青山洋一
あおやま よういち 青山 洋一 | |
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ロベリア賞表彰式(2011年6月5日) | |
生誕 |
1964年8月16日(60歳)[1][2] 日本 島根県[1][2] |
出身校 | 島根県立松江農林高等学校中退[1] |
職業 | |
肩書き |
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青山 洋一(あおやま よういち、1964年8月16日[1][2] - )は、日本の実業家、馬主。
東京都渋谷区にある美容サロン最大手の「モッズ・ヘア」などを傘下に置く株式会社エム・エイチ・グループの創業者で、元会長。
経歴
[編集]島根県出身[2]。父親は島根で土木会社を経営していたが、青山が10代後半のときに倒産し、家屋敷を失う。働き始めたものの、20代の前半までに職場を20回以上変える。1987年に同級生の友人と代行運転業を始める。結婚を機に運転代行を辞め、郵便局と地元生産者を結ぶ仲介業をきっかけに、第二電電の代理店業務を始める。1990年株式会社ビー・アイ・ジー・グループを松江市に設立。社名は「いつかビッグになる」という願いから、bigを1文字ずつ読んだもの。1992年には携帯電話販売代理店に移行し、順調に店舗数を伸ばし、1999年には売上高100億に達した。同年、株式店頭公開[4]。その後、新会社設立、買収、売却などを繰り返しながら、不動産、高齢者介護施設など、数多くの事業を展開する。2005年に美容サロンの有名チェーン、モッズ・ヘアを運営するアトリエ・エム・エイチとその関連会社を買収、株式会社エム・エイチ・グループを設立。2009年に同社を吸収合併し、ビー・アイ・ジーからエム・エイチ・グループに社名変更し、会長に就任[5]。
馬主活動
[編集]日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は白、青ダイヤモンド、冠名は現在は特に用いないが、過去の所有馬には「興奮」+冠名を馬名の由来とするエキサイトアルダンがおり、その冠名の由来は「メジロアルダンを好きだったので」としている[6]。
主な所有馬
[編集]GI級競走優勝馬
[編集]重賞競走優勝馬
[編集]斜字は地方重賞。
- シーキングザダイヤ(2004年ニュージーランドトロフィー、アーリントンカップ、兵庫ゴールドトロフィー、2006年日本テレビ盃、2007年彩の国浦和記念、GI級競走2着9回)
- ワンカラット(2009年フィリーズレビュー、2010年函館スプリントステークス、キーンランドカップ)
- フォーエバーマーク(2013年キーンランドカップ)
- ブルーチッパー(2015年スパーキングサマーカップ、東京シンデレラマイル、2016年スパーキングサマーカップ)
- トゥードジボン(2024年関屋記念)
その他の所有馬
[編集]- ボーナスフィーバー(フサイチペガサスの半弟、種牡馬、ブルーチッパーの父)
- ワントゥワン(2018年関屋記念2着、京成杯オータムハンデキャップ2着、富士ステークス2着)
脚注
[編集]- ^ a b c d 『役員四季報』2016年版 エム・エイチ・グループ
- ^ a b c d 週刊競馬ブック 2016年9月19日号
- ^ “役員一覧”. 株式会社ウィルズ. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “ビーアイジーグループ代表 青山洋一の挑戦”. コラム・ちょっと一息. オープンネット株式会社 (2000年2月14日). 2023年2月23日閲覧。
- ^ “クモノス ベースデータ 2011/09/30提出書類”. 2023年2月23日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “エキサイトアルダン”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “シャンパンカラー”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年5月7日閲覧。
参考文献
[編集]- 『週刊競馬ブック』2016年9月19日号「オーナーインタビュー 桜花賞馬ジュエラーがローズSで復帰 青山洋一氏」