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ENERGY (CHAGE and ASKAのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
CHAGE and ASKA > ENERGY
『ENERGY』
チャゲ&飛鳥スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポップ
時間
レーベル ポニーキャニオン AARD-VARK(1988年・1989年盤・1990年盤・1993年盤)
東芝EMI(1999年盤)
ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤・2009年盤)
プロデュース CHAGE&ASUKA
GO YAMAZATO
チャート最高順位
チャゲ&飛鳥 アルバム 年表
オリジナルカラオケ
(1988年)
ENERGY
(1988年)
PRIDE
1989年
『ENERGY』収録のシングル
  1. Trip
    リリース: 1988年10月5日[注 1]
テンプレートを表示

ENERGY』(エナジー)は、チャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)の11作目のオリジナル・アルバムで、本作の4曲目の楽曲名である。1988年11月21日に発売された。発売元はポニーキャニオン

1989年3月21日にはGOLD CD1990年7月21日1999年12月16日2001年7月18日はCD、1993年12月17日はAPO-CD、2009年10月21日SHM-CDで再発売された。

背景・リリース

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前作『RHAPSODY』からおよそ8か月で発売された[2][3]

2009年10月21日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。

制作

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前作『RHAPSODY』を制作する際にロンドンに渡ってレコーディングを行う予定であったが断念する結果となったため、本作からロンドンでレコーディングを行う予定であったが、ソロ活動やツアーの準備、楽曲提供などで多忙となったためにロンドン・レコーディングの準備が出来ず延期となった[4][5][注 2][注 3]。そのため、ロンドンからミュージシャンやエンジニアを日本に呼んでレコーディングを行う方式に変更した[5]

レコーディングは、飛鳥(現:ASKA)が知人と出資して設立したスタジオ『BURNISH STONE』で初めて行なわれた[5]

招いたミュージシャン達は譜面が読めなかったため、デモテープを聴かせながらアイディアを出していくという手法でレコーディングが進められた[5]

収録曲

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一覧

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#タイトル作詞作曲編曲時間
1.ripple ringCHAGE&ASUKACHAGE十川知司
2.Trip飛鳥涼飛鳥涼十川知司
3.赤いベッド澤地隆CHAGE国吉良一
4.Energy飛鳥涼飛鳥涼瀬尾一三
5.Rainy Night澤地隆CHAGE国吉良一
6.東京Doll澤地隆CHAGE国吉良一
7.Love Affair飛鳥涼飛鳥涼国吉良一
8.夢のあとさき澤地隆CHAGE瀬尾一三
9.迷宮のReplicant飛鳥涼飛鳥涼十川知司
10.Far Away飛鳥涼飛鳥涼瀬尾一三
合計時間:

楽曲解説

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  1. ripple ring
    1988年5月21日に発売されたシングル「ラプソディ」のカップリング曲。
    特に表記は無いが、アルバム・バージョンとなっており、シングル収録時よりも演奏時間が長くなっている。
    1990年に発売されたバラッドアルバム『THE STORY of BALLAD』にもこのバージョンで収録されている。
  2. Trip
    1988年10月5日発売のシングル曲。
    曲の最後にテンポ・チェンジして新たなパートが追加されており、シングル収録時より演奏時間が長くなっている。
  3. 赤いベッド
    1994年に発売された2枚組アルバム『Yin&Yang』にも収録されている。
  4. Energy
    TBS情報番組朝のホットライン』エンディングソング[注 4]
    アルバム『Yin&Yang』にも収録されている。
  5. Rainy Night
  6. 東京Doll
    ロンドンからやってきたミュージシャンをヒントに制作された楽曲[5]
    1999年に台湾で発売されたベスト・アルバム倆角形 Duet Angle 20th anniversary』CHAGE SIDEにも収録されている。
  7. Love Affair
    清水宏次朗に提供したシングル曲をセルフカバーした楽曲。
    アルバム『Yin&Yang』にも収録されている。
  8. 夢のあとさき
  9. 迷宮のReplicant
    アルバム『THE STORY of BALLAD』にも収録されている。
  10. Far Away
    アルバム『THE STORY of BALLAD』にも収録されている。
    2010年に飛鳥がアルバム『君の知らない君の歌』でセルフカバーしている。

参加ミュージシャン

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脚注

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注釈

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  1. ^ シングルジャケットには、1988年10月5日と記載されているが、永らく公式サイトや『別冊カドカワ 完全保存版430ページ CHAGE&ASKA』[1]、当時のアルバムに付属されていたディスコグラフィには10月25日と記載されていた。
  2. ^ 1987年に光GENJIへ楽曲提供を行っており、デビューシングル「STAR LIGHT」はASKAが作詞、CHAGE and ASKAとして作曲を担当した。2枚目シングル「ガラスの十代」、3枚目シングル「パラダイス銀河」はASKAが作詞作曲の両方を担当した[5]
  3. ^ 1989年の年末にASKAはロンドンへ拠点を移し、Chageも1990年春にロンドンでASKAと合流している。そこから2か月間、ロンドンで制作を行い同年8月にアルバム『SEE YA』が発売されている[6]
  4. ^ インストゥルメンタルとして使用されている。インストゥルメンタル版はTHE ALPHAが演奏担当。

出典

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  1. ^ 別冊カドカワ 完全保存版430ページ CHAGE&ASKA『大事なものは変わっていく』」『C&A自身による全アルバム解説&完全ヒストリー前編』、角川書店、2000年1月、383頁。 
  2. ^ ALBUM|DISCOGRAPHY CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年5月25日閲覧。
  3. ^ ALBUM(2ページ目)|DISCOGRAPHY CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年5月25日閲覧。
  4. ^ 『RHAPSODY』 CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年6月12日閲覧。
  5. ^ a b c d e f CHAGE&ASKA 倫敦に行かず、倫敦を“呼び寄せ”完成した『ENERGY』 WHAT's IN? tokyo 2019年2月15日配信, 2021年6月14日閲覧。
  6. ^ CHAGE&ASKA 音楽の“本籍地”をロンドンに移し、過去を払拭させた『SEE YA』 WHAT's IN? tokyo 2019年3月8日配信, 2021年6月3日閲覧

参考文献

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  • PRIDE II 〜10年の複雑〜 (八曜社、1989年10月10日発行) ISBN 4827000964

外部リンク

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  • ENERGY - CHAGE and ASKA Official Web Site