風呂本武敏
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風呂本 武敏(ふろもと たけとし、1935年6月9日[1]- )は、日本の英文学者、翻訳家。神戸大学名誉教授。
経歴
[編集]京都府生まれ。1958年京都大学文学部卒。1960年同大学院文学研究科修士課程修了。1961年玉川大学専任講師、1965年神戸大学教養部講師、1968年助教授、1975年教授、1992年国際文化学部教授、1999年定年退官、龍谷大学教授、2000年愛知学院大学文学部教授。2001年退職。
妻は英文学者の風呂本惇子。娘の風呂本佳苗はピアニストで、作家・芦辺拓の妻。
著書
[編集]- 『日米二つのキャンパスから 六甲そしてニューハンプシャー』(神文書院) 1992
- 『アングロ・アイリッシュの文学 ケルトの末裔』(山口書店) 1992
- 『詩ありて友あり』(山口書店) 1993
- 『W・H・オーデンとその仲間たち 1930年代の英国詩ノート』(京都修学社) 1996
- 『半歩の文化論 主にイギリス・アイルランドを中心に』(溪水社) 2002
- 『見えないものを見る力 ケルトの妖精の贈り物』(春風社) 2007
- 『華開く英国モダニズム・ポエトリ』(溪水社) 2017
編著
[編集]- 『ビデオで周遊・スコットランド』(北星堂書店) 1995
- 『ケルトの名残とアイルランド文化』(溪水社) 1999
- 『近・現代的想像力に見られるアイルランド気質』(溪水社) 2000
- 『アングロ・アイリッシュ文学の普遍と特殊』(田村章共編著、大阪教育図書) 2005
- 『テキストとコンテキストをめぐって W・B・イェイツの場合』(英宝社ブックレット) 2006
- 『アイルランド・ケルト文化を学ぶ人のために』(世界思想社) 2009
翻訳
[編集]- 『演説者たち』(W・H・オーデン、国文社) 1977
- 『現代アイルランド短編小説集』(風呂本惇子共訳、公論社) 1978
- 『新年の手紙』(W・H・オーデン、国文社) 1981
- 『真夜中の太陽 新ミステリーゾーン』(ロッド・サーリング、風呂本惇子共訳、山口書店) 1983
- 『しばしの間は』(W・H・オーデン、桜井正一郎共訳、国文社) 1986
- 『創作の場所』(シェイマス・ヒーニー、佐藤容子共訳、国文社) 2001
- 『翻訳とグローバリゼーション 新翻訳事始め』(マイケル・クローニン、穴吹章子,吉村育子,中尾幸子,今村啓子,宮川和子共訳、大阪教育図書) 2010
- 『ショーン・オフェイロン短編小説全集』全4巻(ショーン・オフェイロン、監訳、新水社) 2011 - 2018
- 『現代アイルランド女性作家短編集』(エドナ・オブライアン,メイヴ・ケリー, ジェニファー・ジョンストン,ジュリア・オフェイロン,クレア・ボイラン,メアリー・モリッシー,アン・エンライト,エマ・ドノヒュー、監訳、吉村育子,平敷亮子,団野恵美子,穴吹章子,中尾幸子,今村啓子,桑山孝子訳、新水社) 2016
参考
[編集]- J-GLOBAL
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』