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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/アイヌ語地名 20230111

選考終了日時:2023年1月24日 (火) 16:01 (UTC)

  • (自動推薦)2022年12月度の月間新記事賞受賞記事。--totti会話2023年1月10日 (火) 16:01 (UTC)[返信]
  • 賛成 まず初めに、すごく読みやすく、とても内容を理解しやすい記事だと思いました。各節の文章の重みづけや構成も申し分なく、異論も交えながら中立的に書かれており、良質な記事の基準に達していると思います。一人の内地在住者としては北海道のアイヌ語由来の地名は不思議に満ちていて、大変興味深く読ませていただき、由来や意味など理解が深まりました。あずきごはんさんとタクナワンさんの共作ともいえる良記事だと思います。--小石川人晃会話
  • コメント 内容的にとても面白いのですけれど、冒頭のところで、ロシアにもあると書いていながら、後は日本のアイヌ語地名についてだけ説明するというのが違和感があります。「日本のアイヌ語地名」という記事であればこれでよいのでしょうが。--Tam0031会話2023年1月12日 (木) 14:37 (UTC)[返信]
  • 返信 (Tam0031さん宛) 立項者です。コメントありがとうございます。ご指摘の点は私も気になっていて、興味もあるのですが、現在までに私がアクセス出来ている資料では、解説以下のトリビア的な内容にしかならないので、記述するのを見送っています。加えてとある資料を読んでの予感ですが、おそらく領土問題も含めた内容になると思います。そうするとWP:NPOVを満たすためロシア側の主張について触れた資料も必要になります。上手く日本語の資料が見つけ出せればいいのですが、ロシア語の資料が必要となると私には手が出せません。それゆえご指摘の点に私が対応するのは難しく、どなたか詳しい方が加筆していただければ、、、というのが正直なところです。なお、アイヌのアイデンティティを考えれば、日本・ロシアといった国単位で線引きするのはあまり宜しくないと思っています。--あずきごはん会話2023年1月13日 (金) 12:41 (UTC)[返信]
  • コメント 加筆したものとしてコメントさせていただきます。千島列島のそれぞれの島の名のアイヌ語解釈に関しては「千島列島」の項に表があるので、それに脚注を加筆して転載すれば当面は対応できるとも思われます。樺太方面の地名は、ただいまわたくしの手元に資料がございません。ですが調べれば加筆することは可能です。ただ、千島、樺太方面の地名は幕末の日露和親条約、明治初期の千島樺太交換条約日露戦争後のポーツマス条約という歴史的変遷で「アイヌ語表記」「ロシア語表記」「漢字表記」と変遷を繰り返しております。さらに昭和20年以降の樺太の戦い (1945年)以降、実質的にはソ連、ロシア統治領となるなど帰属問題も複雑になります。ですが、基本的にアイヌ文化圏は「千島全島」「樺太島の南半分」「北海道島」であり、1905年から1945年までの日本北部の領土(満州は除く)と一致します。先日発見した資料「近代樺太の地名選定と研究史」[1]dでは、日本統治下の樺太ではアイヌ語地名を率先的に生かし漢字の当て字をして選定したことも明記されております。そこで「樺太庁」が実質的に機能していた当時の地名として解説し、最後に「1945年以降、樺太はソ連、ロシアの統治下におかれ、日本統治時代の地名の大半はロシア式に変更された。だがポロナイ川ポロナイスクなど、日本、ロシア時代を経てもアイヌ語由来の地名が使用される例もある」などと書き添えればよいかと存じます。--タクナワン会話2023年1月14日 (土) 02:59 (UTC)[返信]
  • 返信 (タクナワンさん宛) コメントありがとうございます。タクナワンさんの手厚い加筆で本記事を月間賞を受賞するまで育てていただいたことに感謝いたします。いただいたご提案で、北方領土内のアイヌ語地名については見通しが付きそうに思えてきました。樺太については『樺太アイヌ語地名小辞典』や『アイヌ語地名資料集成』辺りでしょうか。私もすこし当たってみます。ただ、アイヌ語地名の分布範囲はタクナワンさんのご指摘よりも、もう少し広いと思います。たとえばhttps://wra5.blog.fc2.com/blog-entry-3519.htmlやhttp://www.hoppohm.org/book/dayori/dayori109-120/dayori_111.pdf(どちらのURLがjawpのスパムフィルターに引っかかりました。閲覧は自己責任でお願いします。)をみると、18世紀初頭までカムチャツカ半島でもアイヌの混住地域が広がっていて、地名も残されていたor残されているようです。--あずきごはん会話2023年1月14日 (土) 06:02 (UTC)[返信]
    取り急ぎ、千島列島のアイヌ語地名解について加筆させていただきました。--タクナワン会話2023年1月14日 (土) 13:21 (UTC)[返信]
  • コメント 冒頭部に「方言や文化・慣習の違いに起因する地方差も存在する」という記述がありますが、記事中に具体的な地方差の表れに関する記述が見受けられないことが気になりました。--Nux-vomica 1007会話2023年1月15日 (日) 15:21 (UTC)[返信]
  • 加筆を確認いたしました。樺太のアイヌ語地名についても加筆が予定されているということで、それを待ったのち賛成票を入れたいと考えています。
  • 「分類」節の「アイヌ語系地名」に関する記述についてですが、ここでいう「北海道外のアイヌ語」というのは千島・樺太(およびカムチャツカ半島)のアイヌ語地名を包含する概念なのでしょうか。そうでないならば、記述に工夫が必要だと思います。
  • 「語源」節の「日本語による記録と変化」項は、「日本とアイヌ語地名の歴史」節の下に置いた方が見通しがよいと思われますが、どうでしょうか。--Nux-vomica 1007会話2023年1月19日 (木) 10:51 (UTC)[返信]
  • 返信 (Nux-vomicaさん宛) コメントありがとうございます。「分類」節の「北海道外」は「本州」に改めました。なお、参照している資料の原文は「本州東北地方」ですが、本記事では東北以南についても触れているので「東北地方」の語は省きました。節の建て方についてですが、基本的にアイヌ語地名をアイヌ文化として捉えることを重視したいと思っています。「語源」節の「日本語による記録と変化」は、明治以降にアイヌ語地名がどの様に変容したかについての説明ですが、これもアイヌ文化であるという認識でいます。対して「日本とアイヌ語地名の歴史」節は、歴史的に日本がアイヌ語地名をどの様に認識してきたかを説明する節としています。もちろん重複する部分はありますが、できる限りアイヌ文化としての意味を強調したいという思いから現在の節立てにしています。節の名称が誤解を招いたのかもしれません。ご提案あれば節の名称変更で対応したく思います。--あずきごはん会話2023年1月19日 (木) 12:19 (UTC)[返信]
  • ご対応ありがとうございます。加筆修正を確認いたしましたので、同記事を良質な記事とすることに 賛成 いたします。
  • 節構成についての私の意見を述べます。あずきごはん様のおっしゃることも理解できるのですが、日本人によるアイヌ地名への当て字を、アイヌ文化の一環としてとらえるべきかについては、一定の留保が必要なのではないかと存じます。明治期以降のアイヌ語地名の変容は近代日本が北海道を開拓していくなかで、和人側の便宜のためにおこなったものであるという側面が強いからです。「語源」節は「日本語による記録と変化」項を除いては、ほとんどすべてがいわゆる狭義のアイヌ地名に関する記述です。私なら、この項を「日本とアイヌ語地名の歴史」節と一元化し、「アイヌによる土地の名づけの歴史」と「日本人によるアイヌ地名の記録・改変・研究の歴史」の記述を説として分けたいと考えます。とはいえこのあたりの体裁の問題は、編集者ごとの趣味としての側面が強いため、記事の編集に関わった皆様の考えを尊重いたします。--Nux-vomica 1007会話2023年1月20日 (金) 23:43 (UTC)[返信]

賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過。--Family27390会話2023年1月23日 (月) 15:28 (UTC)[返信]

脚注

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