが落ちる定位置に呼ぶのが恒例となっている。また2009年8月29日の放送ではたけしの代打で登場した所ジョージにモアイ像が命中した。
  • また、9月12日はたらい落としがなかった代わりにたけしがUFOに衝突した。
  • 回転ボード回転時の効果音は、『朝ズバッ!』内の「8時またぎ」のボード回転時と同一の効果音を使用している。

お父さん世代に送る芸能袋とじ

芸能ニュースの中から、若者世代に今注目されている人物やグループについて詳しく説明するコーナー。不定期で放送。
  • コーナー開始までに入っている最新ニュースをストレートニュース形式で伝える。ニュース前に時刻の読み上げ(アナウンス)をする。ニューススタジオに待機しているアナウンサーではなく、安住がスタジオ内で直接読み上げる[5]後述の通りJNN加盟全局のみで同時放送を行っているため排他協定が適用されており、そのため「JNN」を冠してのニュースコーナーとなっている。
  • 本番組では番組開始時よりリード部分の大見出しとVTR中右上テロップ・TBS製作分のニュースVTRの各種テロップデザインは正規のJNNニュース用である緑色を主体としたデザインを使用せず、Nキャス式の独自デザインを使用する。[6]

ただ、系列局発VTRでは通常のJNNニュース用デザインか、場合により報道特集用のデザインが用いられることがある。

  • 2009年度、JNNニュースが「THE NEWS」として放送されていた期間、当番組はJNNニュースが単独枠ではないため統一ブランドの「THE NEWS」を使用せず、CM前項目表示も『最新のニュース(改行)「JNNニュース」』と表示されていた。但し、地方系列局編集のVTRに一部、THE NEWSデザインのものが出される場合もあった。
  • 項目テロップにおける番組名ロゴ表記はこのコーナーのみ通常の「NEWS Caster」ではなく「JNN NEWS」と表示される[7]。その他、番組中に速報が入った場合も「JNN NEWS」バージョンを使用することがある。
  • 2009年4月以降の本来のJNNの土曜最終版ニュースは『S☆1』内の「JNNニュース」とされているが、そちらはスポットニュース程度の時間しか与えられなくなったため、本番組内のこのコーナーが実質的なJNN土曜最終版ニュースといえないこともない。
  • 赤坂サカス前から中継形式で放送。時には各地に松本が赴き、そこから中継することもある。天気画面は番組仕様となっており、松本の隣には全国の大まかな予報をしたボードが備え付けられている。『ブロキャス』時代は、天気の概要(晴れなら太陽のマークといった内容)だけが画面に出て、予想気温や週間天気は口頭でのみ伝えられていたが、それらが画面表示されている。
  • コーナー終了間際、番組開始当初はたけしが松本に突っ込みを入れていたが、現在は松本がたけしに突っ込みを入れる(その際、松本がカンニングペーパーを見ながらセリフを棒読みしているのが特徴)のが恒例になっている。なお、放送時間の都合やたけしが欠席の場合や放送中か放送開始前に重大事件(2009年8月8日放送では放送開始前に酒井法子が逮捕されたため内容変更)や重大事故などがあった場合は省略される。
  • 提供クレジットの背景でもこの中継画面が流れている。この際、松本やスタッフ、ゲストがその日の放送内容に関連した小ネタをやることがある。
  • 過去に、たけしがこのコーナーを担当したことがある(後述)。

過去のコーナー

※開始から1カ月間は、下記のコーナーも行われていたが、「ニュースキャスター(Nキャス)特集」や「週間実は…!」、「三面記事新聞」などのコーナーが定着された現在、全く実施されなくなっている。

たけし's シンクタンクの日本元気コーナー
「不景気」と言われながらも、今活躍の場を広げている企業や個人を取り上げるコーナー。
一目でわかる! ビジュアル算
ニュースなどで使われる「数字」に注目し、この数字を視覚的にわかりやすく伝えるコーナー。
コーナー自体はなくなったものの、「万里の長城の長さが誤っていた」というニュースで、同様のスタイルで説明が行われたことがある。
プロフェッショナル・アイ -PROFESSIONAL EYE-
2008年10月18日放送。タイトルの通り、プロの目線・視点から見える光景・景色から、その仕事を紹介していく内容。
NEWS勘定奉行がゆく
ニュースで話題となった出来事を「金額」で斬るコーナー。
今週の一番
2009年3月14日から開始したエンディングの企画。その週のニュースの主役や注目した内容を相撲の一番になぞらえて、たけしが面白い決まり手で締めるエンディングのコーナー。「一番」の代わりに「今週の一句」「今週の小噺」となったこともある。

主題歌

番組テーマ曲・オープニング

エンディング

スタッフ

  • ナレーター:永井一郎掛川裕彦平野義和渡辺美佐
  • 構成:佐藤公彦、北本かつら、中村益雄、長谷川勉、張眞英、タムケン、相川真紀、岩佐真吾、竹田慎
  • ブレーン:〆さばアタル、アル北郷
  • リサーチ:勅使河原ゆみ、太宰麻帆
  • オープニング音楽:コーニッシュ
  • TM:金澤健一
  • TD:寺尾昭彦、山下直
  • VE:島貫洋
  • カメラ:横田研一
  • 音声:坂井健志、高岡崇靖、平井郁雄
  • 照明:高橋章
  • 美術プロデューサー:相野道生
  • 美術デザイナー:中西忠司
  • 美術制作:清水久
  • 装置:尻無浜宏人、渡辺恵司
  • 装飾:田村健治
  • 電飾:西田和正
  • メカシステム:庄子泰広
  • ヘアメイク:有馬妙美
  • ビジュアルクリエーター:薗部健
  • CG:赤坂グラフィックスアート
  • 編集・MA:東放制作プロカム
  • 音響効果:伊藤誠、阿部宰、加藤博紀
  • TK:飛田亜也
  • 番組宣伝:小山陽介
  • 編成:宮尾毅
  • コーナプロデューサー:菅谷敬、富澤正義、佐々木貴幸、壁谷政彦
  • コーナーディレクター:原田正幸、上田淳、森田重雄、武本修、大崎貴史、坂田和隆、時田成正、横伝輝信、垣花望、大嶋清広、向山千絵、高橋麻樹、神戸謙太郎、柿本翼、松本恵介、鈴木康弘、秋山健太、長嶋聖、室伏幸太郎
  • AP:鎌倉昭夫、斯波豊 / 瀬川郷守、原田康弘
  • ディレクター:高橋務、イシイ圭、堀だいすけ、諏訪陽介、藤島浩司、上田淳
  • プロデューサー:吉橋隆雄
  • 制作プロデューサー:足立信一郎
  • 制作協力:Sp!ce Factory、Mylodon、LUCASマイ・プラン
  • 製作著作:TBS

過去のスタッフ

  • 編成:山田康裕、福士洋通
  • ディレクター:杉本篤
  • コーナーディレクター:折田俊一郎、藤田幸伸、平尾直志、森多佳子
  • リサーチ:若鍋聡志

ネット局

TBSをキーステーションにJNN系列28局フルネットで放送。

備考

  • 安住は『ジャスト』以来3年半ぶりのワイドショー番組登板であり、同局によるたけしのレギュラー番組は『ここがヘンだよ日本人』以来6年半ぶりである。
  • 番組内での安住とたけしの絶妙な掛け合いは、かつてたけしと公私ともに親交があった逸見政孝とのそれをほうふつとさせるものがある。
  • 前番組『ブロキャス』同様、年末年始や春と秋の『オールスター感謝祭』が放送される際は、番組を休止する。また、2009年8月15日は『世界陸上ベルリン大会』の中継のために休止となった(翌22日は「男子マラソン」(17:45 - 21:14)編成で20分繰り下げて、22:20からの放送となった)。
  • 番組内では、ゲストや専門家がスタジオに生出演することがあるが、スタジオに生出演できないときには、生電話やCG合成によるバーチャル出演する場合もある。
  • 先述した通り、本番組には前番組『ブロキャス』時代に行われた「ひきつづき『ブロードキャスター』をごらんください」のようなテロップの表示は行われておらず、当初は前半スポンサーと後半クレジットの間の提供クレジットでは「ローカルスポンサーの挿入」を意識したと思われる空白の時間(実際はCM後に後半スポンサーが入るため何の意味もない)が存在した。現在は表示時間を長くしたため解消されている。
  • 本番組のクロスプログラムにおいて、TBSの他の番組で使用されているジングルを使用せず、独自のジングル音を使用している。
  • 2008年11月22日の放送は、たけしが裏番組であるフジテレビたけしの日本教育白書』の生放送に出演していたため欠席(たけしの席には、たけしの写真パネルが置かれた)。この回ではSMAP中居正広が自身主演でTBS制作の映画『私は貝になりたい』のPRを兼ねてゲスト出演する予定だったが、放送中に同じ週に発生した元厚生事務次官宅連続襲撃事件について大きな動きがあり、結果的に出演しなかった。なお、オープニングで安住が「たけしさんは、お台場(フジテレビ本社の所在地)で教育問題のディスカッションに参加したいとのことで番組を休みました。皆さんはどのような状況になっているか十分わかっていると思いますが、チャンネルを変えることは決してお勧め出来ません」と述べ、スタジオ内は大爆笑だった。
    • この日は前述のとおり、放送中に元厚生事務次官宅連続襲撃事件の犯人出頭・逮捕というニュースが飛び込んできたため、安住はゲストの佐々淳行から「生放送中にこのようなケースに巡り合うとは、安住さん、あなたついてますよ」と言われたが、さすがに不謹慎な発言だと思ったのか、安住は佐々の言葉を軽く受け流した。
    • 翌週、通常どおり出演したたけしは、先週の感想として「運が悪かったね、って言われた」と、前出の佐々の一言に掛けたコメントを残した。なお、翌年の『たけしの日本教育白書』はフジテレビがTBSに配慮し、日曜日での放送となった。
  • 2008年12月27日の放送では、本番組の前に生放送されていた年末の特別番組『爆笑問題VS安住紳一郎 平成ニッポン20年史!』の最後にたけしが乱入。本番組は前番組からステーションブレイクなしでそのままスタートした。『平成ニッポン20年史!』の司会・爆笑問題太田光田中裕二)とコメンテーター・宮崎哲弥が引き続きゲスト出演し、オープニングでは安住、爆笑問題、宮崎がスタジオを移動しながらトークを展開した。『平成ニッポン20年史』には前番組『ブロキャス』の司会者・福留功男が出演しており、たけしは「福留さんが降ろされたのはギャラが高いからだっていうけど、それなら俺は何なんだ」と言った。
  • 2009年1月31日の放送で、前番組『ブロキャス』の初代司会者で、安住と『ジャスト』で共演経験のある三雲孝江がゲスト出演。これにより、三雲の同時間帯での出演は、『ブロキャス』を降板した2004年9月25日以来4年4カ月ぶりとなった。以後3月まで不定期に出演していたが、3月いっぱいで『イブニング・ファイブ』(三雲がメインキャスターを担当した平日夕方のワイドショー・情報番組)が終了したため、4月から『ひるおび!』と兼任で正式レギュラーになった。また、2010年5月15日以降は前日午後の『金曜プリティ』メイン司会と兼務している。
  • 2009年5月2日放送分で同日逝去した忌野清志郎の事を取り上げた際、安住が「きよしろう」ではなく「せいしろう」と読み間違いをしてしまった。
  • 2009年5月16日の放送では、コメンテーターの渡辺が、裏番組であるテレビ朝日土曜ワイド劇場』に出演(おそらく本番組開始以前に収録された作品)したため欠席。そのため、渡辺のピンチヒッターとして宮崎が出演した。2009年6月27日、2010年3月20日[8]も『土曜ワイド劇場』に出演のため欠席。
  • 2009年8月29日の放送では事情[9]によりたけしが欠席となり、代わってたけしと親交が深い所ジョージが生出演した。ただし、所がとても気に入っているというオープニングコーナーと三面記事新聞が録画で放送された(クロマキー合成でオープニングは翌日衆院選ということで国会議事堂前から。三面記事新聞はなぜかイースター島からだった。また、恒例のアイテム落下は所に落ちた)。また、たけしが番組を休むにあたって、サボっているように思わせる演出が行われた。
    • 所は「おかしいと思うんですよ」「映画の都合で休みだって言ってるんでしょうけど、たぶん都内某所にいると思うんですよ。」「だって明日、家に遊びに来るって言ってたもん。たぶんどっかに潜伏しているんですよ。」「怠けてるな、と思います」「速やかに出てきてください!お願いします」と、いかにもサボりらしく演出するように語った。
    • 2009年9月12日の放送でも同様でたけしが番組を欠席。安住はたけしの欠席の理由を言及しなかった[10]。所は「あのおじさんと今週食事の約束があるのに休みなんて大嘘。絶対都内にいますよ。出てきなさい」「前回(2009年8月29日)で味占めちゃったんですよ。気をつけないと今後癖になりますよ」と言った。
    • 2009年9月26日もたけしが番組を欠席し所が出演、この頃になると所も「2週に1度の私です」とついに諦めがついたかのように語り[11]、さらにはシルバーウィーク中に自身に降りかかった災難(簗漁で獲った鮎を食べに車で福島へ行こうとしたところ高速が渋滞で仕方なく諦めて駒形で降りコンビニのサンドイッチを食べる羽目になった、時間が空いたので愛犬の体を洗ってやったところ鼻から水を吸って肺炎になってしまい入院した)を安住にぼやき、「どうしてくれんの!この渋滞」と八つあたりした。なお安住はこの時もたけしの欠席理由について言及しなかったが、かわりに「最近、たけしさんの出席率がガタ落ちしているような気もするわけですが…」と語り、スタジオは爆笑だった。
    • 2009年10月10日の放送ではたけしが欠席[12]のうえ、所もスケジュールの都合がつかなかったか欠席となった。このため安住は「策が尽きました。」と語ってスタジオ内が爆笑、ついにコメンテーターの渡辺、齋藤、三雲とオープニングトークを行う[13]ことになってしまった。
    • 2009年10月17日にたけしが4週間ぶりに出演。「恥ずかしながら、只今帰ってまいりました」と、横井庄一の台詞を真似て挨拶。この際に「ちょっとその辺でうろついていた時があったんですけど、所が入っちゃったんで、しょうがないから…」「まさか〝おまえ、帰れ〟ってわけにもいかないんで、泣く泣く帰っていったことが…」と語り、安住の「来ようと思えば来られたんですか!?」との問いに窮して笑ってごまかし、スタジオは大爆笑だった。またこの日のお天気コーナーでは松本がたけしに「今週からは毎週、いつものようにいらっしゃるんですよね?」「もう私が、ひとりで番組引っ張らなくてもいいんですよね~!」とたけしに突っ込み、スタジオは爆笑だった。
    • いかにもサボり癖がついたかのような演出は、三面記事新聞のネタと同様に『ビートたけしのオールナイトニッポン』へのオマージュと思われる。
  • 2009年9月5日放送分のお天気コーナーエンディングで松本がたけしに「(先の総選挙同様に)政権交代なんていかがでしょうか?」と提案したことから、9月19日放送分で、たけしが「ウエザー北野」名義でお天気コーナーを担当した。しかしたけしは全国と足立区の「昨日の天気」を伝えスタジオは大爆笑、中継は強制終了となり、改めて普段お天気コーナーを担当している松本が行った。なお松本は放送上初めてスタジオ入りしてコーナー進行した結果となった。その後、たけしはスタジオに戻らず、CM前に2人の警備員に取り押さえられ、提供バックではその警備員たちから説教を受けるシーンが放送された(もちろん演出であると思われる。その際にたけしは、その週の事情通で使用した小道具のトンビを手に持っていた)。

特別編成

この番組になってから前番組のブロキャスよりも特別編成の回が多く組まれるようになった。

  • 2009年3月7日の放送では直前に行われた「WBC 第1ラウンド 日本対韓国戦」の結果を伝えようとしたが想定以上に試合が延び、放送を開始してもまだテレビ朝日が放送しているという事態になる。暗黙の了解により裏で放送できないため放送終了を待ち、テレビ朝日放送終了後、番組の全てを用い試合内容を放送した。その際、番組終了時の「予定を一部変更してお送りいたしました」にたけしが文句を付けている。
  • 2009年5月23日の放送は、特別編成のため21:50 - 23:24の94分放送となり、通常より10分拡大・前倒しされ、番組が始まって以来の初の時間拡大で21:50 - 22:00の1部のOP冒頭はテーマソングのピアノのみ(いつもは後半部の後クレジットに音楽が流れる)と右上に簡易的にタイトルロゴを表示し、「ニュース7days・B面」と「今日のみどころ」を放送し、2部の22:00は通常の内容を放送した。
    • なお、安住が番組冒頭で「弊社(TBS)のやんごとなき都合で10分早い放送になりました。第1回目の『MR.BRAIN』はいかがだったでしょうか」と言って、さらにたけしが新型インフルエンザ対策と称し、防護服の被り物を被って「テレビ東京に映っている可能性があるから本当は出られないんだ」などと発言[14]し、オープニングでスタジオは大爆笑だった。
  • また、ほぼ同様の理由(『MR.BRAIN』最終回)で、同年7月11日の放送は21:20 - 23:24の124分番組へ大幅拡大されての放送となった。21:20 - 22:00の1部は、「国内・ふしぎ発見」と題したコーナーを放送した。OPでは『MR.BRAIN』のラストシーンを真似て安住がバナナを食べていた。この回では通常の放送開始時刻である22:00よりも前の部分(1部)を独立して構成し、通常のOP(いわゆる汎用部分)を通常の放送開始時刻である22:00に置く構成がとられた。
  • 2009年8月1日の放送は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』初回75分スペシャルのため21:20 - 23:24の124分番組になり、21:20-22:00の1部は、21:45頃までは「もうひとつのニュース」、22:00までは「ニュースB面」というコーナーを放送した(この回においても通常のOP(汎用部分)は22:00に置かれた)。なお、たけしは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の第1話にゲスト出演していた。
  • 2009年8月8日は、放送開始前に酒井法子覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され放送時間の大半をこの事件報道で占めた為に、番組内容が変更され天気予報以外の全コーナーが休止になった。他局で同時間帯に報道番組が組まれていなかったためこのニュースをほぼ独占で扱うこととなり、この回は番組開始以来最高の視聴率30.4%、瞬間最高視聴率38.8%と言うTBS視聴率低迷[15]のなか、異例の高視聴率(それ以前の平均視聴率は12%台)をたたき出した(関東地区ビデオリサーチ調べ)[16][17]。また、安住が同日に酒井の弟・酒井健(-たけし)も同じ罪で逮捕されたことを伝えた際、法子と区別をするために酒井ではなく健と呼称したことで、たけしが「自分のことかと思った」と返し、スタジオに爆笑が起こった。
  • 2009年12月26日は、19:00 - 23:18に『あーそうだったのか!2009日本のニュースのナゼ?が良くわかるスペシャル』と題した、4時間18分に及ぶ拡大特番を放送[18]。なお、この回は通常のOP(汎用部分)は19:00に置かれ、全編ステレオ音声で放送された[19]

このような特別編成が頻繁に組まれることからたけしは「放送時間がコロコロ変わる番組」「(特別編成時の22時からのOPトークで)もう終わった感じだよな」「出演者は皆暇だと思ってるのではないか」「しまいには昼からやるのでは」と自虐している。

脚注・出典

  1. ^ 新聞表記ではこちらが用いられている。
  2. ^ 開始当初は『情熱ワイド!ブロードキャスター』。
  3. ^ 表紙には「2010 NewsCaster」などと書かれている。2009年12月26日の拡大スペシャルの回から「草原一面が銀世界」のバージョンも登場している。
  4. ^ かつてたけし自身が出演していた『スーパージョッキー』(日本テレビ系列)のオマージュ的な要素もある。
  5. ^ 正規のニュースコーナーである関係からか、コーナー放送中はたけし・コメンテーター共に一切発言しない。
  6. ^ JNNニュースのみ地上デジタル放送では本番組で4:3SD映像を扱う際に表示される「NEWS NC(ロゴ) Caster」のサイドパネルが表示されない。
  7. ^ ニュース冒頭の読み上げ時に画面下部に表示されるテロップには番組の「NC」ロゴとあわせて「JNN NEWS」と表示される。
  8. ^ 欠席の理由として、安住から「犯人探し」と報告された。
  9. ^ この翌日に控えていた『選挙特番』に出演するたけしの体力温存のための措置。
  10. ^ おそらく、同年8月23日から始まった自ら監督を務める映画『アウトレイジ』(2010年公開予定)の撮影のためと思われる。大まかに公表できないのは他局が映画製作に加わっているため。
  11. ^ しかも「この2週に1度の私も今日でたぶん卒業でしょう。」「どうも長い間ありがとうございました」と語って安住と挨拶し、2週間後にあたる2009年10月10日の放送には本当に欠席した。
  12. ^ この日、初めて安住はたけしの欠席理由を「新しい映画の撮影のため」と明らかにした。
  13. ^ なお、オープニングでは通常席についているコメンテーターの3人もおらずスタジオには安住1人だけだったため、視聴者には「まさか、安住以外の全員が欠席!?」と思わせる演出が行われた。
  14. ^ もっとも、該当時間にはテレ東を含め他局でたけしの出演している番組はない。
  15. ^ 視聴率下落のTBS、7月番組改編の深刻(1) | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
  16. ^ 酒井容疑者逮捕後の事務所会見、最高視聴率38.8% : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  17. ^ 酒井容疑者逮捕劇で視聴率30%超 情報7days - 芸能 - SANSPO.COM
  18. ^ TBSと一部の系列局のみ18:55から『まもなくニュースキャスタースペシャル』が放送されたため、5分早いフライングスタートとなった。
  19. ^ ただし、実際にステレオ音声で放送されたのは番組終盤にゲストの辻井伸行によるピアノ生演奏時のみで、殆どはモノラル音声(モノステレオ)だった。

外部リンク

TBS系列 土曜22時台・23時台前半枠
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情報7days ニュースキャスター
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