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野毛平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 千葉県 > 成田市 > 野毛平
野毛平
野毛平の位置(千葉県内)
野毛平
野毛平
野毛平の位置
北緯35度47分54.0秒 東経140度20分25.2秒 / 北緯35.798333度 東経140.340333度 / 35.798333; 140.340333
日本の旗 日本
都道府県 千葉県
市町村 成田市
地区 中郷地区
標高
25 m
人口
2017年(平成29年)10月31日現在)[1]
 • 合計 144人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
286-0824[2]
市外局番 0476[3]
ナンバープレート 成田
※座標・標高は野毛平金山共同利用施設付近

野毛平(のげだいら)は、千葉県成田市大字郵便番号286-0824[2]

地理

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北は東和泉、北東は新泉小泉、東は十余三、南東は長田、南は大山久米、南西は東金山、西は赤荻、北西は西和泉に隣接する。

歴史

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域内に取香川低地遺跡縄文時代後期・平安時代)・野毛平・永田遺跡群(縄文時代~平安時代)、野毛平古墳群が分布する[4]

1700年(元禄13年)は幕府領であったが、翌年に佐倉藩領になったと考えられている(石高は300石弱)。ただし、東金山村と共有の東野新田は引き続き幕府領であった[4]

1889年(明治22年)の町村制施行時、遠山村への組換えを請願したが却下され、中郷村に入る[4]。1954年(昭和29年)の昭和の大合併で、成田市に吸収された[4]

新東京国際空港(現・成田国際空港)建設に伴い騒音区域の指定を受け、大半の民家が米塚団地に移転した[注釈 1][4]

世帯数と人口

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2017年(平成29年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
野毛平 55世帯 144人

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6][7]

地域 小学校 中学校
全域 成田市立美郷台小学校 成田市立成田中学校

施設

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  • 野毛平工業団地
  • 野毛平金山共同利用施設
  • 野毛平ライスセンター
  • 鎮守皇神社
  • 野毛平配水場

交通

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鉄道

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同地には鉄道駅はないが、路線バスを利用して京成成田駅に行くことができる。

バス

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野毛平バス停

道路

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脚注

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注釈

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  1. ^ 野毛平の共同利用施設内には移転の経緯などを記した『野毛平集団移転碑』があり、「移転に当り特別のご援助を賜った千葉県、千葉県企業庁、新東京国際空港公団、千葉県土地開発公社、成田市、日本航空株式会社、部落並に東金山区関係各位のご協力に深甚なる敬意を表すると共に、野毛平に生を享け生活を共にした部落民、その生を継ぐ諸賢と共に、この郷土の限りなき発展を念じつつ記念の碑とする」と結ばれている[5]

出典

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  1. ^ a b 住民基本台帳字別人口”. 成田市 (2017年11月16日). 2017年11月29日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月28日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e 成田市立図書館 2011, p. 165.
  5. ^ 成田市立図書館 2011, pp. 40–41, 碑文.
  6. ^ 成田市立小学校通学区域”. 成田市 (2017年3月29日). 2017年11月29日閲覧。
  7. ^ 成田市立中学校通学区域”. 成田市 (2017年4月6日). 2017年11月29日閲覧。
  8. ^ a b 千葉交通 成田営業所管内 路線図、2023年4月16日閲覧

参考文献

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  • 成田市立図書館 編『成田の地名と歴史』成田市、2011年3月。