コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ANZEN漫才

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ANZEN漫才
メンバー みやぞん
あらぽん
結成年 2009年
解散年 2024年
事務所 浅井企画
活動時期 2009年 - 2024年
師匠 どぶろっく
出身 事務所直入
出会い 第二本木保育園[1]
現在の活動状況 ライブ、テレビ
芸種 漫談モノマネ、歌ネタ、毒舌漫才
ネタ作成者 あらぽん
同期 お見送り芸人しんいち
あばれる君など
公式サイト ANZEN漫才 公式プロフィール - ウェイバックマシン(2024年1月4日アーカイブ分)
受賞歴
『登猿門』グランドチャンピオン大会(2015年6月24日)優勝
日本テレビPON!』お笑い数うちゃPON! 2015年8月月間チャンピオン
フジテレビものまね王座決定戦』決勝7位(2016年)
テンプレートを表示
ANZEN漫才
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年 -
登録者数 3,530人
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年11月12日時点。
テンプレートを表示
あらぽん
YouTube
チャンネル
活動期間 2019年 -
登録者数 7,410人
総再生回数 785,810回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年11月12日時点。
テンプレートを表示

ANZEN漫才(あんぜんまんざい)は、かつて浅井企画に所属していたお笑いコンビ[2]

メンバー

[編集]
みやぞん(1985年4月25日 - )(39歳)
ボケ担当。立ち位置は向かって左。
あらぽん(1985年10月13日 - )(39歳)
ツッコミ担当。立ち位置は向かって右。

来歴

[編集]

みやぞんとあらぽんは共に足立区生まれで、保育園に通っていた1歳の時からの幼馴染である[11][12]カセットテープに自分たちのラジオ番組を録音したり、とんねるずダウンタウンを真似して遊んだりする仲だった[13]

中学卒業時、あらぽんがみやぞんを誘って「mix」(ミックス)という名前のコンビを結成し[13]、お笑いの活動をしていた[4]

二人が2004年に高校を卒業した3か月後から約5年間、ライブハウスにおいて、バンドのライブの前説チューニングなどの合間に、漫才などのネタを披露していた[4]

ANZEN漫才としてデビューする前の2007年には、世話になっていた夢麻呂のすすめで俳優のオーディションも受けており、月9ドラマ『プロポーズ大作戦』(フジテレビ)に、野球部員役として山下智久らと共演。二人にとって、これがテレビ初出演だった[12]。なお、みやぞんはこの時は山下の顔を知らず、自分たちと同じエキストラだと思い込んで「頑張ろうな」と馴れ馴れしく声を掛けてしまったが、山下から怒ることなく「ありがとね」と返されたという。その後みやぞんはこのドラマを見て、この時に山下が主演であったことを知って驚いたという[14]

2009年11月、プロとしてコンビ結成[2]。なお、授業料が高いという理由でお笑い養成所には通っていなかった[4]。みやぞんの知り合いを通じてウド鈴木に会ったことをきっかけに、ウドと同じ事務所に所属したいと浅井企画を目指し、所属を果たす[13]

2013年、二人の出身地である足立区について、治安の悪さなどのあるあるネタを題材にした楽曲「足立区の歌」[11]を自主制作。足立区CMグランプリにて、ユーモア賞、ハートフル賞を足立区長より受賞した[2]

2013年から毎年、足立区パフォーマンスフェスタ『Oh!上手ですね』を主催していた[2]

歌ネタ王決定戦』(毎日放送)では、2013年(第1回)と2015年(第3回)にそれぞれ準決勝まで進出[15][16]

2015年6月24日に行われたお笑いバトルライブ『登猿門 グランドチャンピオン大会』で優勝[17]

2023年12月5日、2024年3月末にコンビを解散すること、それに先立って2023年12月31日でみやぞんが浅井企画から退所することを発表した[18]

若手時代のコンビ仲は良好であったが、みやぞんが売れるにつれて経済格差・コンビ格差が浮き彫りになり、これが解散の主要因となった。

コンビ解散後、みやぞんはフリーでピン芸人、あらぽんは事務所に残りピン芸人として活動を継続している。

芸風

[編集]

「漫才」とコンビ名にあるが、コント、歌ネタ、物真似が多い。歌ネタは「足立区あるある」などのネタを多く行っている。歌ネタの際は主に、みやぞんがギター弾き語り、あらぽんがラップを担当する[19]どぶろっくからは「雰囲気はヤンチャだが、ネタは結構キュート」と評されている[20]。最初は台本で一字一句決められた通りに演じていたが、「間違えてもいいから楽しくやろう」とアドリブを交えて演じ始めたところ好評だったため、以後このスタイルを続けている[13]。 どぶろっくの弟子としても活動している[2]

主な歌ネタ

[編集]
  • 兄貴が怒るぞ!
  • 明日からシャバダバダ
  • かならず選挙に行く

物真似も行っており、以下のレパートリーがある。あらぽんは「マニアックものまね[2]」も得意としている。

出演

[編集]

テレビ

[編集]

過去の出演番組

[編集]

ラジオ

[編集]

ネットテレビ

[編集]
  • どす恋ミュージカル(dTV
  • ANZEN漫才の21時のれんらくちょう(2014年8月 - 2015年3月、Cwave)[25]
  • ANZEN漫才の月曜10時のれんらくちょう(2015年4月 - 2016年7月、Cwave)
  • モーレツ!アイドルKIKEN組(Cwave)
  • ANZEN漫才のカタパン!(ニコニコ動画

劇場アニメ

[編集]

CM

[編集]

ライブ

[編集]
  • 足立区北千住ライブ「みっけぽっこぺ!」
  • 北千住天空劇場無料お笑いライブ
  • 単独ライブ「じゆうちょう」(2011年より定期的に開催)
  • 55☆NEXT!!(浅井企画主催、毎月第1木曜日)
  • お笑いダイナマイトショー(浅井企画主催、年1回)

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ トロフィーにラーメンを入れて食べるシーンに山Pの隣で並んでる。
  2. ^ テーマソング(電気グルーヴ「人間大統領」)の発注が遅れて完成していなかったため。

出典

[編集]
  1. ^ ANZEN漫才 あらぽん [@ARAPONANZEN] (2015年9月5日). "【ANZEN漫才あらぽん・ツイート】". X(旧Twitter)より2023年6月3日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i ANZEN漫才 公式プロフィール - ウェイバックマシン(2024年1月4日アーカイブ分)
  3. ^ まんがライフオリジナル」2018年5月号掲載の吉沢緑時『出没!アダチック天国』のインタビューによると、東京都新宿区内の工業高校に通学していたという。
  4. ^ a b c d e FLASH光文社)2017年2月21日号 ANZEN漫才特集記事より。
  5. ^ a b ANZEN漫才☆アラポン プロフィール(Ameba)より(2016年5月16日閲覧)
  6. ^ あらぽんtwitter 自己紹介(2016年5月16日閲覧)より
  7. ^ a b “みやぞん「じゃないほう」・あらぽんの家について行くドッキリに視聴者感動”. ニュースサイトしらべぇ (株式会社NEWSY). (2017年6月15日). https://sirabee.com/2017/06/15/20161168405/ 2019年5月28日閲覧。 
  8. ^ ANZEN漫才・あらぽん、一般女性との結婚発表 13年の大恋愛実らせる オリコン 2017年8月21日
  9. ^ ANZEN漫才 あらぽん [@araponanzen] (2018年2月5日). "おはよう(^_^) 今日の東京は天気も良くて最高の週始まりですね!他の地域の気になる天気はPON!でも見れます ということで本日PON!出演します!是非ご覧ください。 ナイスマンデー(o´Д`o)ノ゙ 日本テレビ『PON!』". X(旧Twitter)より2019年5月28日閲覧
  10. ^ “ANZEN漫才あらぽんに第1子女児誕生 “よめぽん”に感謝「ホッとしました」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年12月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2179636/full/ 2020年12月18日閲覧。 
  11. ^ a b 日刊ゲンダイ 2017年1月12日 8面「2017新春笑芸人解体新書 第5回 ANZEN漫才」
  12. ^ a b みやぞん、TV初出演は月9だった!主演の山下智久にとんでもない発言を…”. スポーツニッポン (2017年7月24日). 2017年7月27日閲覧。
  13. ^ a b c d 日経エンタテインメント! 2017年5月号『今月のコンテンツガイド』p.93
  14. ^ みやぞん、下積み時代に山下智久をエキストラ扱いする大失敗”. FLASH. 光文社 (2019年7月2日). 2024年4月25日閲覧。
  15. ^ 「歌ネタ王決定戦」準決勝、全97組の出演会場が発表”. お笑いナタリー (2013年4月17日). 2016年5月18日閲覧。
  16. ^ 「歌ネタ王決定戦2015」75組が準決勝進出”. お笑いナタリー (2015年7月10日). 2016年5月18日閲覧。
  17. ^ 「登猿門」グランドチャンピオンはANZEN漫才、歌ネタ王にも意欲”. お笑いナタリー (2015年6月25日). 2016年5月18日閲覧。
  18. ^ みやぞん及びANZEN漫才に関するご報告”. 浅井企画. 2023年12月5日閲覧。
  19. ^ 東京新聞 2016年9月7日 14面「笑う神拾う神」
  20. ^ スッキリ!! 2015年8月11日放送回”. gooテレビ (2015年8月11日). 2016年5月18日閲覧。
  21. ^ コサキン・天海の超発掘!ものまねバラエティー マネもの 2015年3月26日放送回”. gooテレビ (2015年3月26日). 2016年5月18日閲覧。
  22. ^ “関根麻里『PON!』月曜パネラーに就任 婚約発表のあらぽんと隔週出演”. ORICON STYLE. オリコン. (2017年9月30日). https://www.oricon.co.jp/news/2098154/full/ 2017年10月2日閲覧。 
  23. ^ “ANZEN漫才「徹子の部屋」出演、みやぞんのリーゼントに興味津々”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2018年4月6日). https://natalie.mu/owarai/news/276854 2018年10月23日閲覧。 
  24. ^ “ANZEN漫才“徹子さんの部屋”でリクエストに全身全霊応じきる”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2018年4月12日). https://natalie.mu/owarai/news/277746 2018年10月23日閲覧。 
  25. ^ ANZEN漫才の下町ナポリタン (2015年4月21日). “ANZEN漫才の21時のれんらくちょう”. YouTube. 2017年10月4日閲覧。
  26. ^ ANZEN漫才と関根勤「映画クレしん」ゲスト声優、みやぞん「実感沸かない」”. お笑いナタリー (2018年2月16日). 2018年2月16日閲覧。
  27. ^ ANZEN漫才が映画アンパンマン声優に、みやぞん「楽しい気持ちを吹き込みたい」”. お笑いナタリー (2019年3月1日). 2024年11月12日閲覧。
  28. ^ 松平健、「未然奉行」として高齢者詐欺被害防止を啓発”. ORICON NEWS (2017年12月11日). 2024年11月22日閲覧。
  29. ^ ANZEN漫才が炭酸飲料CMでサラリーマン役、CMソングはみやぞんにムチャぶり”. お笑いナタリー (2018年2月22日). 2018年3月22日閲覧。
  30. ^ お笑い芸人みやぞんさん、あらぽんさんが参院静岡補選の投票呼びかけ 「選挙は大事~。私たちのことは私たちで決める~」”. 静岡朝日テレビ (2021年10月8日). 2021年10月29日閲覧。

外部リンク

[編集]