ACTミュージック
ACTミュージック | |
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親会社 | ACTミュージック+ヴィジョン |
設立 | 1992年 |
設立者 | シーグフリード・ロッホ |
販売元 | アレグロ・ディストリビューション |
ジャンル | |
国 | ドイツ |
本社所在地 | ミュンヘン |
公式サイト | actmusic |
ACTミュージック(ACT Music、ACT)は、1992年にシーグフリード・ロッホによって設立されたドイツのレコード・レーベル。元々、1988年にロッホとアネット・フンペによって設立された「ACT Music + Video」の一部門である。ACTは、ポップ・ミュージック・レーベルとしてスタートしたが、スタート後すぐに解散した。ロッホはジャズ・レーベルへと切り替え、最初はリバティ、フィリップス、WEAのために録音された音楽を再発した後、新しい録音作品に目を向けていった[1]。
ACTからの最初のリリースは、ヴィンス・メンドーザとアリフ・マーディンによるアルバム『ジャズパナ (Jazzpaña)』で、マイケル・ブレッカー、アル・ディ・メオラ、スティーヴ・カーンがフィーチャーされていた。本作は2つのグラミー賞にノミネートされている。ACTは、2010年から2013年にかけて、ドイツの「エコー・ジャズ (Echo Jazz)」オンライン投票で、4回連続してレーベル・オブ・ザ・イヤーに選ばれた[2]。
レーベル登録名簿
[編集]ACTには、マリウス・ネセット、ブッゲ・ヴェッセルトフト、ラース・ダニエルソン、ヴィクトリア・トルストイ、ヴィジェイ・アイヤー、レシェック・モジジェル、イーロ・ランタラ、ニルス・ラングレン、エスビョルン・スヴェンソン・トリオといったアーティストたちが所属している[3]。
また、エスビョルン・スヴェンソン、リーグモル・グスタフソン、ウルフ・ワケニウスも参加している。他国から契約したアーティストには、ノルウェーのサックス奏者ゲイル・リスネ、トーレ・ブルンボルグ、フロイ・アーグレ、ヴァイオリニストのヘニング・クラゲルド、バンドのイン・ザ・カントリー、デンマークのボーカリストであるセシリア・ノービー、ベルギーのギタリストであるフィリップ・カテリーン、オーストリアのピアニストであるデヴィッド・ヘルボック、フランスのドラマーであるマヌ・カチェがいる。このレーベルのドイツ人ミュージシャンには、クリスチャン・ムースピエル、ヨアヒム・キューン、クリストフ・ラウアー、ヴォルフガング・ハフナー、ミハイル・ウォルニー (2010年のエコー・ジャズ・アワードで最優秀楽器奏者、ピアノ/キーボード賞を受賞) が含まれる[4]。
ACTはグエン・レとユン・サン・ナー(2011年エコー・ジャズ・アワードで国際最優秀歌手賞を受賞)、ヤスパー・ファントフ、サイモン・ナバトフ、パオロ・フレスのレコーディングを行っている[5]。
ディスコグラフィ
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Kennedy, Gary (2002). Kernfeld, Barry. ed. The new Grove dictionary of jazz (2nd ed.). New York: Grove's Dictionaries. p. 11. ISBN 1561592846
- ^ “ACT Story - About ACT - ACT Music”. ACT Music. 26 August 2016閲覧。
- ^ Fordham, John (2012年1月12日). “ACT Records: 'It doesn't happen like this in the corporate world'”. The Guardian. 2015年4月11日閲覧。
- ^ “Jazz Live: Michael Wollny/Tamar Halperin” (ドイツ語). Die Zeit (2014年9月23日). 2015年4月11日閲覧。
- ^ “Ritter Loch vom Orden des Jazz” (ドイツ語). Die Zeit (2010年5月4日). 2015年4月11日閲覧。