立山黒部貫光黒部ケーブルカー
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鋼索線 | |
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黒部ケーブルカーの車両 | |
基本情報 | |
通称 | 黒部ケーブルカー |
国 | 日本 |
所在地 | 富山県 |
種類 | 鋼索鉄道(単線2両交走式) |
起点 | 黒部平駅 |
終点 | 黒部湖駅 |
駅数 | 2駅 |
開業 | 1969年7月20日[1][2][3] |
所有者 | 立山黒部貫光 |
運営者 | 立山黒部貫光 |
路線諸元 | |
路線距離 | 828 m[4] |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in)[2][3] |
最大勾配 | 587 ‰(30 ° 24 ′)[3] |
高低差 | 373 m (1,224 ft)[5] |
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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黒部ケーブルカー(くろべケーブルカー)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺黒部平にある立山ロープウェイとの連絡駅の黒部平駅から、黒部ダムの左岸にある黒部湖駅までを結ぶ立山黒部貫光のケーブルカー路線。正式な路線名称は鋼索線(こうさくせん)であるが、同社の立山ケーブルカーと正式名称が重複していることもあり、案内上は用いられていない。立山黒部アルペンルートを構成する交通機関の一つである。
現存する日本の鉄道路線(索道を除く)では、最も標高の高い場所を運行する。雪害を防止するため全区間が地下トンネルを通っている[3]。
路線データ
[編集]運行形態
[編集]所要時間4.5分[4]。概ね40分間隔で運行。冬期は運休する。
車両
[編集]- 汽車製造東京製作所(東京都江東区南砂)製[6]
- 車体:アルミニウム合金(軽量化のため)[6]
- 定員:131人(乗務員1人、立席32人、座席98人)[6]
- 重量:8.8 t (車体4.0 t・台車4.8 t)[6]
- 車輪径:550 mm[6]
全区間地下構造のため、側面から車外への避難ができない[6]。緊急時には前面の非常口から梯子を使用して避難する[6]。
歴史
[編集]前史
[編集]- 1965年(昭和40年)3月31日 - 「立山黒部貫光株式会社の鋼索式地方鉄道敷設免許申請について」を運輸審議会へ諮問[7]
- 1965年(昭和40年)4月30日 - 運輸審議会が「立山黒部貫光株式会社申請の新丸山・黒部ダム左岸間0.7キロの鋼索式地方鉄道の敷設は、免許することが適当である。」と答申[7]
開業後
[編集]駅一覧
[編集]接続路線
[編集]- 黒部湖駅:関電トンネル電気バス黒部ダム駅まで徒歩約15分
- 黒部平駅:立山ロープウェイ
脚注
[編集]- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、18頁。
- ^ a b c d 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.183
- ^ a b c d e f けいてつ協會『知られざる鉄道』日本交通公社〈JTBキャンブックス〉、1997年、106,184頁。ISBN 4-533-02660-5。
- ^ a b c d e 『立山黒部貫光30年史』(1995年10月30日、立山黒部貫光発行)133頁。
- ^ a b c 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳』6号 北信越、新潮社、2008年、p.38
- ^ a b c d e f g 汽車製造『KSK技報』第60号(1969年)新製品紹介「立山黒部貫光株式会社納入 地下ケーブルカー」pp.34 - 35。
- ^ a b 1965年(昭和40年)3月31日運輸省告示第261号「運輸審議会の答申があつた件」