2012年栃木県知事選挙
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2012年栃木県知事選挙(2012ねんとちぎちじせんきょ)は、2012年(平成24年)11月18日に投票が行われた栃木県知事を選出するための選挙である。
概要
[編集]現職の福田富一の任期満了に伴う選挙。現職の福田に対して、共産党公認で前県議の野村節子が挑む選挙戦となった[1]。主な論点は社会保障政策や景気対策、指定廃棄物処分場問題など。
選挙データ
[編集]任期満了
[編集]- 2012年(平成24年)12月8日
告示日
[編集]- 2012年(平成24年)11月1日
執行日
[編集]- 2012年(平成24年)11月18日
同日選挙
[編集]立候補者
[編集]2名、届け出順
立候補者 | 年齢 | 党派 | 現新元 | 肩書き |
---|---|---|---|---|
福田富一 (ふくだ とみかず) |
59 | 無所属 (自民党、公明党 推薦) |
現 | 栃木県知事、元宇都宮市長 |
野村節子 (のむら せつこ) |
59 | 日本共産党 | 新 | 党県委員会副委員長、元県議会議員 |
現職の福田は2012年5月25日に3選を目指し立候補を表明[3]。一方、新人の野村は同年10月4日に立候補を表明[4]。みんなの党と民主党は独自候補の擁立を断念した。
選挙結果
[編集]現職の福田が、新人の野村に大差を付けて3期目の当選を果たした[5]。投票率は過去3番目に低い33.64%[5]。
候補者別の得票数の順位、得票数[6]、得票率、惜敗率、供託金没収概況は以下のようになった。供託金欄のうち「没収」とある候補者は、有効投票総数の10%を下回ったため全額没収された。得票率と惜敗率は未発表のため暫定計算とした(小数3位以下四捨五入)。
順位 | 候補者名 | 党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 供託金 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当選 | 1 | ■福田富一 | 無所属 | 現 | 462,299 | 86.57% | ---- | |
2 | ■野村節子 | 日本共産党 | 新 | 71,700 | 13.43% | 15.50% |
福田は2期8年の実績や人材育成など144項目の公約をアピールし、政党や各種団体などの支援を受け選挙戦を優位に展開した[5]。一方、野村は県政の転換や「脱原発」を主張したが、大差で敗れる結果となった[5]。
脚注
[編集]- ^ “福田県政の8年問う 処分場問題など論戦へ 知事選告示2氏届け出”. 下野新聞: p. 1. (2012年11月2日) 2012年11月2日閲覧。
- ^ “県内の有権者163万2千人”. 下野新聞: p. 5. (2012年11月1日)
- ^ “福田知事3選出馬表明 公約骨子人材育成など7項目”. 下野新聞: p. 1. (2012年5月26日) 2012年10月28日閲覧。
- ^ “共産野村氏が出馬表明 脱原発など公約の柱 現職と選挙戦へ”. 下野新聞: p. 1. (2012年10月5日) 2012年10月28日閲覧。
- ^ a b c d e “福田知事3選 県政の継続県民信任 「脱原発」野村氏に大差 投票率33.64%”. 下野新聞: p. 1. (2012年11月19日) 2012年11月19日閲覧。
- ^ 岐阜県知事選挙(2013年1月27日投票)候補者一覧 - 政治山
- ^ 栃木県選挙管理委員会. “選挙当日有権者数速報”. 2012年11月19日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 栃木県選挙管理委員会. “開票速報(確定)”. 2012年11月19日閲覧。[リンク切れ]