Hey Ho
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「Hey Ho」 | ||||
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SEKAI NO OWARI の シングル | ||||
初出アルバム『Lip』 | ||||
B面 | Error | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル、デジタル・ダウンロード | |||
ジャンル | J-POP、実験音楽、ギターポップ、ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | トイズファクトリー | |||
作詞 | Saori、Fukase | |||
作曲 | Nakajin | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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SEKAI NO OWARI シングル 年表 | ||||
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「Hey Ho」(ヘイ・ホー)は、2016年10月5日にトイズファクトリーより発売された、日本のバンド・SEKAI NO OWARIのメジャー10作目、通算12作目のシングル。
概要
[編集]- 前作「SOS/プレゼント」から約1年ぶりのシングル。
- ピースウィンズ・ジャパンとの共同活動によりメンバーが発足した動物殺処分ゼロプロジェクト『ブレーメン』の支援シングルとして発売され、今作から得られる収益は全て譲渡シェルターや譲渡スペースの建設などの支援に充当される[1]。
- ジャケットが異なる初回限定盤Aと初回限定盤B、2017年3月31日まで発売の期間限定盤の3形態で発売された。初回限定盤Aには特典として同年に敢行された『SEKAI NO OWARI 全国ツアー2016「The Dinner」』から「ANTI-HERO」「スターライトパレード」「Love the warz -rearranged-」「Never Ending World」「ピエロ」「スノーマジックファンタジー」「生物学的幻想曲」のライブ音源を収録したCDが、初回限定盤Bには特典として同ツアーから「Death Disco」「SOS」「深い森」「幻の命」「MAGIC」「RPG」「Dragon Night」のライブ音源を収録したがCDが同梱された[2]。
- 表題曲で『第58回日本レコード大賞』編曲賞を受賞した[3]。また、今作で『第67回NHK紅白歌合戦』に出場、船を模したセットで「RPG」の冒頭を取り入れたバージョン「Hey Ho from RPG」として披露された[4][5]。
収録曲
[編集]- Hey Ho [5:01]
- 作詞:Saori、Fukase
作曲:Nakajin
編曲:SEKAI NO OWARI - 「スターライトパレード」以来8作ぶりに共同アレンジャーを迎えないで制作された[注 1][注 2]。
- 3拍子の曲調でケルト音楽のジグを取り入れており、動物殺処分ゼロプロジェクト『ブレーメン』の支援シングルということで、歌詞のメッセージ性が強い暗いテーマを中和できるくらい明るく楽しい楽曲を意識して制作された。特にイントロには気を使い、Nakajin曰く「イントロのフィドルで異世界に連れていくような感じを出したかった」という[6]。
- 歌詞は最初にFukaseが書いたが、それに対しSaoriが否定したため、Saoriが先に書いたところ、その歌詞にFukaseが刺激を受けて海のイメージが浮かび、サビの「Stormy Seas」というフレーズが生まれた。そしてSaoriが「嵐の海を渡っていく」というフレーズに書き直したことで、Fukaseは楽曲を「RPG」の続編と解釈したという[7]。
- ミュージック・ビデオはこれまでのシングル表題曲の監督を務めた田向潤による作品。メンバー発案による架空のレコーディング風景をテーマに撮影され、森を舞台にウサギ、オウム、ブタ、バク、サルの楽器隊やオオカミに扮した子供たちが登場する絵本を意識した映像となっている[8]。
- 作詞:Saori、Fukase
- Error [3:30]
- Death Disco -remixed by melodysheep- [4:20]
- 作詞:Fukase
作曲:Nakajin、Fukase
リミックス:Melodysheep - 1st配信デジタルシングルのリミックスバージョン。
- 作詞:Fukase
参加ミュージシャン
[編集]- SEKAI NO OWARI
- SEKAI NO OWARI:Backing Vocal & Clap (#1)
- Fukase:Vocal (#1,2)、Backing Vocal (#2)
- Nakajin:Acoustic Guitar & Programming (#1,2)、Percussion & Mandolin & Banjo & Bouzouki (#1)、Electric Guitar & Synthesizer (#2)
- Saori:Piano (#1,2)、Accordion (#1)
- DJ LOVE:DJ
- Additional Musician
- マイク・モーリトン:Drums (#1)
- マーリン・ケリー:Bass (#1)
- 佐藤帆乃佳:Fiddle (#1)
- 川上鉄平:Trumpet (#1)
- Tynice Brooks:Chorus (#1)
- ルツ・ウィリアムズ:Chorus (#1)
- lsaiah Brooks:Chorus (#1)
- Curtis L Griffin Jr.:Chorus (#1)
- 安井敬:Tin Whistle (#1)
収録アルバム
[編集]- Lip (#1,2)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「眠り姫」にはCHRYSANTHEMUM BRIDGEの保本真吾が補編曲で参加しているため割愛。
- ^ 配信デジタルシングル「Death Disco」を含むと9作ぶり。
出典
[編集]- ^ “SEKAI NO OWARIが動物殺処分ゼロプロジェクト始動、支援シングル&ライブ決定”. 音楽ナタリー. 2020年1月23日閲覧。
- ^ a b “SEKAI NO OWARIが3形態3様の新作アートワーク公開、収録曲詳細も”. 音楽ナタリー. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “レコ大に宇多田、いきもの、AAAらノミネート!ピコ太郎とRADIO FISHも各賞受賞”. 音楽ナタリー. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “トップバッターは関ジャニ∞でトリは嵐!「紅白歌合戦」曲順明らかに”. 音楽ナタリー. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “紅白リハで三代目、欅坂46らパフォーマンス&山内恵介と乃木坂コラボも”. 音楽ナタリー. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “ジグって何?~Nakajinが語る「Hey Ho」サウンドの秘密”. 読売新聞オンライン. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “【SEKAI NO OWARIインタビュー】社会問題を歌う方法論「僕らにとって、自分たちがどう思うかを考えるタイミングは曲作り」”. ORICON NEWS. 2020年1月23日閲覧。
- ^ “SEKAI NO OWARI、絵本のような「Hey Ho」MV公開”. 音楽ナタリー. 2020年1月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- YouTube
- SEKAI NO OWARI「Hey Ho」 - YouTube (SEKAI NO OWARI)
- SEKAI NO OWARI「謎のDVD for Hey Ho」トレーラー - YouTube (SEKAI NO OWARI)