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豊嶋真千子

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とよしま まちこ
豊嶋 真千子
プロフィール
本名 同じ[1](苗字は旧姓)
愛称 マチリン[2]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本茨城県取手市[1]
生年月日 (1971-12-28) 1971年12月28日(52歳)
血液型 O型[3]
身長 151 cm[3]
職業 声優ナレーター[4]舞台女優歌手
事務所 青二プロダクション[5]
配偶者 あり(2015年 - )[6]
公式サイト 豊嶋 真千子|株式会社青二プロダクション
活動
活動期間 1990年代 -
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

豊嶋 真千子(とよしま まちこ、1971年12月28日[7] - )は、日本声優ナレーター[4]舞台女優歌手茨城県取手市出身[1]青二プロダクション所属[5]

経歴

「声優になりたいな」と考えたのはテレビアニメ『機動戦士ガンダム』、宮崎駿監督の作品『風の谷のナウシカ』を見て、キャラクターが真に自ら言葉を発しているように思い、感銘を受けたからである[8]。しかし母からは「そんな普通の声じゃ無理」と一蹴されたという[8]。高校生になると自分でも「無理」と気持ちが強くなり、夢と断念[1][8]

茨城県立竜ヶ崎第一高等学校卒業後[8]明治大学短期大学入学[8]。応援に行っていた大学ラグビーの試合で選手達を見て「自分にはこんなふうに、懸けられるものがあるだろうか。うらやましい…。」「彼らには情熱を傾けられるものがある。でも、自分はどうだろう。同じ年齢なのに。」と心から感じていた[1]

20歳を迎えたばかりの時、子供の時のことを思い出して、ラグビーの試合後には「やっぱり声優になりたい」と再び問いかけていたという[1]。『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役の古谷徹に憧れており、大学3年生の時、「夢」を「実現」に向かわせるため、「やるだけやってダメならあきらめよう。夢のまま終わらせたくない」と歩き出したという[1]。卒業後、明治大学経営学部3年次編入学し卒業[8]青二塾東京校第14期[5](旧:日曜生を経て本科生に編入し、卒業[9])。声優業をメインとしているほか、舞台経験もある[10]

1997年に同じ青二プロダクションの桑島法子と「GIRLS BE」というユニットを組み[11]少年漫画BOYS BE…』とタイアップしたCDをリリースした[12](1997年12月をもって活動停止[13])。

ゲーム『センチメンタルグラフティ』にて杉原真奈美役を担当し[5]、同作のヒロインを務めた12人の声優で結成されたユニットのSGガールズのメンバーとしても活動[14][15]

1998年5月31日東京大学五月祭にて豊嶋真千子講演会が開催され、日刊スポーツがその内容を芸能欄で記事として紹介した。

2015年3月21日、自身の公式ブログにて、一般男性と結婚したことを発表した[6]

2016年アニメちびまる子ちゃん』にて死去した水谷優子の後任として、お姉ちゃん(さくらさきこ)役を同年6月5日放送回より引き継いだ[16]。また、同作品で水谷が演じていたサブキャラクターについても引き継ぐことになった。

人物

桑島とは自他共に認める親友でもある[17]。他に仲の良い声優に鈴木麻里子米本千珠などがいる[18]

アルバイトとして家庭教師、一般事務、データ入力、ウエイトレス、チラシ、ティッシュ配りをしていた[1]

資格免許英検2級、漢字検定2級[5]

趣味はサッカー観戦、料理ヨガ日舞。特技は日舞、ピアノ[5]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2009年
2010年
2012年
2014年
2015年
2016年
  • ちびまる子ちゃん(2016年 - 、お姉ちゃん〈さくらさきこ〉〈2代目〉[16]、若林〈2代目〉、内田恵子〈2代目〉、永沢の母〈2代目〉、山根の母〈2代目〉、かよちゃんの母〈2代目〉 他)
2017年
2021年
2022年
2024年

OVA

1995年
1996年
1999年
2000年
2001年
2004年
2006年

劇場アニメ

1994年
1995年
1997年
2005年
2007年

ゲーム

1994年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2009年

ドラマCD

吹き替え

映画

ドラマ

アニメ

映画

テレビドラマ

テレビ番組

実写

  • VHSビデオ「ラジメンタリーvol.1 豊嶋真千子 Earthly Paradise」 ※同ラジオ番組収録現場のドキュメンタリー

ラジオ

  • 恋する歴she(クララ役)(T-FM「SCHOOL OF Lock」内)(2012年)
  • EIGOの架け橋(キャシー役)(T-FM「SCHOOL OF Lock」内)(2013年)
  • カコモンクエスト(クララ役)(T-FM「SCHOOL OF Lock」内)(2014年)
  • サイボーグ009誕生編(003 / フランソワーズ・アルヌール役)
  • 青山二丁目劇場 オリジナルドラマ
    • 「海辺のパン屋さん」(石神翔子)
    • 「三丁目の夕陽〜冬編〜」(幸子)
    • 「源氏物語」(葵の上)
    • 「彼女には秘密がある」(歌のくれは)
    • 「あじさいの唄〜盆踊り〜」(お松)
    • 「母のレシピ」(加藤良枝)
    • 「サバイバーズギルト」(伊藤遼子)
    • 「8月のセレナーデ」(田辺由香)
    • 「ひび割れたフルムーン」(陽子)
    • 「よき伴侶」(京子)
他多数
  • はっちこっちインフォ (せたはち)(FM世田谷)
  • 僕らの青春J POP ゲスト出演(NHK 第1)
  • 朝日放送 オリジナルドラマ 「黄昏流星群」
  • 文化放送 オリジナルドラマ 「大奥」
  • NHK 「FMシアター」

以下はパーソナリティー

CD

ナレーション

現在のレギュラー
過去のナレーション
  • ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜(NHK総合テレビジョン 本編の間に挿入されるミニコーナーのナレーター、顔出しでアフリカへ象の取材にも)
  • ビジネスレポート(テレビ東京
  • ロンドンハーツ(コーナーナレーション)(テレビ朝日 2010年)
  • ハイビジョン特集 日本人カメラマン野生に挑む 尾崎幸司(NHK BShi
  • スパモク!! 激闘大家族スペシャル 自給自足19年大自然の小さな家2(TBS 2011年)
  • 集合!ビックリ大家族 日本で頑張るなでしこ母ちゃんスペシャル(TBS 2011年)
  • 激闘大家族スペシャル!大草原の小さな家(TBS 2011年)
  • 4時間まるごと!激闘大家族スペシャル(TBS 2011年)
  • 激闘大家族スペシャル!6男7女15人大家族 崖っぷちそば屋奮闘記(TBS 2012年)
  • SMAP GO!GO!(フジテレビ 2013年)
  • 全力応援!ソチオリンピック みんなでクイズ (NHK BS1 2014年)
  • 伝説のコンサート 西城秀樹デビュー50年スペシャル(NHK BSプレミアム / BS4K 2021年)[21]※豊嶋が声優を務める、『ちびまる子ちゃん』のさくらさきこが西城秀樹の大ファン、という繋がりもある。

舞台

  • 劇団岸野組公演 「万お仕事承ります お仕事の弐〜追憶お捜しします」(2009年5月 池袋芸術劇場) - お小夜 役
  • 劇団岸野組公演 「Basho 〜伊賀隠密、芭蕉と曾良の放浪記」(2012年10月 下北沢本多劇場) - お梗 役
  • 劇団岸野組公演 「好きだってぇのに」(2014年11月 俳優座) - 若緑 役
  • 朗読劇「秘密」(原作 東野圭吾) - 藻奈美役・直子役
  • 朗読劇 ボイスフェア「雪女」 - 雪女 役
  • 朗読劇 ボイスフェア「椿山課長の七日間」(原作 浅田次郎) - 蓮子役
  • 朗読劇「リンカーン」
  • 劇団すごろく公演「誘因」
  • 劇団すごろく公演「再びの・・」
  • 劇団大富豪第5回公演 「ETERNAL BLUE」(2008年9月25日 - 28日、浅草橋アドリブ小劇場)
  • 劇団大富豪第7回公演「流星」(2011年8月3日 - 7日、笹塚ファクトリー) - 竹中ミカ 役

その他コンテンツ

  • リーディングストーリー『東京星に、行こう』(ナオミ)
  • ベイシア電器店内ナレーション

ディスコグラフィ

  • シングル
    • 自分のいちばん
    • あなたがいるから
    • わたしはマチコ(テレビアニメ『まいっちんぐマチコ先生』主題歌のカバー)
    • Earthly Paradise
    • いつか瞳の奥の
    • Way to Love
    • アフリカ象の3回転ジャンプ
    • 真夜中においでよ(GIRLS BE)
  • 企画盤
    • 豊嶋真千子キャラクターショウ(2003年7月25日)

ライブコンサート・イベント

  • 青二プロダクション30周年記念公演「Voice Festival to 2000」(1999年10月2日・3日〈1日2公演・計4公演〉、中野サンプラザ[注 2]
  • Machiko Toyoshima Happy Birthday Live(2000年12月28日、下北沢CLUB251)
  • 豊嶋真千子25周年記念大感謝祭「にゃんこフェスティバル」(2021年6月27日〈1日2公演〉、新横浜NEW SIDE BEACH!!)[注 3]

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ エンドロールでは豊島真千子と表記されている。
  2. ^ ソロおよびSGガールズとして出演
  3. ^ 当初は2020年3月28日の開催を予定していたが、2019年コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の影響で延期された。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 豊嶋真千子”. 産経Web. 産業経済新聞社 (2000年9月19日). 2002年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
  2. ^ 2015年3月21日のツイート”. 2019年6月1日閲覧。
  3. ^ a b 真千子's Garden Cafe”. Yahoo!ジオシティーズ. 2018年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月1日閲覧。
  4. ^ a b 豊嶋 真千子”. タレントデータバンク. 2019年11月30日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g 豊嶋 真千子|株式会社青二プロダクション”. 2019年6月1日閲覧。
  6. ^ a b ダーリンが来た!”. 豊嶋真千子オフィシャルブログ「曲豆山鳥日記」 (2015年3月21日). 2015年3月21日閲覧。
  7. ^ 豊嶋真千子”. CDジャーナル. 2020年5月6日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 毎日新聞 ぐるっと首都圏 「母校をたずねる」”. 茨城県立竜ヶ崎第一高等学校 白幡同窓会 (2016年11月4日). 2016年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月9日閲覧。
  9. ^ machiko_toyoによるツイート” (2019年7月4日). 2019年11月18日閲覧。
  10. ^ 豊嶋真千子(とよしままちこ)の解説”. goo人名事典. 2019年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月10日閲覧。
  11. ^ 桑島法子”. CDジャーナル. 2020年5月6日閲覧。
  12. ^ BOYS BE… オリジナルサウンドトラック ~さよならは言わない~”. 駿河屋. 2019年11月18日閲覧。
  13. ^ GIRLS BE 解散コンサート「卒業します・GIRLS BE」(大阪)”. 2019年11月18日閲覧。
  14. ^ “『センチメンタルグラフティ』発売20周年に出演声優陣が立ち上がった! スペシャルイベント開催に向けたクラウドファンディングが本日開始”. ファミ通.com (KADOKAWA Game Linkage). (2018年10月11日). https://www.famitsu.com/news/201810/11165687.html 2024年12月21日閲覧。 
  15. ^ 「センチメンタルグラフィティ」20周年を記念して出演声優陣によるイベントが開催決定”. GAME Watch (2018年10月17日). 2024年12月21日閲覧。
  16. ^ a b 2代目『まる子』姉役に豊嶋真千子が決定 水谷優子さんバトン受け継ぎ「精一杯演じる」”. ORICON STYLE (2016年5月29日). 2016年6月1日閲覧。
  17. ^ 豊嶋真千子25周年記念大感謝祭『にゃんこフェスティバル』のゲストが発表”. seigura.com. 主婦の友インフォス (2020年1月24日). 2020年5月20日閲覧。
  18. ^ 『センチメンタルグラフティ』を復活させたのは、作品をピュアな形で愛し続けていた出演声優陣の熱意だった【豊嶋真千子、鈴木麻里子、満仲由紀子、鈴木麗子インタビュー】”. 電ファミニコゲーマー (2018年10月12日). 2019年11月18日閲覧。
  19. ^ くいな”. ONE PIECE.com. 2016年7月3日閲覧。
  20. ^ スタッフ&キャスト”. トランスフォーマー ギャラクシーフォース. テレビ愛知. 2023年4月9日閲覧。
  21. ^ 豊嶋真千子の、2021年9月28日付のツイート”. Twitter. 2021年10月11日閲覧。

外部リンク