西雅雄
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西 雅雄(にし まさお、1896年4月24日 - 1944年4月16日)は、政治活動家。
生涯
[編集]岡山県勝田郡梶並村(現・美作市)出身[1]。高梁中学校(現高梁高等学校)卒。上京して秀英舎の文選工となる。1921年「社会主義研究」の編集主任となり、1922年(第一次)日本共産党に入党、機関誌『マルクス主義』の編集者。のち南満州鉄道勤務、1942年満鉄調査部事件で検挙され、獄死。
著書
[編集]- 英国労働党発達史 白揚社, 1924
- 階級闘争史概論 希望閣, 1927
- 経済学 南宋書院 1927 無産者自由大学
- 最近における階級諸運動 岩波書店, 1933. 日本資本主義発達史講座 第3部 帝国主義日本の現状
翻訳
[編集]- マルクスの生涯と学説 マックス・ベーア 三徳社書房, 1923
- 資本主義経済の没落 オイゲン・ヴァルガ 白揚社, 1924
- 社会主義史 第1-5篇 マツクス・ベーア 白揚社, 1925-1926
- ソヴィエット政権 レーニン著作集 第5巻 レーニン著作集刊行会, 1926
- 家族、私有財産及び国家の起源 リュウィス・エッチ・モルガンの研究に因みて フリードリッヒ・エンゲルス 白揚社 1927 のち岩波文庫
- 組織問題 レーニン 渡部義通共訳 マルクス書房, 1927
- ドイツ農民戦争 エンゲルス 希望閣 1927 マルクスエンゲルス政治論叢書
- 十月革命への道 スターリン 佐野学共訳編 白揚社, 1928. スターリン・ブハーリン著作集
- 唯物史觀 エヌ・ブハーリン 佐野學共編 スターリン・ブハーリン著作集刊行會 1928
- レーニン主義の基礎 佐野学共編 スターリン・ブハーリン著作集刊行会, 1928.6. スターリン・ブハーリン著作集
- レーニン主義の爲の鬪爭 スターリン 佐野學共編 スターリン・ブハーリン著作集刊行會, 1928
- 國際無産階級運動 スターリン,ブハーリン 佐野學共編 白揚社, 1929. スターリン・ブハーリン著作集
- 社會主義建設の爲の鬪爭 スターリン,ブハーリン 佐野學共編 白揚社, 1929. スターリン・ブハーリン著作集
- プロレタリア革命と文化 ブハーリン 佐野學共編 白揚社, 1929. スターリン・ブハーリン著作集
- 報告と討論の結語 スターリン,ブハーリン 佐野学共編 白揚社, 1929.6. スターリン・ブハーリン著作集
- マルクス主義入門 スターリン,ブハーリン 佐野学共訳編 白揚社, 1929. スターリン・ブハーリン著作集
- ロシアに於ける階級闘争と革命 スターリン,ブハーリン 佐野学共編 スターリン・ブハーリン著作集刊行会, 1929.3
- 世界資本主義の現段階 スターリン,ブハーリン 佐野学共編 白揚社 1930.2. スターリン・ブハーリン著作集
- 帝國主義論 ブハーリン 佐野學共編 白揚社, 1930. スターリン・ブハーリン著作集
- 社会主義通史 改訳 ベーア 田畑三四郎共訳. 白揚社, 1932
- レーニン主義の諸問題 第5分册 スターリン 白揚社, 1932. スターリン著作集
- 帝国主義論 ヴァルガ監修 ナウカ社, 1933. コムアカデミア編輯教科書叢書
- 弁証法的唯物論 ザウェルラント 白谷忠三共訳. 白揚社, 1933
- マルクス主義經濟學 第2卷(資本の流通過程) コムアカデミー・レーニングラード支部經濟學研究所編 コフマン監輯 広島定吉,直井武夫共譯. 叢文閣, 1933
- 史学概論 エス・エヌ・ブイコフスキー 白揚社, 1934
- 現物税に就て レーニン 白揚社, 1936. レーニン重要著作集
- ロシアにおける資本主義の発展 レーニン 大山岩雄共訳 1936. 岩波文庫
- 欧洲古代史 唯物史観 白揚社, 1937
- ソヴェート政権の当面の任務 レーニン 白揚社 1937. レーニン重要著作集
- 罷業統計に就いて ニコライ・レーニン 白揚社 1937.6. レーニン重要著作集
- レーニン年譜及著作目録 レーニン 白揚社, 1937. レーニン重要著作集
- 労働組合論 レーニン 白揚社, 1937. レーニン重要著作集
- ゴータ綱領批判 マルクス 1949. 岩波文庫
脚注
[編集]参考
[編集]- 日本人名大事典:[1]