鶴屋南北戯曲賞
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鶴屋南北戯曲賞(つるやなんぼくぎきょくしょう)は、光文文化財団が主催する、新作戯曲を対象とした文学賞である。受賞者には正賞としてブロンズ像、副賞として賞金200万円が与えられる。選考委員は現役の演劇記者であり、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日経新聞、東京新聞、報知新聞、共同通信から1人ずつ出る。
受賞作一覧
[編集]第1回から第10回
[編集]- 第1回(1998年) - 永井愛『ら抜きの殺意』
- 第2回(1999年) - 野田秀樹 『Right Eye』
- 候補作
- 岩松了 『水の戯れ』
- 岡部耕大 『女傑』
- ケラリーノ・サンドロヴィッチ 『フローズン・ビーチ』
- 竹内銃一郎 『今宵限りは…』
- 別役実 『山猫理髪店』
- 松尾スズキ 『ヘブンズサイン』
- 候補作
- 第3回(2000年) - 三谷幸喜 『マトリョーシカ』
- 第4回(2001年) - マキノノゾミ 『高き彼物』
- 候補作
- 別役実 『最後の晩餐』
- 松尾スズキ 『キレイ』
- ケラリーノ・サンドロヴィッチ 『ナイス・エイジ』
- 斎藤憐 『恋ひ歌─白蓮と龍介』
- 候補作
- 第5回(2002年) - ケラリーノ・サンドロヴィッチ 『室温~夜の音楽~』
- 第6回(2003年) - 井上ひさし 『太鼓たたいて笛ふいて』
- 第7回(2004年) - 唐十郎 『泥人魚』
- 第8回(2005年) - 坂手洋二 『だるまさんがころんだ』
- 候補作
- 鈴木聡 『裸でスキップ』
- 篠原久美子 『ヒトノカケラ』
- 候補作
- 第9回(2006年) - 斎藤憐 『春、忍び難きを』
- 第10回(2007年) - 本谷有希子 『遭難、』
- 候補作
- 青木豪 『エスペラント-教師たちの修学旅行の夜』
- 平田オリザ 『ソウル市民 昭和望郷編』
- 小幡欣治 『喜劇の殿さん』
- 候補作
第11回から第20回
[編集]- 第11回(2008年) - 別役実 『やってきたゴドー』
- 候補作
- 東憲司 『軍鶏307』
- 岩松了 『シェイクスピア・ソナタ』
- 候補作
- 第12回(2009年) - 鄭義信 『焼肉ドラゴン』
- 第13回(2010年) - 小幡欣治『神戸北ホテル』
- 候補作
- 前川知大 『関数ドミノ』『奇ッ怪~小泉八雲から聞いた話』
- 鐘下辰男 『大人の時間』
- 岩松了 『マレーヒルの幻影』
- 候補作
- 第14回(2011年) - 前川知大『プランクトンの踊り場』
- 第15回(2012年) - 鈴木聡『をんな善哉』
- 第16回(2013年) - 川村毅『4 four』、東憲司『泳ぐ機関車…アリフレタ炭鉱町ノ…少年ノ物語…』
- 候補作
- 土田英生 『少しはみ出て殴られた』
- 竹内銃一郎 『満ちる』
- 中島かずき 『シレンとラギ』
- 長田育恵 『青のはて-銀河鉄道前奏曲-』
- 候補作
- 第17回(2014年) - 北村想『グッドバイ』
- 第18回(2015年) - 桑原裕子『痕跡(あとあと)』
- 第19回(2016年) - 長田育恵『蜜柑とユウウツ―茨木のり子異聞―』
- 第20回(2017年) - 蓬莱竜太『母と惑星について、および自転する女たちの記録』
第21回から第30回
[編集]- 第21回(2018年) - 岩松了 『薄い桃色のかたまり』
- 第25回(2022年) - 岡田利規 『未練の幽霊と怪物―『挫波』『敦賀』―』
- 候補作
- 古川健 『帰還不能点』
- 上田久美子 『桜嵐記』
- 内藤裕子 『灯に佇む』
- 横山拓也 『ジャンガリアン』
- 候補作
出典
[編集]- ^ Inc, Natasha. “いじめ問題巡る、畑澤聖悟作「親の顔が見たい」をArt-Lovingが上演”. ステージナタリー. 2021年2月14日閲覧。
- ^ “第23回鶴屋南北戯曲賞は谷賢一「福島三部作」の「1986年:メビウスの輪」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年1月17日) 2020年1月18日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “第24回鶴屋南北戯曲賞、新型コロナウイルスの影響で選考中止に”. ステージナタリー. 2021年2月14日閲覧。
- ^ “鶴屋南北戯曲賞、今年の選考中止 コロナで公演なくなり:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年2月14日閲覧。
- ^ “第26回 鶴屋南北戯曲賞”. www.jpwa.org. 2024年1月19日閲覧。
- ^ “第27回 鶴屋南北戯曲賞”. 日本劇作家協会. 2024年1月19日閲覧。