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雁戸山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鴈戸山から転送)

雁戸山(がんどさん)は、宮城県柴田郡川崎町山形県山形市の境にある山である。雁戸山と南雁戸山(標高1486m)とで双耳峰をなす。

雁戸山
山形市内から撮影した雁戸山
標高 1484.6 m
所在地 日本の旗 日本 宮城県柴田郡川崎町
山形県山形市
位置 北緯38度11分56.4秒 東経140度28分38.7秒 / 北緯38.199000度 東経140.477417度 / 38.199000; 140.477417座標: 北緯38度11分56.4秒 東経140度28分38.7秒 / 北緯38.199000度 東経140.477417度 / 38.199000; 140.477417
山系 奥羽山脈
種類 成層火山
雁戸山の位置(日本内)
雁戸山
雁戸山の位置
プロジェクト 山
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概要

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笹谷峠の南に位置する火山である。蔵王連峰のうち北蔵王と呼ばれる山塊である。東麓にはセントメリースキー場があり、西麓には馬見ヶ崎川に造られた蔵王ダムがある。

雁戸火山

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火山活動時期は約40万年前であり、第四紀火山に分類される。蔵王連峰に属するが、中央蔵王火山に対する寄生火山ではなく、複式火山であり、その活動時期は中央蔵王よりも古い。開析が進んでおり、特に山体の東西ではそれが著しい。そのため火口などの噴火活動の痕跡を見ることはできず、かつての山頂は喪失してしまっているが、山体の南北にはそれぞれ八方平、八丁平と呼ばれる火山性の緩やかな斜面を残し、かつて雁戸山が成層火山であったことが窺い知れる。