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2022年7月6日 (水) 07:26時点における版
読売ジャイアンツ #44 | |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ウィスコンシン州ミルウォーキー |
生年月日 | 1991年10月18日(33歳) |
身長 体重 |
196 cm 104 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2012年 MLBドラフト3巡目 |
初出場 | NPB / 2022年3月26日 |
年俸 | 3400万円(2022年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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アダム・ブレット・ウォーカー2世(Adam Brett Walker II, 1991年10月18日 - )は、 アメリカ合衆国ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
プロ入りとツインズ傘下時代
2012年のMLBドラフト3巡目(全体97位)でミネソタ・ツインズから指名されプロ入り[2]。
2013年はA級シーダーラピッズ・カーネルズで27本塁打、2014年はA+級フォートマイヤーズ・ミラクルで25本塁打を記録した[2]。
2015年はAA級チャタヌーガ・ルックアウツで31本塁打と、長距離打者として更に結果を残し、11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。
2016年はAAA級ロチェスター・レッドウイングスで132試合に出場し、打率.243、27本塁打、75打点を記録した[2]。
ブレーブス傘下時代
2016年オフの11月18日にウェイバー公示を経てミルウォーキー・ブルワーズへ移籍したが、28日にDFAとなり、12月2日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍したが、2017年1月20日に再びDFAとなり、26日にウェイバー公示を経てアトランタ・ブレーブスへ移籍した[2]。
2017年5月9日に自由契約となった[2]。
オリオールズ傘下時代
2017年6月10日にオリオールズとマイナー契約を結んだが、7月23日に自由契約となった[2]。
レッズ傘下時代
2017年8月4日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[2]。オフの11月6日にFAとなった[2]。2017年はマイナー5球団(AA級、AAA級)合計で79試合に出場して、打率.190、15本塁打、46打点という成績だった[2]。
独立リーグ時代
2018年はアメリカン・アソシエーションのカンザスシティ・ティーボーンズで開幕を迎え、3試合に出場した[3]。
ナショナルズ傘下時代
2018年5月23日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[2]。傘下AA級ハリスバーグ・セネターズで41試合に出場して、打率.200、4本塁打、17打点という成績だった[2]。オフの11月2日にFAとなった[2]。
独立リーグ時代
2019年にアメリカン・アソシエーションのミルウォーキー・ミルクメンと契約した。この年は98試合に出場して22本塁打を放った。
2020年は新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンとなったが、57試合で22本塁打を放って本塁打王を獲得し[4]、シーズンMVPを受賞した[5]。
2021年は100試合に出場して、打率.320、リーグ新記録となる33本塁打、101打点、24盗塁の成績を残し、2年連続で本塁打王とシーズンMVPを獲得した[6][7]。またMLBと業務提携を結ぶMLBパートナーリーグとして活動する4つの独立リーグ全体のMVPにも選出された[8]。
巨人時代
2021年12月15日に読売ジャイアンツと契約した[9][10]。登録名はアダム・ウォーカー、背番号は44で、推定年俸は30万ドル(約3400万円)[1]。
選手としての特徴・人物
2013年から2016年まで4年連続で25本塁打以上を記録するなど、2018年までのマイナー通算で143本塁打を放ち[2]、独立リーグでも本塁打王に輝いている長距離砲。一方、三振率が非常に高く、2016年には2.37打数に1回(42.3%)となる202三振を喫するなど[2]、2016年から2018年までの3年連続で35.0%を超えている[11]。
父のアダム・ウォーカーは1987年にNFLのミネソタ・バイキングスに所属した元プロアメリカンフットボール選手(RB)であり[12]、いとこにデトロイト・タイガースなどで活躍しMLB通算1386安打を放った元プロ野球選手のダミオン・イーズリーがいる[13]。
詳細情報
NPB記録
- 初出場・初打席・初安打・初打点:2022年3月26日、対中日ドラゴンズ2回戦(東京ドーム)、8回裏に吉川尚輝の代打で出場、山本拓実から左越適時二塁打[14]
- 初先発出場:2022年4月3日、対阪神タイガース3回戦(東京ドーム)、7番・左翼手で先発出場
- 初本塁打:2022年4月17日、対阪神タイガース6回戦(阪神甲子園球場)、4回表にジョー・ガンケルから左越3ラン[15]
- 初盗塁:2022年4月22日、対中日ドラゴンズ4回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、4回表に二盗(投手:柳裕也、捕手:木下拓哉) ※丸佳浩と重盗
タイトル
- 独立リーグ(アメリカン・アソシエーション)
- 本塁打王:2回(2020年、2021年)
表彰
- 独立リーグ(アメリカン・アソシエーション)
- シーズンMVP:2回(2020年、2021年)
背番号
- 44(2022年 - )
登場曲
- 「NARUTO OST Main Theme(Trap Remix)」Drop the Bassline(2022年 - )
- 「departure!」小野正利(2022年 - )
⚫︎「Gurenge(Demon Slayer)(Remix)」LiSA(2022年6月-)
脚注
- ^ a b “【巨人】新外国人ウォーカーは年俸3400万円 背番号「44」”. スポーツ報知 (2021年12月15日). 2022年4月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o MLB公式プロフィール参照。2022年4月24日閲覧。
- ^ “2018 Kansas City T-Bones Statistics”. Baseball-Reference.com. 2022年4月30日閲覧。
- ^ “2020 American Association Batting Leaders”. Baseball-Reference.com. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “ADAM BRETT WALKER II NAMED AMERICAN ASSOCIATION PLAYER OF THE YEAR”. www.milwaukeemilkmen.com. 2021年12月15日閲覧。
- ^ “2021 American Association Batting Leaders”. Baseball-Reference.com. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “巨人が米独立リーグ2年連続MVPの右の大砲、アダム・ウォーカー外野手を獲得”. スポニチ Sponichi Annex (2021年12月15日). 2021年12月15日閲覧。
- ^ J.J. Cooper (2021年11月29日). “Adam Brett Walker Named 2021 MLB Partner Leagues Player Of The Year”. Baseball America. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “巨人が米独立Lで2年連続MVPウォーカーと契約合意 右打ちの大型外野手”. 日刊スポーツ (2021年12月14日). 2021年12月15日閲覧。
- ^ 読売巨人軍 (2021年12月15日). “新外国人選手との契約合意について”. 読売巨人軍公式サイト. 2021年12月15日閲覧。
- ^ 宇根夏樹 (2021年12月15日). “読売に入団したウォーカーはNPBでも打てるのか。2021年は独立リーグで打率.320と33本塁打”. Yahoo!ニュース個人. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “Adam Walker Stats”. Pro-Football-Reference.com. 2021年12月30日閲覧。
- ^ “【巨人】新助っ人・ウォーカー、父は元NFL選手、いとこは大リーガー「日本でプレーすることは夢でした」”. スポーツ報知 (2021年12月16日). 2021年12月30日閲覧。
- ^ “【巨人】新外国人ウォーカー初打席初安打初打点デビュー 代打で登場しフェンス直撃の適時二塁打”. 日刊スポーツ (2022年3月26日). 2022年4月17日閲覧。
- ^ “【巨人】新外国人ウォーカー特大の来日初アーチ、丸らとともに「丸ポーズ」を披露して喜ぶ”. 日刊スポーツ (2022年4月17日). 2022年4月17日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- 個人年度別成績 A.ウォーカー - NPB.jp 日本野球機構
- 選手プロフィール - 読売ジャイアンツ公式サイト
- Adam Brett Walker II (@walkoff28) - X(旧Twitter)
- Adam Brett Walker II (@walkoff28) - Instagram