2016年栃木県知事選挙
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2016年栃木県知事選挙（2016ねんとちぎちじせんきょ）は、2016年（平成28年）11月20日に投票が行われた栃木県知事を選出するための選挙である。
概要
[編集]現職の福田富一の任期満了に伴う選挙。現職の福田に対して、共産党県委員長の小林年治が挑む選挙戦[1]。
選挙データ
[編集]- 選挙事由:任期満了
- 告示日:2016年11月3日
- 投票日:2016年11月20日
- 当日の投票時間帯：午前7時〜午後8時
- 期日前投票:2016年11月4日〜11月19日
- 2016年11月2日現在の県内有権者数:1,654,747名（男性820,842名、女性833,905名）[2]
- キャッチコピー:
- 同日選
- 宇都宮市長選挙（任期満了に伴う選挙、2016年11月13日告示）
立候補者
[編集]2名、届け出順
| 候補者名 | 年齢 | 新旧 | 党派 | 肩書 |
|---|---|---|---|---|
| 福田富一 （ふくだ とみかず） |
63 | 現職 | 無所属[3] | 栃木県知事（現職） 元宇都宮市長 |
| 小林年治 （こばやし としはる） |
64 | 新人 | 無所属[4] | 日本共産党栃木県委員会委員長 |
タイムライン
[編集]- 2016年
政党・団体の対応
[編集]選挙結果
[編集]各候補の得票率
福田富一 (78.63%)
小林年治 (21.37%)
現職の福田が、新人の小林に大差を付けて4期目の当選を果たした[9]。投票率は前回の33.64%を下回り過去3番目に低い33.27%[10]。福田は教育や子育て支援、観光振興など146項目の公約を掲げ、国会議員や県議、首長や各種団体などの支援を受け選挙戦を優位に展開した[9]。一方、小林は県政の転換や安保法制の廃止などを主張したが、塩谷町を除き福田に及ばなかった[9]。
※当日有権者数：1,639,547人 最終投票率：33.27%（前回比：-0.37pts）
| 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 福田富一 | 63 | 無所属 | 現 | 422,544票 | 78.63% | 自由民主党・公明党 |
| 小林年治 | 64 | 無所属 | 新 | 114,814票 | 21.37% | 日本共産党・社会民主党 |
| 市町 | 福田富一 | 小林年治 | ||
|---|---|---|---|---|
| 得票 | % | 得票 | % | |
| 合計 | 422,544 | 78.63% | 114,814 | 21.37% |
| 宇都宮市 | 122,652 | 70.62% | 51,031 | 29.38% |
| 足利市 | 25,419 | 78.39% | 7,008 | 21.61% |
| 栃木市 | 30,118 | 82.62% | 6,337 | 17.38% |
| 佐野市 | 22,936 | 82.68% | 4,806 | 17.32% |
| 鹿沼市 | 20,699 | 84.31% | 3,853 | 15.69% |
| 日光市 | 19,941 | 82.91% | 4,110 | 17.09% |
| 小山市 | 26,228 | 82.02% | 5,748 | 17.98% |
| 真岡市 | 17,717 | 86.20% | 2,836 | 13.80% |
| 大田原市 | 16,154 | 86.65% | 2,488 | 13.35% |
| 矢板市 | 7,159 | 77.37% | 2,094 | 22.63% |
| 那須塩原市 | 23,494 | 82.94% | 4,833 | 17.06% |
| さくら市 | 9,530 | 81.56% | 2,155 | 18.44% |
| 那須烏山市 | 7,918 | 85.60% | 1,332 | 14.40% |
| 下野市 | 12,432 | 80.97% | 2,921 | 19.03% |
| 上三川町 | 6,583 | 84.80% | 1,180 | 15.20% |
| 益子町 | 6,316 | 84.18% | 1,187 | 15.82% |
| 茂木町 | 4,980 | 88.56% | 643 | 11.44% |
| 市貝町 | 3,419 | 86.45% | 536 | 13.55% |
| 芳賀町 | 4,609 | 85.88% | 758 | 14.12% |
| 壬生町 | 9,366 | 84.74% | 1,687 | 15.26% |
| 野木町 | 4,626 | 78.77% | 1,247 | 21.23% |
| 塩谷町 | 1,598 | 39.21% | 2,478 | 60.79% |
| 高根沢町 | 6,758 | 83.81% | 1,305 | 16.19% |
| 那須町 | 6,718 | 82.56% | 1,419 | 17.44% |
| 那珂川町 | 5,174 | 86.29% | 822 | 13.71% |
脚注
[編集]- ^ “継続、転換選択へ 知事選告示2氏届け出 人口減対策など論戦の柱”. 下野新聞: p. 1. (2016年11月4日)
- ^ “前回より2万人増165万4千人 県内有権者”. 下野新聞: p. 5. (2016年11月3日)
- ^ 自由民主党・公明党推薦
- ^ 日本共産党・社会民主党推薦
- ^ “福田知事4選立候補表明 「選ばれる栃木」目指す”. 下野新聞: p. 1. (2016年6月18日)
- ^ “共産小林氏無所属で出馬 民進、独自候補断念の公算”. 下野新聞: p. 1. (2016年10月21日)
- ^ “小林氏推薦を社民県連が決定”. 下野新聞: p. 5. (2016年11月1日)
- ^ “民進、独自候補を断念 自主投票対応の方針”. 下野新聞: p. 1. (2016年10月25日)
- ^ a b c “福田氏知事4選 小林氏の訴え浸透せず 投票率33.27％”. 下野新聞: p. 1. (2016年11月21日)
- ^ “投票率 争点明確化市長選アップ 知事選はワースト3位に”. 下野新聞: p. 2. (2016年11月21日)
- ^ “平成28年栃木県知事選挙開票結果”. www.pref.tochigi.lg.jp. 2022年9月22日閲覧。
外部リンク
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この年6月から18歳選挙権が開始。 この年から参議院の鳥取県・島根県選挙区、徳島県・高知県選挙区が合区。 | |
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