コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

西條三恵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西条三恵から転送)
さいじょう みえ
西條 三恵
生年月日 8月6日
出身地 日本の旗 日本 兵庫県神戸市
身長 162cm
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ映画
活動期間 1996年 -
活動内容 1996年:宝塚歌劇団入団、月組配属
2001年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
著名な家族 西条凡児(祖父)
公式サイト 公式ウェブサイト
主な作品
宝塚歌劇
『ブエノスアイレスの風』
『シンデレラ・ロック』
血と砂
備考
宝塚歌劇団卒業生
テンプレートを表示

西條 三恵(さいじょう みえ、8月6日[1] - )は、元宝塚歌劇団月組の娘役[2]

兵庫県神戸市[1]愛徳学園出身[1]。身長162cm[1]。愛称は「みえ」[1]

来歴

[編集]

1994年、宝塚音楽学校入学。

1996年、宝塚歌劇団に82期生として入団[2]。入団時の成績は4番[2]。月組公演「CAN-CANマンハッタン不夜城」で初舞台[2]。その後、月組に配属[2]

1998年の「ブエノスアイレスの風」(ドラマシティ公演)で初ヒロイン[3]。同年の「シンデレラ・ロック」でバウホール公演初ヒロイン[4]

2000年の「ゼンダ城の虜」で新人公演初ヒロイン[5]

2001年11月8日、「血と砂」(バウホール・日本青年館公演)千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2]

人物

[編集]

芸名は祖父・西条凡児に由来する[1]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

[編集]

初舞台

[編集]

月組時代

[編集]
  • 1996年7月、『CAN-CAN』『マンハッタン不夜城』(東京宝塚劇場
  • 1996年9 - 11月、『チェーザレ・ボルジア』 - 新人公演:サンチャ(本役:千ほさち)『プレスティージュ』(宝塚大劇場のみ)
  • 1996年12 - 1997年2月、『バロンの末裔』 - 新人公演:ヘレン(本役:千紘れいか)『グランド・ベル・フォリー』(宝塚大劇場)
  • 1997年2 - 3月、『Non-STOP!!-午前0時に幕は開く-』(バウホール日本青年館
  • 1997年4月、『バロンの末裔』 - 新人公演:ヘレン(本役:千紘れいか)『グランド・ベル・フォリー』(東京宝塚劇場)
  • 1997年6 - 8月、『EL DORADO』(宝塚大劇場) - エストレリャ、新人公演:ルナ(本役:水沢葉月
  • 1997年8 - 9月、『FAKE LOVE』(バウホール・日本青年館・愛知厚生年金会館) - ナディーヌ
  • 1997年11月、『EL DORADO』(東京宝塚劇場) - エストレリャ、新人公演:コンチータ(本役:水沢葉月)
  • 1997年12月、『Alas』(ドラマシティ)
  • 1998年2 - 7月、『WEST SIDE STORY』 - 新人公演:アニタ(本役:樹里咲穂
  • 1998年8月、『ブエノスアイレスの風』(ドラマシティ) - イサベラ ヒロイン[3]
  • 1998年9 - 10月、『黒い瞳』 - パラーシカ、新人公演:エカテリーナII世(本役:千紘れいか)『ル・ボレロ・ルージュ』(宝塚大劇場)
  • 1998年11 - 12月、『シンデレラ・ロック』(バウホール) - マドンナ・キャリー バウ初ヒロイン[4]
  • 1999年1 - 2月、『黒い瞳』 - パラーシカ、新人公演:エカテリーナII世(本役:千紘れいか)『ル・ボレロ・ルージュ』(1000days劇場
  • 1999年3 - 4月、『うたかたの恋』 - オフィーリアミリオン・ドリームズ』(全国ツアー)
  • 1999年5 - 6月、『螺旋のオルフェ』 - ミア『ノバ・ボサ・ノバ』 - ラービオス、新人公演:ブリーザ(本役:千紘れいか)(宝塚大劇場)
  • 1999年7月、『ブエノスアイレスの風』(神戸国際会館・日本青年館) - イサベラ
  • 1999年8 - 9月、『螺旋のオルフェ』 - ミア『ノバ・ボサ・ノバ』 - ラービオス、新人公演:ブリーザ(本役:千紘れいか)(1000days劇場)
  • 1999年10 - 11月、第1回中国公演『夢幻花絵巻』『ブラボー!タカラヅカ』(北京上海[6]
  • 1999年11 - 12月、『うたかたの恋』 - ステファニー皇太子妃『ブラボー!タカラヅカ』(全国ツアー)
  • 2000年2 - 4月、『LUNA』 - イブ、新人公演:イレーネ(本役:千紘れいか)『BLUE・MOON・BLUE』(宝塚大劇場のみ)
  • 2000年6 - 7月、ベルリン公演『宝塚 雪・月・花』『サンライズ・タカラヅカ』(フリードリッヒシュタット・パラスト劇場)[7]
  • 2000年8月、『LUNA』 - イブ『BLUE・MOON・BLUE』(博多座
  • 2000年9 - 11月、『ゼンダ城の虜』 - 新人公演:フラビア姫(本役:檀れい)『ジャズマニア』(宝塚大劇場のみ) 新人公演初ヒロイン[5]
  • 2001年1 - 2月、『いますみれ花咲く』『愛のソナタ』 - マルガレーテ、新人公演:マリー・テレーズ(本役:美々杏里)(東京宝塚劇場
  • 2001年3月、『Practical Joke(ワルフザケ)』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - カレン・ロバーツ
  • 2001年5 - 7月、『愛のソナタ』 - マルガレーテ、新人公演:マリー・テレーズ(本役:美々杏里)『ESP!!』(宝塚大劇場)
  • 2001年8 - 9月、『大海賊』 - アン、新人公演:エルザ/アナ(本役:美々杏里)『ジャズマニア』(東京宝塚劇場のみ)
  • 2001年10 - 11月、『血と砂』(バウホール・日本青年館) - ドンニャ・ソル 退団公演[2]

出演イベント

[編集]
  • 1996年11月、久世星佳ディナーショー『ILLUSION-クリスタルと鏡の中の幻影』
  • 1997年3月、久世星佳ディナーショー『ILLUSION-クリスタルと鏡の中の幻影』
  • 1997年7月、第三回『アキコ・カンダレッスン発表会』
  • 1999年5月、'99TCAスペシャル『ハロー!ワンダフル・タイム』
  • 2000年9月、TCAスペシャル2000『KING OF REVUE』
  • 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
  • 2001年7月、『月組エンカレッジ・コンサート

宝塚歌劇団退団後の主な活動

[編集]

舞台

[編集]
  • 2002年9月5日 - 9月18日『新版・四谷怪談 左眼の恋』(築地本願寺ブディストホール/梅田・HEP HALL)
  • 2002年12月20日 - 2003年1月31日、『Shoes On!4』
  • 2004年5月19日 - 5月23日、音楽と劇『暴力と夜、雨の中で』(築地本願寺ブディストホール)
  • 2005年2月9日 - 2月13日、渡辺正行プロデュース『LDK〜ラストダンスはキッチンで〜』

テレビ

[編集]

2002年

2003年

2004年

  • 3月29日 - 9月25日、NHK 連続テレビ小説天花』大町量子
  • 7月23日、フジテレビ 金曜エンタテイメント『しあわせギフトお届け人(2)青野大洋 杜の都の事件帖』塚本千夏
  • 10月16日、テレビ朝日 土曜ワイド劇場 和久峻三ミステリー『新・赤かぶ検事奮戦記16 飛騨高山〜能登和倉 喪服の似合う人妻の秘密』
  • 12月1日、NHK『福祉ネットワーク』『めざせ介護の達人』

2005年

  • 8月13日、テレビ朝日 土曜ワイド劇場 和久峻三ミステリー『新・赤かぶ検事奮戦記17 飛騨高山〜京都〜黒部、死体なき殺人!内部告発者の妻は危険な香り』

映画

[編集]
  • 2003年『秋聲旅日記』
  • 2005年2月11日、『シベリア超特急5』謎の美人武道家のヒロイン・佐伯佳子

受賞歴

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2001年度版』 阪急コーポレーション、2001年、66頁。ISBN 4-89485-053-2
  2. ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 108.
  3. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 246.
  4. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 235.
  5. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 311.
  6. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 334.
  7. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 335.
  8. ^ 100年史(人物) 2014, p. 52.

参考文献

[編集]
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク

[編集]