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千厩駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千厩駅
駅舎(2023年10月)
せんまや
Semmaya
摺沢 (9.2 km)
(3.6 km) 小梨
地図
岩手県一関市千厩町千厩字上駒場15[1]
北緯38度55分27.94秒 東経141度20分44.98秒 / 北緯38.9244278度 東経141.3458278度 / 38.9244278; 141.3458278座標: 北緯38度55分27.94秒 東経141度20分44.98秒 / 北緯38.9244278度 東経141.3458278度 / 38.9244278; 141.3458278
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 大船渡線
キロ程 39.8 km(一ノ関起点)
電報略号 セマ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
156人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1927年昭和2年)7月15日[1]
備考 無人駅[1]
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千厩駅(せんまやえき)は、岩手県一関市千厩町千厩字上駒場[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大船渡線である[2]

歴史

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開業から1928年(昭和3年)9月1日までは終着駅であった。開業当時は駅舎側から順に、貨物積卸用の「貨物一番線」、発送整備車や留置車を収容する「貨物二番線」、上り列車ならびに待避貨車用の「表一番線」、下り列車用の「裏一番線」、解放車や整備車を留置する「裏二番線」のあわせて5線を設けていた[3]。また、駅構内には売店が設けられ、酒や雑貨のほか、和洋紙や当時千厩町の主産業だった煙草などが販売されていた[4]

年表

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅である[2]。駅舎とホームは構内踏切で連絡している。駅舎の事務室部分の大半は保線休憩室に改造され、その際に出札窓口を現在の場所に新設し、出改札業務を兼掌化した。[要出典]

気仙沼駅管理の無人駅である。[要出典]無人化される前までは、JR東日本東北総合サービスが委託する業務委託駅[9]みどりの窓口が設置されていた[7][2]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 大船渡線 上り 一ノ関方面[10]
2 下り 気仙沼方面[10]
  • 2番線は上下両方向に出発信号機があり、折り返し運転が可能。[要出典]
  • 2022年(令和4年)3月12日のダイヤ改正で、朝5時半過ぎに当駅始発の上り列車が設定された[11]

利用状況

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JR東日本によると、1928年度(昭和3年度)- 2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。なお、乗車人員のピークは1967年度(昭和42年度)に記録した1,700人で、乗客総数も62万9114人で最多であった[12]

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
1928年(昭和03年)     193 [4]
1952年(昭和27年)     862 [13]
1953年(昭和28年)     900
1954年(昭和29年)     961
1955年(昭和30年)     932
1956年(昭和31年)     948
1957年(昭和32年)     958
1958年(昭和33年)     1,029
1959年(昭和34年)     1,018
1960年(昭和35年)     1,094
1961年(昭和36年)     1,095
1962年(昭和37年)     1,153
1963年(昭和38年)     1,345
1964年(昭和39年)     1,509
1965年(昭和40年)     1,603 [14]
1966年(昭和41年)     1,678
1967年(昭和42年)     1,700
1968年(昭和43年)     1,634
1969年(昭和44年)     1,582
1970年(昭和45年)     1,530
1971年(昭和46年)     1,402
1972年(昭和47年)     1,294
1973年(昭和48年)     1,216
1974年(昭和49年)     1,165
1975年(昭和50年)     1,130
1976年(昭和51年)     1,093
1977年(昭和52年)     1,018
1978年(昭和53年)     955
1979年(昭和54年)     897
1980年(昭和55年)     874
1981年(昭和56年)     790
1982年(昭和57年)     724 [13]
1983年(昭和58年)     630
1984年(昭和59年)     608
1985年(昭和60年)     569
1986年(昭和61年)     556
1987年(昭和62年)     495
1988年(昭和63年)     474
1989年(平成元年)     480
1990年(平成02年)     456
1991年(平成03年)     503
1992年(平成04年)     444
1993年(平成05年)     427
1994年(平成06年)     399
1995年(平成07年)     380
1996年(平成08年)     406
1997年(平成09年)     370
1998年(平成10年)     321
1999年(平成11年)     322
2000年(平成12年)     318 [利用客数 1]
2001年(平成13年)     326 [利用客数 2]
2002年(平成14年)     314 [利用客数 3]
2003年(平成15年)     307 [利用客数 4]
2004年(平成16年)     297 [利用客数 5]
2005年(平成17年)     295 [利用客数 6]
2006年(平成18年)     309 [利用客数 7]
2007年(平成19年)     292 [利用客数 8]
2008年(平成20年)     305 [利用客数 9]
2009年(平成21年)     292 [利用客数 10]
2010年(平成22年)     288 [利用客数 11]
2011年(平成23年) 非公表
2012年(平成24年) 52 219 272 [利用客数 12]
2013年(平成25年) 51 227 279 [利用客数 13]
2014年(平成26年) 50 207 257 [利用客数 14]
2015年(平成27年) 47 206 254 [利用客数 15]
2016年(平成28年) 40 174 214 [利用客数 16]
2017年(平成29年) 40 167 208 [利用客数 17]
2018年(平成30年) 35 163 199 [利用客数 18]
2019年(令和元年) 29 152 181 [利用客数 19]
2020年(令和02年) 16 147 163 [利用客数 20]
2021年(令和03年) 16 146 163 [利用客数 21]
2022年(令和04年) 16 140 156 [利用客数 22]

駅周辺

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隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
大船渡線
普通
摺沢駅 - 千厩駅 - 小梨駅

脚注

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記事本文

[編集]
  1. ^ a b c d e 駅の情報(千厩駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月31日閲覧。
  2. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、25頁。 
  3. ^ 千厩町史編纂委員会 2000, p. 689.
  4. ^ a b 千厩町史編纂委員会 2000, p. 690.
  5. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、485頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ シリーズ駅大船渡線「Local Station」vol.5」『I-style』第159巻、一関市、2012年5月1日、2面。オリジナルの2012年11月2日時点におけるアーカイブ。2021年11月3日閲覧。
  7. ^ a b c 駅の情報(千厩駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月29日閲覧。
  8. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月11日閲覧 
  9. ^ JR東日本東北総合サービス株式会社が運営する単独受託駅一覧(2023年7月1日現在)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2024年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月29日閲覧。
  10. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(千厩駅)”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月22日閲覧。
  11. ^ 2022年3月ダイヤ改正』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2021年12月17日https://www.jreast.co.jp/press/2021/morioka/20211217_mr01.pdf2024年8月11日閲覧 
  12. ^ 千厩町史編纂委員会 2000, p. 503.
  13. ^ a b 千厩町史編纂委員会 2005, p. 504.
  14. ^ 千厩町企画商工課(編)「緊急レポート大船渡線のゆくえ」『広報せんまや』第299号、1982年6月15日、3頁。 

利用状況

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  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月20日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月14日閲覧。

参考文献

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  • 千厩町史編纂委員会 編『千厩町史 第4巻 近代編』千厩町、2000年7月31日。 
  • 千厩町史編纂委員会 編『千厩町史 第5巻 現代編』千厩町、2005年9月12日。 

関連項目

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外部リンク

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