Apple Studio Display
発売開始年 |
1998年3月17日 2022モデル 2022年3月8日 〜2004年6月1日 |
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会社名 | Apple |
生産状況 | 発売中 |
Apple Studio Display(アップル・スタジオ・ディスプレイ)は、Appleデザインによるディスプレイである。2004年に一度終了した製品名であったが、2022年3月から新型が発売されている[1][2]。
Studio Display(1999)
[編集]1990年代に発売されたAppleVisionの後継モデルとして1999年1月5日にMACWORLD Expo/San Franciscoにて、発表された[3]。 最初期はPower Macintosh G3 (Blue & White)と統一された青と白のスケルトンデザインで初代iMacと類似したブラウン管(CRT)モデルが存在し、液晶(LCD)版でも同じデザインのものが発売された。
同年9月1日にApple Cinema Displayが発売されたことで、以降のモデルでは20インチ未満のLCDモデルで使われるようになる。
特徴は、アスペクト比が4:3であることと、CRTモデルとLCDモデルの2種類のモデルがラインナップとして用意された点である。
CRTモデルは画像や映像などの色情報を扱う分野に、LCDモデルは事務業務や省スペース設置に向いた仕様となっている。
Studio Display(2022)
[編集]2022年3月8日のApple Eventにて、Mac Studioと同時に新型のStudio Displayが発表された[4][1]。
Apple A13 Bionicを搭載し、ビデオカメラと3つのマイクアレイ、空間オーディオ対応のスピーカを内蔵した27インチ5K液晶ディスプレイである[4][2][5]。
接続端子はUSB-C端子×4口であり、うち1口はThunderbolt 3での接続に対応。対応する本体はThunderbolt 3を搭載したMacおよび、USB-Cを搭載したiPad Pro、iPad Air(第5世代)である[6]。
- 仕様
Model | Studio Display |
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初期出荷ファームウェア | Studio Displayファームウェア 15.3[7] |
バックライト | LEDバックライト |
発表日 | 2022年3月8日 |
発売日 | 2022年3月18日 |
製品型番 | MK0U3J/A, MK0Q3J/A, MMYQ3J/A, MMYV3J/A, MMYW3J/A, MMYX3J/A |
画面 | 27 インチ, TFT IPS LCD, 光沢(反射防止コーティング)もしくはNano-textureガラススクリーン, 解像度5K (5120 x 2880) , True Toneテクノロジー |
16:9 | |
ピクセル密度 | 218ドット/インチ |
応答速度 | ?? |
リフレッシュレート | 60Hz[8] |
色空間、色深度 | DCI-P3, 10ビットカラー |
コントラスト比 | TBD |
輝度 | 600ニット |
視野角 | TBD |
オーディオ |
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カメラ |
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電源 | 最大30.7W(ホスト充電を行わない、本体のみの場合), 100-240V AC@50–60 Hz |
素材 | アルミ合金筐体、ガラス画面 |
ケーブル/コネクタ | Cables
拡張コネクタ
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スタンド |
オプション
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サイズ | 高さ:47.8cm 幅:62.3cm 奥行き:16.8cm
高さ(最低位置):47.9cm(最高位置):58.3cm 幅:62.3cm 奥行き:20.7cm(傾きと高さを調整できるスタンドモデル) 高さ:36.2cm 幅:62.3cm 奥行き:3.1cm(VESAマウントモデル) |
重量 | 6.3kg、傾きと高さを調整できるスタンドモデル 7.7kg、VESAマウントモデル 5.5kg |
外部リンク
[編集]- Apple Studio Display (2022) - 2022年3月8日、Mac Studio (2022)と共に発表された27インチ5K液晶ディスプレイ[4]。
- Apple Studio Display LCD (ADC) - 2000年7月21日、Power Mac G4 Cubeと共に発表された15インチの液晶ディスプレイ[9]。
- Apple Studio Display (17-inch) - ADC接続の液晶ディスプレイ。
- Apple Studio Display (17-inch, ADC) - 2001年5月22日発表[10]、ADC接続で唯一のCRTディスプレイ。中身が完全に見える透明の筐体が特徴[9]。
- Apple Studio Display DVI (15" flat panel)
- Apple Studio Display (17-inch CRT, 16-inch VIS) - Power Macintosh G3 (Blue & White)と合わせ1999年1月に発売された[11]。Power Mac G4発売時にグラファイトカラーに変更される[12]。
- Apple Studio Display 15-inch LCD (rev.B) - VGA端子で接続するLCD。rev.Aから、Power Macintosh G3 (Blue & White)と筐体色を合わせマイナーチェンジとして1999年1月に発売された。
- Apple Studio Display 21 - トリニトロンを採用した重さ35 kgの大型CRTディスプレイ。Power Macintosh G3 (Blue & White)と合わせ発表された[11]。Power Mac G4発売時にグラファイトカラーに変更される[12]。
参考
[編集]- ^ a b 株式会社インプレス (2022年3月9日). “Apple新製品をおさらい。M1 Ultra搭載Mac Studioや新型iPad Airが登場”. PC Watch. 2022年3月9日閲覧。
- ^ a b 株式会社インプレス (2022年3月9日). “iPhone 11と同じA13チップを搭載する5K液晶「Studio Display」”. PC Watch. 2022年3月9日閲覧。
- ^ “MACWORLD Expo/San Francisco基調講演・写真速報”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月3日閲覧。
- ^ a b c “Apple、まったく新しいMac StudioとStudio Displayを発表”. Apple Newsroom (日本). 2022年3月9日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2022年3月9日). “Apple、27型5Kのクリエイター向け「Studio Display」”. AV Watch. 2022年3月9日閲覧。
- ^ “Studio Display - 仕様”. Apple(日本). 2022年3月9日閲覧。
- ^ 発売日に15.4がリリースされアップデートが提供された https://support.apple.com/ja-jp/HT213110
- ^ “Apple Studio Display: Everything We Know” (英語). MacRumors. 2022年12月17日閲覧。
- ^ a b “アップル、新型Macintoshを国内でも発売”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月3日閲覧。
- ^ “アップル、ディスプレイ製品ラインナップを液晶に統一”. pc.watch.impress.co.jp. 2019年11月3日閲覧。
- ^ a b “アップル、新G3シリーズを国内発表”. pc.watch.impress.co.jp. 2022年3月11日閲覧。
- ^ a b “SEYBOLD SEMINARS SF 展示会場レポート第1弾”. pc.watch.impress.co.jp. 2022年3月11日閲覧。 “CRTモニタの従来製品、17インチと21インチ(日本では未発売)のApple Studio Displayも、PowerMac G4と同様のgraphiteカラーに変更されて出荷が続けられる”