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Google リーダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Googleリーダー
開発元 Google
プラットフォーム 各種ウェブブラウザ
種別 フィードリーダー
公式サイト www.google.com/reader ウィキデータを編集
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Google リーダー(グーグル リーダー、Google Reader)はGoogleが無料提供していたWebベースのフィードリーダー。オンラインまたはオフラインでAtomおよびRSSフィードを読むことができる。 事前の予告通り2013年7月1日にサービスは終了した[1]

歴史

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  • 2005年10月7日 - Google Labs を通してベータ版をリリース
  • 2007年9月17日 - 正式リリース[2]
  • 2013年3月13日 - サービス終了が発表される
  • 2013年7月1日(現地時間) - サービス終了

特徴

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インタフェース

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リーダーのインタフェースは2006年9月28日に大きく変わった。Robert Scoble のインタビューによると、プロダクトマネージャ Nick Baum がこの再設計を開始したのは、ニュースアグリゲーションが娯楽として一般化してきている現状を捉えたものだった[3]。新たなGoogleリーダーの設計者 Kevin Fox は、以前のバージョンはニュースの「流れ」を読むことに最適化されていたという。新たなバージョンでは、利用者がフィードやグループやタグで読み物を分類したり、「必読」や「時間があれば読む」などと分類できるように考慮している[4]

現在のGoogleリーダーの機能や特徴を以下に列挙する。

  • フロントページで新アイテムをざっと見ることができる。
  • 登録リストをOPMLファイルでインポート/エクスポートできる。
  • 主要機能にキーボードショートカットがある。
  • リスト表示と全文表示を選択できる
  • スクロールするだけで項目を読んだことにできる(全文表示の場合)
  • 登録以降の全更新を対象とした、全フィード検索[5]

編成

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ユーザーはGoogleリーダーの検索機能を使ってフィードを登録することもできるが、RSS/Atomフィードの正確なURLを入力することで登録することもできる。それらフィードの新たなポストは画面の左側に表示される。そのリストからフィードを選択すると項目が右側に表示される(リスト表示か全文表示)。各項目はタグを付けて分類できるし、スターをつければ容易にアクセスできるようになる。

共有

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Googleリーダーの項目は他のユーザーと共有できる。以前は電子メールで一項目のリンクを送るか、共有項目をまとめたページを作ってそのリンクを送ることで共有を実現していた。2007年12月、Googleは共有ポリシーを転換し、ユーザーが共有とマークした項目は自動的に Google Talk の連絡先にあるユーザーから見えるようになった[6]。共有先に選択の余地がなくなったため、この変更は一部ユーザーから批判されている[7]。元々、ユーザーの共有項目のページのURLにはランダムな文字列が含まれており、Googleはそれによって特定の人とだけ共有できるのだと言っていた。

オフラインアクセス

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GoogleリーダーはGearsを初めて使ったアプリケーションである。Gearsはブラウザ拡張機能であり、オンラインのアプリケーションをオフラインでも動作可能にする。この拡張機能をインストールしておけば、2000項目までダウンロードしておき、オフラインでそれらを読むことができた。オンラインに戻ったとき、Googleリーダーがフィードの状態を更新する。

モバイルアクセス

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2006年5月18日、携帯用インタフェースがリリースされた[8]XHTMLまたはWAP 2.0をサポートした機器で使うことができる。2008年5月12日、GoogleはiPhoneユーザーを対象とした新たなバージョンのGoogleリーダーを発表した。そちらのインタフェースにはこちらからアクセスできる[9]

iGoogle

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2006年5月4日、GoogleはリーダーにあるフィードをiGoogle(以前は Google Personalized Homepage と称していた)に表示させる機能をリリースした[10]

Firefoxとの連携

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GoogleリーダーはMozilla Firefoxのフィード認識(バージョン2.0以降)に含まれており、自動的にGoogleリーダーの「登録フィードを追加」画面にリダイレクトされる。

Wii版

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2007年5月8日、GoogleはWiiのウェブブラウザ向けにフォーマットしたインタフェースを作った(こちら)。

対応ウェブブラウザ

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Googleリーダーを利用するには、無料のGoogleアカウントのほかに以下のウェブブラウザを必要とする。

いずれの場合もJavaScriptを有効に設定しておかないとGoogleリーダーを使えない。

問題点

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次のような問題点が指摘されている[11]

  • フィードが更新されてから数時間(場合によっては数日)経たないと更新を認識しない。
  • パスワード保護されたフィードにアクセスできない。
  • 同じフィードを重複して登録しても警告されない。

脚注

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  1. ^ "A final farewell"2013年7月2日。
  2. ^ "Breaking up isn't hard to do" Official Google Reader Blog、2007年9月17日
  3. ^ "Meet the Google Reader Team" Classic ScobleShow、2006年11月1日
  4. ^ Lenssen, Philipp. “Kevin Fox of Gmail & FriendFeed on User Experience Design - Google Blogoscoped”. blogoscoped.com. 2009年5月29日閲覧。
  5. ^ : "We found it!" Official Google Reader Blog、2007年9月5日
  6. ^ Chrix Finne (December 14, 2007). “Reader and Talk are friends!”. Google Reader Blog. 2009年7月28日閲覧。
  7. ^ New Feature: Sharing with Friends”. Google Reader Help (December 14, 2007). 2007年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月28日閲覧。
  8. ^ "You can now use Google Reader from your phone." Official Google Reader Blog、2006年5月18日
  9. ^ "Brand new Google Reader for iPhone" Official Google Reader Blog、2008年5月12日
  10. ^ "There's some Reader in my Homepage!" Official Google Reader Blog、2006年5月4日
  11. ^ "9 Ways to Improve Google Reader"

外部リンク

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