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AFCアジアカップ2019 (予選)・3次予選

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
AFCアジアカップ2019 > AFCアジアカップ2019 (予選) > AFCアジアカップ2019 (予選)・3次予選

このページでは、AFCアジアカップ2019予選における3次予選について示す。

進出チーム

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2次予選の成績により出場するチーム

×印は、成績上は3次予選に出場できるものの実際には出場しないチームを表す(後述)。

2次予選のグループ 2位
(各組2位中下位4チーム)
3位 4位
(各組4位中上位4チーム)
A  パレスチナ
B  ヨルダン  キルギス
C  香港
D  オマーン  トルクメニスタン  グアム×
E  シンガポール  アフガニスタン
F  ベトナム
G  レバノン  クウェート×  ミャンマー
H  北朝鮮  フィリピン  バーレーン


プレーオフの結果出場するチーム

プレーオフIの勝者

プレーオフIIの勝者

代替出場するチーム[1]

  •  ネパール グアムの代替)
    • グアムは資金の問題から3次予選の出場を辞退[2]、これを受けてアジアサッカー連盟はAFCソリダリティーカップ2016優勝チームのネパールを補充チームとすることを同国協会に提示していた[3]
  •  マカオ クウェートの代替)
    • クウェートサッカー協会国際サッカー連盟(FIFA)からの資格停止処分を受けていることについてアジアサッカー連盟は、もし組み合わせ抽選の1か月前(2016年12月18日)までに同協会の資格停止処分が解除されない場合、クウェートは当予選に参加できないと発表した[4]。その後アジアサッカー連盟は12月23日に、この期限を延長し、もし2017年1月11日(次のFIFA評議会の翌日)の時点でクウェートの資格停止処分が解除されるための十分な進展が見られるならばクウェートの予選参加を認め、そうでない場合は他のチームを補充すると発表した[5]。最終的にクウェート代表の参加は認められないこととなり、上述のネパール代表に加え、AFCソリダリティーカップ2016準優勝チームのマカオも3次予選に出場することとされた[6]

シード順

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組み合わせ抽選のシード順は、2017年1月12日に発表される予定のFIFAランキングに基づいて決定される[7]。シード順は以下の通り決定した[1]

試合結果

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勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合
勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する(大会規定第9条参照[8])。
  1. 当該チーム間の対戦による勝点
  2. 当該チーム間の対戦による得失点差
  3. 当該チーム間の対戦による得点数
  4. 当該チーム間の対戦によるアウェーゴール数
  5. ここまでを比較してなお並ぶチームがある場合は、それらのチームのみによって上記の基準で改めて順位付けを行う。それでも順位付けができないチームがある場合は、以下の基準へ進む。
  6. 総得失点差
  7. 総得点
  8. PK戦(2チームのみが並び、かつ最終節で対戦している場合)
  9. イエローカードレッドカードの数による評価
  10. 抽選

グループA

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チーム 出場権
1  インド 6 4 1 1 11 5 +6 13 アジアカップ 1–0 2–2 4–1
2  キルギス 6 4 1 1 14 8 +6 13 2–1 5–1 1–0
3  ミャンマー 6 2 2 2 10 10 0 8 0–1 2–2 1–0
4  マカオ 6 0 0 6 4 16 −12 0 0–2 3–4 0–4
出典:
順位の決定基準: 順位決定方式








グループB

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チーム 出場権
1  レバノン 6 5 1 0 14 4 +10 16 アジアカップ 5–0 2–0 2–1
2  北朝鮮 6 3 2 1 13 10 +3 11 2–2 2–0 4–1
3  香港 6 1 2 3 4 7 −3 5 0–1 1–1 2–0
4  マレーシア 6 0 1 5 5 15 −10 1 1–2 1–4 1–1
出典:
順位の決定基準: 順位決定方式










グループC

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チーム 出場権
1  ヨルダン 6 3 3 0 16 5 +11 12 アジアカップ 1–1 4–1 7–0
2  ベトナム 6 2 4 0 9 3 +6 10 0–0 0–0 5–0
3  アフガニスタン 6 1 3 2 7 10 −3 6 3–3 1–1 2–1
4  カンボジア 6 1 0 5 3 17 −14 3 0–1 1–2 1–0
出典:
順位の決定基準: 順位決定方式









グループD

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チーム 出場権
1  オマーン 6 5 0 1 28 5 +23 15 アジアカップ 1–0 5–0 14–0
2  パレスチナ 6 5 0 1 25 3 +22 15 2–1 8–1 10–0
3  モルディブ 6 2 0 4 11 19 −8 6 1–3 0–3 7–0
4  ブータン 6 0 0 6 2 39 −37 0 2–4 0–2 0–2
出典:
順位の決定基準: 順位決定方式









グループE

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チーム 出場権
1  バーレーン 6 4 1 1 15 3 +12 13 アジアカップ 4–0 5–0 0–0
2  トルクメニスタン 6 3 1 2 9 10 −1 10 1–2 2–1 2–1
3  チャイニーズタイペイ 6 3 0 3 7 12 −5 9 2–1 1–3 1–0
4  シンガポール 6 0 2 4 3 9 −6 2 0–3 1–1 1–2
最終更新はcomTKMteの試合終了時. 出典:
順位の決定基準: 順位決定方式







グループF

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チーム 出場権
1  フィリピン 6 3 3 0 13 8 +5 12 アジアカップ 2–2 2–1 4–1
2  イエメン 6 2 4 0 7 5 +2 10 1–1 2–1 2–1
3  タジキスタン 6 2 1 3 10 9 +1 7 3–4 0–0 3–0
4  ネパール 6 0 2 4 3 11 −8 2 0–0 0–0 1–2
出典:
順位の決定基準: 順位決定方式







脚注

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注釈

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  1. ^ a b キルギス(ホーム)-ミャンマー戦は2017年9月5日ビシュケクスパルタク・スタジアムで実施の予定であったものの、キルギスサッカー連盟が同国政府より、同試合をビシュケクで行うには安全上の問題があると伝えられたことを受けてアジアサッカー連盟に連絡、これを受けてアジアサッカー連盟は試合を延期することを決定した[9]。キルギスサッカー連盟の報道によると、理由は宗教的理由によるテロや暴動の恐れがあることとしており[10]、一部報道ではこれを、当時問題となっているミャンマーのロヒンギャ問題(ロヒンギャにはムスリムが多く、またキルギスにも多い)が理由ではないかとしている[11]。2017年11月24日にAFCは、この試合を2018年3月22日に、中立地で行うと発表した[12](その後同試合は韓国で行うと発表された[13])。
  2. ^ a b c 北朝鮮(ホーム)-マレーシアの試合は、当初は2017年3月28日に開催の予定であったが、マレーシア・クアラルンプールで発生した金正男殺害事件(同年2月13日)を受けて両国間の緊張が高まっていることを受け、3月10日にAFCは同試合を延期すると発表した[14][15]。その後AFCは3月15日付で、同試合の開催日を6月8日に設定した上で、『両国関係が改善しなければ中立国での試合開催地変更を求める』ことを通達、またこれについて北朝鮮から4月14日までにAFCへ回答するよう指示したと発表した[16][17]。2017年5月8日、AFCは同試合を北朝鮮の平壌で開催することを認めると発表した[18]。だが、その後の2017年5月17日にAFCは、朝鮮半島において政治的緊張が高まっていることを受け、同試合を改めて10月5日に延期すると発表した[19]。さらに2017年夏以降の北朝鮮のミサイル発射などにより朝鮮半島の緊張が高まっていることを受け、マレーシア政府が9月28日に自国民の北朝鮮への渡航を当面の間禁止する措置を執ったことを発表[20]。これを受けてAFCは同試合を更に延期することを決め、今後の同試合の扱いについて改めて協議することをリリースした[21]。2017年10月20日にAFCは、この試合を2017年11月10日、マレーシア(ホーム)-北朝鮮の試合を2017年11月13日に、どちらも中立地で行うと発表した[22](その後、タイで開催されることが発表された[23])。
  3. ^ a b c アフガニスタンは紛争のため、ホームゲームを全試合タジキスタンで開催する。
  4. ^ シンガポールが、2017年6月13日にアルゼンチンとの親善試合を予定していたため、当試合の開催日を6月10日に変更することを要望し認められた[24]
  5. ^ a b c イエメンは内戦のため、ホームゲームを全試合カタールで開催する。

出典

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  1. ^ a b Teams for final round of AFC Asian Cup UAE 2019 Qualifiers confirmed”. アジアサッカー連盟 (2017年1月13日). 2017年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月27日閲覧。
  2. ^ Matao Asian Cup campaign officially ends with withdrawal”. グアムサッカー協会 (2016年12月29日). 2017年1月4日閲覧。
  3. ^ Nepal to compete in AFC Asian Cup Qualifiers”. ネパールサッカー協会 (2016年12月27日). 2017年1月4日閲覧。
  4. ^ AFC Competitions Committee recommends new AFC Cup format”. アジアサッカー連盟 (2016年11月25日). 2017年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月27日閲覧。
  5. ^ Deadline for decision on Kuwait's participation extended”. アジアサッカー連盟 (2016年12月23日). 2016年12月23日閲覧。
  6. ^ 2019亞洲盃外圍賽第三圈賽事事宜” (中国語). マカオサッカー協会 (2017年1月13日). 2017年1月13日閲覧。
  7. ^ Жеребьевка отборочного турнира Кубка Азии-2019 перенесена на 23 января — Федерация Футбола Таджикистана” (ロシア語). タジキスタンサッカー連盟 (2016年12月13日). 2017年1月6日閲覧。
  8. ^ COMPETITION REGULATIONS AFC ASIAN CUP UAE 2019” (PDF) (英語). アジアサッカー連盟. 2017年10月13日閲覧。
  9. ^ Kyrgyz Republic-Myanmar AFC Asian Cup 2019 Qualifier postponed”. アジアサッカー連盟 (2017年9月4日). 2017年9月8日閲覧。
  10. ^ Матч Кыргызская Республика – Мьянма отменен” (ロシア語). キルギスサッカー連盟 (2017年9月4日). 2017年10月26日閲覧。
  11. ^ Kyrgyzstan v Myanmar postponed Kygyz PM warns of 'security threat'”. Inside World Football (2017年9月5日). 2017年10月26日閲覧。
  12. ^ AFC Competitions Committee decisions”. アジアサッカー連盟 (2017年11月24日). 2017年12月13日閲覧。
  13. ^ Официально: Матч отборочного раунда Кубка Азии-2019 Кыргызская Республика – Мьянма состоится 22 марта в Южной Корее” (ロシア語). キルギスサッカー連盟 (2018年2月12日). 2018年2月18日閲覧。
  14. ^ アジア杯予選、北朝鮮-マレーシアは延期 金正男氏殺害事件で両国の関係が緊張”. SANSPO.COM. サンケイスポーツ (2017年3月10日). 2017年3月11日閲覧。
  15. ^ AFC postpones DPR Korea and Malaysia match”. アジアサッカー連盟 (2017年3月10日). 2017年3月11日閲覧。
  16. ^ "DPR KOREA – MALAYSIA AFC ASIAN CUP QUALIFIER TO TAKE PLACE ON JUNE 8" (HTML) (Press release) (英語). Asian Football Confederation(アジアサッカー連盟). 15 March 2017. 2017年3月15日閲覧
  17. ^ “6.8北朝鮮-マレーシア戦、会場を中立地で開催へ”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ社. (2017年3月15日). https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/1792619.html 2017年3月15日閲覧。 
  18. ^ Latest on DPR Korea versus Malaysia match”. アジアサッカー連盟 (2017年5月8日). 2017年6月7日閲覧。
  19. ^ AFC postpones DPR Korea v Malaysia Asian Cup Qualifier”. アジアサッカー連盟 (2017年5月17日). 2017年6月7日閲覧。
  20. ^ “マレーシア、北朝鮮への渡航制限 アジアカップまた延期”. アサヒ・コム. 朝日新聞社. (2017年9月28日). http://www.asahi.com/articles/ASK9X5SMPK9XUHBI02C.html 2017年9月28日閲覧。 
  21. ^ "DPR KOREA–MALAYSIA AFC ASIAN CUP 2019 QUALIFYING MATCH POSTPONED" (HTML) (Press release) (英語). アジアサッカー連盟. 28 September 2017. 2017年9月28日閲覧
  22. ^ DPR Korea and Malaysia matches to be played in neutral venue”. アジアサッカー連盟 (2017年10月20日). 2017年10月23日閲覧。
  23. ^ DPR Korea vs Malaysia matches to be played in Thailand”. アジアサッカー連盟 (2017年10月24日). 2017年10月26日閲覧。
  24. ^ Singapore to host Argentina, probably without Messi, at National Stadium in June”. トゥデイ英語版 (2017年3月31日). 2017年6月11日閲覧。

外部リンク

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