雫石駅
雫石駅 | |
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正面口(2024年5月) | |
しずくいし Shizukuishi | |
所在地 | 岩手県岩手郡雫石町10地割[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | クイ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
452人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)6月25日[1][2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■秋田新幹線 |
キロ程 |
16.0 km(盛岡起点) 東京から551.3 km |
◄盛岡 (16.0 km) (24.1 km) 田沢湖► | |
所属路線 | ■田沢湖線 |
キロ程 | 59.6 km(大曲起点) |
◄小岩井 (5.5 km) (2.7 km) 春木場► | |
備考 |
雫石駅(しずくいしえき)は、岩手県岩手郡雫石町[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線の駅である。
当駅は田沢湖線上を走るミニ新幹線である秋田新幹線の停車駅となっており、「こまち」の一部が停車する。盛岡からの田沢湖線普通列車のうち約半数は当駅折り返しとなる。秋田新幹線停車駅で唯一町に所在する駅でもある。 事務管コードは▲210205[3]。
歴史
[編集]- 1921年(大正10年)6月25日:鉄道省橋場軽便線(現・田沢湖線)盛岡駅 - 当駅間開通時に終着駅として開設[2]。
- 1922年(大正11年)
- 1944年(昭和19年)10月1日:不要不急線指定区間の当駅 - 橋場駅間が休止し、再度終着駅化[4]。
- 1964年(昭和39年)9月10日:橋場線当駅 - 赤渕駅間が延伸し、途中駅へ戻る。
- 1966年(昭和41年)10月20日:線路改称を再改定。橋場線が田沢湖線へ編入し、同線の駅となる[2]。
- 1974年(昭和49年)7月20日:貨物取扱を廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱いを廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 1996年(平成8年)7月10日:駅舎改築工事に着手[新聞 1]。
- 1997年(平成9年)
- 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定。
- 2018年(平成30年)4月1日:業務委託化。当駅駅長が廃止され、盛岡駅長管理下となる。
- 2020年(令和2年)3月14日:新幹線eチケットサービスを開始[報道 1]。
- 2021年(令和3年)3月13日:タッチでGo!新幹線のサービスを開始[報道 2][注 1]。
- 2023年(令和5年)5月27日:田沢湖線・盛岡方面においてICカード「Suica」が利用可能となる[報道 3][報道 4]。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][報道 5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅である。橋上駅舎を備える。秋田新幹線列車は原則として1番線に停車し、対向列車との行き違いがある場合は、下り列車は2番線に停車する。田沢湖線普通列車は主に2・3番線より発車するが、1番線から発車する列車もある。折り返し列車は3番線から発車する。
盛岡駅管理の業務委託駅(JR東日本東北総合サービス受託)である。以前は駅長配置の直営駅であり、管理駅として大釜駅 - 赤渕駅間の各駅を管理していた。
改札口には秋田新幹線「新幹線eチケットサービス」「タッチでGo!新幹線」「えきねっとQチケ」用改札機と、田沢湖線用簡易Suica改札機がそれぞれ設置されている。「えきねっとQチケ」を利用する場合は、秋田新幹線では改札機にQRコードをかざす一方、田沢湖線では改札窓口にいる係員へQRコードを提示する必要がある[1]。駅舎は秋田新幹線開通に合わせて雫石町とJR東日本が建設した合築駅舎で、1階に観光案内所・食堂、2階に駅事務室・みどりの窓口・自動券売機・指定席券売機・カフェおよび売店・待合室のほか、駅南北を結ぶ自由通路が設置されている[5][新聞 2]。また、1階には図書室も設置されていた[新聞 2]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■秋田新幹線 ■田沢湖線 |
上り | 盛岡方面[6] |
下り | 田沢湖・角館方面[6] | ||
2 | ■田沢湖線 | 上り | 盛岡方面[6] |
3 | 上り | 盛岡方面[6] | |
下り | 田沢湖・角館方面[6] |
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改札口(2024年5月)
-
ホーム(2024年5月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は452人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
---|---|---|---|---|
年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 771 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 739 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 727 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 706 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 674 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 649 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 631 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 626 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 641 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 633 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 622 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 585 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 155 | 418 | 574 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 156 | 418 | 574 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 142 | 409 | 552 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 152 | 397 | 549 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 149 | 403 | 553 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 144 | 403 | 547 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 142 | 418 | 561 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 134 | 394 | 528 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)72 | 348 | 420 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)75 | 332 | 407 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)93 | 339 | 432 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)119 | 333 | 452 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]- 雫石川
- 岩手県道・秋田県道1号盛岡横手線
- 岩手県道211号雫石停車場線
- 岩手県道212号雫石東八幡平線
- 国道46号(雫石バイパス)
- 雫石町役場
- 雫石郵便局
- 雫石町立雫石小学校
- 岩手県交通盛岡方面バス停
その他
[編集]隣の駅
[編集]かつて存在した路線
[編集]- 鉄道省
- 橋場線
- 小岩井駅 - 雫石駅 - 橋場駅
脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e “駅の情報(雫石駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、496頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 『雫石駅』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 雫石町役場観光商工課. "行政視察資料 雫石銀河ステーション 資料" (PDF). 雫石町. 2020年7月12日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年7月12日閲覧。
- ^ a b c d e “時刻表 雫石駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月23日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ 『「新幹線eチケットサービス」が始まります!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、北海道旅客鉄道、西日本旅客鉄道、2020年2月4日。オリジナルの2020年2月26日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ a b 『タッチでGo!新幹線 サービスエリア拡大について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年11月12日。オリジナルの2020年11月13日時点におけるアーカイブ 。2020年11月13日閲覧。
- ^ 『2023年5月27日(土)北東北3エリアで Suica がデビューします!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社・秋田支社、2022年12月12日。オリジナルの2022年12月12日時点におけるアーカイブ 。2022年12月12日閲覧。
- ^ 『北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について 〜2023年春以降、青森・岩手・秋田の各エリアでSuicaをご利用いただけるようになります〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年4月6日。オリジナルの2021年4月6日時点におけるアーカイブ 。2021年4月6日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月11日閲覧。
新聞記事
[編集]利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(雫石駅):JR東日本