G3ライヴ
『G3ライヴ』 | |||||
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ジョー・サトリアーニ、エリック・ジョンソン、スティーヴ・ヴァイ の ライブ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | 1996年10月30日 - 11月2日 オハイオ州コロンバス メモリアル・オーディトリアム、ミシガン州オーバーンヒルズ ザ・パレス・オブ・オーバーンヒルズ、イリノイ州シカゴ アラゴン・ボールルーム、ミネソタ州ミネアポリス ノースロップ・オーディトリアム[2] | ||||
ジャンル | ハードロック、インストゥルメンタル・ロック | ||||
時間 | |||||
レーベル | エピック・レコード | ||||
プロデュース | マイク・フレイザー | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
チャート最高順位 | |||||
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ジョー・サトリアーニ アルバム 年表 | |||||
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エリック・ジョンソン 年表 | |||||
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スティーヴ・ヴァイ 年表 | |||||
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『G3ライヴ』(原題:G3 - Live in Concert)は、アメリカ合衆国のギタリスト、ジョー・サトリアーニ、エリック・ジョンソン、スティーヴ・ヴァイが連名で1996年に録音・1997年に発表したライブ・アルバム。
背景
[編集]サトリアーニが企画し、ジョンソンとヴァイを迎えたパッケージ・ツアー「G3」の模様を収録した作品である。ツアー自体は、1996年10月11日から11月2日にかけて合計17公演が行われ、一部の公演にはケニー・ウェイン・シェパードもゲスト参加した[9]。実際のツアーでは、CDの曲順とは異なりヴァイ、ジョンソン、サトリアーニの順に出演した[10]。
各公演とも、3人全員が集まっての「ゴーイング・ダウン」(フレディ・キングやジェフ・ベックの演奏で知られる曲のカヴァー)、「マイ・ギター・ウォンツ・トゥ・キル・ユア・ママ」(フランク・ザッパのカヴァー)、「レッド・ハウス」(ジミ・ヘンドリックスのカヴァー)のジャムがフィーチャーされており[9]、本作では、これら3曲はいずれも11月1日のシカゴ公演の録音が使用された[10]。
同時期に発売された映像作品は、11月2日のミネアポリス公演の模様を収録しており、ジョンソンのパートはCDと異なり「イントロ・ソング」、「マンハッタン」、「SRV」の3曲が選ばれた[11]。
反響・評価
[編集]3名の母国アメリカのBillboard 200では、最高108位を記録した[8]。一方、フランスのアルバム・チャートでは初登場20位となり、3週連続でトップ50入りするヒットとなった[3]。
Heather Pharesはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「初共演を果たしたスーパースター・ギタリスト達が、サトリアーニの"Flying in a Blue Dream"、ジョンソンの"Zap"、ヴァイの"The Attitude Song"を含む個々の代表曲を演奏している」「3人がフィナーレで演奏した3曲"Going Down"、"My Guitar Wants to Kill Your Mama"、"Red House"では、テクニック、演出力、友情が一体となって精力的かつ面白味のあるパフォーマンスに結実しており、彼らのファン全員が楽しめるだろう」と評している[12]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「ヴァイのド派手なロック奏法、サトリアーニとジョンソンのエモーショナルなプレイを各フィーチャー。ただ、結構単調なので通しで聴くと少々辛い」と評されている[1]。
収録曲
[編集]ジョー・サトリアーニ
[編集]- クール#9 - Cool №9 (Joe Satriani) - 6:46
- フライング・イン・ア・ブルー・ドリーム - Flying in a Blue Dream (J. Satriani) - 5:59
- サマー・ソング - Summer Song (J. Satriani) - 6:29
エリック・ジョンソン
[編集]- ザップ - Zap (Eric Johnson) - 6:06
- マンハッタン - Manhattan (E. Johnson) - 5:16
- キャメルズ・ナイト・アウト - Camel's Night Out (Kyle Brock, Mark Younger-Smith) - 5:56
スティーヴ・ヴァイ
[編集]- アンサーズ - Answers (Steve Vai) - 6:58
- ラヴ・オブ・ザ・ゴッド - For the Love of God (S. Vai) - 7:46
- アティテュード・ソング - The Attitude Song (S. Vai) - 5:15
ジョー・サトリアーニ、エリック・ジョンソン、スティーヴ・ヴァイ
[編集]- ゴーイング・ダウン - Going Down (Don Nix) - 5:47
- マイ・ギター・ウォンツ・トゥ・キル・ユア・ママ - My Guitar Wants to Kill Your Mama (Frank Zappa) - 5:21
- レッド・ハウス - Red House (Jimi Hendrix) - 9:12
参加ミュージシャン
[編集]- ジョー・サトリアーニ - ギター(on #1 - #3, #10 - #12)、ボーカル(on #10)
- スチュアート・ハム - ベース(on #1 - #3, #10 - #12)
- ジェフ・キャンピテリ - ドラムス(on #1 - #3, #10 - #12)
- エリック・ジョンソン - ギター(on #4 - #6, #10 - #12)、ボーカル(on #12)
- スティーヴン・バーバー - キーボード(on #4 - #6)
- ロスコー・ベック - ベース(on #4 - #6)
- ブラネン・テンプル - ドラムス(on #4 - #6)
- スティーヴ・ヴァイ - ギター(on #7 - #12)
- マイク・ケネリー - ギター(on #7 - #9)、キーボード(on #7 - #9)、ボーカル(on #11)
- フィリップ・バイノ - ベース(on #7 - #9)
- マイク・マンジーニ - ドラムス(on #7 - #9)
脚注
[編集]- ^ a b “G3 (ジョー・サトリアーニ、エリック・ジョンソン、スティーヴ・ヴァイ)/G3ライヴ”. CDJournal. 音楽出版社. 2021年1月3日閲覧。
- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b lescharts.com - Joe Satriani, Eric Johnson, Steve Vai - G3 - Live In Concert
- ^ finnishcharts.com - Joe Satriani, Eric Johnson, Steve Vai - G3 - Live In Concert
- ^ Joe Satriani, Eric Johnson, Steve Vai - G3 - Live In Concert - dutchcharts.nl
- ^ JOE SATRIANI | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ a b “Joe Satriani - Awards”. AllMusic. 2015年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月3日閲覧。
- ^ a b “G3 Tour: 1996”. satriani.com. 2021年1月3日閲覧。
- ^ a b 日本盤CD (SRCS-8355)ライナーノーツ(冨永弘、1997年4月22日)
- ^ G3, Joe Satriani, Eric Johnson, Steve Vai - G3 Live In Concert (1997, VHS) | Discogs
- ^ Phares, Heather. “G3: Live in Concert - Eric Johnson, Joe Satriani, Steve Vai”. AllMusic. 2021年1月3日閲覧。