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西田薫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西田 薫
にしだ かおる
生年月日 (1967-04-30) 1967年4月30日(57歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府守口市大日町
出身校 大阪ビジネスカレッジ専門学校(マスコミ広報学科専攻)卒業
日本大学法学部政治経済学科中退
前職 商社員
吉村剛太郎参議院議員秘書
所属政党自由民主党→)
大阪維新の会→)
日本維新の会/大阪維新の会
公式サイト 西田薫 衆議院大阪府第6選挙区支部長 西田薫 衆議院大阪府第6選挙区支部長

選挙区 大阪6区
当選回数 1回
在任期間 2024年10月 - 現職

選挙区 守口市選挙区
当選回数 5回
在任期間 2007年4月30日 - 2024年10月2日

当選回数 1回
在任期間 2003年5月1日 - 2007年3月
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西田 薫(にしだ かおる[1]1967年昭和42年)4月30日[2] - )は、日本政治家日本維新の会所属の衆議院議員(1期)。大阪府議会議員(5期)、守口市議会議員(1期)を務めた。

経歴

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大阪府守口市大日町生まれ[2]。大阪府立守口北高校(現・大阪府立芦間高等学校)、大阪ビジネスカレッジ専門学校(マスコミ広報学科専攻)卒業後、三井物産の関連代理店に勤務[2]1991年オーストラリアへ渡り免税店で勤務[2]。翌年に帰国し、橋本龍太郎衆議院議員の紹介により、吉村剛太郎参議院議員の秘書を10年間務める[2]日本大学法学部[2]政治経済学科を中退[1]

2003年4月、守口市議会議員選挙に立候補し、当選[2]2007年4月、大阪府議会議員選挙に立候補し、当選。以後5期連続当選[2]自由民主党に所属していたが、2010年大阪維新の会の結成に参加した[3]

2023年8月31日、日本維新の会の次期衆院選大阪6区候補予定者を決める予備選が実施され、西田が徳村聡府議を破り候補者に選ばれた[4]

2024年10月27日投開票の第50回衆議院議員総選挙において、西田が公明党前職の伊佐進一らを破り初当選した[5]

人物

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人柄

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  • 2歳の時にタクシーの運転手をしていた父を亡くし[6]、懸命に働く母の後ろ姿が一番の教育だった[2]。しかし当時母子家庭への遺族年金は少なかった[2]。そんな中、元内閣総理大臣・田中角栄の「こんな金額では母子家庭は生活できない」という発言で遺族年金が改定された[2]。西田は「光の当たらないところに光を当てる!まさにこれが政治なんだ。いつか僕も政治家になり、多くの人に光を当てたい」という思いが政治に対する出発点となったと述べている[2]
  • 趣味はラグビー釣り[2]。特技は料理、ヌンチャク[2]

家族

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  • 妻、長女、次女の4人家族である[2]。また文鳥ウサギを飼っている[2](ウサギは2023年に11歳と4ヶ月で亡くなっている[7])。

不祥事・騒動

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  • 2020年5月7日、守口市長の西端勝樹は大阪維新の会に所属する市議4人が新型コロナウイルスに対応する複数の市職員に対し、再三呼び出して事情聴取したり、謝罪を要求するなど行政事務妨害にあたる不適切な活動をしたと主張し、百条委員会設置と議員の処分を申し立て、21日の市議会で設置が可決された。謝罪要求時は当時府議だった西田も立ち会っていたという。維新に所属する市長が維新市議の処分を主張するという事態に対し西端は「緊急対応で職員が疲弊する中、糾弾的な態度を取るなど節度を超えている」と説明した一方、4市議と西田は市の対応に問題があり、問いただしただけと反論した[8][9]。市の申立書によれば西田は同年4月に職員に対し「府か守口市のどちらかがうそをついている」などと強い口調で詰問し、コロナの陽性がわかった職員の周囲にいた職員3人の自宅待機を命令的に求めたほか、上司の謝罪も求めたとされる。8月4日に西田は百条委の証人尋問に出席し、自身が心理的に圧迫したことを否定。一方で自身は厚生労働省のガイドラインなどは確認していないと述べた[10]。9月28日、市議会の百条委員会は4市議と西田が一方的に市の対応を非難したり、謝罪を要求したりしたことが「ハラスメントに該当する」と指摘し、4市議は「辞職勧告相当」とする報告書案を賛成多数で可決した[11][12]
  • 第50回衆議院議員総選挙中の2024年10月24日、西田は他人の後援会名や個人名を許可なく推薦人として記載した選挙はがき約2000枚を有権者に送っていたとして謝罪した。西端前市長の後援会名を記載した42枚のほか、既に亡くなった人など了承を得ていない個人や別の団体名を記したはがきを送っていたという。23日に西端の後援会関係者から事務所に指摘があり、発覚した[13]

脚注

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  1. ^ a b 維新の会メンバー”. 大阪維新の会. 2024年10月30日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 西田薫 衆議院大阪府第6選挙区支部長
  3. ^ “(ルポ激戦区 2024衆院選:2)公明VS.維新、初の全面対決 公明、無党派層支持狙う”. 朝日新聞. (2024年10月22日). https://www.asahi.com/articles/DA3S16064657.html 2024年10月29日閲覧。 
  4. ^ “公明と対決の大阪6区、維新支部長に西田府議”. 産経新聞. (2023年8月31日). https://www.sankei.com/article/20230831-HFTR2QQL6RPD3OL2PNMCNS6C6M/ 2024年10月29日閲覧。 
  5. ^ “大阪の4小選挙区は維新全勝、兵庫は公明 関西6小選挙区の維公対決”. 朝日新聞. (2024年10月27日). https://www.asahi.com/articles/ASSBR2465SBROXIE034M.html 2024年10月29日閲覧。 
  6. ^ 西田薫支部長 衆議院 大阪府第6区選挙区支部長 大阪府議会議員5期目(守口市選出)”. 新企画 とこチャン!チャレンジ 日本維新の会 衆議院新人支部長できるだけ沢山紹介企画. YouTube (2024年8月19日). 2024年10月31日閲覧。
  7. ^ 虹の橋”. 西田薫ブログ (2023年8月4日). 2024年10月30日閲覧。
  8. ^ “コロナ対応職員への不適切活動で百条委 市議が「行政事務妨害」 大阪・守口”. 毎日新聞. (2020年5月21日). https://mainichi.jp/articles/20200521/k00/00m/040/187000c 2024年10月29日閲覧。 
  9. ^ “維新の守口市議4人、市幹部を長時間拘束か 百条委設置”. 朝日新聞. (2020年5月22日). https://www.asahi.com/articles/ASN5P7DZNN5PPPTB003.html 2024年10月29日閲覧。 
  10. ^ “新型コロナ 心理的圧迫を否定 守口市議会、百条委で西田府議 /大阪”. 毎日新聞. (2020年8月5日). https://mainichi.jp/articles/20200805/ddl/k27/040/249000c 2024年10月29日閲覧。 
  11. ^ “維新4市議「辞職勧告相当」 守口市百条委 維新は反発”. 朝日新聞. (2020年9月29日). https://www.asahi.com/articles/ASN9X72CKN9XPPTB006.html 2024年10月29日閲覧。 
  12. ^ 新型コロナウイルスに係る緊急対策遂行中における市議会特定会派・議員による不適切活動に関する調査特別委員会 調査報告書
  13. ^ “他人の後援会や個人名、「推薦人」として許可なく記載・送付…維新・西田氏が謝罪「担当者の事務的ミス」”. 読売新聞. (2024年10月25日). https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20241024-OYO1T50041/ 2024年10月29日閲覧。