1,2-ジエチルベンゼン
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1,2-ジエチルベンゼン 1,2-Diethylbenzene[1] | |
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別称 o-ジエチルベンゼン | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 135-01-3 |
特性 | |
化学式 | C10H14 |
モル質量 | 134.22 g mol−1 |
外観 | 無色の液体 |
匂い | ベンゼン、トルエンのような芳香族臭 |
融点 |
-31.2 °C, 242 K, -24 °F |
沸点 |
184 °C, 457 K, 363 °F |
水への溶解度 | 71.1 mg/l (25 ℃) |
有機溶媒への溶解度 | エタノール、ジエチルエーテル、アセトン、ベンゼン、リグロイン、四塩化炭素と混合 |
危険性 | |
引火点 | 57 °C (135 °F; 330 K) |
発火点 | 395 °C (743 °F; 668 K) |
関連する物質 | |
関連する位置異性体 | 1,3-ジエチルベンゼン 1,4-ジエチルベンゼン |
関連物質 | o-キシレン 2-エチルトルエン ジビニルベンゼン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
1,2-ジエチルベンゼン(英: 1,2-Diethylbenzene)は、ベンゼン環の1位と2位にエチル基が置換した有機化合物である。化学式はC6H4(C2H5)2で表される。
用途
[編集]イオン交換樹脂の原料や溶媒として使われる。脱水素化するとジビニルベンゼンが得られ、ポリスチレン樹脂の架橋剤に用いられる[1]。
- C6H4(C2H5)2 → C6H4(C2H3)2 + 2H2
日本の消防法では、危険物第4類第二石油類(非水溶性)に該当する。
脚注
[編集]- ^ a b “1,2-ジエチルベンゼン”. 厚生労働省職場のあんぜんサイト (2010年3月31日). 2018年5月20日閲覧。