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: 大昔の[[探検家]]。「Brag men(ブラッグメン、うそつき達)」という探検家日誌集で、巨人島「リトルガーデン」を命名した。 |
: 大昔の[[探検家]]。「Brag men(ブラッグメン、うそつき達)」という探検家日誌集で、巨人島「リトルガーデン」を命名した。 |
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; ウィリー=ガロン |
; ウィリー=ガロン |
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:「人が空想できるすべての出来事は起こりうる現実である」という言葉を残したとされる。しかし、ウィリー・ガロンの論文などは存在しない。また、[[ジュール・ヴェルヌ]]は次のような言葉を残している。<br>"Madame, repondit le capitaine, tout ce qu'un homme peut faire, Jasper Hobson le fera." 出典 LE PAYS DES FOURRURES (1873) [http://www.gutenberg.org/etext/17796]<br>この言葉はジュール・ヴェルヌ本人が残したものではないという説もあり、曖昧さがある。これを利用し、尾田が人物と言葉を創作したと考えるほうが自然である。 |
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: 物理学者。「人が空想できる全ての出来事は起こりうる現実である」という言葉を残した。 |
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; ジュー=ウォール |
; ジュー=ウォール |
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: かつてモックタウンを訪れ、航海日誌で「嘲りの町」と呼称した人物。 |
: かつてモックタウンを訪れ、航海日誌で「嘲りの町」と呼称した人物。 |
2015年9月30日 (水) 09:22時点における版
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ONE PIECEの登場人物一覧(ワンピースのとうじょうじんぶついちらん)は、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』、およびそれを原作とした同名のテレビアニメに登場する人物・キャラクターの一覧。「声」はテレビアニメにおける担当声優である。
主人公モンキー・D・ルフィとその仲間「麦わらの一味」については、海賊 (ONE PIECE)#麦わらの一味を参照。
海賊
世界政府
五老星
- 世界政府最高権力者である5人の老人たち。顔ぶれは20年以上前から変わっていない。
- 空白の100年の真実について知っている模様。世界の支配と秩序のために、危険因子を徹底的に排除している。22年前、空白の100年について研究していたオハラを敵とみなし、バスターコールに掛けた。
役人
- コング
- 声 - 石塚運昇
- 世界政府全軍総帥。元海軍本部元帥。
- 五老星の下で、海軍、サイファーポール、エニエス・ロビーなどの世界政府の機関を統括する。誕生日は5月9日[2]。
- 27年前は海軍本部元帥の座にいた。マリンフォード頂上戦争終戦後、ガープとセンゴクの退任を受理するが、若い海兵の育成のために軍に残るよう諭した。
- 帽子の幹部[3]
- 声 - 増谷康紀
- 世界政府の高官。本名・役職は不明。ドフラミンゴによれば、海軍元帥センゴクよりも上の地位にいるという。
- ドフラミンゴに命令を出し、モリアを襲撃させた。
- コーギー
- 声 - 江川央生
- 世界政府の役人。
- 海賊の臭いを嗅ぎ分ける優れた嗅覚を持つ。誕生日は8月25日[2]。
- アイスバーグから古代兵器「プルトン」の設計図を譲り受けるために何度か派遣されたが、毎回軽くあしらわれていた。ロビン護送の際、隠れていたそげキングに勘付くが、返り討ちに遭った。
世界貴族(天竜人)
- ロズワード聖
- 声 - 掛川裕彦
- ロズワード一家の主。チャルロス聖・シャルリア宮の父親。
- 奴隷の船長をコレクションしており、そのうちの何人かを子に貸している。内部にライフルを仕込んだ杖を携帯している。誕生日は6月28日[2]。
- 人間オークション会場でチャルロスがルフィに殴り飛ばされたことに激怒し、海軍大将の増援を命令したが、偶然上から落下してきたウソップの下敷きとなり気絶した。
- チャルロス聖
- 声 - 茶風林
- ロズワード聖の息子で、シャルリア宮の兄。
- 気に入らない者や逆らう者は拳銃を撃って黙らせる暴虐な性格。妻を12人抱えており、見初めた女性は有無を言わさず妻に任命してマリージョアに連れ去る反面、飽きたらあっさりと下々民に戻してしまう。街中で鼻水が垂れても気にも留めない。誕生日は6月1日[2]。
- 人魚を欲しがっており、人間オークションでケイミーに対し5億ベリーを提示した。会場内にハチを見つけると拳銃で彼を撃ったあげく奴隷にしようとしたため、激怒したルフィから強烈なパンチを喰らい気絶した。
- シャルリア宮
- 声 - 笠原留美
- ロズワード聖の娘で、チャルロス聖の妹。
- 端正な容姿をしているが、父兄同様に暴虐な性格で、高慢な態度が目立つ。犬のサルウを飼っている。誕生日は3月29日[2]。
- 人間オークション会場でチャルロスがルフィに殴られた後、ルフィたちが助け出そうとしているケイミーを拳銃で撃とうするが、レイリーが放った「覇王色の覇気」を受け、気絶した。
- ジャルマック聖
- 声 - 増谷康紀
- 12年前、ゴア王国を訪問した天竜人。誕生日は11月9日[2]。
- 「自分の船の前を横切った」と言う理由により、サボの小船を容赦なく砲撃し沈めた。
- ミョスガルド聖
- 声 - 後藤哲夫
- 10年前、リュウグウ王国に現れた天竜人。
- 大金をはたいて購入した魚人奴隷たちを取り返すため、魚人島を目指す。その途中海底生物に襲われて船が難破し、魚人島に漂着したところを元奴隷たちに海難事故に見せかけて殺されそうになるが、オトヒメ王妃によって助けられる。マリージョアに帰還する際、同行を希望するオトヒメ王妃を連れて行き、天竜人の書状が書かれるきっかけを作った。
- ミョスガルド聖の父
- 声 - 岸野一彦
- ミョスガルド聖の父親。本名不明。息子に、ジンベエが七武海になったことで、元奴隷が恩赦を受け魚人島に帰ったことを伝えた。
- ドンキホーテ・ホーミング聖
- 声 - 村治学
- ドフラミンゴとロシナンテの父親。故人。
- 他の天竜人と違い、あくまで自分たちも「人間」であるという考えの持ち主。他の天竜人からは異端的存在と見なされていた温厚で良心的な人物だが、考えが甘い面があり、天竜人が一般市民にどう思われているか把握していなかった。
- 33年前、天竜人の地位を捨て、家族と共にマリージョアから「北の海」の世界政府非加盟国へ移住する。しかし移住先の住民達に正体が発覚[注 1]、家族で追われる身となってしまう。妻と子供だけでもマリージョアに帰らせてもらうよう懇願するも拒否され、逃亡生活を続ける過程で妻を喪う。自身は息子たちと共に迫害されたあげく、天竜人を恨む一般市民から地獄ともいえる拷問を受け続けた。地上移住から2年後、母を失い拷問を受けた事に怒り聖地へと帰ろうとするドフラミンゴに銃殺された。自分の招いた行動が家族を不幸にしたことを受け止め、死の間際には抵抗することなく、自分が父親であったことを息子たちに謝罪していた。
- ホーミング聖の妻
- ドフラミンゴとロシナンテの母親。本名不明。故人。
- 夫同様穏やかな性格の女性。33年前に家族と共に地上へ移住するも、逃亡生活の過程で劣悪な環境下での生活が悪影響を及ぼし病死した。
海軍
エニエス・ロビー
- バスカビル
- 声 - 大場真人(左)、園部啓一(中央)、服巻浩司(右)
- エニエス・ロビー裁判長。
- ケルベロスのように3つの頭を持つように見えるが、実際は仲良し3人組がくっついているだけ。異名は「3つ首のバスカビル」。向かって左のオカマのようなしゃべり方をするのが「バス」、同じく右のいかつい髭面の男が「カビル」、中央の立派な白髭を蓄えている男は自称「お姫さま」。レツゴー三匹の漫才のような会話を常に繰り広げる(中央の男がボケで他の2人がツッコミ)。誕生日は3月31日[2]。
- 裁判所まで走ってきたロケットマンの前に立ちはだかったが、3人とも轢かれた。
- 法番隊
- 声 - 中尾良平(隊長)、平井啓二(隊員)
- エニエス・ロビーの一級衛兵部隊。正式名称は「法の番犬部隊」。犬に乗って移動する。
- ルフィらの侵入で、バスカビルにより100名が本島前門に配備されたが、パウリー、ルル、タイルストンに壊滅させられた。
- 有罪陪審員
- バスカビルの指令で出動する特別部隊。
- 左肩に「有罪」と刺青を彫っており、掛け声も「有罪」。巨大な鎖付き鉄球を武器とする。「公正なる11人の陪審員」という名目だが、全員が元海賊の死刑囚であり、連行された者の道連れを望むため、エニエス・ロビーの歴史上無罪判決が下されたことはない。ルフィたちに壊滅させられた。
- オイモ&カーシー
- エニエス・ロビーの門番を務める二人組の巨人。
- ギャサリン
- エニエス・ロビー給仕職員。
- ブサイクだが異性には人気があるエニエス・ロビーのアイドル。ジャブラを始め多くの男に告白されているが、当の本人は「顔が良い」と言う理由でルッチに片想いしており、そのためジャブラ達を振っている[4]。
- ジョルジ[2]
- 声 - 阪脩
- エニエス・ロビー先代裁判長。
- 24年前、司法船でトムを裁きに来た際、トムの海列車構想を聞き、10年の執行猶予を与えた。再来時、トムの願いを聞き入れ彼1人だけを連行するよう命じた。
サイファーポール
インペルダウン
王下七武海
組織
バロックワークス
革命軍
- モンキー・D・ドラゴン
- 声 - 柴田秀勝
- 革命軍総司令官。ルフィの父親で、ガープの息子。
- 世界政府を直接倒そうとしている革命家であり、世界各地でクーデターを起こしている。黒いローブを身に纏い、左顔面を縦断する大きな刺青がある。ルフィやガープと似つかない冷静で落ち着いた性格だが、仲間からは信頼を寄せられ、革命家として形は違えど、確固たる信念を持っている。仲間にも素性の詮索をさせない性格であるため、長い付き合いであるイワンコフですらドラゴンがルフィの父親であることを全く知らなかった。一切素性が掴めないとされているが、ガープとは何らかの手段で接触している模様。ルフィの活躍を喜んでおり、いつの日か訪れる再会を望んでいる。東の海・ゴア王国出身。誕生日は10月5日[2]。
- 12年前、ゴア王国で出会ったサボの必死な想いを汲んで、グレイ・ターミナルの大火事から人々を救出。ゴア王国のように不要なものを淘汰する隔離社会を世界の未来の縮図と考え、世界を変えるためイワンコフ、くま達と決起した。その翌日、天竜人の砲撃を受け海に沈められたサボを救出した[5]。4年後には、「世界会議」の議題にも取り上げられるほど世界政府に危険視される存在となり、現在では世界に知らぬ者はいない「世界最悪の犯罪者」として悪名を馳せている。
- 経緯は不明だがローグタウンを訪れており、ルフィがスモーカーに捕らわれた際に、スモーカーを妨害して、ルフィの偉大なる航路への船出を見送った。その時ルフィは彼の姿を見ておらず、ウォーターセブンで再会したガープによって初めて父・ドラゴンの存在を知らされた。
- マリンフォード頂上戦争の際、センゴクによって暴露されたことで、ルフィやガープとの親子関係が世界中に知れ渡った。頂上戦争終結後は、白ひげの死に伴う時代の変化を感じ、近いうちに幹部たちを招集せんとしていた。
- サボ
- 声 - 古谷徹、竹内順子(幼少期)
- 革命軍参謀総長。エース・ルフィの義兄弟。
- 若くして革命軍No.2の立場である青年。ゴーグル付のシルクハットや黒いコート、青い上着に首に巻いたスカーフが特徴。子供の頃は短髪に欠けた歯が特徴で、現在は髪をやや伸ばし顔の左側に大きな火傷の痕がある。エース・ルフィとの絆は何よりも強く、ルフィに危機が迫れば世界のどこにいようと立場を押して駆けつけると決意している。基本的には冷静だが、エースやルフィと同様に感情に任せて単独行動をとることも多く、同僚のコアラにはよくしかられている。武器は鉄パイプで、「武装色の覇気」を纏った「竜爪拳(りゅうそうけん)」という拳法を駆使する。金属を簡単に握り潰す「竜の爪」と称する強力な指の力を持ち、本人曰く「人間の頭蓋骨くらい卵のように握り潰せる」という。東の海・ゴア王国出身。22歳。誕生日は3月20日(「さ〜」=3、「ぶ〜」=2、「お〜」=0)[6]。身長187cm[7]。
- ゴア王国の貴族の生まれであるが、エゴイストの両親によって全てが決められた人生を送ることに嫌気がさし、自由を求めて家出しグレイ・ターミナルで暮らすようになる。海賊に憧れ、5歳の頃にエースと出会い、将来海賊船を手に入れるため海賊貯金を始める。5年かけて、二人で宝物を探しては、中間の森の隠し場所に保管していた。当時は広い世界を見てそれを伝える本を書くという夢を抱いていた。海賊旗はSの文字に×マーク[注 2]。
- 12年前、ポルシェーミに捕まったルフィを、エースと共に救出する。その件でブルージャム海賊団から追われる身となり、自ら申し出てダダン一家と共に暮らすようになる。その後、海賊になるためにエース・ルフィとの共同生活を送る中で、彼らと盃を交わし義兄弟となる。エースと出会った頃から共に毎日鍛えこみ、荒くれ者や野獣相手に常に喧嘩をしていた事から、喧嘩の腕はエースと伯仲しており、ルフィは全く歯が立たなかった。また、3人の中では最も穏健な性格で、当時はやや荒々しかったエースをなだめることが多かった。ある日、中心街に忍び込んだ際に父親に発見され、強制的に家に連れ戻される。その後グレイ・ターミナルが焼き払われることを知り、何とかそれを防ごうとするが、国や貴族がグルであったことを知り、貴族に生まれたことを心底から恥じ、その時遭遇したドラゴンに自分の心情を打ち明けた。翌日、海に出る決意を固めて出港した矢先、ゴア王国の視察に訪れた天竜人の砲撃で船を沈められ瀕死の重傷を負ったが、ドラゴンによって救われ一命を取り留めた[5](ルフィは長年この事件でサボが死んだものと思い込んでいた)。以来、革命軍のメンバーとなってドラゴンと行動を共にし、参謀総長の地位にまで登り詰めた。エースの死を報道で知った際には激しく泣き崩れ、その2年後にはエースの墓参りをし、ルフィの復活を報告した[8]。
- ドレスローザ編で大人に成長した姿で再登場。コアラ・ハックと共にドレスローザから出る武器の流出を阻止するため潜入。コリーダコロシアム内でルフィと12年ぶりに再会し、ルフィに代わり剣闘士ルーシーとして剣闘会に出場[注 3]。メラメラの実争奪戦の決勝戦では、ディアマンテやバージェスと交戦し、バージェスの腕の防具を砕いた。その後、シュガーが気絶しオモチャたちが解放された騒動をきっかけにリングを破壊し、他の出場者を場外に落とし試合を制すると「メラメラの実」を食べ、エースの能力を受け継いだ。地下から脱出後、ドフラミンゴ討伐に向かったルフィたちを援護するため単身海軍を足止めし、大将藤虎と交戦する。しばらくの間交戦した後、藤虎が自身の思惑を明かしたことで互いに手を引き、市民の救助活動に努める。
- 技一覧
- 竜の鉤爪(りゅうのかぎづめ)
- 指を竜の爪のような形にし、武装色の覇気で強化した状態で対象に突き刺す。
- 竜の息吹(りゅうのいぶき)
- 武装色の覇気で強化した両腕の拳を対象物に付け、その物の「核」を突いて内部から爆発・破壊する。
- メラメラの実
-
- 火拳(ひけん)
- 巨大な炎と化した拳による攻撃。かつてのエースの必殺技。
- バーソロミュー・くま
- 革命軍幹部。王下七武海の一人。→詳細は「王下七武海 § バーソロミュー・くま」を参照
- エンポリオ・イワンコフ
- 声 - いまむらのりお(438話 - 452話)→岩田光央[注 4](461話 - )
- 革命軍幹部。カマバッカ王国女王(永久欠番)。
- 頭部が大きい、オカマの大男。紫色のアフロヘアーや長いまつげなど、インパクトの強い外見をしている。オネエ言葉で話し、一人称が「ヴァターシ」、二人称が「ヴァナタ」「○○ボーイ」、語尾に「ブル」をつける、口癖が「ヒーハー」といった独特の言い回しをする。見た目や言動はエキセントリックだが、経験・知識豊富な実力者。異名は「オカマ王」。数々の人や国を救った「奇跡の人」として知られる。通称「イワさん」。ルフィからは「イワちゃん」、部下からは「イワ様」と呼ばれている。ルーキー時代のクロコダイルと面識があり、何らかの弱みを握っている。誕生日は1月8日(ヒーハー)[9]。
- 超人系悪魔の実「ホルホルの実」の能力者。様々なホルモンを指先から注入できる「ホルモン自在人間」。性別・体温・色素・成長・テンションなど、人間を内側から変えてしまう人体のエンジニア。「ニューカマー拳法」の使い手で、肉弾戦にも長けている。
- 数年前からインペルダウンに収容されたまま行方不明となっていたが、実は密かにLEVEL5.5「ニューカマーランド」を作り上げ、同志「新人類(ニューカマー)」を増やしつつ決起の時をうかがっていた。マゼランに敗れて死ぬ寸前のルフィを救助し、彼がドラゴンの息子と判明したことでルフィの護衛を買って出ることを決め、同志と共に脱獄を決意する。脱獄の途中、ルフィがマゼランとの戦闘で毒を受け敗北するが、「治癒ホルモン」と「テンションホルモン」を使って回復させる。その後、倒れたイナズマを連れマゼランに追いつめられるルフィたちを助け脱獄に成功した。
- マリンフォード頂上戦争にて、七武海にして革命軍の同僚であるくまが人間兵器に改造されたことをドフラミンゴから知る。当初は全く信じようとせずくまの事を心配していたが、彼がニューカマーたちを傷つけたことに怒り戦いを挑んだ。終盤、瀕死のルフィの頼みにより、2回目の「テンションホルモン」をルフィに投与。エースの戦死後は、ルフィを守るためにイナズマと共に赤犬と交戦するが、返り討ちにされた。終戦後はハンコックが奪った軍艦に潜り込みルフィと合流。ジンベエらにルフィを任せてカマバッカ王国へと帰還し、そこに飛ばされていたサンジと対面。彼の熱意を受け取り、「攻めの料理」を教えるための試練を仕掛けた。
- モデルは映画『ロッキー・ホラー・ショー』のフランクフルター博士と、作者と親交のあった舞台俳優のいまむらのりお[10]。
- 技一覧
- DEATH WINK(デス・ウィンク)
- ただのまばたき[11]だが、発せられる爆風で相手にダメージを与え、砲弾をも押し返す威力を持つ。その際の擬音は「バチョーン」(「バ」には濁点が3つ付いている)。
- HELL WINK(ヘル・ウィンク)
- 「顔面成長ホルモン」で巨大化させた顔面から放つ「DEATH WINK」。擬音は「バァチコヴァロンヌ!!!!」。
- ニューカマー拳法44のエステ奥義「夢打撃処裏拳(むだげしょりけん)」
- 残像が見えるくらいの超高速チョップで攻撃する。
- GANMEN・残像(ガンメン・スペクトラム)
- 残像によって顔面を無数に分裂させる。
- 銀河・WINK(ギャラクシーンヌウィンク)
- 「GANMEN・残像」でつくられた顔面から大量のウィンクを飛ばす。
- ローリング・エステ
- 回転により敵の攻撃を素早く避ける。
- ホルホルの実
-
- エンポリオ・女ホルモン
- 男を女に変える。
- エンポリオ・治癒ホルモン
- 傷や毒を癒す。ただし、使用した相手の寿命を削るリスクがある。
- エンポリオ・テンションホルモン
- アドレナリンを分泌させ興奮状態にする。疲弊しきった人物ですらその疲れや痛みを一日ほど忘れられるが、後日壮絶な後遺症を伴うという副作用がある。
- エンポリオ・顔面成長ホルモン
- 顔面を巨大化させる。
- イナズマ
- 声 - 浜田賢二(男)、庄司宇芽香(女)
- 南の海出身の革命家。イワンコフの部下。
- サングラスや髪の色も含め、服の右半分が白色、左半分がオレンジ色をしているのが特徴。登場のたびに男性であったり女性であったりする。冷静沈着な性格。常にワイングラスを持っている。後述の能力から、ルフィには「カニちゃん」と呼ばれる。誕生日は8月3日[2]。
- 超人系悪魔の実「チョキチョキの実」の能力者。腕をハサミに変え、切り出したものを紙のように扱える「ハサミ人間」。
- インペルダウンのLEVEL5「極寒地獄」にて力尽きたルフィとボン・クレーを、ニューカマーランドに運び入れた。脱獄する際にイワンコフと共にマゼランを足止めするが敗北。その後、復活したイワンコフに助けられ脱獄するが、治療に専念するためリタイアさせられる。頂上戦争中はイワンコフの髪の中に隠れており、戦争終盤にエースの処刑台への橋を作り、ルフィを援護した。海軍本部から脱出する際に赤犬に倒されるが、生き延びてカマバッカ王国へと帰還した。
- 技一覧
- 大鋏(おおかなばし)
- 建造物などを切り崩す。
- KEEP OUT(キープ・アウト)
- 切り離した物を相手に向かって飛ばし、足止めする。
- コアラ
- 声 - 雪野五月
- 革命軍魚人空手師範代。
- 革命軍に所属する女性兵士。オレンジ色のショートヘアーで、ニーソックスやフリルがついた服装をしており、サングラスをつけた赤いキャスケットを被っている。同僚のサボのことは「君」付けで呼び、立場を無視して単独行動をよくとるサボには困り気味。一時革命軍に身を置いていたロビンとは親しい間柄。偉大なる航路・フールシャウト島出身。23歳。誕生日は10月25日[2]。身長160cm[7]。
- かつて、聖地マリージョアで天竜人の奴隷として働かされていた。15年前、冒険家フィッシャー・タイガーによってから奴隷から解放され、その3年後、故郷のフールシャウト島まで送り届けてもらうため、とある島からタイヨウの海賊団の船に乗船することになった。奴隷の生き方が体に染みついていたため、怯えながらも常に笑顔を絶やさずにいたが、タイガーに背中にあった天竜人の烙印を消され、代わりにタイヨウの海賊団のマークを入れてもらった。以降、魚人たちと過ごすうちに感情を取り戻した。その後無事フールシャウト島に送り届けられたが、島の住民は天竜人の所有物であるコアラを見逃してもらう代わりにタイガーを見殺しにする取引を海軍と交わしていたため、タイガーが海軍に襲われたことを知らされることはなかった。
- ドレスローザ編で大人に成長した姿で再登場。ドレスローザから流れる武器の流通の調査のためサボ・ハックと共にドレスローザに潜入。サボがメラメラの実入手後、ロビンと再会。一旦調査のためコロシアム地下に留まり、再びサボと合流した後、市民の救助活動に努める。
- 作者は「僕にとってコアラはホーディと真逆の人生を生きる、とても意味のあるキャラクター」と述べている[12]。
- ハック
- 声 - 廣田行生
- 革命軍兵士。魚人空手師範・魚人柔術武闘家。エビスダイの魚人。
- 胴着を着た格闘家で、ジンベエとは友人同士。異名は「百段ハック」。38歳[7]。誕生日は8月9日[7]。身長280cm[7]。
- コリーダコロシアムの剣闘会出場者。Bブロックでは多くの敵を一撃で倒し驀進を続け、バルトロメオの背後を狙うが、バリアに阻まれ右腕を負傷し返り討ちに遭った。スクラップ場に落とされた後、コアラと連絡を取りコロシアムの地下の状況を報告したが、シュガーの能力でオモチャにされてしまった。オモチャから元に戻りサボたちと合流後、地下から脱出し王の台地に辿り着く。
- 四千枚瓦正拳(よんせんまいがわらせいけん)
- 相手を吹き飛ばす渾身の正拳突き。
東の海(イーストブルー)
ゴア王国
フーシャ村
- ウープ・スラップ[13]
- 声 - 千葉繁(4話、496話- )、青野武(45話)、園部啓一(324話、エピソードオブルフィ)
- フーシャ村の村長。
- ルフィの行く末を心配し、厳格に接していた。ガープやダダンとも旧知の仲であり、エースや、ガープ・ドラゴン・ルフィの家族関係も最初から知っていた模様。誕生日は2月28日[2]。
- 生真面目な常識人であり、海賊を"悪"とみなし、ルフィが海賊になることも支持しておらず、ルフィの懸賞金が上がる度に、お祭り騒ぎで喜ぶ村人を叱責している。頭が固い印象があるが、幼い頃のルフィが山賊に暴行をうけた時は自分から進んで、「金はいくらでも払う」とルフィの許しを請うなど、果敢で自分のリスクを惜しまない良人物でもある。
- マキノ
- 声 - 大本眞基子
- フーシャ村の酒場「PARTYS BAR」[14]の女店主。
- 清廉で笑顔を絶やさない、容姿・性格共に器量に恵まれた女性であり、山賊の横暴な態度にも毅然とした対応を見せるなど、肝も据わっている。シャンクスやルフィとも仲が良く、エースに挨拶の仕方などを教えた。他の村人同様、ルフィの活躍を喜んでいる。誕生日は2月23日[2]。
- 頂上戦争終結後、フーシャ村に帰還したガープを殴り倒したダダンを制止するが、幼い頃のエースとルフィを思い出し、こらえきれず涙を流した。
- 新世界編では子供を出産しているが、父親は明らかにされていない[15]。
- ギョルさん[13]
- 魚屋の主人。
- チキンおばさん[13]
- ギョルの妻[13]。
- ヒグマ
- 声 - 岸野幸正
- 山賊の棟梁。懸賞金800万ベリー。
- ルフィが7歳の時、マキノの酒場で初対面のシャンクスにからみ、全く抵抗しなかったことから、「馬鹿にされても何も言えない奴ら」と見下した。後に、再度、店に立ち寄ったときに、そのときのシャンクス達を侮辱して、そのことで、立ち向かってきたルフィを返り討ちにして殺そうとするが、シャンクス達が登場し、戦闘になるものの一方的に負けてしまい、本気になったシャンクスたちに怖気づいて海に逃げ出したが、直後に近海の主に襲われ乗っていた船ごと食べられた。
コルボ山
- カーリー・ダダン
- 声 - 上村典子
- 山賊「ダダン一家」棟梁。ルフィとエースの仮親。
- 強面でいかつい体格の中年女性。フーシャ村裏のコルボ山に住む山賊で、窃盗・詐欺・殺人もためらわない。悪態をつきながらも人情に厚い性格。ルフィに対する思い入れは強く、「ルフィがどんな海賊になろうと、自分はルフィの味方」という意思を持っている。誕生日は8月30日[2]。
- ガープから、「星の数ほど犯した犯罪」を見逃す代わりに、生まれたばかりのエースを育てるよう託された。しかしエースは赤ん坊の頃から手に負えず、10歳の頃には完全に匙を投げて放任していた。同時期にルフィも預かり、さらにサボの面倒まで見ることになる。グレイ・ターミナルの大火事にはルフィたちの救出に向かい、ブルージャムと交戦した。ルフィやエースが旅に出る際二人から感謝の言葉を聞くと陰ながら号泣していた。
- 頂上戦争終結後、エース死亡の報を受けた時には、帰還したガープを哀しみと怒りのまま殴り倒すが、マキノに止められた。
- ドグラ
- 声 - 粗忽屋東品川店
- ダダンの子分。土偶のような風貌の小柄な男。言葉に「ないですか→ニーっすか」「行ってた→行っティた」など特徴的ななまりが入る。誕生日は12月19日[2]。
- マグラ
- 声 - 粗忽屋
- ダダンの子分。口髭を生やした大男。口癖は「まーまー」。誕生日は10月30日[2]。
- ナグリ
- 声 - 稲葉実
- アニメオリジナルキャラクター。12年前、グレイ・ターミナルに住んでいた老人。
- 元ナグリ海賊団船長。かつてロジャー海賊団との戦いで敗れ、仲間と離ればなれになった。再び海に出るべく海賊船を作っている最中にルフィ達と出会い海賊の修業をつけた。武器は槌。
王族・貴族
- ゴア王国国王
- 声 - 田中亮一
- 本名不明。天竜人のゴア王国視察にあたり、ブルージャム海賊団を騙してグレイ・ターミナルを焼き払わせた。
- アウトルック3世[2]
- 声 - 粗忽屋新宿店
- サボの父親。貴族としての地位と名誉にしか頭にないエゴイストで、サボには親としての愛情を注いでいなかった。出来の悪いサボを巡り妻と度々口喧嘩していた。
- アウトルック3世の妻
- 声 - 進藤尚美
- サボの母親。本名不明。夫同様のエゴイストで、サボには親としての愛情を注いでいなかった。出来の悪いサボを巡り夫と度々口喧嘩していた。
- ステリー
- 声 - 坂本千夏
- 他の貴族から養子に取られ、サボの義弟となった少年。サボの2歳年下。誕生日は3月12日[2]。
- サボに義兄としての敬意を払いながらも、出来の悪い彼を見下していた。グレイ・ターミナルが焼き払われる事実をサボに伝えた。
- アッホ・デスネン9世[2]
- ゴア王国の貴族。貴族以外はゴミと蔑んでいる。娘のアッホ・ズラコ[2]も身分を鼻にかけている。
シェルズタウン
- リカ
- 声 - 宇和川恵美(2・3話)→鎌田梢(68・69話)
- シェルズタウンの少女。
- 放し飼いにされていたヘルメッポの狼に襲われそうになった所をゾロに助けられ、海軍に捕まったゾロにおにぎりを届けに行った。ルフィたちの活躍により、モーガンが失脚した後は、海軍支部で働き始めたコビーと仲良くなり、ヘルメッポとも和解した。彼らが海軍本部に異動になった時、別れの挨拶もできなかった事から、知らせに来た海兵を責め立て号泣した。
- 新世界編では、海軍基地の給仕見習いになっており、彼女の作る甘口カレーは大人気だという[16]。
- リリカ[13]
- 声 - 疋田由香里(2・3話)→進藤尚美(68・69話)
- リカの母親。
- モーガンの支配が終わった後、ルフィたちに食事をご馳走した。
- リッパー、ロッカク、ウッカリー
オレンジの町
- ブードル
- 声 - 八奈見乗児
- オレンジの町の町長。
- かつて住んでいた町を海賊に滅ぼされ、42年前にただの荒れ地だった土地を、町民たちと協力し、長い年月をかけて、現在の立派な港町に発展させた。町民や町を宝と想っている。口癖は「さながら」。バギー海賊団の襲来に心を痛ませていた。町を取り戻すため、単身バギーに挑もうとしたが、ルフィに制止される形で失神させられた。ルフィがバギーを倒すと、自分たちを救ってくれたことに涙を流しながら感謝の意を表しルフィたちの船出を見送った。
- シュシュ
- 声 - 新千恵子
- オレンジの町のペットフード店「PET FOOD」[14]の番犬。
- 亡くなった主人ホッカーの跡を継ぎ、ペットフード店を守っていた。バギー海賊団が町を占領しても避難せず店番を続け、モージとリッチーに敗れ店を全焼させられてしまったが、仇をとってくれたルフィに感謝を示し、戦いが終わった後に、ルフィ達が町民たちに追われたときは町民の前に立ちふさがりルフィ達を庇った。
- 新世界編では、店は巨大ペットフードショップにまで発展し、噴水にルフィの麦わら帽子とボロボロになったペットフードをくわえている像が建てられている。
- ホッカー[13]
- 声 - 川津泰彦
- オレンジの町のペットフード店「PET FOOD」の店長。
- ブードルの友人でシュシュの飼い主だったが、病気になって入院し、ルフィがオレンジの町に来る3か月前に亡くなった。
- ポロ[13]
- オレンジの町の本屋の主人[13]。
珍獣の島
- ガイモン
- 声 - 大平透
- 珍獣の島に住む元海賊。
- 22年前[17]、仲間と共に宝の地図を元に無人島へ上陸したが、事故で体が空の宝箱にはまってしまい、そのまま島に取り残されてしまった。宝箱にはまって以来、髪を切っていないため、巨大なアフロへアーになっている。その容姿からルフィには「タワシのおっさん」と呼ばれる。誕生日は8月5日[2]。
- 宝や珍獣目当てに上陸してくる海賊を「森の裁き」と称して撃退し、ルフィたちにも攻撃を仕掛けた。ルフィに仲間に誘われるが、珍獣の島にいる動物を守るため誘いを断り島に残った。バギーが島に墜落した時も最初は敵と見なして戦ったが、戦いの中でバギーとの友情が芽生えた。
- サーファンクル
- 新世界編で島に住み着いていた樽入り女。ガイモンと仲良くなっている。
シロップ村
- にんじん、ピーマン、たまねぎ
- 声(にんじん) - 寺田はるひ(9話 - 17話)→川庄美雪(324話)
- 声(ピーマン) - 吉竹範子(9話 - 17話)→日比愛子(324話)
- 声(たまねぎ) - 大本眞基子
- 「ウソップ海賊団」の一員だった悪ガキトリオ。9歳→11歳。
- ウソップに対する信頼は三人共深く、「人を傷つける嘘は絶対にしない」と固く認めており、クラハドールが海賊だと発言した件でウソップが村人から嘘つき呼ばわりされても、自分たちは信じた由縁にもなった[注 5]。野望は酒場の経営(にんじん)、大工の棟梁(ピーマン)、小説家(たまねぎ)。クロネコ海賊団との戦いでは勇敢に戦い、カヤを守り抜いた。その後、ウソップの旅立ちと共に解散した。
- 解散後「ウソップ自警団」を名乗り、カヤを警護したり、ウソップの跡を継いで毎朝村で「海賊が来たぞ」とウソを叫ぶようになる。表紙連載『ジャンゴのダンス天国』では、3人でジャンゴをシロップ村から叩き出した。新世界編では、かなり身長も高くなっている。
- カヤ
- 声 - 國府田マリ子
- 村のはずれで暮らす資産家の娘。ウソップの親友。
- 3年前に両親を亡くして以来病気がちになっていたが、ウソップのホラ話に付き合ってからは次第に元気になっていった。3年間経歴を隠し執事として仕えていた元海賊キャプテン・クロに財産目当てで命を狙われたが、ウソップたちの活躍で救われた。事件解決後、ルフィたちにゴーイングメリー号を譲った。
- 現在は医者を目指して勉強中であり、勇敢に戦ったウソップに想いを寄せるようになっている。
- メリー
- 声 - 土門仁
- カヤの屋敷の執事。ゴーイングメリー号の設計者。
- 羊に似た顔の男性。22年前にメリー号の設計図を作った[17]。ウソップが毎朝ウソを叫ぶようになった経緯を知っている。
- クラハドールの正体とカヤの暗殺計画を明かしたウソップの話を信じず追い払ったものの、その夜クラハドールに襲われ重傷を負った。しかし致命傷には至らず、翌朝に偶然見掛けたカヤに介抱してもらい事なきを得た。その後、無事に回復し、ルフィ達にゴーイング・メリー号を譲った。
- バンキーナ[13]
- ウソップの母親。故人。
- 息子と同じ黒髪と長い鼻が特徴的。ヤソップと結婚したことを誇りに思っている。病気で寝たきりになり、幼いウソップの初めての嘘を聞いて息を引き取った。
- モーニン[13]
- シロップ村の村長[13]。毎朝ウソップが騒ぐことを時報代わりにして仕事をする習慣をつけている。
バラティエ
- ゼフ
- 声 - 矢田耕司
- 海上レストラン「バラティエ」オーナー兼料理長。元クック海賊団船長。
- 幼少のサンジに料理と足技を叩き込んだ男。口ひげを三つ編みにまとめた「よさ毛」[18]と、頂点が見えない程の長さを誇る「晴天割コック帽」[19]が特徴。サンジや部下、しまいには気に食わない客にも一切容赦しない攻撃的な性格。海賊時代に民間船などを襲撃する際は財宝などを強奪しても食料に手を出す事は許さず、たとえ味方であっても容赦なく制裁していたが、かつての仲間以外と海賊をする気はないと語るなど、絆を尊重する一面もある。誕生日は4月2日[2]。
- 海賊時代は、戦闘において一切手を使わなかった蹴り技の達人であり、相手の返り血を浴びた靴が赤く染まったことから「赫足のゼフ」と恐れられた。その脚力は岩盤を砕き鋼鉄にも足型を残せるほどであった。現在は右足が義足だが、脚蹴りの鋭さはいまだ健在であり、蹴りの風圧でパールの炎攻撃を鎮火して、パールを驚愕させた。
- かつて「偉大なる航路」を一年航海し、無傷で帰還した。その直後である11年前、「オールブルーを見つける」という自分と同じ夢を見るサンジと出会う。嵐で遭難した孤島で、サンジに残された食料を全て与え、ゼフ自身は自分の片足を食べて命をつないだ[注 6]。
- バラティエ開店後はサンジとは常に喧嘩が絶えなかったが、ゼフに恩義を感じるあまりに夢を抑えるサンジの心を見抜いていた。クリークから「偉大なる航路」での航海を記した航海日誌を要求されるも拒否した。クリーク敗走後はサンジに旅立ちを促し、涙ながら別れを遂げた。
- パティ
- 声 - 稲田徹
- 海上レストラン「バラティエ」コック。
- ねじり鉢巻をした、板前風の男。コック歴十数年のベテランで、サンジとは腐れ縁。過去に何度も乱闘騒ぎを起こし解雇されており、訪ねた店は三百軒に上る。元々チンピラだったため口の悪さが目立ち、相手を侮辱するような言葉を使う独特の接客方法が特徴[注 7]。いかつい顔に似合わずデザート料理が得意。サンジには心底では友情を抱いていたが、バラティエに居座る理由は、当初はオーナーの座を狙っていると疑っていた。
- サンジには手を足も出ないが、他の同僚たちを圧倒したクリークの部下たちをカルネとの共闘で一網打尽に倒すなど、腕っ節は強い。武器は巨大なフォーク。海老の形をした大砲「食あたり砲弾(しょくあたりミートボール)」も使う。
- 新世界編では、坊主頭から髪を伸ばし、バラティエに連結するデザート艦「シスターアンコー」の責任者になっている。
- 名前の由来はデザートや洋菓子の職人「パティシエ」[18]。
- カルネ
- 声 - 里内信夫
- 海上レストラン「バラティエ」コック。
- 丸サングラスをかけた男。パティのチンピラ時代からの相棒コックで、パティと共に「極道コンビ」と言われている。パティ同様、並みの海賊なら簡単に倒せる実力の持ち主。武器は巨大なナイフ。肉料理が得意。
- 新世界編では、バラティエに連結する鉄板焼艦「ナスガシラ号」の責任者になっている。
- 名前の由来はスペインの肉料理「カルネ」[18]。
ココヤシ村
- ベルメール
- 声 - 日高のり子
- ナミとノジコの養母。元海兵。故人。
- 独特の刈り上げたヘアスタイル(作者曰く「女の度胸」)[19]が特徴。あっけらかんとした性格で、少々大人気ない一面があるが、娘達やみかんの為なら本気で怒り、悪党にも躊躇せずに立ち向かう勇敢な一面がある(これらの性格は現在のナミとよく似ている)。いつも煙草を咥えていた。ゲンゾウとは長い付き合いで、彼曰く「小さい頃は村でも有名な悪ガキだった」との事。享年30歳。
- 19年前、戦場で瀕死の状態に陥り生きる気力を失いかけた時に、戦争孤児のナミとノジコに遭遇し、ナミの無邪気な笑顔に気力を取り戻し、2人を連れ故郷のココヤシ村に帰還する。以降、軍を退役しみかん畑を切り盛りしながら、少ない資産で2人を育てた。2人との血の繋がりが無いことに負い目を感じていたが、最後まで母親としてまっとうに生きようとしていた。10年前のアーロン一味の襲撃の際、アーロンから助命の貢ぎ金を要求されるも全財産が家族全員分に足りず[注 8]、2人だけでも逃がすことを薦められたがそれを拒否し、全財産を娘2人の分として自分の命を差し出し、2人の身代わりとしてアーロンに射殺された。
- 名前の由来はフランス語で義母を意味する「belle-mère」[20]。
- ノジコ
- 声 - 山崎和佳奈、吉竹範子(ゲーム「グラバト! RUSH」)
- ナミの義姉。
- ナミと共にベルメールに育てられた戦災孤児。ナミやベルメールとの血の繋がりはないが、ナミを妹同然に思っており、ナミ同様ベルメールを実の母親のように慕っている。青色のショートヘアが特徴(新世界編ではロングヘアー)で、ナミ同様しっかりした強気な性格でグラマーな美女。ナミより2歳年上の20歳→22歳。
- アーロン一味時代のナミにとっては心を許せる数少ない存在であり、アーロン一味に入ることになったナミの辛い心情を少しでも共有しようと自らも左肩に刺青を入れるなど、ナミの孤独な戦いを影ながら支えていた。ナミを追いココヤシ村にやってきたルフィたちにナミの過去を話した。ルフィたちとアーロン一味の戦いでは、ゲンゾウと共にアーロンにより海に沈められたルフィの救出に協力した。ナミが麦わらの一味として村を発つ際に腕輪を譲った。
- 現在はベルメールの遺志を継いでみかん畑を世話している。
- 名前の由来は鳥のノジコ[21]。
- ゲンゾウ
- 声 - 塩屋浩三
- ココヤシ村の駐在。
- ナミやノジコとは幼い頃の付き合いで、ベルメールとも長い付き合い。2人が最も信頼を寄せている人物で、父親代わりとも言える存在。かなりの強面で、彼を見た赤ん坊のナミが泣きじゃくったことから、あやす意味で帽子に玩具の風車をつけている。ベルメールのありきたりな色仕掛けに赤面するなど、おどけた一面もある。ルフィには「風車のおっさん」と呼ばれている。10年前にアーロン一味のクロオビから受けた傷跡が今も全身に残っている。
- ナミがアーロン一味に加入した際、ノジコから事情を聞きナミがココヤシ村をアーロンから買い取る契約を交わしたことを知る。以降、ナミに余計な負担をかけないためあえて知らぬフリをしていた。ナミの8年間の苦労が徒労に終わってしまったことに憤慨し、村人全員でアーロンパークに殴りこもうとしたが、ヨサクとジョニーに止められた。村の解放後、ベルメールの墓前でルフィに対し「ナミの笑顔を奪うようなことがあったら殺しに行く」と言って、ナミを託した。ナミがルフィの仲間として笑顔を取り戻したことから、旅立ちの日、長年トレードマークとなっていた風車をベルメールの墓に飾った。
- Dr.ナコー[13]
- 声 - 麻生智久
- ココヤシ村の医者。村の解放後、ナミの肩にあったアーロン一味の刺青を消し、みかんと風車の刺青(それぞれベルメールとゲンゾウの象徴)を新しく彫った。
- テル[22]
- ココヤシ村の大工。ゴーイングメリー号の女部屋に小さいバーを作った。
- チャボ
- 声 - 小松里賀
- ココヤシ村の隣町「ゴサの町」の少年。
- 町がアーロンに潰され、父親を失った。父の仇を討つためアーロンパークに乗り込もうとしたが、ナミに一蹴された。その後ウソップを魚人と見間違え殺そうとするが、ノジコに止められ、復讐をやめ母の元へ帰るよう説得された。
- 新世界編では、ノジコと共にベルメールのみかん畑の世話をしている。
- ヨサクとジョニー
- 声 - 徳山靖彦(ヨサク)、高塚正也(ジョニー)
- 賞金稼ぎユニット。黒髪でサングラスをかけているのがジョニー、坊主頭でヘッドギアを付けているのがヨサク。
- 二人とも、鞘無しの片刃の剣「菜斬り刀」を武器にしている。ジョニーの口癖は「紙一重」で、相手の実力が圧倒的に上でも「紙一重」と言い張る。ヨサクはルフィに宴会芸を伝授した。かつてゾロと共に行動していたため、二人ともゾロを「兄貴」と呼び慕っている。基本的に勝てると踏んだ勝負以外を避けるため、海軍からは「小物狙い」と評されているが、時にはビビる海賊もいる。弱く臆病ながらも人情に厚い。
- バラティエ近海で麦わらの一味と遭遇し、ヨサクが壊血病にかかっていた所をナミに救われる。そのことで、一味全員を「兄貴」と呼ぶようになり、海のコックを求める一味をバラティエに案内した。ココヤシ村では、アーロン一味であったナミを罵倒したが、真相を知るとナミへの詫びのためアーロンパークに乗り込んだ。ゾロとはっちゃんの戦いではゾロに刀を貸した。アーロンパーク崩壊後、ルフィたちと別れた。
- 新世界編では、ココヤシ村近海で漁師になっている。
- アニメ第135話のオリジナルストーリーでは、二人がゾロと出会い共に活動するようになった経緯が描かれている。
ローグタウン
- いっぽんマツ
- 声 - 平野正人
- ローグタウンの武器屋「ARMS SHOP」[14]の店主。
- 客であれば悪党でも歓迎しており、スモーカーが赴任して以来客足が落ちたことを不満に思っている。恐妻家。最初はゾロに愛想よくふるまったが、高い買い物をしないと分かった途端に態度を変える。ゾロの持つ刀が「和道一文字」と知り、安く買い叩こうとしたが、たしぎの知識で名刀であることがバレて失敗。ゾロが妖刀「三代鬼徹」を欲しがると、「もし不幸があったら、売った自分が殺したようで縁起悪い」と一旦断るが、ゾロの胆力と運の強さ[注 9]を垣間見たことで、ゾロに惚れ込み、鬼徹の代金をもらわず、家宝である名刀の「雪走」も譲り渡した。
- ハンガー[13]
- ローグタウンの高級ブティック「ROBECCA HANBERG」[14]の店員。ハンガーのような頭(髪型)をしている。口癖は「- で!」。
- サピー[13]
- ローグタウンの魚屋「THE Fisherman King uotome」[14]の店主兼漁師。人間と魚人のハーフ[13]。エレファントホンマグロを一本釣りした。
- ユウ[13]
- ローグ第2小学校の1年生[13]。
- 父親に買ってもらった3段アイスを、スモーカーの脚にぶつかって落としてしまったが、スモーカーに詫びとして5段アイスを買うようにとお金をもらった。
- ダディ・マスターソン
- 声 - 古谷徹
- 小説・アニメオリジナルキャラクター。東の海最強の銃使いと言われる賞金稼ぎ。異名は「子連れのダディ」。娘のキャロル(声 - 吉田古奈美)を溺愛している。
- 元海軍少尉で「海軍一の狙撃手」だったが、赤髪海賊団のヤソップとの決闘に敗れたことで海軍を辞め、賞金稼ぎとなった。海軍ではスモーカーと同期。ローグタウンでヤソップの息子・ウソップと対決し、彼の「誇り」を認めた。ウソップが現在使用しているゴーグル(「北の海」の最新モデル)はこの時の戦利品である。
- 父子共に、小説の挿絵とアニメとではデザインが大きく変わっている。
- カルメン
- 声 - 百々麻子
- アニメオリジナルキャラクター。女料理人。
- 幼いころに客船で見たサンジにライバル心を抱き、サンジに料理で勝負を仕掛けた。結果サンジに敗北したが潔く退き、将来の再戦を申し込んだ。
- レオ、ホセ、ネス
- 声 - 高戸靖広、服巻浩司、大場真人
- アニメオリジナルキャラクター。カルメンの部下達。全員カルメンを称えている。
- ラウル
- 声 - 矢田耕司
- アニメオリジナルキャラクター。バー「ゴールド・ロジャー」の主人。「偉大なる航路」に入る前のロジャーと言葉を交わしている。
シモツキ村
- くいな
- 声 - 豊嶋真千子
- ゾロの同門の少女剣士。年齢はゾロより少し上。故人。
- 少年期の時点で道場の大人よりも強かったゾロが生涯で一度も勝てないほど卓越した実力を持っていたが、女には体力と体格に限界があるという理由で剣士としての将来を悲観しており、それこそ、ゾロにも、いずれは追い越されると考えていた。
- ある夜、自分の悩みをゾロに打ち明け、ゾロと「どちらが早く世界一の剣豪になるか競争する」という約束をかわすが、その翌日に階段から落ちて死去。このことにより、ゾロの世界一の剣豪になる野望は親友の遺志ともなった。ゾロの「和道一文字」は彼女の形見である。
- 名前の由来は鳥のクイナ[21]。
- コウシロウ[13]
- 声 - 石塚運昇
- 剣術道場「一心道場」[14]の師匠。くいなの父。
- 眼鏡をかけたとても穏やかな人物。くいなの形見の「和道一文字」を託した。少年時代のゾロの師匠で、彼が教えた剣士としての「志」は、ゾロが鉄を斬るきっかけとなった。ゾロが名を馳せたことで道場生の子供たちが海賊に憧れだしたことには困り気味だが、ゾロへの信頼は変わっていない。
テキーラウルフ
- 署長[3]
- 声 - 楠見尚己
- テキーラウルフ署長。
- ソラン
- 声 - 名塚佳織
- アニメオリジナルキャラクター。テキーラウルフで働かされていた少女。
- 世界中を旅する絵描きになるのが夢。ロビンを発見し匿っていた。その後ロビンと共に革命軍に解放された。
西の海(ウエストブルー)
オハラ
- クローバー
- 声 - 北村弘一
- オハラ図書館館長。世界的な考古学の権威。故人。
- オルビアとは旧知の仲で、彼女の事情を知る故ロビンにも偏見無く接しており、幼いロビンに「考古学者」の称号を与えた。他の考古学者たちと命がけで歴史の本文(ポーネグリフ)の研究をしていたが、ロビンを関わらせようとはしなかった。誕生日は4月8日[2]。
- 五老星に対し、「歴史の本文」の存在理由の仮説を語った。バスターコールの際は、最期まで書物を守ろうと全知の樹に残り死亡した。
- ニコ・オルビア
- 声 - 山口由里子[注 10]
- ロビンの母親。故人。
- ロビンとよく似た顔立ちで、白いロングヘアーの女性。誕生日は2月6日[2]。
- 先人達の遺志を継いで「空白の100年」の謎を解くため、幼いロビンを残し海に出ていた。海軍に捕まるが、サウロの助けを得て脱走し、故郷オハラに戻る。サウロにロビンを託して最期まで全知の樹に残り死亡した。
- ロジ
- 声 - 上村典子
- ロビンの叔母(オルビアの弟の妻)。
- ロビンと同い年の娘ミズイラ[2]がいる。オルビアが海に出た際に夫オラン[2]がロビンを引き取ってから、一緒に暮らしていた。ロビンを忌み嫌っており、その夫と娘もロビンに冷たく接していた。
- リント、ゼイディー、ロシュ、ブッシリ、ハック、グラム、ホチャ[24]
- オハラの学者たち。
イルシア王国
- タラッサ・ルーカス[13]
- イルシア王国国王。
- 8年前の世界会議(レヴェリー)で革命家ドラゴンの危険性を述べるが、ワポルに一蹴された。
南の海(サウスブルー)
トリノ王国
- シャンバ[2]
- トリノ王国の住人。
- 巨大鳥と争っていたが、トリノ王国に飛ばされたチョッパーの仲裁で鳥達と和解する。チョッパーとも親しくなり、国を案内した。
バテリラ
- ポートガス・D・ルージュ
- 声 - 皆口裕子
- エースの母親。海賊王ロジャーの妻。故人。
- エースと同じく、顔にそばかすがある。誕生日は6月10日[2]。ロジャーが処刑される5か月前に彼の子供(エース)を宿し、ロジャーの妻子の命をも狙う海軍の目を欺くために母の執念で20か月もの間エースを胎内に宿し続けた。ほとぼりが冷めてからエースを出産し、生まれた子供の名前を伝えると同時に力尽き果てて死亡した。ちなみに、生まれた子供が女だった場合は「アン」と名付ける予定であったという。
北の海(ノースブルー)
ルブニール王国
- モンブラン・ノーランド
- 声 - 大塚芳忠
- 400年前のルブニール王国探検船提督。モンブラン・クリケットの先祖。
- 北の海の民話「うそつきノーランド」のモデルとなった人物。他人が聞いても嘘か本当か分からないような度重なる困難を乗り越えてきた冒険家であり、植物学者でもある。胸にバツ印の傷があり、子孫のクリケットと同様頭に栗がついている。道徳的かつ礼儀正しい性格で、部下や国の者から慕われていた。カルガラと互角に剣を交えるなど戦闘もかなりの腕前。誕生日は10月9日[2]。
- 約400年前、遠方の地ジャヤで蔓延していた疫病「樹熱」を食い止めカルガラと親友となるが、祖先の魂が宿るとされる神木を切り倒してしまい決別してしまう。出航の日、切り倒した理由を知ったカルガラと再会の約束をし島を去る。5年後、国王を連れ再びジャヤを訪れるが、すでに「突き上げる海流」によって島の半分はなく、財宝目当てだった国王はこれに激怒。虚言の罪で捕まりさらに偽の証人を立たされ国民からも「うそつき」と非難されながら無念のまま母国で処刑されてしまった。これにより、彼の一族は国を追われうそつきの烙印を押されることになるが、類まれなる正直者であった彼を憎む者は一人もいないという。
- グリーンビットにも訪れており、当時悪い人間に島を荒らされていたトンタッタ族を助けた。彼らからはヒーローとして讃えられ、国には銅像が建てられている。
フレバンス
- ラミ
- 声 - 植田佳奈
- ローの妹。末期の珀鉛病に侵されており、症状に苦しんでいたが、入院していた病院を襲撃されて死亡。
- ローの父
- 声 - 真殿光昭
- ローとラミの父親。フレバンス一の名医と言われ、幼いころのローに医術を教えた。自身も珀鉛病に侵されながら治療法を探していたが、敵の兵士の襲撃を受け、妻(声 - 鹿野優以、ロー・ラミの母)と共に死亡。
- シスター
- 声 - 皆口裕子
- フレバンスに住むシスター。ローに子供だけは逃がしてくれる兵士が見つかったから共に逃げるように勧めるも、直後に他の子供達と共に殺害された。
偉大なる航路(グランドライン)
双子岬
- クロッカス
- 声 - 納谷悟朗
- 双子岬で灯台守をしている老人。元ロジャー海賊団船医。
- 52年前にルンバー海賊団から預かったクジラ・ラブーンの世話をし続けている。かつては海で一番の評判を得た医師で、不治の病にかかったロジャーの苦しみを和らげることができる唯一の医者であった。武器は銛。71歳→73歳。誕生日は1月4日[2]。双子座のAB型。
- 28年前、ロジャー海賊団から頼まれ船医となり、「偉大なる航路」制覇に同行した。船に乗ったのは、行方不明のルンバー海賊団を探そうという目的もあった。船員として航海したのは3年間のみであったが、副船長のレイリーからは「紛れもなく我々の仲間」と言われている。
- ラブーンの自損的頭突きを止めてくれたお礼として、麦わら一味に記録指針を提供した。
- 名前の由来は花のクロッカス[25]。
- ラブーン
- 双子岬に棲む巨大なクジラ。
- 本来西の海にしか生息しない「アイランドクジラ」という種類のクジラ。世界一大きくなる種であり、幼い頃は小舟程度だったが、現在は山のような大きさとなっている。あまりの大きさに治療が困難になったため、クロッカスにより体内を改造されている。その大きさから食料として狙われたこともある。誕生日は9月16日[2]。
- 52年前、ルンバー海賊団に付いてきて、西の海から「偉大なる航路」へ入る。彼らが再び帰ってくるのを信じて、「ルンバー海賊団は偉大なる航路から逃げ出した」という情報を信じず、赤い土の大陸に頭突きを繰り返しながら吠えて待ち続けた。ルフィと「おれが偉大なる航路を一周したらまた喧嘩しよう」と約束し麦わらの一味の海賊旗マークを描かれて以降は、頭突きをやめた。
- 元ルンバー海賊団のブルックは、航海に失敗してラブーンに50年間逢えなかったことを負い目に感じていたが、現在は麦わらの一味の一員として偉大なる航路を一周してラブーンとの再会の約束を果たそうとしている。
リトルガーデン
- ドリー&ブロギー
- 元巨兵海賊団の2人の頭。約100年前から決闘を続けている。
ドラム王国(現・サクラ王国)
- ワポル、チェス、クロマーリモ、イッシー20
- 元ドラム王国国王、およびその部下たち。
- Dr.ヒルルク
- 声 - 牛山茂
- かつてドラム王国の山麓に住んでいた藪医者。チョッパーの名付け親で、チョッパーに医者としての心を教えた人物。故人。
- 医術の腕は皆無だが、誰よりも気高い医者の心を持つ。元は西の国の大泥棒で、その時の体験から桜の花びらをちりばめた海賊旗を部屋の壁に飾り、降り積もる雪を染色して桜の花を再現させる研究を行っていた。笑い声は「エッエッエッエッ」。
- 8年前、人間に襲われ重傷を負っていたチョッパーを保護した。不治の病に身体を蝕まれていたことからチョッパーが再び仲間を失い絶望しないようにと、チョッパーの怪我を治した後一度彼を拒絶するが、後にチョッパーの純粋な思いを受け入れた。自分の病を知ったチョッパーが万能薬と信じていた毒キノコで作った毒薬を、恩に報いるためにあえて服用し寿命を縮めてしまうが、最期まで医者たらんとし、ワポルが張った罠の中へ、病人がいると信じて飛び込む。真相を知らされても、病人がいなかったことに心からの安堵の言葉を残し、爆薬を飲んで自ら命を絶った。
- ヒルルクの海賊旗は後にサクラ王国の国旗に採用され、彼の研究は国名の由来になっている。
- Dr.くれは
- 声 - 野沢雅子
- 130歳を超える老女医であり、チョッパーの第2の師。別名「ドクトリーヌ」。
- 「マスターオブ医者」と称されるほどの医術の持ち主だが、患者に莫大な報酬を請求する[注 11]。人々からは「魔女」と呼ばれている。明朗快活でスタイルが良く、年齢を全く感じさせない。彼女の前で「ばあさん」や「ババア」などと年寄り扱いする言葉は御法度で、耳にすると不機嫌になり大暴れする。武器は包丁[注 12]と、サンジに負けず劣らずの蹴り。酒と梅干が好物。笑い声は「ヒーヒッヒッヒ」。口癖は「ハッピーかい?」「若さの秘訣かい?」。病気を「ハッピー」と呼ぶが、これは「病気でない時がいかにハッピーなのかが良くわかるから」らしい[21]。若さの秘訣はハッピーでいること[26]。139歳→141歳。
- ワポルの医者狩りから唯一生き残った。8年前、ヒルルクからチョッパーを託され、息子のように思い医者としての技術を叩き込んだ。チョッパーが麦わらの一味に入る際、湿っぽいのは嫌いなため表面上は多数の武器を投げながら追い立てたが、彼らが下山に使ったソリに医療道具入りリュックを忍ばせ、ヒルルクの“桜”を再現させて涙を流しながら見送った。
- 新世界編では、医療センター「イッシー100(ワンハンドレッド)」を立ち上げている。
- ドルトン
- 声 - 小野健一
- 元ドラム王国守備隊長→サクラ王国初代国王。
- 実直で真面目な性格をしており、民衆からの信頼も厚い。台詞の後にどうでもいい情報を付け加える癖がある。栗ご飯が好物。誕生日は6月10日[2]。
- 動物系悪魔の実「ウシウシの実 モデル"野牛(バイソン)"」の能力者。必殺技は「フィドル突撃(バンフ)」。
- ドラム王国先代国王の恩もあってワポルの悪政を反感を抱きつつ黙って見届けていたが、ヒルルクの死を嘲笑った事で遂に見切りをつけ、反旗を翻した。ワポルが逃げた後は国民のまとめ役を務めていた。国王となった今でも城ではなく村に住んでいる。
- ネギ熊まりあ[21]
- 声 - 吉竹範子
- ネギを買ってきた主婦。得意料理はネギケーキ。43歳→45歳[21]。ルフィとウソップにハイキングベアと間違えられて一礼された。
- タマチビ
- 声 - 吉竹範子
- ココアウィードの少年。「STOOL」という店の息子。足に炎症を起こし、Dr.くれはの治療を受けた。
- ドラム王国先代国王
- ワポルの父親でドラム王国の先代国王。現在は故人。本編には登場せず、「ONE PIECE 巻零」に登場している。
- 生前は息子のワポルを甘やかし気味であり、ドルトンからも指摘されていた。本人もこの事について悩みの種だと語っていた。
アラバスタ王国(サンディ島)
モックタウン(ジャヤ島)
- テリー[13]
- 酒場「Pub and pies」の店主。
- スペクトルさん[13]
- トロピカルホテルの従業員。「フェイントフェイント」のトリッキーな動きが特徴的。
- ジョボ[2]
- ベラミーにルフィの懸賞金額を伝えた酒飲み。
ロングリングロングランド
- トンジット
- 声 - 龍田直樹
- 島から島へ移住を繰り返す遊牧民。
- のんびりとした性格。ルフィからは「竹馬のオッサン」と呼ばれていた。愛馬は首の長い白馬「ウ〜〜〜〜〜〜マ」のシェリー(声 - 粗忽屋後楽園店)。誕生日は10月2日[2]。
- 世界一高い竹馬に挑戦したが、竹馬が成長して降りられなくなり、行方不明扱いされて仲間に置いて行かれた。以後10年間竹馬の上で過ごしていたが、たまたまルフィが竹馬を割り落下して降りることができた。その後、青雉の力で海を渡って仲間のもとへ向かった[注 13]。新世界編では、2人の孫ができている。
- リットント
- 声 - 阪口大助
- アニメオリジナルキャラクター。トンジットの孫で、穴掘りの世界チャンピオン。
- トンジットに会うために穴掘りを始めたが、いつの間にか世界一の穴掘り男になることが目標になった。巨大モグラ「モ〜〜〜〜〜〜グラ」に乗って穴掘りの自己記録を更新しようとしている途中で偶然トンジットがいる島に到達し、再会を喜んだ。訛りが入った口調で話す。
ウォーターセブン
プッチ
- マルミエータ[27]
- 美食の町プッチの市長ビミネの一人娘。世間知らずで何にでも興味を示す。
- アクア・ラグナの被害を聞きつけて救援物資を届けに来た際、海水パンツを剥ぎ取られたままで町を疾走するフランキーを目撃し、双眼鏡で追い回していた。
- ヤメナハーレ[27]
- マルミエータの執事。
スリラーバーク
シャボンディ諸島
- シルバーズ・レイリー
- 声 - 園部啓一
- シャボンディ諸島のコーティング職人。元ロジャー海賊団副船長。
- 長い白髪と口髭が特徴の老人。海賊王ロジャーが海に出た時からの相棒であり、その名は誰もが一度は耳にし様々な本に載っており「海賊王の右腕」「冥王」と呼ばれる生きる伝説。現在はシャボンディ諸島に身を潜め、通称「レイさん」として船のコーティングを請け負っている。すでに海賊を引退しているが、いまだに賞金首であり、目撃情報は海軍や世界政府にも届いているが、世を騒がすような事はしていない模様。ギャンブル好きで、シャッキーによれば「一度飛び出すと長く帰らない」とのこと。誕生日は5月13日(「冥」=May=5月、「王」=キング=トランプの13)[6]。
- 「覇王色の覇気」の持ち主。武装色・見聞色を含めた全ての覇気を扱うことができる。全盛期よりも老いて力が衰えていることを自覚してはいるが、それでも海軍本部大将黄猿と互角の剣戟を繰り広げ、凪の帯を泳いで渡り、しまいには途中で海王類を仕留めるなど実力はなお驚異的である。
- 若いころに家を焼かれて、盗んだ船の上で生活をおくっていたが、その船を見掛けたロジャーに出会い、「旅をするにはいい船」と興味を抱いたロジャーに強引に海に誘われた。20年以上前に、海で遭難したところを子供の頃のはっちゃんに助けてもらい、それ以来彼がタイヨウの海賊団に入るまで仲良くしていた。15年前には、天竜人の奴隷から解放されて路頭に迷っていたゴルゴン三姉妹を見付け、ニョン婆・シャッキーと協力して彼女らを保護した。
- 初登場はシャボンディ諸島編だが、実際には東の海編のバギーの回想シーンで既に登場している[注 14]。シャンクスが麦わら帽子を託したルフィにかねてから会いたがっていた。奴隷の振りをして「人間屋」に潜入し店の有り金を盗もうとしていた時に偶然ルフィと遭遇し、商品にされていたケイミーを解放した。ルフィ達と共に「人間屋」から脱出した後、ロジャーにまつわる重要な秘話をルフィ達に語った。なお、「ひとつなぎの大秘宝」や「Dの意志」「空白の100年」の真相についても知っているが、あくまでも自分の力で確認したいというルフィやロビンの希望を尊重し、この場では全てを語らなかった。黄猿襲来時には、ルフィ達に助太刀した。ルフィ達が、バーソロミュー・くまによって世界各地に弾き飛ばされた後、くまからルフィが飛ばされた方角の情報をえた。
- マリンフォード頂上戦争終戦後、女ヶ島でルフィと再会。仲間との再会を望むルフィを諭し、ルフィの「16点鐘」の行動に協力した後、無人島ルスカイナでルフィに覇気の修行をつけた。1年半で基礎を教え終わりルフィより半年先にシャボンディ諸島に帰り、その半年後、再集結した麦わらの一味の船出を見送った。
- シャクヤク
- 声 - 鶴ひろみ
- 13番GRで「シャッキー'S ぼったくりBAR」を経営している女性。愛称は「シャッキー」。
- 華奢な体格で見た目は若めだが、40年以上も前に海賊稼業から足を洗ったと語るなど、実際はかなりの高齢である模様。レイリーと共に暮らしている。飲み代を踏み倒そうとした客を半殺しにするなど腕っ節はかなり強い。情報通を自負し、高い懸賞金の割に民間人へ危害を加えないルフィたちを目にかけている。女の感が鋭く、ハンコックがルフィに惚れ匿っていることを見抜いていた。ルフィを「モンキーちゃん」と呼ぶ。誕生日は5月8日[2]。
- ディスコ
- 声 - 増谷康紀
- 人間オークションの司会者。通称「歩くスーパーバザール」。
- 軽快な口調でオークションを進行するが、裏ではサクラを使って値を吊り上げるなど卑劣な商法を行っている。誕生日は6月12日[2]。
- 会場内で天竜人を巻き込んだ騒ぎが起き、ドフラミンゴに助力を仰いだが、一蹴された。新世界編では、オークション会場跡地で落ちぶれている。
- ミノルバ、カイリケン[2]
- シャボンディ諸島の賞金稼ぎ。ルフィたちを襲ったが、返り討ちにされた。
- マリィ
- シャボンディ諸島のナース。ジュディと婚約していたが、チャルロス聖に第13夫人として連れて行かれた。
- ジュディ[2]
- マリィの婚約者。マリィを連れて行こうとするチャルロス聖を邪魔したため銃撃され、通りがかったゾロによって病院に連れて行かれた。
- ハンフリー[2]
- シャボンディ諸島の酒場の店主。
人攫い屋
賞金首や珍しい種族をさらい、人間オークションに引き渡して売り上げを得ることを職業としている。シャボンディ諸島に多くのチームがいる。
- デュバル
- 声 - 関俊彦
- 人攫いチーム「トビウオライダーズ」(後の「人生バラ色ライダーズ」)のヘッド。
- 登場初期は鉄仮面で顔を隠していた大男で、興奮すると訛りが剥き出しになる。24年前の大海賊時代が始まってすぐの頃に生まれた[17]。素顔は、海軍が描いたサンジの手配書の下手な似顔絵とそっくりである(唯一の違いは、眉毛の巻き方が逆になっていること)。戦闘時には、サソリの毒が先端に塗られた銛を専用銃にセットして発射する。誕生日は8月11日[2]。
- 元は片田舎でしがないマフィアをやっていた。サンジと間違われて海軍や賞金稼ぎに追われるハメになり、顔を隠すため仮面を被り「鉄仮面のデュバル」と呼ばれるようなる。また、背中に逃げ傷を負ったことなどから、サンジと麦わらの一味を逆恨みし続けていた。
- 人攫い稼業を続ける中、麦わらの一味と遭遇。恨みを晴らそうとサンジと交戦するが、「整形ショット」を受け敗北する。だが、骨格が変わりかなりの美形となり、性格も無駄にテンションが高くポジティブなナルシストになったことで、以降サンジを人生の恩人と慕うようになる。ケイミーが攫われた時に、チーム名を「人生バラ色ライダーズ」と改め、人攫い稼業を廃業。部下を率いて麦わらの一味に協力をした。そのこともあってか、はっちゃんやケイミーとの仲は良い様子。
- その後は無人となったサウザンドサニー号の護衛を主任務にしながら、ルフィたちの帰りを待っていたが、海賊や海軍との激戦により、大ケガを負い1年でリタイアした。1年経過した現在でも療養中だが、本人はそのことを「名誉の負傷」や「奮闘記」と誇りに思っており、悔いはないらしい。
- モトバロ
- 声 - 竹本英史
- デュバルの愛バイソン。
- かつて村のダムを破ったこともあるという強靱な角が特徴で、デュバルによれば「心臓破りのツノ」とのこと。ただし、巨大な頭部に比べて小さい為、ルフィ戦では鼻面を押さえられて角が活躍することは無かった。誕生日は8月19日[2]。
- デュバルが海軍から逃げ出せたのもこのモトバロのおかげである。シュノーケルを着けることで長時間泳ぐことができる。ルフィが無意識に使った「覇王色の覇気」により睨みつけられ、泡を吹いて倒れた。
- トビウオライダーズ
- マフィア時代からのデュバルの部下達。5分も空を飛べるトビウオによる奇襲を得意とする。
- 整形後のデュバルによって「人生バラ色ライダーズ」に改名された。かけ声はしっくり来るのを考えており、デュバルの呼び方は言うたびに微妙に変わっている。
- ピーターマン
- 声 - 高戸靖広
- 人攫いチーム「ハウンドペッツ」のボス。名前の通りピーターパンのような外見をしている。誕生日は1月4日[2]。
- 8番GRにアジトがある。部下にケイミーを攫わせ、人間オークションに売りつけた。その後、デュバル達に成敗された。
- コーヒーモンキーズ
- 声 - 森岳志
- 人攫いチーム。リーダーは孫悟空のような外見をしている。
- 爆睡中の巨人族の海賊スタンセンを捕らえて売ったが、その後ケイミーが連れて来られたため巨人族が目玉商品にならず、酒を飲みながらウソップ達に愚痴をこぼしピーターマンの情報を与えた。マリンフォード頂上戦争の後、無人となったサウザンドサニー号を海軍に売り飛ばそうとしたが、デュバルに呆気なく撃退された。
バルジモア(からくり島)
カマバッカ王国(モモイロ島)
- エンポリオ・イワンコフ
- →詳細は「§ エンポリオ・イワンコフ」を参照
- イナズマ
- →詳細は「§ イナズマ」を参照
- ティバニー[2]
- 声 - 川津泰彦、前田愛(女姿)
- カマバッカ王国の住人。アニメでの名前は「エリザベス」。サンジに強い恋心を抱いている。
- キャロライン
- 声 - 岩崎ひろし
- アニメオリジナルキャラクター。カマバッカ王国女王代理にして、ニューカマー拳法師範代理。代理と言えどその強さは凄まじく、サンジと決闘して彼に乙女心を植え付けた。女王のイワンコフを尊敬している。
ボーイン列島
- ヘラクレスン
- 声 - 西凜太朗
- おいはぎの森「グリンストン」の住人。
- ヘラクレスオオカブトのような鎧と仮面を身に付けた男。語尾に「ん」を付ける独特の口調で話す[注 15]。繰り返し脱出しようとしては死の危機に瀕するウソップを幾度となく助けてくれるなど、面倒見が良い性格で、おだてに弱い。誕生日は5月10日[2]。
- ウソップがくまによってボーイン列島に飛ばされた際に彼を保護し、森の危険な生物から助けた。その後、本物の海の戦士になりたいと修行を望むウソップに自身の武器の秘密を教える等して、2年間の修行をつける事になる。2年後、ウソップをシャボンティ諸島まで送り届け、巨大なカブトムシなどの巨大昆虫を操り海軍の追撃を妨害した。
クライガナ島
- ジュラキュール・ミホーク
- →詳細は「王下七武海 § ジュラキュール・ミホーク」を参照
- ペローナ
- →詳細は「スリラーバーク § ペローナ」を参照
ハラヘッターニャ(ナマクラ島)
テーナ・ゲーナ王国(剣山島)
- サンクリン[2]
- 声 - 大場真人
- ハラヘッターニャの住人を攫っていた手長族のリーダー格。
- 一度はブルックに敗れ、改心するフリをしてブルックを攫い、見世物にした。ブルックがギターを弾き始めてからは、彼を利用して金儲けを企んだ。2年後はブルックのマネージャーとなっていたが、シャボンディ諸島にて彼から引退の話を告げられた事に激怒し、海軍に通報するが逃げられてしまった。
リュウグウ王国(魚人島)
竜宮城
- ネプチューン
- 声 - 稲葉実
- リュウグウ王国国王。シーラカンスの人魚。
- 巨体で毛深く、もじゃもじゃのひげを蓄えている。語尾に「じゃもん」と付ける。異名は「海神ネプチューン」。かつては「海の大騎士」と呼ばれたほどの戦士だが、現在は歳のせいでよくギックリ腰になる。武器は三叉槍。島で唯一、クジラと会話することができ、愛鯨のホエ(声 - 藤本たかひろ)に乗って移動する。魚人島を縄張りとしていた海賊白ひげとは、若き日に友情の酒をくみ交わした仲。誕生日は7月3日[2]。
- かつて、戦士として魚人島に攻め入ってきた人間を幾人も討ち取ったため、妻の活動を手伝う資格はないと考え、長年見守っていた。
- 愛娘しらほしの愛鮫メガロが助けられたことで、麦わらの一味を竜宮城に招待する。一味が魚人島に災いをもたらすとマダム・シャーリーが予言したために、ひとまず一味を捕縛しようとするが、逆に捕まり拘束される。その後、ホーディ・ジョーンズが竜宮城に攻め入ったことで、一旦解放され部下たちを逃がしたが、ホーディに捕らえられる。ギョンコルド広場で王子たちと共に処刑されそうになるが、ルフィたちの手で解放された。クーデター終結後、新魚人海賊団の残党を軍の管理下に置き、魚人街を閉鎖させた。
- 人魚柔術(マーマンコンバット) ウルトラマリン
- 海水を掴み巨大な海流を作る。
- オトヒメ
- 声 - 根谷美智子
- リュウグウ王国王妃。金魚の人魚。故人。
- 生まれつき強い「見聞色の覇気」を持ち、人の心の声を聞くことができる。それ故に、人を救いたいという気持ちが人一倍強い。脆弱な体に鞭打ち、自己犠牲を厭わず他者を助ける「愛の人」であり、国民からは親しまれていた。誕生日は1月10日[2]。
- 人間との共存を目指し、街頭演説などを行い、リュウグウ王国を地上に移すべく島民から署名を募っていた。10年前、魚人島に漂着した天竜人ミョスガルド聖を誠意をもって治療し、地上まで同行することで、「人間との交友を後押しする」という天竜人の書状を手に入れるに至る。しかしその矢先、ギョンコルド広場で彼女を疎んじるホーディの凶弾に倒れ、息子たちと最後の約束を交わして息絶えた。
- フカボシ
- 声 - 伊藤健太郎
- リュウグウ王国王子。ネプチューン家三兄弟長男。フカザメの人魚。
- 巨大な海獣を圧倒する程の実力を持ち、弟のリュウボシ・マンボシと合わせ「ネプチューン軍三強」と称されている。武器は三叉槍。必殺技は人魚具術「光陰流水槍(こういんりゅうすいそう)」。人魚柔術「ウルトラマリン」も使える。誠実かつ義理堅い性格で、国民からの信頼も厚い。父や妹ほどではないが、弟たちと並びルフィの倍近くの巨体。ルフィからは「兄ほし」と呼ばれる。誕生日は2月4日[2]。
- 10年前、母・オトヒメ王妃に、弟たちと共に「立派な戦士になり妹のことを守る」と誓う。以後亡き母の願いを引き継ぎ、10年かけて多くの署名を集めた。
- 麦わらの一味が成り行きで竜宮城を占拠した際、ジンベエへから預かった伝言をゾロに伝えた。水車の町で、オトヒメの写真への踏み絵を強いていたドスンを拘束。新魚人海賊団に捕えられた父・ネプチューンを救い出すため、ギョンコルド広場に三兄弟で乗り込む。海獣たちを蹴散らすが、E・Sを飲んだ幹部たちに敗れ、拘束されてしまう。その後、ルフィたちの手で解放され、ホーディ討伐と方舟「ノア」の落下阻止のため、三兄弟でルフィを援護した。
- リュウボシ
- 声 - 沼田祐介
- リュウグウ王国王子。ネプチューン家三兄弟次男。リュウグウノツカイの人魚。
- 語尾に音階を付けて喋る[注 16]。武器は二振りのサーベル。必殺技は「竜宮楼門(りゅうぐうろうもん)」。誕生日は6月24日[2]。
- マンボシ
- 声 - 田中一成
- リュウグウ王国王子。ネプチューン家三兄弟三男。アカマンボウの人魚。
- 「アッカマンボ」と振りをつけて踊るのが癖[注 16]。武器はロングソード。必殺技は「七珍万宝(しっちんばんぽう)」。誕生日は3月30日[2]。
- しらほし
- 声 - ゆかな
- リュウグウ王国王女。ネプチューン家長女で末っ子。巨魚ビッグキスの人魚。
- 「人魚姫」と称される絶世の美女だが、父のネプチューン程もある巨体。ピンク色の長い髪を、たい焼きのような髪留めで留めている。長い軟禁生活を強いられていたため、性格は憶病かつ泣き虫だが、素直で優しく、芯の強い面もある。誰に対しても「様」付けで呼び、丁寧な口調で話す。島民からは「しらほし姫」と呼ばれている。ルフィからは当初「弱虫」と呼ばれていたが、後に「よわほし」と呼ばれる。16歳。誕生日は4月4日(「し」らほ「し」)[30]。
- 数百年に一人生まれるという「海王類と会話ができる伝説の人魚」であり、古代兵器「ポセイドン」の名を継ぐ存在。人を救おうとすれば幾千もの命を救えるが、悪意を持ってその力を使えば世界を海に沈めてしまえるとまで言われている。
- 10年前、天竜人ミョスガルド聖漂流時の騒動で、初めて海王類と会話できる力を発現させる。しかし、長年この力に目をつけていたバンダー・デッケン九世の執拗な求婚を受けるようになり、彼の能力による攻撃から逃れるため、硬殻塔での軟禁生活を強いられることになった。母・オトヒメの死から数年後、暗殺犯が人間ではなくホーディであることを愛鮫のメガロから知ったが、「犯人を決して憎んではいけない」という母との約束のため、一人胸の奥に仕舞い込んでいた。
- 塔の中に入ってきたルフィを当初自分を狙った刺客と勘違いしたが、デッケンの斧から救われたことで信頼するようになる。ルフィから外に出ようという誘いを受け、メガロの口の中に隠れて硬殻塔から脱出。サンゴが丘でデッケンに迫られ直接求婚されるが、「タイプじゃないんです」と言い断った。海の森で念願であった母の墓参りを済ませると、捕えられた父を救出すべくルフィたちと共にギョンコルド広場に乗りこむ。デッケンが飛ばした方舟「ノア」を島から逸らすため、自ら囮となる。船の破壊を試みるルフィに協力し、必死の叫びで海王類の助けを呼んだ。クーデター終結後の宴中、自身の秘密を知ったカリブーに攫われそうになるが、ルフィに助けられた。ルフィたちが旅立つ際、いつか一緒に地上を散歩することを約束した。
- メガロ
- 声 - 荒井聡太
- しらほし姫の愛鮫。
- 巨体のしらほしよりも一回り大きい、巨大なサメ。元はネプチューン軍のペット。彼女の硬殻塔での唯一の話し相手だった。誕生日は4月8日[2]。
- ホーディがオトヒメ王妃を暗殺する所を目撃しており、事件から数年後に真実をしらほしに伝えていた。クラーケンに飲み込まれていた所を、麦わらの一味に偶然助け出された。ルフィによってしらほしを口の中に無理矢理入れられて、海の森まで連れて行った。
- モデルと名前の由来は、ホオジロザメの祖先と言われる古代のサメ・メガロドン[31]。
- 右大臣
- 声 - 江川央生
- リュウグウ王国右大臣。タツノオトシゴの人魚。
- ネプチューン軍を指揮する。また硬殻塔を管轄にし、宝物庫と玉手箱の鍵を預かっている。誕生日は4月5日[2]。
- 竜宮城を脱出した後、ギョバリーヒルズで海獣に敗れる。その後、ギョンコルド広場で麦わらの一味を援護した。
- 左大臣
- 声 - 田中亮一
- リュウグウ王国左大臣。ナマズの人魚。
- 長年、ネプチューンに仕えている魚人島一の知恵者。口癖は「かなわんわー」。誕生日は7月2日[2]。
- ルフィたちが魚人島を旅立つ際、ナミに新世界用の「記録指針」を提供した。
- ネプチューン軍
- リュウグウ王国の軍隊。右大臣が指揮し、王族や竜宮城を守護する。タツノオトシゴのような装備を身につけている。かつてジンベエやアラディン、ホーディ・ジョーンズが所属していた。
- アンモナイツ
- リュウグウ王国国境警備隊。アンモナイトを模した装備を身につけている。
市民
- ケイミー
- 声 - 池澤春菜
- デザイナー志望のタコ焼き屋店員→マーメイドカフェのウェイトレス。キッシンググーラミーの人魚。
- 純真な性格だが、天然で人に騙されやすい[注 17]。事あるごとにびっくりし、驚いた拍子に目玉が飛び出て舌が波打つなど、表情が大きく崩れる。人の名前を呼ぶ際、語尾に「ちん」をつける。誕生日は11月3日(「K」=11、「ミー」=3)[29]。
- 表紙連載『はっちゃんの海底散歩』で初登場。海イノシシに喰われ、吐き出されたところではっちゃんと出会う。一旦は伝説のタコ焼きのタレと交換条件でマクロ一味に売り飛ばされるが、後の成り行きではっちゃんに助け出される。その後、はっちゃん達とタコ焼き屋を始めた。
- シャボンディ諸島近海で、海兎に喰われて消化されそうになっていた際、ルフィに助けられた。その後、シャボンディ諸島で人攫い屋に誘拐され、人間屋で天竜人に買い取られそうになるが、レイリーによって解放された。2年後、魚人島で麦わらの一味と再会。竜宮城がホーディ達によって襲われた際には、ナミを連れて脱出し海の森まで連れて行った。
- パッパグ
- 声 - 塩屋浩三
- ケイミーのペットであり、デザイナーとしての師匠でもあるヒトデ。
- 魚人島で流行のブランド「クリミナルブランド社」[注 18]社長兼デザイナーで、大金持ち。一等地「ギョバリーヒルズ」に、1階が店舗となっている豪邸を構えている。子供の頃に自分はヒトだと思い込んでいたため、その勢いで人語が話せる。誕生日は9月21日[29]。
- 表紙連載『はっちゃんの海底散歩』で初登場。ケイミーと同じく、シャボンディ諸島近海でルフィに助けられ、その後シャボンディ諸島でも行動を共にした。2年後、魚人島で麦わらの一味と再会。ホーディ達に捕らえられたゾロ達の救出に協力した。
- はっちゃん
- 元アーロン一味幹部。たこ焼き屋店主。→詳細は「海賊 (ONE PIECE) § はっちゃん」を参照
- シャーリー
- 声 - 朴璐美
- マーメイドカフェ店長。アオザメの人魚。アーロンの母親違いの妹[32]。
- 水晶玉を使う占い師であり、かつて大海賊時代の到来、マリンフォード頂上戦争、白ひげの死をも言い当てている。しかし、本人は占いについて「不吉な事が当たる」としてあまりよく思っていない。魚人街出身だが、人間に対する悪い印象は持っていない。ルフィたちの数倍ほどある体格。29歳[32]。誕生日は9月9日[2]。
- ルフィの存在が気になり占った結果、「ルフィによって魚人島が滅ぼされる」と予言した。ギョンコルド広場にてホーディに警告を促すが、受け入れてもらえなかった上、彼の攻撃を受け負傷した。クーデター終結後、自ら水晶玉を割り、今後占いをしないと決意した。
- マーメイドカフェ・ダンサーズ[30]
- マーメイドカフェのダンサーたち。以下の5人はその中でもトップスター。
- ルリス、ソラ[2]
- マーメイドカフェ店員の人魚。
- アデル[2]
- ダンサーの人魚。
- イチカ、ニカ、サンカ、ヨンカ、ヨンカツー
- 声 - 鈴木真仁
- メダカの人魚の五つ子。ケイミーの友達。泳ぎが速く、情報通。
- デン
- 声 - 島田敏
- 船大工兼海の森研究者。船大工トムの弟。オオカミウオの人魚。
- 兄同様に口癖は「ドンと」。フランキーの事はココロから手紙をもらって聞かされていたため、トムの事件も知っている。誕生日は10月10日[2]。
- フランキーからの依頼で、サニー号のコーティングを請け負った。
- オクトパ子
- タコの女魚人。はっちゃんの思い人。
- 表紙連載「はっちゃんの海底散歩」で初登場。ギョバリーヒルズ育ちのセレブで、王子と結婚するのが夢[15]。誕生日は8月5日[2]。
- ジュナン[2]
- クリミナルブランド社のショップ店員。魚人。
- パパニール[2]
- 声 - 宮崎寛務
- 16年前、オトヒメ王妃によって改心した魚人の強盗。
- マリア・ナポレ
- 声 - 森公美子
- 魚人島の誇る海底一のディーバ。人魚。
- 動乱後の宴会で歌声を披露した。
- トガレ、ゴータン、ルカ、ガーシァ、メバリー
- 声 - 松原大典(トガレ)、藤本たかひろ(ゴータン)、川庄美雪(ルカ)、服巻浩司(ガーシァ)、宮崎寛務(メバリー)
- トガレを除きアニメオリジナルキャラクター。オトヒメの意志に賛同する署名を書いたことで、ホーディに敵とみなされた住民たち。
新世界
パンクハザード
- シーザー・クラウン
- 声 - 中尾隆聖
- 元海軍科学班の科学者。懸賞金3億ベリー。
- 両側に「GAS」と書かれた白衣(普段は能力でガス状にしている)を身に纏い、頭に2本の羊の角を付けた男。パンクハザードの研究所を根城にしているマッドサイエンティスト。大量殺戮兵器製造の第一人者であり、自分の部下や誘拐した子供たちを平然と研究の実験台にする冷酷非道な性格。一方で、彼らの前では誠実で情け深い性格を演じている。ルフィたちに捕まってからはコミカルな一面が増えている。世界で唯一「SAD」を製造できる人物であり、人造悪魔の実「SMILE」を製造しているドンキホーテ・ドフラミンゴと協力関係にある。四皇ビッグ・マムにも通じているが、研究費を騙し取っている。部下からは「M(マスター)」と呼ばれている。笑い声は「シュロロロロ」。誕生日は4月9日(「シ」ノ「ク」ニ)[33]。
- 自然系悪魔の実「ガスガスの実」の能力者。自身の体をガスに変化させたり、可燃性ガスや毒ガスを放出できる。また、一定範囲の空気を操り酸素を奪うことで、相手を酸欠状態に陥らせることも可能。ガスの力で空を飛ぶこともできる。パンクハザードにいた際は常に能力を発動させ、身体をガス状にしていた。
- かつてはDr.ベガパンクの同僚で、科学班のNo.2であった。しかし、その非道な性格から、ベガパンクとは常に対立していたという。4年前、ベガパンクから科学班追放を言い渡されたことに逆上し、パンクハザードで化学兵器暴発事故を起こした。一度は政府に捕まるが、監獄船から脱走し、1年後再び島に戻る。事故で下半身不随になった囚人たちに科学力の足を与え、部下とする。人体巨大化の実験台として新世界各地から子供たちを誘拐し、彼らが施設から逃げないよう毎日覚醒剤入りのキャンディを与え、薬物依存にさせていた。数か月前から、トラファルガー・ローを島に滞在させ、彼の能力で部下に動物の足を与えた。
- パンクハザード編で、新世界各地の仲買人に映像を流し、麦わらの一味や海軍G-5を実験台に、毒ガス「シノクニ」の公開実験を開始する。ルフィたちが研究所内に侵入したことを知ると、シノクニを所内に流し込み、彼らの抹殺を図る。シノクニを纏ってルフィと対峙するが、部下を蔑ろにしたことでルフィの怒りを買い渾身の一撃を食らって研究所外に吹き飛ばされる。救援にきたバッファローやベビー5と逃走を図るもウソップに海楼石の錠で縛られて捕縛された。その後、ドフラミンゴとの取引のため、ローたちに連行され、ドレスローザからグリーンビットに向かう。
- グリーンビット到着後、ドフラミンゴが流した七武海脱退報道が誤報と判明したため、ローの手で再びナミたちに預けられる。
- 技一覧
- ガスローブ
- 毒ガスを相手の体にまとわりつかせる。
- ガスタネット
- カスタネットのような道具で自身のガスに点火し、爆発を起こす。ペットのスマイリーを巻き込むことでさらなる大爆発となる。
- 燃焼系ミオークGAS
- マッチでガスに引火させ、周囲を燃やす。
- 無空世界(カラクニ)
- 一定範囲の空気から酸素を抜き、相手を窒息させる。
- 青炎剣(ブルーソード)
- 酸素を使った炎の剣。
- ガスティーユ
- 口から鉄をも溶かす威力のガスバーナーを放つ。
- モネ
- シーザー・クラウンの秘書。ドンキホーテファミリー幹部。→詳細は「王下七武海 § モネ」を参照
- スマイリー
- シーザーのペットである巨大なスライム。
- 動物系悪魔の実「サラサラの実 モデル"アホロートル"」を食べたゲル状有毒ガス。触れただけでその猛毒が体に回ってくる上、火をつけると爆発するという性質を持つ。自らを飛ばして分身を作ったり、遠くに移動したりできる。
- 元々は、4年前の事故で使われた毒ガス爆弾「H2Sガス」硫化水素。パンクハザードの囚人を猛毒で苦しめたが、この時は「毒をくらった者たちが、弱りながらも安全な場所へ避難できた」という欠点が残ってしまった。そのためシーザーによって新たな効力を追加され、殺戮兵器「シノクニ」へと変化した。シノクニは、触れたものの体に灰のように纏わりつき、全身を麻痺させ死に至らしめる。犠牲者の体は固まって仮死状態となり、自力での脱出は不可能だが、死に至るまで半日かかるため、毒がまわる前に殻を割れば救出できる。
- 茶ひげ
- 声 - 徳山靖彦(490話)→田中一成(511話)→菅原正志(583話 - )
- 茶ひげ海賊団船長→ケンタウロス巡回部隊のボス。懸賞金8006万ベリー。
- 髪と髭を三つ編みにした大男。現在はワニのケンタウロス。シーザーを救いの神として慕っている。笑い方は「ウオッホッホ」。誕生日は2月3日[2]。
- 初登場時は海賊船長。頂上戦争後、白ひげの縄張りだった新世界のフードヴァルテン島に攻め入り、支配下に置く。だが、しばらく後に乗り込んできたホーキンス海賊団に一味を壊滅させられ、自身も両足を失う。命からがら逃げ出してパンクハザードにたどり着き、シーザーによって命を救われ、部下になる。さらにその後、ローの能力でワニの下半身を与えられ、「ケンタウロス巡回(パトロール)部隊」のボスとなる。
- パンクハザードの中心の湖でルフィたちを襲うが、返り討ちにされ、研究所までの運搬役にさせられる。その後シーザーに見捨てられ、COOLブラザーズの攻撃を受ける。そのことでシーザーの本性を知り、騙されている自分の部下たちを救うため、研究所に乗り込む。研究所内で仲間にシーザーの本性を伝えようとするが果たせず、シーザーに止めを刺されそうになったが、ルフィに助けられる。シーザー敗北後、治療を受けるため海軍に自首した。
- スムージ、フェン・ボック、チャッペ
- 声 - 福原耕平(スムージ)、藤本たかひろ(フェン・ボック)、竹本英史(チャッペ)
- シーザーの部下たち。元囚人。ローの能力で、下半身が動物のものになっている。異名はそれぞれ「鉄筋のスムージ」「瓢箪フェン・ボック」「縄引きのチャッペ」。
- ルン
- 声 - 高塚正也
- シーザーの部下。研究所B棟門番。
- 蜘蛛のケンタウロス。元海賊で異名は「マチェーテのルン」。
- R棟に向かうルフィの前に立ちふさがるがあっさり倒された。
- イエティCOOL BROTHERS(イエティクールブラザーズ) / ロック&スコッチ
- 声 - 木下浩之(ロック)、咲野俊介(スコッチ)
- シーザーに雇われている二人組の殺し屋。
- 全身が毛で覆われた巨大な獣人。異名は「雪山の殺し屋」。殺しの依頼は報酬と引き換えに必ず遂行する。ガスマスクのようなものを付けている方がスコッチで、付けていないのがロック。決して姿を現さず、顔部分は常に影に覆われている。パンツ一丁の姿で、服は着ていない。
- 武器はライフル銃だが、その大きさ故に、威力は大砲に値する。毒ガス弾や、一瞬で相手を酔っ払わせ眠らせる「KYPガス弾」も使用する。
- シーザーの依頼を受け、麦わらの一味を抹殺に向かう。茶ひげを始末し、ナミ(体はフランキー)をさらう。その後、助けに来たルフィ、フランキー(体はチョッパー)と交戦。ロックは二人に敗れ、逃げたスコッチもローに倒された。
- モチャ、シンド、ドラン、アリー、ウズ、コンブ、ビヨ
- 声 - 神田朱未(モチャ)、松井菜桜子(シンド)、日比愛子(ドラン)、三上枝織(アリー)、西原久美子(ウズ)、牛田裕子(コンブ)、川名真知子(ビヨ)
- シーザーの研究所の「ビスケットルーム」にいた子供たち。
- 新世界各地から誘拐され、パンクハザードに連れてこられた。覚醒剤「NHC10」入りのキャンディを毎日与えられ、薬物依存に陥っている。「人の巨大化」の実験台にされており、パンクハザードにいる期間が長い子供ほど体格が大きい。
- 覚醒剤が切れかかると、禁断症状により、薬を欲して巨人族並みの腕力で大暴れする。唯一モチャだけは、ナミやウソップの忠告を思い出し正気に戻った。シーザー敗北後は海軍に預けられ、治療を受けることになった。
ワノ国
- 錦えもん(きんえもん)
- 声 - 堀内賢雄
- ワノ国の侍。出身地は「九里(クリ)」。
- チョンマゲ頭の長身の男。異名は「狐火の錦えもん」。侍らしい古風な武士道精神の持ち主で、自尊心が強い。男尊女卑な言動をとるが、スケベでもある。一人称は「拙者」で、語尾に「ござる」をつける。屁で喋るという特技を持つ。理由は不明だが竜を親の仇同然として忌み嫌っている。
- 頭に石などを乗せ「ドロン」と唱えることで衣服を作り出し、自他問わず変装させることができる能力を持つ。作り出した衣服は一度脱ぐと消失する。二刀流の剣士で、自らの刀から炎を放ち、さらに炎を斬ることができる「狐火流」剣術の使い手。
- 「ゾウ」を目指す道中で遭難し、ドレスローザに漂着する。息子・モモの助の後を追い、パンクハザードを訪れる。茶ひげの部下を次々に斬り伏せるが、ローの能力で体を3つ(頭・胴体・下半身)に斬り分けられてしまう。サンジたちの助けで元の身体に戻ると、麦わらの一味と共に研究所に乗り込み、ウソップ・ブルックと行動を共にした。研究所脱出後、モモの助と再会。カン十郎を救出するため、一味と共にドレスローザに向かう。
- ドレスローザでは、ルフィたちと上陸するがはぐれてしまい、ドフラミンゴの部下と接触し、カン十郎がオモチャの家に捕えられていることを知る。サンジと合流した後、ルフィの元へ向かうゾロと遭遇しコロシアムに向かい、ルフィに現状を報告する。ヴィオラの手引きでルフィ・ゾロと共に王宮に侵入し、二人と別れた後グラディウスからカン十郎がスクラップ場で姿を消した情報を得る。負傷したトンタッタ族たちを送り届けた後、スクラップ場に飛び込みカン十郎と合流。共にスクラップ場から脱出し王の台地に辿り着きウソップらと合流する。ドフラミンゴによって鳥カゴが収縮しだすと、鳥カゴを止めるためゾロに同行する。
- 「錦えもん」と「モモの助」の名前の由来は、俳優の中村錦之助[34]。
- 技一覧
- 焔裂き(ほむらさき)
- 刀を振り、炎を斬る。
- 火柳一閃(かりゅういっせん)
- 一刀流による炎の斬撃。
- モモの助(もものすけ)
- 声 - 折笠愛
- 錦えもんの息子。
- 父親同様、チョンマゲ頭が特徴で、自尊心が強く頑固かつスケベな性格。8歳。
- ベガパンクの造った動物系「人造悪魔の実」の能力者で、龍に変身できる。雲を発生させそれに掴むことで空を飛ぶことが出来る。
- ドレスローザからパンクハザードに向かう船に誤って乗ってしまい、誘拐された子供たちと一緒にパンクハザードへ渡る。研究所内の「秘密の部屋」にあった「人造悪魔の実」の失敗作を口にしてしまい、龍の姿に変身した。研究所地下のゴミ箱でルフィと遭遇し、共に抜け出す。研究所脱出後、錦えもんと再会し、麦わらの一味に同行する。ドレスローザでは、ナミらと共にサニー号で船番をする。ドンキホーテファミリーからは何らかの理由で狙われている。
- カン十郎(かんじゅうろう)
- 声 - 山崎たくみ
- ワノ国の侍。錦えもんの同心。
- 歌舞伎風の衣装を身に纏い、背中に巨大な筆を背負った長身の男。異名は「夕立ち カン十郎」。一人称は「それがし」。
- 筆で描いた物を実体化させる能力を持つ。この能力で描いた物は食べ物なら実際に食べることができ、鳥なら実際に飛ぶことが出来るが、カン十郎の画力が低いため、本来の力を発揮出来ない事がある(食べ物なら不味く、鳥なら上手く飛べない)。
- 漂着したドレスローザで、身を呈して錦えもんを逃がし、オモチャの家で人質となっていた。その後はスクラップ場に落とされたが、スクラップ場の壁の中に隠れていた。錦えもんと合流しスクラップ場から脱出するとウソップらと合流し、シュガーを狙撃するためウソップを援護した。ドフラミンゴにって鳥カゴが収縮しだすと、鳥カゴを止めるためゾロに同行する。
- 抜け雀
- 壁に描いた雀を実体化させる。ただし、カン十郎の画力が低いため、上手く飛ぶことが出来ない。
ドレスローザ
リク家関係者
- リク・ドルド3世
- 声 - 広瀬正志、銀河万丈(代役)
- ドレスローザ先代国王。レベッカの祖父、スカーレットとヴィオラの父親。
- 仁徳に優れる人格者であり、国民や部下からは尊敬されていた。戦争や殺し合いを獣がする行為と忌み嫌う考えの持ち主で、過去のリク王同様、ドレスローザを平和の国として維持し、プロデンス王国など他国の援助も惜しまなかった。しかし、現在は後述の一件で一族含め国民から恨まれる対象となっている。油断があったとはいえコロシアムで無敗を誇ったキュロスに唯一手傷を負わせ、現在も老齢ながら並の剣闘士を上回る実力者である。
- 29年前、殺人の罪を犯したキュロスと出会い、彼をコリーダコロシアムの囚人剣闘士にし、100勝すれば仮釈放する条件を提示した。後にキュロスから戦い方を学び、マスクとドクロのマントに身を包んだ剣闘士リッキーとして剣闘会に出場し、キュロスと戦った。9年もの間己を閉じ込め戦い続けたキュロスを外の世界に導き、後に軍隊長の地位を与えた。キュロスと娘のスカーレットが恋仲になったことに対し、集団の倫理が二人の仲を認めないと考え結婚にはやや否定的であったが、スカーレットの強い意志とキュロスの人柄を見込み、二人の結婚を許した。孫のレベッカが生まれてからは時々忍んで訪れ、かわいがっていた。
- 10年前、ドレスローザに現れたドフラミンゴから、100億ベリーで国を売り渡す提案を持ちかけられる。争いを避けるため、国民に頭を下げ一時信頼を失う覚悟で、資金回収に努めようとしたが、乗っ取りを画策したドフラミンゴの罠により軍隊共々町を襲わされ、国民からの信頼を一夜にして失い、王位を追われた。その後、娘のヴィオラが交換条件でドンキホーテファミリーに加わったことで、命だけは見逃され密かに生き延びていた。
- 「メラメラの実」がかけられたコリーダコロシアムの剣闘会に身分を隠し出場。Bブロックでは、他の剣闘士たちを圧倒したが、体力が持たずブルー・ギリーに倒された。試合後、落とされたスクラップ場でレパントらに正体を明かした。その後、王宮に連れていかれスートの間に拘束されていたが、キュロスに救出された。シュガーが気絶したことで、ドフラミンゴの悪政が露見し10年前に自身がはめられていたことが国民に知れ渡った。王の台地に逃れた後、ドフラミンゴが仕掛けたサバイバルゲームによって一旦は捕らえられるもすぐに解放され、混乱する国民をなだめた。ルフィとドフラミンゴの戦いが始まり、収縮する鳥カゴに絶望する国民に対し、最後まで希望をあることを訴え、中心街まで避難するよう呼びかけた。
- キュロス / 片足の兵隊
- 声 - 小山力也
- レベッカの父親。反ドフラミンゴ体制「リク王軍」隊長。
- かつてコリーダコロシアムで三千戦全勝の記録を打ち立てた歴代最強の剣闘士。コロシアム内には彼の偉業をたたえた銅像がある。少年時代は直情的・攻撃的な性格だったが、リク王との出会いを通じ誠実かつ責任感が強い人格者となり、リク王や国民からも信頼されるようになった。少年の頃に犯した殺人の罪を悔やみ続けており、血で穢れた手で娘のレベッカに触れることを自ら禁じ、常に手袋をしていた[注 19]。通常の剣闘士と違い、盾を使わず剣一本のみで戦うスタイルで、後に彼の教えを受けたリク王やレベッカも同様の戦闘スタイルである。片足を失った現在でも高い戦闘力を有し、移動も不自由なく行っている。44歳。
- 15歳の頃はスラム街に住む札付きの不良少年であり、親友を殺された恨みから報復殺人の罪を犯しリク王にも危害を加えたが、彼に素質を見いだされ、コロシアムの囚人剣闘士になる。わずか4か月で100勝を達成し仮釈放の権利を得るも、自身が表に出ることを望まれていないと認識しており、その後もコロシアムに留まった。以降、数多くの剣闘士や巨人族・魚人族といった他国からの挑戦者にも勝ち続け、9年後には変装して出場したリク王を破り無敗で三千勝を達成。リク王との対戦直後、リク王の懇請を受け入れ剣闘士の引退を決意。その一年後、25歳時にはリク王軍の軍隊長となっていた。王女のスカーレットからは過去の経歴により当初はよく思われていなかったが、海賊から彼女を救ったことで好意を抱かれるようになる。その後、彼女と結婚し、レベッカが産まれてからは親子3人で幸せな時間を過ごしていた。
- 10年前のドフラミンゴによるクーデターの際にリク王を救うため王宮に乗り込み、海楼石の足枷に繫がれた左足を自ら切断しドフラミンゴに切りかかるも、シュガーによってオモチャの兵隊に変えられてしまった[注 20]。王宮から脱出後、ディアマンテの銃撃に倒れたスカーレットの最期を目撃し悲しみの淵に落とされる。以降、一人になってしまったレベッカを守るため父親であることを伏せたまま、彼女と生活を共にするようになるが、レベッカを誘拐犯から助けた際に「怒りの雷兵」の異名で指名手配されてしまい、後にレベッカはドンキホーテファミリーに捕まり、かつての自分と同じ囚人剣闘士にされてしまった。その後、トンタッタ族と接触し反ドフラミンゴ体制「リク王軍」を組織し、1年前から交易港に繋がる地下通路を掘り、来たるべきドフラミンゴとの決戦に備えていた。
- ドフラミンゴが流した王位放棄報道を受け、決戦の決意を固める。コロシアム入口でルフィたちと遭遇。フランキーが工場破壊を企てていることを知ると、花畑にあるリク王軍決起本部に連れていき、10年前に起きたドレスローザの悲劇を語った。トンタッタ族やフランキーたちと「ドレスローザSOP作戦」[注 21]を決行し、交易港に潜入後はトンタッタ数人とともに王宮へ向かう。リフトでラオ・Gと交戦し何とか逃げ延び、王宮でグラディウスの能力で破壊されそうになったところをルフィたちに助けられ、彼らと共にドフラミンゴのもとへ向かう。SOP作戦成功により人間に戻るとドフラミンゴに10年越しの攻撃を仕掛け首を斬り落とし、直後に激昂したバッファローを一撃で退ける。しかし斬り落した首は糸分身のものだった為に奇襲は失敗し、ピーカの能力で王宮から追い出される。その後再び単身で王宮へ向かい、その途中でルフィらと合流する。ひまわり畑で、レベッカの危機を救い妻の仇であるディアマンテと対峙する。執拗にレベッカを狙うディアマンテの卑劣な攻撃に苦戦するも、10年間ドレスローザを苦しめ続けた怒りをぶつけ、宿敵であるディアマンテを下し因縁に決着をつけた。
- 雷の破壊剣(トゥルエノ バスタード)
- ドレスローザの怒りを込めた渾身の剣撃。
- レベッカ
- 声 - 林原めぐみ
- キュロスとスカーレットの娘。コリーダコロシアム囚人剣闘士。
- ビキニアーマーをつけた少女。ピンク色のロングヘアーをおさげにまとめている。誠実で心優しい性格の持ち主で、同僚の囚人剣闘士たちからの評判は良好。優れた「見聞色の覇気」の使い手で相手の攻撃を見切ることに長けている。コロシアムでは、リングの端に陣取り、襲いかかってきた敵の攻撃を瞬時に見切り、相手の力を利用して場外に落とす戦法「背水の剣舞」で、誰一人傷つけることなく無傷で勝利を収めていた。武器は刃がないロングソード。16歳。
- 6歳の頃までは親子3人で幸せに暮らしていたが、10年前にドフラミンゴが新国王となった後に母スカーレットを亡くす。以降、オモチャの兵隊となった父キュロスと隠遁生活を送っていた。オモチャとなってしまった父親の記憶を失っていたが、兵隊のことは親のように慕っていた。後にオモチャの体に限界がくることを危惧した兵隊から戦い方を学んだ。しかし、後にドンキホーテファミリーに捕まり囚人剣闘士となり、リク王の孫娘(幻の王女)としてコロシアムの晒し者にされてしまった。試合には上記の戦法で勝利していたものの、他の剣闘士からは「無敗の女」と皮肉とからかいに遭い、リク王を恨む国民からは常に罵声を浴び続ける苦渋の毎日を送っていた。それでも、いつの日か再び兵隊と一緒に暮らすことを夢見て、戦いに身を投じていた。
- ドフラミンゴが流した王位放棄報道を受け、片足の兵隊に代わってドフラミンゴを討つため、兵隊の反対を押し切り「メラメラの実」が景品にかけられた剣闘会に出場する。長年自分をいじめていたスパルタンを叩きのめしたルフィと親しくなり、伝説の剣闘士・キュロスのことを教え、コロシアム内を案内したりなけなしの全財産で弁当をおごったりした。Dブロックでは他の選手たちに狙われるも得意の戦法で退け、同じ剣闘士のアキリアの協力もあり善戦する。ハクバとなったキャベンディッシュの無差別攻撃に他の出場者が次々と倒れていき、自身も頭部を負傷するも唯一攻撃を見切り致命傷を免れたことで再び立ち上がりDブロックの勝者となる。決勝戦ではディアマンテに果敢に挑むも、母を殺害した事実を打ち明けられ、精神的に追い詰められる。しかしSOP作戦の成功で父キュロスの存在を思い出し感泣。鳥カゴ発動後はロビンと合流し、ローの手錠の鍵を届けるためロビン、バルトロメオと共にひまわり畑へ向かう。ひまわり畑でディマンテと接触し戦いへの恐怖から身がすくんでしまい窮地に陥るも、人間に戻ったキュロスに助けられ、かけつけたローの手錠を解放した。
- スカーレット
- 声 - 山崎和佳奈
- レベッカの母親でキュロスの妻。元ドレスローザ第一王女。故人。
- レベッカとよく似た清廉な女性。妹のヴィオラやトンタッタ族からはよく慕われていた。享年25歳。
- 16歳の頃、元犯罪者にも関わらず自身の護衛役となったキュロスを毛嫌いしていたが、海賊に誘拐された所を助けられてからは彼に恋心を抱くようになる。互いの境遇の違いから周囲が結婚を認めないだろうと父リク王から指摘され、国民に自身を病死したと装うことで王族の地位を捨て、キュロスと結婚する。レベッカを出産後は、ひまわり畑で花を売りながら親子3人で暮らしていた。
- 10年前のドフラミンゴのクーデターの折、王宮に向かったキュロスと「赤い花畑」で再会する約束をするが、キュロスがオモチャに変えられてしまったことで、彼の記憶と約束を忘れてしまう。お腹を空かせたレベッカのために街へ食料の調達に向かったが、リク家を狙ったディアマンテに銃撃される。オモチャとなったキュロスに看取られる形になったが、彼女自身は最期まで最愛の夫の記憶を失ったまま息絶えた。
- ヴィオラ / ヴァイオレット
- 声 - 園崎未恵
- 元ドレスローザ第二王女。ドンキホーテファミリー「トレーボル軍」幹部の殺し屋。
- フラメンコドレスを着た黒髪の踊り子の美女。その情熱的な踊りはドレスローザ中の男を魅了する。レベッカやトンタッタ族からは慕われている。29歳。
- 超人系悪魔の実「ギロギロの実」の能力者。全てを見透かすことができる「眼力人間」。千里眼を使うことができ、鳥の目を借りる様に視線を飛ばすことで、八方4000km内の出来事を自在に把握できる。また、透視や相手の心を読むことができ、強固した涙で物理的に攻撃することもできる。
- 10歳の頃から既に能力者であり、自身と姉の護衛となったキュロスを毛嫌いしていた姉と違い、能力で彼の心を読んでいたため、さほど敵愾心は抱いていなかった。10年前、ドフラミンゴの罠に嵌められ父リク王が失脚した後、自分の能力に目をつけたドフラミンゴと取引をかわし、父の助命との交換条件で、ドンキホーテファミリーに従うようになり同時に「ヴァイオレット」と名を変えた。その後は影ながら姪のレベッカやトンタッタ族たちを見守り続けていた。
- ルフィたちの計画を暴くためサンジに接触し部下と共に痛めつけるが、彼の女の涙を疑わないという真っ直ぐな姿勢に感化され、ファミリーを裏切る。ルフィとローの海賊同盟にドフラミンゴ打倒を賭け、ドフラミンゴが流した報道の真実をサンジに伝えて行動を共にする。サニー号が襲撃されていることをサンジに伝え別れた後、単身で王宮に向かう。王宮に辿り着いたルフィたちを王宮内部へ潜入するために誘導し、自身も王宮へ潜入しルフィ・キュロスと共にスートの部屋まで辿り着く。SOP作戦成功後、ピーカの能力で王宮から追い出され王の台地に逃れた後、レベッカにローの手錠の鍵を託し、マンシェリーの居場所をレオに伝えた。シュガーが目を覚ましたことをつきとめると、シュガーを狙撃するためウソップを援護した。
- 技一覧
- 心覗き(ピーピングマインド)
- 自分と相手の額を触れ合わせ、相手の記憶を見透かす。相手に自分の記憶を見せることもできる。
- 熱鉄の涙(イエロ・ラグリマ) 目鯨(メクジラ)
- 涙から、鉄のような硬度の巨大な鯨を作り出す。
- タンク・レパント
- 声 - 酒井敬幸
- ドレスローザ自衛軍隊長。元リク王軍軍隊長。
- モヒカンが特徴の大男。コロシアムの試合では「足元の金を拾う主義」と言っていたが、実際には仁義に厚い性格。リク王には絶大な忠誠心を抱いており、リク王からの信頼も厚い。武器は巨大な棘付きの鉄球。
- リク王統治時代から軍に属し、かつてはキュロスの部下であった。またリク王の護衛としてスカーレット・キュロスの下を訪れており、幼い頃のレベッカとも会った事がある。10年前のドフラミンゴの襲来時には、現金収集に奔走したが、ドフラミンゴの罠にはめられてリク王同様に操られてしまった。リク王失脚後、ヴィオラを見守るためドフラミンゴに降伏し、護衛兵として軍に残った。
- 剣闘会のBブロックではプロデンス王国に手を貸し、ベラミーと交戦。その後、アブドーラ&ジェットに倒される。鳥カゴ発動後はリク王の下へ合流する。
- リク王の妻
- スカーレットとヴィオラの母親、レベッカの祖母。作中ではキュロスの回想に登場している。幼少のレベッカにも会っていた事から16~10年前までは存命していた模様。
コリーダコロシアム
ドフラミンゴの用意した景品の「メラメラの実」を手にするため、新世界各地から強豪達が集った。敗者はシュガーの能力によりオモチャに変えられるも、ウソップがSOP作戦を成功させたことで元に戻り、ドフラミンゴの鳥カゴ発動後は多くの戦士がルフィのドフラミンゴ討伐に加勢する。
以下の「ブロック」は、「メラメラの実」争奪戦一回戦・バトルロイヤルのブロック分け。
Bブロック
出場者138名。以下は有力選手(キャップマンを除く)。
- バルトロメオ
- Bブロック勝者。→詳細は「海賊 (ONE PIECE) § バルトロメオ」を参照
- ベラミー
- →詳細は「王下七武海 § ベラミー」を参照
- エリザベローII世
- 声 - 長克巳
- プロデンス王国国王。
- 筋骨隆々の肉体を持つ男性。王冠を被り、マントを羽織っている。生まれながらの破壊兵器と称されており、「戦う王」の異名を持つ。過去に敵国要塞に拳で風穴を開けた伝説を持つ。何度も自国の窮地を救ってくれたリク王に恩義を感じている。リク王が失脚して以降、戦争が頻繁に起きている現状を嘆いている。
- 序盤、ダガマらに護衛されながらウォーミングアップを続ける。終盤に「キング・パンチ」を放ち、ベラミーやブルー・ギリーなど有力選手を場外に吹き飛ばす。すべての出場者を倒したかに見えたが、唯一能力で攻撃を防いだバルトロメオに倒された。鳥カゴ発動後はウソップとリク王への恩義からルフィのドフラミンゴ討伐に加勢する。ゾロがピーカを倒すと上空から降って来るピーカの抜け殻となった巨石を「キング・パンチ」で粉砕しウソップやリク王を救った。
- キング・パンチ
- エリザベローII世の「伝家の宝刀」。命中さえすれば四皇をも沈めると言われるほどの凄まじい威力を誇るが、パンチ一発放つためには1時間の精神集中とウォーミングアップを必要とする。ウォーミングアップ時間を短縮し、威力を抑えた「ライト版 キングパンチ」も使える。
- ダガマ
- 声 - 斎藤志郎
- プロデンス王国軍師。
- サングラスをかけた肥満体の男で、ルフィからは「ダルマ」と呼ばれる。徹底的な結果主義者。勝つためならどんな卑怯な手段も厭わず、自国の勝利のため様々な策謀を張り巡らせる。ドフラミンゴが懸けた懸賞金に目がくらむなど守銭奴な一面があるが、王への忠誠心は本物である。笑い声は「ガマハハハ」。
- ブルー・ギリーら他の出場者を買収し、序盤は結託者と陣形を組んで「キング・パンチ」の時間を稼ぐ。終盤に差し掛かると結託者を裏切り、ブルー・ギリーに背後から襲い掛かるが、返り討ちにされた。鳥カゴ発動後はエリザベローII世と共にルフィのドフラミンゴ討伐に加勢する。当初はバラバラだった戦士たちをまとめ、ルフィたちを先に行かせるため幹部たちを足止めするもデリンジャーに倒された。
- アブドーラ&ジェット
- 声 - 平井啓二(アブドーラ)、服巻浩司(ジェット)
- 元賞金稼ぎ。「政府機関爆破事件」を起こした2人組の犯罪者。
- アブドーラは額に三本の傷がありサングラスをかけている。武器は2本の三叉槍。ジェットは色黒でアラブ風の服装をしている。笑い声は「シハハハ」。武器は2本のサーベル。片方が相手を引き付けその隙にもう片方が相手を襲うなどの不意打ちによる卑怯な戦法を取りその事を全く意に介さない非情な性格だが、恩赦をくれた相手には援助を惜しまない義理堅さも併せ持っている。
- レパントをはじめとした多くの出場者を倒したが、ベラミーに2人まとめて倒された。鳥カゴ発動後はゴッドウソップに心酔し、ルフィのドフラミンゴ討伐に加勢。ケリー・ファンクの罠に嵌められドフラミンゴの糸分身に急襲されたルフィとローを助け、ルフィからウーシーの治療を託された。
- 名前の由来は、プロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーとタイガー・ジェット・シン[35]。
- タンク・レパント
- ドレスローザ自衛軍隊長。→詳細は「§ タンク・レパント」を参照
- ブルー・ギリー
- 声 - 成瀬誠
- 足長族の「脚功道(ジャオクンドー)」格闘家。
- 青髪に黒のアロハシャツを着た男。「ヒャオー」が口癖。「鉄の鞭」と称されるほどの足技の使い手。
- ダガマに手を貸し、リッキーを初めとした出場者を次々と撃破する。裏切ったダガマを返り討ちにするが、エリザベローII世が放った「キング・パンチ」により脱落した。鳥カゴ発動後はルフィのドフラミンゴ討伐に加勢したが、デリンジャーに倒された。
- シューティングムーン
- 「脚功道」による跳び蹴り。エリザベローII世に放とうとしたが不発に終わった。
- リッキー
- 元コリーダコロシアム剣闘士。→詳細は「§ リク・ドルド3世」を参照
- ハック
- 魚人の格闘家。→詳細は「§ ハック」を参照
- キャップマン
- →詳細は「海軍 (ONE PIECE) § メイナード」を参照
Cブロック
出場者139名。以下は有力選手。
- ルーシー
- Cブロック勝者。→詳細は「モンキー・D・ルフィ」および「§ サボ」を参照
- チンジャオ、サイ、ブー
- →詳細は「海賊 (ONE PIECE) § 八宝水軍」を参照
- ケリー・ファンク
- 声 - 菊池正美
- モガロ王国の殺し屋。ファンク兄弟の兄。
- 弟とは対照的な小柄な男。凶暴な性格で格闘センスに自信を持つが、その体格故に戦闘力はさほど高くない[注 22]。本人はその体格を気にしており、「チビ」と言われると激怒する。ボビーと共に裏の世界では知らぬ者なしと言われる殺し屋コンビで、億越えの海賊達の首をとるほどの実力者として知られる。
- 超人系悪魔の実「ジャケジャケの実」の能力者。ジャケット状になった自分を着た者を動物・怪物問わず操ることができる「ジャケット人間」。この能力でボビーの強靭な肉体を乗っ取ることで、自身の格闘センスと凶暴性を最大限に発揮できる。
- 素の状態ではブーに全く歯が立たなかったが、ボビーの肉体を乗っ取るとブーを一方的に倒す。しかし自慢の肉体も八衝拳には通じずサイの一撃で倒された。鳥カゴ発動後、ドフラミンゴがルフィに懸けた懸賞金を狙い、ルフィとローを罠に嵌めるも、ドフラミンゴの糸分身に倒された。
- 技一覧
- ジャケジャケ二人羽織
- 身体をジャケット状態にして相手に着せる。
- ラララ乱暴(ラララランボー)
- ボビーの肉体から繰り出すパンチのラッシュ。
- ボビー・ファンク
- 声 - 乃村健次
- モガロ王国の殺し屋。ファンク兄弟の弟。
- 帽子を被った巨漢。好戦的な兄と違い、一度も喧嘩をしたことがないと言うほど臆病な性格。武装色の覇気を纏わせた武器が通用しないほどの強靭な肉体を持つが、前述の性格から戦闘の際にはケリーが「化けの皮」となり、彼の肉体を支配することでしか本来の実力を発揮できない。
- ハイルディン
- 声 - 小山剛志
- エルバフ出身の新世代の戦士。
- 兜を被り髭を蓄えた巨人族の男。異名は「海賊傭兵」。全巨人族の王になる事を目指し、ドリーやブロギー同様、エルバフの誇り高き戦士。武器は棍棒。
- 巨人族特有の圧倒的なパワーで出場者を次々と蹴散らし、ルフィと親しくなった闘牛ウーシーを倒した。しかしその事でルフィの怒りを買い一撃で倒された。オモチャから元に戻ると、シュガーを気絶させたウソップの健闘を称え英雄として祭り上げた。鳥カゴ発動後はルフィのドフラミンゴ討伐に加勢し、マッハバイスと交戦する。マッハバイスの能力に苦戦し一旦は倒れるも、恩義を果たすため再び立ち上がる。全身の骨を砕かれながらも「英雄の槍」でマッハバイスを鳥カゴまで吹き飛ばすことで勝利を収めるも、力を使い果たしその場に倒れた。
- 英雄の槍(グングニル)
- 自身の命の力を込めた渾身のパンチ。
- ジャン・アンゴ
- 声 - 間宮康弘
- 新世界の賞金稼ぎ。
- サボテンのようなメキシカンハットを被っている[注 23]。片手には鉤爪を装着している。インペルダウンの脱獄囚たちを何十人も捕えており、新世界中の大物海賊から恨みを買っている。やがてはルフィを始めとする脱獄組全員を捕えて名を上げようと画策している。また、世間には公表されずもみ消されたLEVEL6の脱獄者たちの居場所も把握している。笑い方は「デデデデデ」。「追剥のジャン」の異名の通り拾った武器を弾として放つ狙撃手。
- ルフィの変装を見抜き、倒れた選手たちから奪った武器を使いルフィを狙ったが、投げつけた武器がチンジャオの腹に刺さっていたため、激怒した彼に頭突き一撃で倒された。その後の消息は不明。
- 妓配王(ぎはいおう)
- 拾い集めた武器を高速で投げつける。
- イデオ
- 声 - 相沢まさき
- 手長族のXXX(トリプルエックス)級ボクサー。新世界「セントラル格闘会」V2覇者。
- 大きくせり上がった異形の肩と目のくま、大きな三つ編みが特徴の男。異名は「破壊砲イデオ」。強くなることを望む好戦的な性格だが、義理人情を重んじる一面もある。彼の肩は腕を一般人レベルの長さにする際に、盛り上がった関節部分である。爆発に似たパンチは巨人族をも吹き飛ばす威力を誇る。
- ルフィに敗れたハイルディンを場外へ吹き飛ばし、八宝水軍のサイと互角の戦いを繰り広げたが、チンジャオの攻撃により場外に飛ばされ敗退。鳥カゴ発動後はルフィのドフラミンゴ討伐に加勢し、デリンジャーと交戦するも敗れてしまった。
- 名前の由来は、アニメ『伝説巨神イデオン』に登場する巨大ロボット「イデオン」[35]。
- 破壊砲(はかいほう)
- 爆発するパンチを放つ。
- ウーシー
- 声 - 服巻浩司
- 闘牛。命名はルフィ。
- かつて21人を仕留めた殺人牛であり、異名は「非情なる牛(ブルータルブル)」「コロシアムの死神」。
- ルフィに懐くもハイルディンに倒され、その際に左角が折れてしまった。鳥カゴ発動後はルフィらを乗せ王宮を目指すが、ケリー・ファンクの罠に嵌められ水中で動けないところをドフラミンゴの糸分身に襲われ、重傷を負い途中離脱した。
Dブロック
出場者137名(1名棄権)。以下は有力選手。
- レベッカ
- Dブロック勝者。→詳細は「§ レベッカ」を参照
- キャベンディッシュ
- →詳細は「海賊 (ONE PIECE) § キャベンディッシュ」を参照
- スレイマン
- 声 - 成田剣[36]
- 「ディアス海戦」A級戦犯。
- 顔を横断する傷がある男。異名は「首はねスレイマン」。武器はサーベル。亡霊のように生気がない構えが特徴。かつては「ディアス海戦の英雄」と呼ばれていたが、現在は戦犯として国を追われ、闇の世界を渡り歩く人斬りとなっている。本人は国のために殺しを重ね、祖国を愛していたと語っている。
- レベッカと交戦する(アニメでは彼女の背水の剣舞を見破っていた)が、ハクバとなったキャベンディッシュに倒された。鳥カゴ発動後はルフィのドフラミンゴ討伐に加勢したが、デリンジャーに倒された。
- オオロンブス
- 声 - 斉藤次郎
- ヨンタマリア大船団提督。
- 髭を複数の三つ編みにした大男。異名は「殺戮支配者」「偽りの冒険野郎」。武器は鞭。
- アギョウを倒したが、ハクバとなったキャベンディッシュに倒された。鳥カゴ発動後はルフィのドフラミンゴ討伐に加勢する。ゾロのピーカ攻略に協力し、ゾロを「提督キラーボーリング」でピーカの元まで投げ飛ばした。
- 技一覧
- 提督ハグ
- 両腕で複数の相手を挟み込む。
- 提督の威厳「整れーつ」
- 大声を出して、下っ端を無意識に整列させる。
- 提督キラーボーリング
- 人間がボールとピンの両方の役割を担う人間ボーリング。
- ローリング・ローガン
- 声 - 楠大典
- 南国マジアツカ王国軍隊長。
- 握力500kg(アニメ設定)の怪力が自慢の巨漢。他の出場者を圧倒し、レベッカとも交戦した。アニメではレベッカとの戦いが詳しく描かれ、レベッカをどの様に倒すかで観客達を煽り、一旦は捕まえるもアキリアの加勢にあい、最後はレベッカの背水の剣舞で場外負けになった。
- ローリングクレイドル
- アニメで使用。高速回転で三半規管を狂わせ、股裂きでとどめを刺す。ローガンの代名詞と称されている。
- アキリア
- 声 - 斉藤貴美子
- 巨体の女性剣闘士。武器は斧。レベッカと手を組み、彼女を勝たせるべく奮戦した。アニメではローガンに捕まったレベッカを救出し、メドウズを撃退した。その後レベッカを庇いスレイマンに倒された。
- アギョウ
- 声 - 宮崎寛務
- 拳闘獅子の白いライオン。かつて何十人もの犠牲者を出し、コロシアムを血の海に染めたが、オオロンブスに倒された。
- ダマスク
- 放火魔。ガスマスクをつけており、マスクから火を出す。
- マミー
- 声 - 高塚正也[37]
- 呪術師。腕に包帯を巻いており、謎の呪術で相手を攻撃する。
- メドウズ
- 声 - 荒井聡太[38]
- 豹の様な毛皮を被った剣闘士。アニメではアキリアによって場外に落とされた。
- ガルドア
- 声 - 柿原徹也
- 賞金稼ぎ。アニメオリジナルキャラクター。
- 美形の槍使い。これまで倒した海賊の懸賞金をつぎ込んだ黄金の槍を携えている。キャベンディッシュに挑んだが軽く一蹴された。
その他の出場者
- ディアマンテ
- コリーダコロシアムの管理者。ドンキホーテファミリーからの出場者。→詳細は「王下七武海 § ディアマンテ」を参照
- ジーザス・バージェス
- Aブロック勝者。→詳細は「海賊 (ONE PIECE) § ジーザス・バージェス」を参照
- ガンビア
- →詳細は「海賊 (ONE PIECE) § ガンビア」を参照
- スパルタン
- 声 - 間宮康弘
- コリーダコロシアム剣闘士。月大会優勝経験51回を誇る。試合前にルフィに因縁をつけ、彼に一撃で倒された。アニメでは、騒動に居合わせた他の選手が先に仕掛けたのはスパルタンであると証言したため係員によって退場させられた模様。他の選手の発言によれば、長年レベッカをイジメていたとのこと。
市民
- ギャッツ
- 声 - 武虎
- コリーダコロシアムの司会者。あまり公平な実況をせず、バルトロメオには険悪な罵声を浴びせ、逆にルーシーには応援するような実況をする。しかし、コロシアム運営側としての矜持をもっており、観客からレベッカの勝利にブーイングを浴びせられたときも毅然とした態度をとった。
- エスタ
- 声 - 斉藤佑圭
- 港町アカシアに住む女性。恋人の男性がオモチャにされたがその記憶はなく別の男と付き合っている。アニメでは後に恋人のことを思い出した。
- ミロ / ワンポコ
- 声 - 増谷康紀
- 港町アカシアに住む男性。結婚して妻と子供がいるが二人ともおもちゃに変えられてしまった彼の事を覚えておらず、犬の姿をしたオモチャ「ワンポコ」として一緒に過ごしている。シュガーが気絶したことによりオモチャの呪いが解け、悲願の家族との再会を果たした。アニメでは、自分のことをこき使っていた兵を殴った。
- アレモ・ガンミー[39]
- 西の町プリムラに住む令嬢。とても恥ずかしがり屋。
- ムッカシミ・タワー[12]
- 剣闘観戦が好きな男性。20年前のキュロスとリッキー(リク王)の試合も観戦している。観戦が好きすぎて妻子に逃げられた。56歳。
トンタッタ王国
- ガンチョ
- 声 - 緒方賢一
- トンタッタ王国トンタ長(国王)。
- サングラスをかけ、長い髭を生やしている。ウソップたちにトンタッタ族とドンキホーテ一族の因縁の歴史を語った。
- マンシェリー
- 声 - 野中藍
- トンタッタ王国王女。ガンチョの娘。
- 体の何倍もある長い金髪が特徴の少女。誰にでも優しく、悪い人達の手助けは嫌と言う心優しい性格の持ち主。レオに恋心を抱いており、よくレオの関心を引こうとしているが、鈍感なレオからは全く気づいてもらえず、つい手を出してしまう。そのため、レオからはあまりいい印象を持たれていない。
- 超人系悪魔の実「チユチユの実」の能力者。魔法のジョーロから出る魔法の水や自身の涙で生物の傷を治すことができる。
- ドフラミンゴから治癒能力を重宝され、ドンキホーテファミリーによってドレスローザの王宮「礼拝堂」裏の「おしおき部屋」に幽閉されていた。同じく捕まっていたトンタッタ族は「姫の病気を治す」という嘘を信じ込み、SMILE工場で働かされていた。ジョーラに騙されて治癒能力を使用し気絶していたシュガーを復活させ、その後に倒された4人の幹部たちを復活させるためジョーラから再び治癒能力を使うよう脅されるもそれを拒否したため、治癒の涙を出させようとジョーラから酷い暴力を受けたが、レオとカブによって救出された。王宮から脱出後、レオと協力しドフラミンゴに切断されたローの右腕を治療した。
- レオ
- 声 - 間宮くるみ
- トンタッタ族トンタ兵長[39]。
- トンタッタ族戦士のリーダー的存在。緑を基調とした服装が特徴。祖母のグラバー[39](声 - 達依久子)と暮らしている。リク王が統治していた頃はドレスローザ王宮に出入りし、スカーレットやヴィオラと親しい間柄であった。マンシェリーから好意を寄せられているが、非常に鈍感な性格であり、彼女のアプローチも「単なるわがまま」としてあしらいデリカシーに欠けたことも言うため怒らせている。
- 武器は縫い針。本人曰く奇術「ぬいぬい」の力で、あらゆるものを縫い付けることができる能力を持つ。
- グリーンビットに上陸したロビンを捕えるが、危害を加える気はないと言われるとすぐに解放した。その後、フラッパーからの報告を受けロビンたちを伝説のヒーローとしてもてなした。ロビンたちと部隊を連れ、ドレスローザ花畑地下の「リク王軍決起本部」に向かい、片足の兵隊たちと合流する。SMILE工場で働かされている500人の仲間たちを救うため、「ドレスローザSOP作戦」[注 21]を決行する。ウソップらと地下交易港に侵入し、シュガーを気絶させるために用意した世界一辛い香辛料「タタババスコ」の塊を携え、幹部塔にいるシュガーの元に乗り込む。しかし、トレーボルに捕まってしまい、ウソップたちの存在を洩らしてしまう。トレーボルに痛めつけられウソップを侮辱されたが、ウソップを本物のヒーローと信じ声援を送り続けた。SOP作戦成功後、身動きが取れなくなったウソップを連れ地下から脱出。鳥カゴ発動後はレベッカたちと同行しひまわり畑へ向かう。ひまわり畑到着後、幽閉されているマンシェリーを救出するため王宮に乗り込む。ジョーラがマンシェリーの涙で幹部達を復活させようとしたところをカブとの共闘で阻止し、ジョーラを撃退した。王宮から脱出後、マンシェリーと協力しドフラミンゴに切断されたローの右腕を治療した。
- 技一覧
- トンタッタコンバット しっぽハンマー
- しっぽで相手を叩きつける。
- 高級仕立(オートクチュール) パッチ★ワーク
- 縫いつけた飛来物を引き寄せ相手にぶつける。
- ボンバ[39]
- 声 - 稲田徹
- トンタッタ族副長。
- 他のトンタッタ族と違い鼻は高くない。部下のボボンバ[39](声 - 藤本たかひろ)は弟。SOP作戦ではレオたちと共に幹部塔に乗り込んだ。
- ランポー[39]
- 声 - 斉藤次郎
- トンタッタ族副長。
- 帽子を目元深くまでかぶっている。SOP作戦ではキュロスと共に王宮に侵入し、キュロスを先に行かせるためグラディウスに挑むも返り討ちにあったが、錦えもんに救出された。
- カブ
- 声 - 菊池正美
- トンタッタ族イエローカブ部隊隊長。
- 山吹オオカブトムシ「イエローカブ」を率いる戦士。黄色の髪で通常時もカブトムシの角のような髪型をしている。レオたちからは「カブさん」と呼ばれている。
- 動物系悪魔の実「ムシムシの実 モデル"カブトムシ"」の能力者。
- SOP作戦ではキュロスと共に王宮に侵入し、キュロスを先に行かせるためグラディウスに挑むも返り討ちにあった。錦えもんに救出された後、マンシェリーを救出するためレオと共に王宮に乗り込み、レオとの共闘でジョーラを倒した。
- ビートルアッパー
- 猛スピードによる突進攻撃。
- ビアン
- 声 - 釘宮理恵
- トンタッタ族ピンクビー部隊隊長。
- 桃色スズメバチ「ピンクビー」を率いる戦士。帽子を被り、縞模様の服を着ている女性。
- 動物系悪魔の実「ムシムシの実 モデル"スズメバチ"」の能力者。
- SOP作戦ではロビンと協力しトレーボルを一時幹部塔から退けた。鳥カゴ発動後はインヘルたちとSMILE工場で働かされている仲間たちの救出に向かい、虫文字で工場内にいる仲間にメッセージを送った。
- フラッパー
- 声 - 今野宏美
- トンタッタ族戦士。
- ウソップを捕えた際、「モンブラン・ノーランドの子孫」という彼の嘘を信じ込み、伝説のヒーロー「ウソランド」として国に招いた。SOP作戦ではレオたちと共に交易港に潜入し幹部塔に乗り込むが、シュガーにより他の仲間数名と共に一時オモチャに変えられてしまった。
- ウィッカ
- 声 - 長沢美樹
- トンタッタ族偵察部隊隊員。
- 青い服装をした女性戦士。少しドジなところがあり、落ち込むと地面を殴りつける。ヴィオラと面識がある。27歳。
- ドンキホーテ―ファミリーの居場所を本部に報告しにいく途中、ゾロの刀「秋水」を盗んだことでゾロに追いかけまわされる。ゾロに捕まった際、足をくじいてしまい本部まで送ってもらった。その後もゾロに同行しコロシアムまで案内した後、ヴィオラの手引きで王宮に侵入。王宮侵入後は一時錦えもんと行動を共にした。その後はSMILE工場にいる仲間たちを救出する部隊と合流。
- インヘル[39]
- 声 - 中尾良平
- トンタッタ族偵察部隊隊員。伝説のヒーロー「ウソランド」とその仲間の詳細を報告した。
- コットン[39]
- 声 - 斉藤佑圭
- トンタッタ族偵察部隊隊員。前髪で右目が隠れている女性。シュガーの居場所を報告した。
- チャオ
- 声 - 鹿野優以
- SMILE工場で働かされていたトンタッタ族の一人。ビアンからのメッセージを受け取り、SMILE工場の扉を開けた。
- マウジイ[39]
- 声 - 粗忽屋新宿店
- トンタッタ族戦士。マンシェリーの側近を務める老兵。
- ヌーボン、ペリーニ[39]
- 声 - 竹本英史(ヌーボン)、織田優成(ペリーニ)
- トンタッタ族戦士。
- バクスコン、ダイコン[39]
- 声 - 福原耕平(バクスコン)、高塚正也(ダイコン)
- トンタッタ族偵察部隊隊員。
空島
凪の帯(カームベルト)
アマゾン・リリー(女ヶ島)
- ボア・ハンコック
- アマゾン・リリー皇帝。九蛇海賊団船長。王下七武海の一人。→詳細は「王下七武海 § ボア・ハンコック」を参照
- マーガレット
- 声 - 浅野真澄
- アマゾン・リリーの護国の戦士。
- 戦士としての厳しさを持っているが、根は大人しく心優しい性格の持ち主。弓矢に「武装色の覇気」をまとわせることができる。裁縫が得意。誕生日は4月9日[2]。
- ジャングルで体中から「カラダカラキノコガハエルダケ」が生えたルフィを見つけ、スイトピー・アフェランドラと共に村へと運ぶ。ルフィが処刑されそうになったときに、3人で彼を庇ってハンコックに石にされたが、ルフィの願いにより石化を解かれた。以降は、女ヶ島の女たちの中でも、特にルフィと親しい友人関係になる。2年後には、ルフィのシャボンディ諸島への送迎に同行した。
- 元々の構想では、黒猫に変身できる「ネコネコの実」の能力者となる予定だった[20]。
- スイトピー
- 声 - くじら
- アマゾン・リリーの護国の戦士。
- 体格が良く、怪力の持ち主。語尾に「の巻」と付ける。誕生日は1月14日[2]。
- アフェランドラ
- 声 - 粗忽屋武蔵野店
- アマゾン・リリーの護国の戦士。
- マーガレットたちの倍以上の身長という巨躯の持ち主。おっとりした性格。誕生日は8月1日[2]。
- キキョウ
- 声 - 粗忽屋所沢店
- アマゾン・リリーの護国の戦士。
- 攻撃的な面があり、服にフリルを付けられたことで激怒したルフィを殺そうとした。
- ネリネ[40]
- 声 - 日比愛子
- アマゾン・リリーの護国の戦士。
- 筋金入りのメモ魔で、興味を引かれたことは片っ端からメモ帳に書き留める。
- ベラドンナ[40]
- 声 - 中友子
- アマゾン・リリーの医者。「カラダカラキノコガハエルダケ」を食べたルフィを診察した。
- ポピー、パンジー
- 声 - 池田千草、西川宏美
- アマゾン・リリーの戦士。闘技場で闘った。
- エニシダ[40]
- 声 - 粗忽屋東京店
- アマゾン・リリーの侍女。誕生日は2月24日[2]。
- グロリオーサ
- 声 - 真山亜子
- アマゾン・リリー先々々代皇帝。通称ニョン婆。
- 島内で現皇帝ハンコックにまともに諫言する唯一の存在。一度国を捨てた身だが、ハンコックらを保護した経緯もあり、島民たちからは敬われている。小柄な老婆だが身体能力は高く、高い所から落とされても怪我ひとつしない。ルフィからは「ばーさん」「豆バーさん」と呼ばれている。誕生日は2月4日[2]。
- かつて恋の病に罹ったため、皇帝でありながら国を捨て外海へ飛び出した裏切り者だが、先代皇帝の慈悲で帰国を許された。15年前シャボンディ諸島で暮らしていた頃、天竜人の奴隷から解放され路頭に迷っていたゴルゴン三姉妹を見つけ、レイリー・シャッキーと協力して彼女らを保護し、島に連れ帰った。
その他の人物
- クラバウターマン
- 声 - 桑島法子
- 船乗りに伝わる伝説であり、船の化身。本当に大切に乗られた船にのみ宿る妖精で、船の凶事の際には船員たちに知らせるという。手には木槌を持ち、船乗りのレインコートを着ている。ゴーイングメリー号に宿り、空島では一味でも特にメリー号を愛していたウソップの前に姿を現し、何度も破壊された自らの船体を最低限航行可能なまでに修復した。メリー号が消失した後、サウザンドサニー号に居ついている。
- 「クラバウターマン」とはドイツの船乗りに伝わる精霊の名[41]。世界中に似たような伝説が残っている(日本における船霊など)[41]。
- アンジョウ[13]
- 右腕にドクロの刺青がある、海賊マニアの男。ロジャーの公開処刑を見に来ていた。
- サムライ・バッツ[13]
- キューカ島に滞在していた、髪型がちょんまげの男。プールへサーフボードを持ち出した。
- ユキ[13]
- 100年以上前に生きていた少女。ドリーとブロギーが大型海王類を仕留めた際に、どちらが大きかったか尋ね、二人が決闘を始めるきっかけを作った。
- カネゼニー、ニゲラッタ[2]
- 逃亡生活を送る幼少期のロビンを匿っていた人物。共に、賞金目当てでロビンを政府に引き渡そうとした。
- ロイダー[2]
- 頂上戦争を取材するためシャボンディ諸島を訪れた記者。
- カサ婆[2]
- 声 - 達依久子
- 新世界「ライジン島」で、ウルージに傘を売ろうとした老婆。
- ルイ・アーノート
- 声 - 麻生智久
- 大昔の探検家。「Brag men(ブラッグメン、うそつき達)」という探検家日誌集で、巨人島「リトルガーデン」を命名した。
- ウィリー=ガロン
- 「人が空想できるすべての出来事は起こりうる現実である」という言葉を残したとされる。しかし、ウィリー・ガロンの論文などは存在しない。また、ジュール・ヴェルヌは次のような言葉を残している。
"Madame, repondit le capitaine, tout ce qu'un homme peut faire, Jasper Hobson le fera." 出典 LE PAYS DES FOURRURES (1873) [1]
この言葉はジュール・ヴェルヌ本人が残したものではないという説もあり、曖昧さがある。これを利用し、尾田が人物と言葉を創作したと考えるほうが自然である。 - ジュー=ウォール
- かつてモックタウンを訪れ、航海日誌で「嘲りの町」と呼称した人物。
- ジョイボーイ
- 「空白の100年」に実在した地上の人物。当時の人魚姫へ宛てた、魚人島との約束を破ったことへの謝罪文を「歴史の本文」に記した。
- ウホリシア
- 二宝水軍棟梁の娘でサイの許嫁。目元の涼しげな髪のキレイな女性だが、ゴリラのような顔をしている[7]。
- チンジャオがサイと政略結婚させて十宝水軍とすることを考えていたが、サイが八宝水軍棟梁を正式に受け継いだ際にチンジャオによって結婚話は破棄された。
- ルシアン
- セニョール・ピンクの元妻。故人。
- そぼかすが特徴の女性。雨が好きだが、海賊を死ぬ程嫌っている。
- 雨宿り先でセニョールと出会い、その後結婚し息子のギムレットを儲けるが、セニョールが出稼ぎで家を留守にしていた間にギムレットが高熱に侵され命を落としてしまう。さらに、セニョールが自分の素性を隠し銀行員と偽っていたことを知り、帰ってきたセニョールに怒りをぶつけ嵐の中家を飛び出すが、土砂崩れに巻き込まれ植物状態になってしまう。その後、毎日見舞いに訪れるセニョールに全く反応を見せなかったが、セニョールが何気なくギムレットのボンネットを被った姿を見てわずかに微笑んだ。セニョールの台詞から、その後程なくして亡くなった模様。
- ギムレット
- セニョール・ピンクとルシアンの息子。故人。
- セニョール曰く「自分似」。大きく成長する事無く、セニョールが出稼ぎで家を留守にしていた間に熱が上がって病死してしまった。
- 名前の由来は、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『長いお別れ』の名台詞「ギムレットには早すぎる」から[16]。
表紙連載
- ワポルの雑食バンザイ
-
- ミス・ユニバース
- ワポルと結婚した女性。
- ハコワン[2]
- ワポルのペットの犬。頭にオモチャが組み合わされている。
- エースの黒ひげ大捜査線
- ゲダツのうっかり青海暮らし
-
- ゴロー
- 穴掘り男。トトの弟で、コーザの叔父。誕生日は11月26日[2]。
- 夢は温泉島で、穴を掘り続けていた。空島から落ちてきた元神官ゲダツと、土番長や森番長の協力で「うっかり温泉島」を開き、現在はその店長を務める。
- 土番長
- ヘルメットをかぶった巨大なモグラ。誕生日は8月4日[2]。
- 穴掘りをしていたゴローたちと偶然出会い、ゲダツに敗北してゲダツの下僕になる。温泉を掘り当てることに成功し、さらに掘り進め、偶然ユバにたどり着いて温泉視察団を連れて戻った。その後はアラバスタからうっかり温泉島行きの「うっかり温泉島行トンネル」を開通させた。
- 森番長
- 大工のような格好をした、人並みの大きさのマントヒヒ。子分が多数いる。誕生日は4月10日[2]。
- 土番長が温泉が掘り当てた音を聞きつけて現れたが、ゲダツに敗北して手下にされる。ゲダツたちが地面をもっと掘り進めている間に、子分たちと共に温泉島に巨大な建物を建てた。
- エネルのスペース大作戦
- カリブーの新世界でケヒヒヒヒ
-
- ガブルの祖母
- カイドウのお気に入りの冬島に暮らす老婆。本名不明。偶然助けたカリブーを、亡くなった孫・ガブルと思い込んでいる。実はカリブーの正体を最初から知っていた。自分を庇ったカリブーに感謝し、ドレークに連れ去られるカリブーにミートパイを手渡した。
- ガブル隊長
- 維新軍隊長で「革命の子」と呼ばれる人物。島の労働者たちから英雄視されている。カリブーによく似た容姿をしている。現在は故人。
- ジンベエの海侠一人旅
-
- 子海ネコ
- 海中で迷子になり、ジンベエに助けを求め、故郷まで連れて行ってもらい無事に親と再会した。
- 海イヌ
- 警官帽をかぶった海獣保安官。子海ネコと同じ町に住んでいるため、一緒に町まで連れて行った。
小ネタ
- パンダマン
- 声 - 大場真人
- パンダ頭の超人。作者曰く「レスラー」[1]。作者の遊び心で時折コマの端やコミックスのカバー下などに登場するキャラクターで、アニメやゲームでも背景キャラ・隠しキャラとして多々出演している。懸賞金333万ベリー[42]。
- 本来は作者が漫画『キン肉マン』のために考案し、1998年発売の公式謎本『キン肉マン 77の謎』に掲載されたキャラクター(そこでは悪魔超人の一種とされている)[18]。ただし、元々それ以前から『キン肉マン』には同名のキャラが存在している。
- トマトギャング[43]
- パンダマンを追う借金取り。38歳。
- ユルスマジマスク[44]
- パンダマンのライバル。トマトギャングに雇われている。
- パンダウーマン美[45]
- パンダマンの想い人。女ヶ島に住んでいる。
- どーも君、ンーケ君[13]
- 地球征服を企む宇宙人と、その仲間[46]。
- みなともさん[18]
- とても気が短い大工。ヒグマが酒場に入ってきたとき壊したドアを修理したらしい。
- サム[47]
- 酔っ払いの男。2人の娘の結婚式の帰りに、それぞれココヤシ村とアラバスタに迷い込んだ[48]。
- DOSKOI PANDA(ドスコイパンダ)[47]
- ミラーボール島に本店を構えるブランドの名前。作中では様々なキャラクターがこのブランドの衣服を着用している。
- 「ドスコ1パンダ」[47]や「サイバーパンダ」[43]などのエセ商品も存在する。
- MIKIO ITOO(ミキオ イトゥー)[49]
- 早撃ちのガンマン。作者のアシスタント時代の仲間・いとうみきおがモデル。
アニメオリジナル
海のへそ
TVSP「ルフィ落下! 秘境・海のヘソの大冒険」で登場。
- メロイ
- 声 - 大谷育江
- 海のへそに住む少女。
- 母親を亡くしたハムウと共に暮らしている。町に迷い込み餓死寸前だったルフィたちを助け、海のヘソで起きた10年前に出来事を語った。ゾロと神の獣が交戦した際は、ゾロを援護した。
- ハムウ
- 声 - 高山みなみ
- 海のへそに住む少年。10年前、町の長であった母親を町を滅ぼした海賊・キャプテン・ジョークに殺され、それ以来ジョークを憎んでいる。海のヘソから脱出するため、外界に助けるを求める手紙を飛ばし続けていた。ルフィを追いかけ神の山に向かい、ルフィたちの協力を得て復活したジョークを倒した。
軍艦島
「千年竜伝説編」で登場。
- アピス
- 声 - 鈴木真仁
- 軍艦島に住む少女。悪魔の実「ヒソヒソの実」の能力者で、動物と話すことができる。
- その能力でリュウ爺と知り合い、彼を故郷に帰そうとしている。不老不死の秘薬「竜骨」を狙う海軍提督ネルソン・ロイヤルに捕まっていたが、嵐に乗じて脱走し遭難していたところを麦わらの一味に救われる。ルフィたちと親しくなり軍艦島まで送ってもらう。リュウ爺の事情を説明し、ルフィたちと共にリュウ爺を島から連れ出す。リュウ爺の記憶を頼りに「竜の巣」があるとされる島に上陸。廃墟に描かれた壁画から竜の巣が軍艦島にあるとわかると軍艦島に引き返す。エリックに捕まってしまうが、リュウ爺の咆哮で助かった。リュウ爺の最期を見届けた後、竜の巣を守る決意を固め、ルフィたちと別れた。
- リュウ爺
- 仲間とはぐれた年配の千年竜。
- 「竜の巣」があるロストアイランドに帰ろうとしていたが、軍艦島で動けなくなっていた。その時にアピスと出会い介抱されていた。ルフィたちの協力を得て故郷への帰還を目指す。アピスがエリックに捕まった際、渾身の力で咆哮を放ちアピスを解放するが、海軍の集中砲火を浴び力尽きてしまう。最期の力で世界中にいる仲間たちを呼び息絶えたが、竜の巣に新たな千年竜が誕生した。
- ボクデン
- 声 - 龍田直樹
- アピスの祖父。彼が聞かせる昔話は気が遠くなるほど長い。村一番と評判の豚まんを作る。
ファイアーワークス
- 大玉(オオダマ)
- 声 - 辻村真人
- 港町・ファイアーワークスの花火職人。
- 歌舞伎役者のような顔をしている。べらんめぇ口調で気性が激しい。ウソップの協力を得て小玉の両親の夢であった205号玉の打ち上げを成功させた。
- 小玉(コダマ)
- 声 - 西原久美子
- 大玉の孫娘。400年前からの家系を継ぎ、花火職人の修行中。幼いが1年前の花火の事故により両親を失っている。火薬をもらいにきたウソップに打ち上げに協力を依頼した。
ヤギの島
「出撃!ゼニィ海賊団編」で登場。
- ゼニィ
- 声 - 阪脩
- ヤギの島に住む老人。
- かつて、海賊になるため、海賊相手に金貸しをしていた。 22年前、強引な借金取りに対する海賊の報復を受け、ヤギの島へ流れ着く。報復を受ける前に、取り立てた借金(財宝)を紙幣化していたが、漂着した際、持ち金をヤギ達に全部食べられてしまった(その代わりヤギ達はゼニィに懐いた)。更に歳を取り過ぎ心臓が悪化したため海賊になる夢を諦めていたが、ルフィの言葉でヤギ達と「ゼニィ海賊団」を結成(海賊旗は算盤のついたドクロマーク)。偉大なる航路での再会を約束し別れを告げた。
ルルカ島
「虹の彼方へ編」で登場。
- ヘンゾ
- 声 - 長島雄一、陰山真寿美(少年期)
- 虹色の霧の研究をする、自称天才科学者。
- かつてパンプキン海賊団の一員で、ラパ・ヌイ達と友達だった。しかし50年前に彼らが虹色の霧に巻き込まれて行方不明になったために、憎きウェットンの援助を受けながらも、虹色の霧の研究をしている。虹色の霧の研究のために莫大な費用がかかっており、島民からは嫌われていた。しかし、ウェットンらが失脚し、研究の理由が判明した後、島民達から虹色の霧の脅威に対抗する為、研究継続を依頼され、続けることにした。
- ウェットン
- 声 - 中田譲治
- ルルカ島の市長。元ウェットン海賊団船長。懸賞金1480万ベリー[42]。
- 50年前に海賊としてルルカ島を襲撃した。その後市長となり、長きにわたって島民を苦しめてきた。「虹色の霧」に眠る伝説の財宝を手に入れるため、ヘンゾに研究をさせていた。エイプスコンサートから財宝を持ち出そうとしたが、パスクアに逮捕された。
- フリップ
- 声 - 江川央生
- ウェットンの息子。
- レイク
- 声 - 稲田徹
- ウェットンの孫。かつてのウェットンとよく似た容姿をしている。戦闘では腕から高圧電流を流すパワードスーツを着る。
- ラパヌイ / パスクア
- 声 - 園部啓一、広津佑希子(少年期)
- ヘンゾたちのガキ大将。パンプキン海賊団団長。小説『THE RAINBOW MIST』の著者。
- 指の力が強く、デコピンで飛ばしたコインは船を沈めるほどの威力を誇る。父親は海軍将校で、彼が幼いときに「虹色の霧」の調査に向かったが、行方不明になった。50年前、ウェットン海賊団が町を襲撃した際、「虹色の霧」に巻き込まれ、仲間たちと共に行方不明となる。
- ルフィ達の助けもあり、長い年月を経て、時空・空間を捻じ曲げる虹の霧から無事に脱出。その後、権力を握ってしまっているウェットンを倒す為、海軍にイソカ達と雑用として入隊した。50年かけて少佐の地位と艦隊を指揮する権力を手に入れルルカ島へ帰還、ウェットン一族及び元ウェットン海賊団を逮捕した。
- イソカ、アキビ、ロンゴ、プカウ
- 声 - 広橋涼(イソカ)、白石涼子(アキビ)、立野香菜子(ロンゴ)、松岡美佳(プカウ)
- パンプキン海賊団の一員。後に紅一点のイソカは海軍将校に、残る3人はラパヌイの部下の海兵となる。
- イアン
- 声 - 高塚正也
- ウェットン海賊団の切り込み隊長。ラパヌイたちと共に「虹色の霧」に巻き込まれた。
貝獣島
TVSP「大海原にひらけ! でっかいでっカイ父の夢」で登場。
- アマンダ
- 声 - 川上とも子
- 顔にそばかすがある少女。背中に父親から託された財宝のありかが記された刺青がある。財宝を狙うバイヤン海賊団に捕まったが、下っぱのボニーとマックスに取引を持ちかけ脱走する。1カ月前に貝獣島にたどり着くも、父の自分たちへの想いを知ることが怖く、正確な場所を隠していた。再びバイヤン海賊団に捕まるもルフィたちに救出された。チョッパーから背中の刺青を消すことを提案されたが、自分の冒険への第一歩とするためあえて残す決意を固めた。
- ミリア
- 声 - 川田妙子
- アマンダの妹。心優しい性格でルフィたちともすぐに打ち解けた。
- ホーリー
- 声 - 木内レイコ
- 3兄弟の末っ子。父親と同じく冒険好きな少年。財宝の重要な手がかりとなるペンダントを父親から託されていた。
- アマンダの父
- 声 - 新田三士郎
- 財宝探しのプロ。財宝を捜す冒険中にバイヤン海賊団に殺されたが、財宝の在りかをアマンダに託していた。
記憶喪失の島
「オーシャンズドリーム編」で登場。元々はゲーム『ONE PIECE オーシャンズドリーム!』に登場したキャラクター。
- ノコ
- 声 - 西村ちなみ
- タツに操られ、ルフィたちの記憶を奪った少年。テレビアニメでは、本名は「ドリム」。
- ゲームでは、悪魔の実「ネムネムの実」の能力者。音を奏で、相手を眠らせることができる。
- タツ
- 声 - 園部啓一
- 人の記憶を奪い餌にするタツノオトシゴに似た生物。
- 人々の記憶を奪い、千年竜になろうとしていた。記憶を奪う他にも、人を操ったり奪った記憶の中の映像を相手に見せることができる。島の沖に停泊していたロビン以外の記憶を奪う。翌日に再び記憶を奪おうとしたが、ルフィの攻撃をくらいルフィの記憶を吐き出してしまった。記憶喪失状態のゾロを操り、ルフィと同士討ちさせようとするも失敗し、サンジに追い詰められ今までためた記憶を全て吐き出してしまう。逆上しルフィたちの記憶を全て奪うがルフィに吹き飛ばされた。
アッチーノファミリー
「アイスハンター編」で登場。「氷街道(ひょうかいどう)」のラブリーランドを本拠地とする賞金稼ぎ一家。父親、息子3人、娘2人、婿1人という家族構成。シンボルマークはアッチーノの顔を模したドクロ。
- ドン・アッチーノ
- 声 - 西村知道
- アッチーノファミリーボス。
- サングラスをかけ、ヒゲを生やしている。自分の子供たちを溺愛しており、「パーパ」と呼ばれ慕われている。かなりの肥満体で常に上半身裸であるため、ルフィに「裸風船」というニックネームをつけられた。普段は穏やかだが、怒ると全身が赤くなって高温を発し、ファミリーでもなだめられないほどになる。普段はアジトでくつろぎ、海賊狩りは息子達に任せている。自分の部屋に倒した海賊の旗をコレクションとして飾るのが趣味。
- 超人系悪魔の実「アツアツの実」の能力者で、体から最大1万度の高熱を発することができる。あらゆる触れたものは溶かすほどの高熱で、直接触れることすらままならない。その高熱により周囲の気温も大きく上昇する。また、溶岩の中に落ちても平気で浸かっていられる。
- 海賊旗を取り返しに来たルフィと対峙する。息子達が倒されたことに怒り、海底火山を活性化させることで辺りを溶岩の海に変えルフィと互角に渡り合ったが、海賊を侮辱する発言をしたことでルフィの怒りを買い、最後は吹き飛ばされ敗北した。
- カンパチーノ、ブリンド
- 声 - 松野太紀(カンパチーノ)、遠近孝一(ブリンド)
- アッチーノファミリー長男と次男。双子の兄弟。
- 二人ともマッチョ体型で、外見の違いはヒゲの形。カンパチーノはファミリーの作戦参謀を務める。ブリンドは挑発的で計算高く、相手を挑発して相手の体力が消耗したところを倒す戦い方を得意とする。愛の磁力パワーによる連係プレーを得意とする。
- 磁力パワーでルフィを翻弄したが、ブリンドはルフィに倒され、カンパチーノはパズールに倒された。
- ホッケラ
- 声 - 鈴木琢磨
- アッチーノファミリー三男。アイスホッケーを模した戦い方が得意で、スティックを武器に使う。笑い方は「ケッケッケ」。口癖は「 - ッケ」。一度はフランキーとナミを捕らえたが、フランキーに倒された。
- アルベル
- 声 - 永島由子
- アッチーノファミリー長女。サルコーの妻。
- 戦闘では、サルコーとの連携によるアイススケートを利用した蹴りを得意としている。一度はサンジとウソップを捕らえたが、ナミに倒された。その後、リルに構ってやれなかったことを謝った。
- サルコー
- 声 - 小西克幸
- アルベルの夫。
- アルベルとはバカップル。婿養子のため立場が弱く、家族には敬語で接して他人には傲慢な態度をとる。口癖は「スゲくイイ」。一度はサンジとウソップを捕らえたが、サンジに倒された。
- リル
- 声 - 三輪勝恵
- アッチーノファミリー次女。
- 姉のアルベルを慕っているが、最近サルコーと結婚したため相手にして貰えず、サルコーを嫌っている。トンビウオという鳥のような魚を操って麦わらの一味の旗を奪い、サニー号に現れてロビンをラブリーランドに案内した。ラブリーランド内の部屋にある植物も操ることができる。ロビンに姉になるよう迫るも、ロビンの説得であきらめ海賊旗を返した。
- ドウモウペンギン
- 群れで行動し、海中で氷山を動かすペンギン。
- 小さくて可愛い外見だが凶暴で鋭い牙を持ち、アッチーノファミリーはこれらを利用して海賊を氷山の1か所に誘導している。ブリンドの船を動かしたり、ホッケラの口笛で集まるなどファミリーに手なずけられている。
スパアイランド号
- ドラン
- 声 - 菊池正美
- 100億ベリーの売上げを誇る世界政府公認のスパ・リゾート船「スパアイランド号」の支配人。
- スパアイド号に隠された宝を突き止めるため、フォクシー海賊団と手を組み、サヨを人質にとったが麦わらの一味にスパアイランド号を破壊された。
- リナ
- 声 - 菊池こころ
- スパアイランド号に潜入した少女。海ダヌキの「ヌッキー」を飼っている。3年前に研究のため旅立った父親(声 - 中尾隆聖)を当初は嫌っていた。事件から数日後、丸虹の色の順番をヒントにし、父親が研究していた宝石を完成させた。
- サヨ
- 声 - 神田朱未
- リナの姉。父親の残した宝の手帳を持っており、手帳に記された数式を解読できる。手帳に記された宝を見つけるため、スパアイランド号に潜入する。宝を狙うドランに人質にされたが、ルフィたちに救出された。
リトル・イーストブルー
ハンドアイランド
その他(アニメオリジナル)
- ライスライス
- 声 - 松野太紀
- コール一つで商品を届ける電電虫通販のセールスマン。
- 商品を配送中、嵐に巻き込まれたところをルフィたちに助けられる。ナミと海図を描くための丈夫な紙の値切り交渉をしたが、ルフィが賞金首だと知ると商品を置いて逃げ出した。
- ディック
- 声 - 梁田清之
- 「山鯨のディック」の異名を持つ山賊。懸賞金1000万ベリー。
- 武器は巨大な大筒。東の海のある町を襲い、立ち向かってきたヨサクとジョニーを返り討ちにしたが、ゾロに倒された。
- ビリー
- 声 - 増谷康紀
- ディックの弟分。懸賞金500万ベリー。
- 町の酒場を占領していた所をゾロに倒された。
- ハリー
- 声 - 朴璐美
- ディックが襲った町に住む少年。
- 町の食料や金を奪おうとしたディックに懸命に立ち向かい、ディックの大筒に水をかけゾロを援護した。
脚注
注釈
- ^ 原作では天竜人であったことが発覚した理由は描かれていない。アニメ版では、ホーミング聖が地上に暮らし始めた際、住民達にマリージョアから移住した天竜人であった事実を話したことが理由となっている。
- ^ このマークは、後にエースが左腕の刺青に取り入れている。
- ^ その際、ルフィが変装していた衣装を身につけ、さらに胸にルフィの傷を描きサングラスをかけている。
- ^ 2010年7月の放送分から岩田が新たに担当。いまむらの降板の経緯の関係上、降板前のエピソードもDVD化の際に岩田による録り直しがされている(数年遅れネットで放送している山口放送などもこれに対処している)。
- ^ 当然、悪いことをしていない人間を悪く言うのは、人を傷つける下劣な行為になるので。
- ^ アニメ版では、嵐の海に落ちたサンジを救うため海に飛び込むが、片足が船体に挟まって抜けなくなってしまい、碇の鎖を使って自ら片足を引きちぎったと変更された。
- ^ 「いらっしゃいませイカ野郎」「ヘボイモおそれ入ります」など。
- ^ アーロンが提示した貢ぎ金は大人一人10万ベリー、子供一人5万ベリー。ベルメールの全財産は10万ベリーのみであった。
- ^ ゾロが「左腕を差し出した状態で、刀を上に放り投げて、斬られなかったからもらう」と公言をして、見事に無事で済ませた。
- ^ 山口は娘のロビン役も担当しており、オルビア役は作者直々の指名で配役が決まった[23]。
- ^ 例として、ココアウィードのある飲食店で足が病気になっていたタマチビを治療した際、その店の財産の半分を請求した。
- ^ アニメ版では城内の武器を使っている。
- ^ アニメでは、巨大モグラに乗って現れた孫・リットントと一緒に、モグラが堀った穴を通って仲間の元へ行くことになった。
- ^ 作者によれば、シャンクスとバギーの喧嘩を仲裁した人物がロジャー海賊団副船長という設定は当初から決まっており、アニメ化の際に彼を船長と呼ばせないよう、アニメスタッフに念を押したという[28][29]。
- ^ ウソップのことは「ウソップン」と呼ぶ。ヘラクレスン自身の名前も「ヘラクレスン」で正しいのかは不明であり、『BLUE DEEP』では「ヘラクレス」とも表記されている。
- ^ a b オトヒメが銃撃された際、泣きそうになったしらほしをこの方法であやしたことがきっかけ。
- ^ マクロ一味には30回以上捕まり、海獣にも20回位は食べられたことがある。
- ^ クリミナルブランドは、星のマーク(★)に「crimin」の文字が特徴。クリミナルは英語で「犯人」の意で、ブランド名の由来はヒトデ→ホシ→犯人[29]。
- ^ そのため、現在に至るまでキュロスは一度もレベッカを素手で触ったことがない。
- ^ ただし、シュガーから契約を言い渡される前に逃亡したことで、唯一ドンキホーテファミリーに対抗できるオモチャであった。
- ^ a b S(シュガー)、O(おったまげ)、P(パニック)作戦の略。
- ^ 但し、自分と同じ体格の相手なら無傷で倒し一方的に痛めつけることができるなど、ある程度の実力はある。
- ^ 頭髪もサボテンの様な形。
出典
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