コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

LMS コンパウンド4-4-0蒸気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
LMS コンパウンド4-4-0蒸気機関車
LMS 1115号 1925-1928 年頃
LMS 1115号 1925-1928 年頃
基本情報
運用者 ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道
イギリス国鉄
製造所 LMS クルー、ホーウィッチ工場
バルカン・ファウンドリー
ノース・ブリティッシュ・ロコモティブ
製造年 1924年 - 1932年
製造数 195両
運用終了 1961年
主要諸元
軸配置 4-4-0(2B)
軌間 1,435 mm
機関車重量 62.69 t
炭水車重量 41.9 - 42.4 t
先輪 1,080 mm
動輪径 2,057 mm
シリンダ数 3気筒(内部1気筒が高圧、外側2気筒が低圧)
シリンダ
(直径×行程)
483 mm × 711 mm(高圧)533 mm × 660 mm(低圧)
弁装置 スチーブンソン式
ボイラー圧力 1.38 MPa
引張力 100.75 kN
テンプレートを表示

LMS コンパウンド4-4-0蒸気機関車(LMS コンパウンド4-4-0じょうききかんしゃ)は、イギリスロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(LMS)が導入した蒸気機関車の1形式である。車輪配置 4-4-0(2B)の旅客用機関車で[1]1924年から1932年までに195両が製造された。

概要

[編集]

45両のミッドランド鉄道1000形蒸気機関車英語版に追加する形で製造された。両機はほとんど同一であった。最も明らかな違いは、駆動輪の直径がミッドランド機関車の7フィート0インチ(2.134 m)からLMSバージョンの6フィート9インチ(2.057 m)に縮小したことである。本形式は、LMSの出力分類で4Pを付与された。

LMSはミッドランド鉄道の番号を受け継いで1045から1199までを付番し、そのあとは数字を下げた900 - 939の車番とした。1948年の国有化の後、BRは40000を数字に追加したため、40900 - 40939および41045 - 41199となった[2]

脚注

[編集]
  1. ^ 4-4-0 Midland Compound express passenger locomotive N0.1000”. Srpsmuseum.org.uk (2012年3月7日). 2014年6月12日閲覧。
  2. ^ Monument Lane Shed - View of ex-LMS 4P 4-4-0 Compound No 40936 coupled to the experimental Stanier 3500 gallon tender”. Warwickshirerailways.com. 2014年6月12日閲覧。

出典

[編集]
  • Ian Allan ABC of British Railways Locomotives, 1948 Edition, part 3, pp 5–6
  • David Hunt, John Jennison and Bob Essery. LMS Locomotive Profiles No. 13: The Standard Compounds ISBN 978-1-905184-811
  • Rowledge, J.W.P. (1975). Engines of the LMS built 1923–51. Oxford: Oxford Publishing Company. ISBN 0-902888-59-5.

外部リンク

[編集]