チェーザレ・ボルジア -野望の軌跡-
表示
『チェーザレ・ボルジア -野望の軌跡-』(チェーザレ・ボルジア やぼうのきせき)は、宝塚歌劇団によって制作されたミュージカル作品。月組[1][2]公演。形式名は「ミュージカル・ロマン」[1][2]。宝塚における本公演と全国ツアーは18場[1][2]。
作・演出は柴田侑宏[1][2]。宝塚における本公演と全国ツアーの併演作品は『プレスティージュ』[1][2]。
公演期間と公演場所
[編集]全国ツアーの公演場所
[編集]- 9月13日・14日 広島郵便貯金会館[2]
- 9月15日 ふくやま芸術文化ホール[2]
- 9月17日・18日 静岡市民文化会館[2]
- 9月20日・21日 仙台・イズミティ21[2]
- 9月23日 市川市文化会館[2]
- 9月24日 川口総合文化センター[2]
- 9月26日 富山市芸術文化ホール[2]
- 9月27日・28日 石川厚生年金会館[2]
- 9月30日・10月1日 香川県県民ホール[2]
- 10月3日 九州厚生年金会館[2]
- 10月4日 福岡市民会館[2]
- 10月5日 佐賀市民会館[2]
- 10月7日 鹿児島県民文化センター[2]
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]参考。
ルネサンス期、15世紀から16世紀初頭にかけて、初めてイタリア統一の野望を抱いた一人の若者、チェーザレ・ボルジアがいた。父である法王の教会勢力を背景に、妹のクレツィアを戦略結婚に利用し、自分の王国を創り上げようとして、遂には果たせなかった男の夢と野望を描いた。
スタッフ
[編集]- 作曲・編曲:吉崎憲治
- 編曲:宮原透
- 音楽指揮:岡田良機
- 振付・演出協力:尚すみれ
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:任田幾英
- 照明:勝柴次朗
- 音響:加門清邦
- 小道具:万波一重
- 効果:切江勝
- 歌唱指導:前田繁実
- 演出助手:藤井大介/植田景子/大野拓史
- 装置補:新宮有紀
- 衣装補:田口美香
- 舞台進行:恵見和弘
- 演奏:宝塚管弦楽団
- 制作:佐分孝
- 衣装生地提供:ミカレディ株式会社
- 参考文献:塩野七生・著「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」(新潮社刊)
特別出演(宝塚・本公演)
[編集]主な配役
[編集]宝塚
[編集]()は新人公演。
- チェーザレ・ボルジア - 久世星佳(成瀬こうき)[1]
- ペロッド・カルデス - 久世星佳[1]
- ルクレツィア - 風花舞(水沢葉月)[1]
- マキャヴェリ - 真琴つばさ(大空祐飛)[1]
- ルイ12世 - 姿月あさと(水夏希)[1]
- ドン・ミケロット - 汐風幸(大和悠河)[1]
- アレッサンドロ6世 - 箙かおる(樹里咲穂)[1]
- カテリーナ - 夏河ゆら(檀れい)[1]
全国ツアー
[編集]- チェーザレ・ボルジア - 真琴つばさ[2]
- ルクレツィア - 風花舞[2]
- マキャヴェリ - 汐風幸[2]
- ルイ12世 - 成瀬こうき[2]
- アレッサンドロ6世 - 汝鳥伶[2]
- ドン・ミケロット - 大空祐飛[2]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。