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青木宗也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

青木 宗也(あおき そうや、1923年11月2日 - 1995年11月18日)は、日本法学者労働法)。法学博士法政大学論文博士・1960年)(学位論文「労働条件の労働法学的研究」)。法政大学名誉教授。法政大学元総長。正四位勲二等旭日重光章

略歴・人物

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1923年11月2日、愛知県生まれ。1947年、法政大学法学部法律学科を卒業。法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学1960年、「労働条件の労働法学的研究」で法政大学より法学博士学位を取得[1]。同法学部助教授、教授を務めた。

1979年4月の東京都知事選挙では、社会党・共産党推薦の太田薫の確認母体「明るい革新都政をつくる会」の代表を務めた[2][3]

1984年から1988年まで法政大学総長。1992年、定年退任、名誉教授、大学基準協会理事長。 1995年11月18日死去、72歳。叙正四位勲二等旭日重光章追贈。

著書

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  • 『職場の労働法』労働旬報社 1963
  • 『労働基準法入門』労働旬報社 1966 労旬新書
  • 『時間外労働と労働者の権利 三六協定の理論と実務』労働旬報社 1967 労旬新書
  • 『個別的労働関係法 職場における労働者と労働法』日本評論社 1969
  • 『労働時間法の研究』日本評論社 1971
  • 『職場活動の権利』労働教育事業センター 1973
  • 『労働法』日本評論社 1976
  • 『地方公務員の権利と法理』勁草書房 1980
  • 『大学論 大学「改革」から「大学」改革へ』大学基準協会 1996

共編著

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  • 『就職から失業まで 従業員の法・組合員の法』有泉亨共著 法政大学出版局 1955
  • 『権利のための労働法』秋田成就共著 洸伸社 1961 のち法政大学出版局
  • 『労働条件問答』編 労働旬報社 1968 労旬新書
  • 『労働法 学説・判例 労働団体法』片岡曻共編 法律文化社、1971 学説・判例双書
  • 『労働法 学説・判例労働者保護法』片岡曻共編 法律文化社 1971 学説・判例双書
  • 『転換期における労働組合の権利闘争』沼田稲次郎松岡三郎共編 労働旬報社 1973
  • 『労働基準法講義』秋田成就共編 青林書院新社 1973 青林講義シリーズ
  • 『自治体労働者の権利』中山和久共編 労働旬報社 1974
  • 『労働基準法の基礎』山本吉人共編 青林書院新社 1976 基礎法律学大系
  • 『教育公務員の勤務条件』編 勁草書房 1977 教育法学叢書
  • 『教育の法律相談』兼子仁共編著 総合労働研究所 1977 教育を考えるシリーズ
  • 『労働法の実務相談』竹下英男山本吉人共編著 総合労働研究所 1977
  • 『地方公務員法』室井力共編 日本評論社 1978 別冊法学セミナー
  • 『判例ノート労働法』横井芳弘共編 法学書院 1979
  • 『官公労働法の基礎』中山和久共編 青林書院新社 1980 基礎法律学大系
  • 『司法の反動化と労働基本権』山本博共編 日本評論社 1980
  • 『中小零細企業の労働法』清水洋二共著 日本評論社 1984
  • 『労働関係法』金子征史共著 日本評論社 1990
  • 『大学・短大の自己点検・自己評価』編著 エイデル研究所 1992
  • 『JRにおける労働者の権利』中山和久共編著 日本評論社 1993
  • 『労働基準法』片岡曻共編 青林書院 1994-1995 注解法律学全集
  • 『大学改革と大学評価』編著 大学基準協会 1995 JUAA選書
  • 『大学改革を探る 大学改革に関する全国調査の結果から』示村悦二郎共編著 大学基準協会 1996 JUAA選書

記念論集

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  • 『労働基準法の課題と展望 青木宗也先生還暦記念論文集』日本評論社 1984

脚注

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  1. ^ 労働条件の労働法学的研究 青木宗也”. 国立国会図書館. 2012年7月30日閲覧。
  2. ^ 『朝日新聞』1979年2月23日、21頁、「私もやります '79都知事選」。
  3. ^ 『朝日新聞』1979年2月23日付夕刊、10頁、「学者・文化人・タレント…『応援団』勢ぞろい」。

参考文献

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  • 青木宗也教授略歴・主要著作目録 (青木宗也教授定年退職記念号)「法学志林」1992-03 NAID 40003468449