鹿折唐桑駅
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(鹿折駅から転送)
鹿折唐桑駅 | |
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駅外観(2018年12月) | |
ししおりからくわ Shishiorikarakuwa | |
◄内湾入口(八日町) (1.2 km) | |
所在地 | 宮城県気仙沼市新浜町一丁目8-3 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■大船渡線BRT |
キロ程 |
2.2 km(気仙沼起点) 一ノ関から64.2 km |
駅構造 | 地上駅 |
乗車人員 -統計年度- |
12人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 2013年(平成25年)3月2日[* 1] |
備考 | 無人駅 |
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鹿折唐桑駅[** 1] | |
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駅舎(2009年7月) | |
ししおりからくわ Shishiorikarakuwa | |
◄気仙沼 (2.2 km) (5.3 km) 上鹿折► | |
所在地 | 宮城県気仙沼市新浜町一丁目8-3 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■大船渡線 |
キロ程 | 64.2 km(一ノ関起点) |
電報略号 | シシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[2] |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)3月19日[3] |
廃止年月日 | 2020年(令和2年)4月1日[** 2] |
備考 | 無人駅[2] |
鹿折唐桑駅(ししおりからくわえき)は、宮城県気仙沼市新浜町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大船渡線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所である。元々は同社の大船渡線の鉄道駅であった。
歴史
[編集]- 1932年(昭和7年)3月19日:鹿折駅(ししおりえき)として開業[3]。
- 1972年(昭和47年)
- 1986年(昭和61年)11月1日:鹿折唐桑駅に改称[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[3]。
- 2006年(平成18年)9月1日:簡易委託を廃止し、無人化。
- 2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災により営業休止。地震による津波で港から1キロメートル以上離れた同駅周辺に大型漁船「第18共徳丸」(全長約60メートル、総トン数330トン)が打ち上げられた[新聞 1](2013年解体)。
- 2013年(平成25年)3月2日:BRTにより仮復旧。宮城県道34号気仙沼陸前高田線上にBRTの駅を設置。
- 2015年(平成27年)3月14日:当駅周辺のバス専用道の整備に伴い、BRT用の駅舎を旧駅舎のあった場所に整備し駅を移設[報道 1]。
- 2020年(令和2年)4月1日:気仙沼駅 - 盛駅間の鉄道事業廃止により、鉄道駅としては廃駅となる[報道 2][報道 3]。
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東日本大震災による津波で駅(左奥)近くに打ち上げられた「第18共徳丸」
駅構造
[編集]鉄道ホームと線路を撤去して整備した専用道上に、上り下りの乗降場が相対して設置されている。構内は2車線。上り気仙沼行きの乗降場には待合室・トイレが設けられている。
気仙沼駅方面からのBRT専用道の終端であり、盛駅方面は駅前ロータリーを経由して県道と接続している。
また、気仙沼駅前 - 上鹿折駅前間を大船渡線BRTとして運行しているミヤコーバス鹿折金山線の便は県道上の「鹿折唐桑駅前」停留所を発着する。
大船渡線BRTの運行開始時は気仙沼駅 - 当駅間の専用道は整備されておらず、鹿折唐桑駅前停留所と同位置にBRTの駅が設置された。
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BRTのりば(2024年2月)
旧鉄道駅
[編集]震災前は、単式ホーム1面1線を有する地上駅で、駅舎があり、気仙沼駅管理の無人駅であった。
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鉄道時代のホーム(2009年7月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は12人である[BRT 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。なお、2000年度(平成12年度) - 2005年度(平成17年度)は鉄道運行時の統計である。
1日平均乗車人員推移 | |||
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年度 | 鉄道 | BRT | 出典 |
2000年(平成12年) | 69 | 未開業 | [鉄道 1] |
2001年(平成13年) | 61 | [鉄道 2] | |
2002年(平成14年) | 72 | [鉄道 3] | |
2003年(平成15年) | 73 | [鉄道 4] | |
2004年(平成16年) | 70 | [鉄道 5] | |
2005年(平成17年) | 60 | [鉄道 6] | |
2013年(平成25年) | 運休 | 8 | [BRT 2] |
2014年(平成26年) | 7 | [BRT 3] | |
2015年(平成27年) | 12 | [BRT 4] | |
2016年(平成28年) | 12 | [BRT 5] | |
2017年(平成29年) | 7 | [BRT 6] | |
2018年(平成30年) | 8 | [BRT 7] | |
2019年(令和元年) | 8 | [BRT 8] | |
2020年(令和 | 2年)廃止 | 17 | [BRT 9] |
2021年(令和 | 3年)10 | [BRT 10] | |
2022年(令和 | 4年)16 | [BRT 11] | |
2023年(令和 | 5年)12 | [BRT 1] |
駅周辺
[編集]駅周辺一帯は東日本大震災で甚大な被害を受けたが、災害公営住宅や商店街が整備され、県道沿いに商店が立ち並ぶなど、再建が進みつつある。
駅の南に見える丘(陣山)には気仙沼市復興祈念公園が整備された。
- 岩手県交通「鹿折駅前」停留所 - ミヤコーバス「鹿折唐桑駅前」停留所と同位置
- 気仙沼市復興祈念公園
- 宮城県道26号気仙沼唐桑線
- 宮城県道・岩手県道34号気仙沼陸前高田線
- 宮城県道218号大島浪板線
- 鹿折公民館
- 気仙沼信用金庫鹿折支店
- 気仙沼警察署鹿折駐在所[新聞 2]
隣の停留所
[編集]- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■大船渡線BRT
- 盛方面
- □快速・■普通
- 内湾入口(八日町)駅 - 鹿折唐桑駅 - 八幡大橋(東陵高校)駅
- □快速・■普通
- 上鹿折方面*
- 盛方面
かつて存在した鉄道路線
[編集]- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■大船渡線
- 気仙沼駅 - 鹿折唐桑駅 - 上鹿折駅
脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b “日本国有鉄道公示第90号”. 官報. (1986年9月29日)
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、26頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、486頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第537号”. 官報. (1972年1月28日)
- ^ “通報 ●鹿折駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1972年1月28日)
報道発表資料
[編集]- ^ 『BRT ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2015年2月24日 。2015年3月13日閲覧。
- ^ 『気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月31日。オリジナルの2020年2月4日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
- ^ 『鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北運輸局、2020年1月29日。オリジナルの2020年2月1日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
新聞記事
[編集]- ^ 「復興の道ふさぐ被災船 気仙沼だけで20トン16隻」『産経新聞』2011年4月22日。2011年4月30日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 「宮城)被災した4つの駐在所・交番が開所 殉職遺族参列」『朝日新聞』2019年4月4日。2023年6月10日閲覧。
利用状況
[編集]鉄道
[編集]- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
BRT
[編集]- ^ a b “BRT駅別乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年9月17日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月19日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月7日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(鹿折唐桑駅):JR東日本