風呂本惇子
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風呂本 惇子(ふろもと あつこ、1939年3月12日[1] - )は、日本の英文学者、翻訳家。専門はアメリカ黒人文学、カリブ文学。
人物・ 来歴
[編集]東京生まれ。東京都立大学大学院英文科修了。神戸女子大学助教授、神戸女学院大学教授、奈良女子大学教授、2002年定年退官、城西国際大学教授、2012年退職。 夫は英文学者の風呂本武敏。
著書
[編集]- 『アメリカ黒人文学とフォークロア』(山口書店) 1986.11
共編著
[編集]- 『アメリカ文学とニューオーリンズ』(編著、鷹書房、弓プレス) 2001.10
- 『カリブの風 英語文学とその周辺』 (鷹書房、弓プレス) 2004.10
- 『英語文学とフォークロア 歌、祭り、語り』(松本昇共編、南雲堂フェニックス) 2008.12
- 『新たなるトニ・モリスン その小説世界を拓く』(松本昇,鵜殿えりか,森あおい共編著、金星堂) 2017.3
翻訳
[編集]- 『現代アイルランド短編小説集』(風呂本武敏共訳、公論社) 1978.9
- 『ニャンガの昔話』(ダニエル・ビーブイック,カホンボ・C・マテエネ編、楠瀬佳子共訳、同朋舎出版、アフリカ昔話叢書) 1983
- 『真夜中の太陽 新ミステリーゾーン』(ロッド・サーリング、風呂本武敏共訳、山口書店) 1983.9
- 『アリス・ウォーカー短篇集 愛と苦悩のとき』(アリス・ウォーカー、楠瀬佳子共訳、山口書店) 1985.5
- 『言いわけしないで ビリー・ホリデイの歌』(アレクシス・デヴォー、山田裕康共訳、国文社) 1986.12
- 『ある讃歌』(ポール・マーシャル、山口書店) 1990.5
- 『キンドレッド きずなの招喚』(オクテイヴィア・バトラー、岡地尚弘共訳、山口書店) 1992.1
- のち改題『キンドレッド』(河出文庫) 2021.11
- 『アニー・ジョン』(ジャメイカ・キンケイド、学芸書林) 1993.1
- 『ルーシー』(ジャメイカ・キンケイド、学芸書林) 1993.11
- 『詩人シルヴィア・プラスの生涯』(アン・スティーブンソン、晶文社) 1994.7
- 『愛と哀 アメリカ黒人女性労働史』(ジャクリーン・ジョーンズ、高見恭子,寺山佳代子訳、學藝書林) 1997.5
- 『豹と鞭 ラングストン・ヒューズ詩集』(ラングストン・ヒューズ、古川博巳共訳、国文社) 1998.6
- 『わたしはティチューバ セイラムの黒人魔女』(マリーズ・コンデ、西井のぶ子共訳、新水社、ウイメンズブックス) 1998
- 『風の巻く丘』(マリーズ・コンデ、元木淳子,西井のぶ子共訳、新水社) 2008.12
- 『プラムバン 道徳とは縁のない話』(ジェシー・レドモン・フォーセット監訳、阪口瑞穂,戸田由紀子,柴﨑小百合,井上怜美,藤岡住恵訳、新水社) 2013.4
- 『クローテル 大統領の娘』(ウィリアム・ウェルズ・ブラウン、 松柏社、アメリカ古典大衆小説コレクション) 2015.2
- 『共和国のロマンス』(リディア・マリア・チャイルド監訳、柳楽有里,柴崎小百合,田中千晶,時里祐子,横田由理訳、新水社) 2016.3
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』