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郡市対抗県下一周駅伝大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

郡市対抗県下一周駅伝大会(ぐんしたいこうけんかいっしゅうえきでんたいかい)は、毎年2月中旬に3日間に渡って開催される長崎県の各地区対抗の駅伝大会。主催は長崎新聞社・長崎陸上競技協会。

概要

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長崎県内広域をコースとする駅伝としては1928年(昭和3年)9月16日に開催された「県下青年駅伝競走」がその最初となる。長崎新聞社(現在の長崎新聞社とは別経営)が日曜長崎版の発刊を記念して行ったもので、長崎県庁舎前から雲仙神社前で折り返し長崎新聞社前までの約128kmで12チームにより競われた。

第二次世界大戦後、1952年(昭和27年)に第1回の「県下郡市対抗駅伝」が行われた。長崎民友新聞社と長崎県陸上協会の主催で、佐世保市と長崎市の間93.4kmを7区に分けて競われた。以後、区間の変遷を経て、第30回大会以降はおおむね現在の形態となった。しかし2020年の大会後、コロナの影響で3年開催されず、24年1月26日から28日まで開催された第70回最後の大会で西彼・西海チー厶が優勝した[1]

日程及びコース

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離島と西彼杵郡長与町を除く長崎県下の全市町域を通過する。 2020年の第69回大会では全距離407.3Km、42区間に分かれる。

参加チーム

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2010年の参加チーム(五十音順)。色名はチームカラー。

  • 壱岐(壱岐市)赤白
  • 諫早(諫早市)茶
  • 大村・東彼(大村市・東彼杵郡)柿
  • 五島(五島市南松浦郡)黄緑
  • 佐世保(佐世保市)青
  • 島原半島(島原市・雲仙市・南島原市)桃
  • 西彼・西海(西彼杵郡・西海市)水
  • 長崎(長崎市)赤
  • 対馬(対馬市)黄
  • 平戸(平戸市)紫
  • 北松・松浦(北松浦郡・松浦市)緑

関連項目

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市町村対抗駅伝を行っている他の都道府県

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参考資料

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「長崎県スポーツ史」(1988年、長崎県体育協会長崎県スポーツ史刊行委員会編、長崎県体育協会・長崎新聞社刊)

脚注

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  1. ^ 西彼・西海が有終V! 大会を通じチーム成長…立役者はエース小林 県下一周駅伝・最終日”. 長崎新聞. 2024年1月29日閲覧。
  2. ^ 1日当たりの距離としては、ニューイヤー駅伝(100km)や箱根駅伝(往路107.5km、復路109.6 km)よりも長く、確認できる限りでは国内最長である。

外部リンク

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