コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

酔いどれ公爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
酔いどれ公爵
''The Drunken Duke''
作曲 宮川晶
作詞 亀石征一郎
原作 亀石征一郎
上演 1985年4月1日 - 4月29日新宿コマ劇場
テンプレートを表示

酔いどれ公爵』(よいどれこうしゃく、The Drunken Duke )は、日本ミュージカル企画原案演出主演千葉真一1985年4月1日 - 4月29日新宿コマ劇場で上演された[1]

解説

[編集]

千葉真一演出による1981年の『スタントマン物語』、1982年1983年1984年の『ゆかいな海賊大冒険』に続く、ジャパンアクションクラブJACミュージカルの第3作目。『ゆかいな海賊大冒険』はファミリー向けだったのに対して、大人を対象とした作品に仕上げられ、本作はもともと千葉をメインとした三銃士の物語だったが、「JAC メンバーを出演させたいので集団劇にしてほしい」と千葉の要望でフランス革命が加わり、登場人物も増やされている[2]

主なキャストには、革命を主導するロベール公爵に千葉真一、ロベールが隠れ住む居酒屋ダンテの店主であるナタリー・ガルファンに志穂美悦子、ロベールを師と仰ぐナポレオン・ボナパルト真田広之、現体制を維持しようとするオルゴン公爵に田中浩、オルゴンに御輿として担ぎ出されるポルクス王子黒崎輝、ロベールの妻・ジュスティーヌに安奈淳らが配されている。

スタッフ

[編集]

ストーリー

[編集]

1789年、全人口の2%に過ぎない貴族フランス王国を支配していた。一握りの特権階級に圧迫され、民衆の生活は困窮を極めていた。ナポレオン・ボナパルトはロベール公爵著書『暗黒の祭』を読み、これこそ今のフランスが進むべき指標・正しい革命への道だと信じ、ロベールを捜し求め、パリを彷徨っていた。

キャスト

[編集]
主要人物[3]
そのほか[4]
  • 井上清和 : スピンカ
  • 佐久間浩司 : ポアカ
  • 関根大学 : テキーヌ・ボアラ
  • 誠吾大志 : アルマンド
  • 千原麻里 : パスカル・オードレ
  • 小山みゆき : 女剣士 フランソワ・ダニエル
  • 伊野口和也 : ルネ・シャンテ
  • 砂川真吾 : フレール・シャンテ
  • 真矢武 : フェリックス・シャンテ
  • 西田真吾 : アラン・ルルーシュ
  • 佐々木竜馬 : ジュリー・セラン
  • 水本隆司 : ラガークルーゾー
  • 佐藤良平 : アンドレ・カイアット
  • 山本亨 : ニコール・ラブロ
  • 関時男やくざ クートン
  • 崎津隆介 : やくざ デモン
  • 酒井務 : やくざ ビギン
  • 栗原敏 : 革命組織委員 フーロン
  • 澤田祥二 : ネルバー
  • 益田哲夫 : ベルトラン
  • 青木ルースリサ : 侍女 アヌーク・エーメ
  • 藤澤ふゆき : イザベル・アジャーニ
  • 小林陽子 : ブリジッド・オベール
  • 平野美智 : ミレーユ・バラン
  • 田村奈美 : リヴィニール・カリエ
  • 出本夏女 : エルナ
  • 飯田容子 : 王宮掃除係 ファニー・アルダン
  • 森田美樹 : ボギーヌ
  • 澄川真琴 : 靴みがき
  • 三原真 : ホルランド伯爵
  • 原玲子 : エベリーヌ
  • 久保田香織 : 踊る乙女A
  • 高橋利道 : 民衆A
  • 大須賀昭人 : 民衆B
  • 岡元次郎 : バイオリン弾き
  • 稲田龍雄 : オルゴン六剣士A
  • 高良隆志 : オルゴン六剣士B
  • 堤真一 : オルゴン六剣士C
  • 浅利俊博 : 群衆A
  • 諸鍛冶裕太 : 群衆B

脚注

[編集]
  1. ^ 新宿コマ劇場 公園年譜1985年”. 新宿コマ劇場. 2007年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月8日閲覧。
  2. ^ 千葉真一 対談 石崎勝久(演劇評論家)」(パンフレット)『第IV回JACミュージカル 酔いどれ公爵』、新宿コマ・スタジアム、1985年4月1日、27 - 31頁。 
  3. ^ 出演者連名、35頁。
  4. ^ キャスト、21頁。

関連項目

[編集]