西大塚駅
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西大塚駅 | |
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駅舎 | |
にしおおつか NISHI-ŌTSUKA | |
◄梨郷 (3.5 km) (1.9 km) 今泉► | |
所在地 | 山形県東置賜郡川西町大字西大塚 |
所属事業者 | 山形鉄道 |
所属路線 | ■フラワー長井線 |
キロ程 | 10.3 km(赤湯起点) |
電報略号 | ニオ←ニヲ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
18人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)11月15日[1] |
備考 | 無人駅 |
西大塚駅(にしおおつかえき)は、山形県東置賜郡川西町大字西大塚にある山形鉄道フラワー長井線の駅である。川西町では唯一の山形鉄道の駅である。
歴史
[編集]- 1914年(大正3年)11月15日:長井軽便線梨郷 - 長井間開通と共に開業[1]。
- 1961年(昭和36年)6月10日:貨物取扱廃止[1]。
- 1971年(昭和46年)10月1日:荷物扱い廃止[2]。無人駅となる[3]。ただし、翌年3月31日までは(日曜・祝日を除く)6時から15時半まで旅客扱い要員を1名配置する[4]。
- 1972年(昭和47年)7月1日:簡易委託駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[1]。
- 1988年(昭和63年)10月25日:山形鉄道へ移管[1]。
- 1999年(平成11年)4月1日:簡易委託廃止。
- 2015年(平成27年)8月4日:駅本屋及びプラットホームが登録有形文化財に登録される[6]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線の地上駅である。駅舎の脇には切欠きホームがあり、かつては荒砥方面から分岐した側線がここに入っており貨物用に使用されていたが線路は撤去されている。
駅舎は国鉄時代からの古い木造駅舎で長井線では標準形のものにあたる。古くは時庭駅や梨郷駅などにも同型のものがあったが改築され、いまやフラワー長井線内で木造駅舎を見ることは少なくなった。
以前は委託駅であったが、1999年(平成11年)の4月1日からは完全な無人駅となっている。
利用状況
[編集]1日平均乗車人員は下記の通りである。
乗車人員推移 | |
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年度 | 一日平均乗車人員 |
1997 | 35 |
1998 | 32 |
1999 | 32 |
2000 | 33 |
2001 | 31 |
2002 | 30 |
2003 | 28 |
2004 | 29 |
2005 | 27 |
2006 | 25 |
2007 | 25 |
2008 | 25 |
2009 | 22 |
2010 | 23 |
2011 | 23 |
2012 | 22 |
2013 | 20 |
2014 | 19 |
2015 | 18 |
2016 | 18 |
2017 | 18 |
駅周辺
[編集]長井市・南陽市・川西町三者の境界に近い。田園地帯であるが比較的人家があるほうである。
その他
[編集]- ゲーム「さくら、咲きました。」に当駅が美春駅として登場する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、545頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第401号」『官報』1971年10月1日。
- ^ 「通報 ●鯉川駅ほか29駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月1日、11面。
- ^ 「営業体制近代化」『交通新聞』交通協力会、1971年10月5日、1面。
- ^ 「一日から五駅の簡易乗車券発売を委託」『交通新聞』交通協力会、1972年6月29日、1面。
- ^ 山形鉄道フラワー長井線西大塚駅本屋及びプラットホーム(2015年〈平成27年〉8月4日指定、登録有形文化財)、国指定文化財等データベース(文化庁) 2021年12月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅別時刻表:西大塚駅 - 山形鉄道
- 山形鉄道駅舎今昔物語 西大塚駅 - 山形鉄道
- 山形鉄道フラワー長井線西大塚駅本屋及びプラットホーム - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- 動画で見るニッポンみちしる 西大塚駅 - NHKアーカイブス