IM-2
表示
この記事にはまだ開始されていない宇宙飛行計画が含まれています。 |
IM-2 | |
---|---|
Nova-Cの模型 | |
所属 | インテュイティブ・マシーンズ |
主製造業者 | インテュイティブ・マシーンズ |
公式ページ | https://www.intuitivemachines.com/lunar-services |
状態 | 計画 |
目的 | 月探査 |
観測対象 | 月 |
打上げ機 | ファルコン9 |
打上げ日時 | 2024年(予定) |
IM-2はアメリカの航空宇宙企業インテュイティブ・マシーンズが計画している月着陸ミッション。搭載されるドリルの名称から、PRIME-1と呼ばれることもある。またIM-2で使用される着陸機はインテュイティブ・マシーンズによってアテーナーと名付けられている[1]。IM-2はNASAの商業月面輸送サービス (CLPS) を担うミッションの一つであり[2]、インテュイティブ・マシーンズにとってはIM-1に次ぐ二番目の月着陸ミッションである[3]。
概要
[編集]2020年10月、NASAはCLPSを通してPRIME-1の月面への輸送をインテュイティブ・マシーンズに発注した[2]。インテュイティブ・マシーンズはIM-2ミッションでPRIME-1の他、ルイジアナ州立大学の放射線センサーTiger Eye 1[4]、そして自社で開発したμNova(マイクロノバ)というホッパーも月面へ輸送する[3]。また日本の民間企業ダイモンが開発した月面探査車YAOKIも搭載される[5][6]。IM-2にはインテュイティブ・マシーンズの月着陸機Nova-Cが使用される。この機体にはギリシャ神話の女神アテーナーに因み名前が付けられている。
着陸機
[編集]インテュイティブ・マシーンズによると、IM-2の着陸機Nova-CはIM-1で得られた教訓から通信、追尾、着陸システムに改良を加えている。また通信容量や通信の継続性を改善するため、アンテナ構成も変更される[7]。
脚注
[編集]- ^ @Int_Machines (2024年5月28日). "From ancient tales to modern space exploration, our IM-2 mission lander, Athena "Attie," is set to join Odysseus on the Moon". X(旧Twitter)より2024年7月2日閲覧。
- ^ a b “NASA Selects Intuitive Machines to Land Water-Measuring Payload on the Moon”. NASA (2020年10月17日). 2022年2月9日閲覧。
- ^ a b “Lunar Services”. Intuitive Machines. 2022年2月9日閲覧。
- ^ “Tiger Eye 1” (英語). ルイジアナ州立大学. 2024年2月14日閲覧。
- ^ 小林行雄 (2023年1月6日). “ダイモンの月面探査車「YAOKI」、米Intuitive Machinesと月輸送に関する契約を締結”. マイナビニュース. 2023年1月6日閲覧。
- ^ “Intuitive Machines Adds Commercial Lunar Rover to its Second Mission to the Moon” (英語). インテュイティブ・マシーンズ (2023年1月5日). 2023年2月27日閲覧。
- ^ “Intuitive Machines making upgrades to second lunar lander” (英語). SpaceNews (2024年5月14日). 2024年5月15日閲覧。