アリフ・マーディン
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アリフ・マーディン Arif Mardin | |
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1990年 | |
基本情報 | |
生誕 | 1932年3月15日 |
出身地 | トルコ イスタンブール |
死没 | 2006年6月25日(74歳没) |
ジャンル | ジャズ、ソウル、ロック |
職業 | 音楽プロデューサー、編曲家 |
レーベル | アトランティック |
共同作業者 |
トム・ダウド ジェリー・ウェクスラー アレサ・フランクリン |
アリフ・マーディン(Arif Mardin、1932年3月15日 - 2006年6月25日)は、トルコ人の音楽プロデューサー、編曲家である。
経歴
[編集]1932年3月15日、イスタンブールに生まれる[1]。幼い頃、ピアノのレッスンを受けた[2]。イスタンブール大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、バークリー音楽大学で学んだ[1]。
1969年、ダスティ・スプリングフィールドのアルバム『Dusty in Memphis』をトム・ダウドとジェリー・ウェクスラーとともに手がけた[1]。同年、ソロ・アルバム『Glass Onion』をリリースした[2]。さらにデビューから関わったアヴェレイジ・ホワイト・バンドやビー・ジーズ、アレサ・フランクリン、ヤング・ラスカルズとの仕事で成功を収めた[3]。
その後、ロバータ・フラック、ダニー・ハサウェイ、チャカ・カーン、ダイアナ・ロス、ジョージ・ベンソン、デヴィッド・ボウイ、アニタ・ベイカー、ディオンヌ・ワーウィック、ベット・ミドラー、ローラ・ニーロ、ロッド・スチュワート、クイーン、フィル・コリンズ、ホール&オーツ、スクリッティ・ポリッティなどの多くのプロデュースを手がけ、晩年の作品にはグラミー賞を受賞したノラ・ジョーンズの『Come Away with Me』(2002年)と『Feels Like Home』(2004年)がある[2]。
約1年間にわたる膵癌の闘病生活を経て、2006年6月25日、ニューヨークで死去[4]。74歳没[4]。
主なプロデュース作品
[編集]- アレサ・フランクリン
- 「貴方だけを愛して」(1967年)
- 「レディ・ソウル」(1968年)
- 「アレサ・ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト」(1971年)
- 「ヤング・ギフティッド・アンド・ブラック」(1972年)
- 「愛の嵐」(1989年)
- チャカ・カーン
- 「恋するチャカ」(1978年)
- 「恋のハプニング」(1981年)
- 「I Feel For You」(1984年)
- 「デスティニー」(1986年)
- ラウル・ミドン
- 「State of Mind」
- ジョン・プライン
- 「John Prine」
- ビー・ジーズ
- 「Main Course」
- 「サタデー・ナイト・フィーバー オリジナルサウンドトラック」
- モダン・ジャズ・カルテット
- 「Plastic Dreams」
- スティーブ・グッドマン
- 「Somebody Else's Troubles」
- ウィリー・ネルソン
- 「Shotgun Willie Import」
- ザ・マンハッタン・トランスファー
- 「マンハッタン・トランスファー」
- ダニー・オキーフ
- 「O'Keefe」
- バリー・マニロウ
- 「Tryin to Get the Feeling」
- デヴィッド・ボウイ
- 「ラビリンス 魔王の迷宮 オリジナル・サウンドトラック」
- ロイ・ブキャナン
- 「Street Called Straight」
- ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ
- ヤングラスカルズ
- 「Groovin'」
- ロバータ・フラック
- アニタ・ベイカー
- 「Rhythm of Love」
- ケニー・ランキン
- 「アフター・ザ・ローゼズ」
- ジョージ・ベンソン
- 「In Your Eyes」
- ダスティ・スプリングフィールド「Dusty In Memphis」
- ダニー・ハサウェイ
- 「愛と自由を求めて」
- 「ライヴ」
- 「新しきソウルの光と道」
- ベット・ミドラー
- 「Bette Midler」
- 「For The Boys」
- アヴェレイジ・ホワイト・バンド
- 「AWB」
- 「Cut The Cake」
- ダリル・ホール&ジョン・オーツ
- 「アバンダンド・ランチョネット」
- ローラ・ニーロ
- 「魂の叫び」
- スクリッティ・ポリッティ
- 「キューピッド&サイケ85」(1985年)
- カルチャー・クラブ
- 「フロム・ラクシャリー・トゥ・ハートエイク」(1986年)
- クイーン
- 「ホット・スペース」
- フィル・コリンズ
- 「夜の囁き」
- マリリン・マーティン
- 「Marilyn Martin」
- ハワード・ジョーンズ
- 「One to One」
- ナジー
- 「So Intense Import」
- オフラ・ハザ
- 「Desert Wind」
- リサ・フィッシャー
- 「So Intense」
- ティナ・ターナー、ホイットニー・ヒューストン、シェール、ブランディ
- 「VH1 Divas Live 99」
- ノラ・ジョーンズ
- 「Come Away With Me」
- 「Feels Like Home」
その他の参加作品
[編集]- ロッド・スチュワート
- 「アトランティック・クロッシング」 - ストリングス・アレンジで参加。
- ロバータ・フラック
- 「クヮイエット・ファイア」 - バッキング・ボーカルとアレンジで参加。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『グラス・オニオン』 - Glass Onion (1969年)
- 『ジャーニー』 - Journey (1974年)
コンピレーション・アルバム
[編集]- Groovin': The Genius of Arif Mardin (2007年)
- All My Friends Are Here (2010年)
EP
[編集]- Glass Onion (1969年)
シングル
[編集]- "Evil Companions" b/w "Bee Side" (1968年)
- "The Blue Bull" b/w "Lullaby from Rosemary's Baby" (1968年)
- "Glass Onion" (1969年)
- "Theme from Brother Sun, Sister Moon" (1973年)
受賞
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “Arif Mardin”. The Independent (2006年6月27日). 2016年12月18日閲覧。
- ^ a b c “Arif Mardin”. The Guardian (2006年6月27日). 2016年12月18日閲覧。
- ^ “Arif Mardin, 1932-2006”. Rolling Stone (2006年6月27日). 2016年12月18日閲覧。
- ^ a b “Legendary Producer Arif Mardin Dies”. Billboard (2006年6月26日). 2016年12月18日閲覧。
- ^ “18th Awards”. Grammy. The Recording Academy. 2016年12月18日閲覧。
- ^ “45th Awards”. Grammy. The Recording Academy. 2016年12月18日閲覧。